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沖縄県でNIPT(新型出生前診断)を受けられる病院・クリニックの一覧

目次

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NIPT新型出生前診断)とは、妊娠9週目以降(ミネルバクリニックでは6週以降)受けられる、お腹の中の赤ちゃんの染色体異常や微小欠検査、性染色体検査やその他の遺伝子異常の確率を調べることのできる検査です。

また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。

NIPTが普及した背景

日本で生まれる赤ちゃんの3%はなんらかの先天異常を持って生まれてきます。

高齢出産率が高まる現在、35歳以上のお母さんから生まれた赤ちゃんは、染色体異常などのなんらかのリスクを背負っている確率が高く、生まれる前から赤ちゃんの健康状態を気にかける人の割合は増えています。

沖縄県でNIPTを受けられる医院一覧

沖縄県でNIPTを実施している医院を調査しました。
ご自宅から通える範囲にあるか、受けたい検査を受けられるかどうかなど確認してみてください。

横にスクロールしてご覧ください
施設名認証/ 非認証提携先検査
可能
専門遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失性別結果
まで
住所電話番号
沖縄県立中部病院認証施設妊娠10週〜遺伝15万円〜1~2週間沖縄県うるま市宮里281098-973-4111
琉球大学病院認証施設妊娠10週〜遺伝14万4,000円〜1~2週間中頭郡西原町
字上原207番地
098-895-333
かみや⺟と⼦のクリニック認証施設妊娠10週〜遺伝11万円1~2週間沖縄県糸満市
阿波根1552-2
098-995-3511
表参道スキンクリニック沖縄院非認証施設青山ラジュボー
クリニック
妊娠10週〜美容8万円〜最短6日
平均10日
沖縄県那覇市松尾2丁目8−1
ドン・キホーテ那覇
国際通り店 5階
0120-383-790
エムスキンクリニック非認証施設平石クリニック妊娠6週〜美容18万円〜最短6日沖縄県那覇市
おもろまち4-9-10
ブギービル3階
0120-777-923
ジョウクリニック 那覇院非認証施設平石クリニック妊娠6週〜美容18万円〜最短6日沖縄県那覇市牧志2-18-7
共伸産業ビル5階
098-867-6060
東京美容外科 沖縄院非認証施設DNA先進医療妊娠9週〜美容18万円〜最短6日沖縄県那覇市天久
1-8-9 SR天久1F
0120-658-958
NIPTクリニック 那覇院非認証施設DNA先進医療妊娠6週〜18万円〜最短3日沖縄県那覇市

沖縄県立中部病院(認証施設)

遺伝カウンセリング及びNIPTは通常診療と別時間で実施します。料金は15万円からで、1~2週間で結果が出ます。
夫婦同伴必須で、年齢制限があります。羊水検査になった場合は全額を保証してくれます。

住所 沖縄県うるま市宮里281
アクセス こちら
Tel 098-973-4111
予約 ・既に中部病院を受診中ならば、担当医へ相談。
・院外からの相談の場合は、中部病院の地域医療連携室まで連絡をする
検査内容 13、18、21トリソミー
料金 15万円~
結果まで 1~2週間
URL こちら

琉球大学病院(認証施設)

10~14週の間に予約をして検査を受けます。夫婦同伴が必須です。
料金はNIPTカウンセリングのみで17万600円、検査を含めると14万4,400円で、この費用には羊水検査費が含まれます。

住所 中頭郡西原町字上原207番地
アクセス こちら
Tel 098-895-3331
予約 ・琉球大学病院通院中の方は担当医に相談
・ 他院通院中の方は琉球大学病院の産科外来まで連絡
検査内容 13、18、21トリソミー
料金 NIPTカウンセリングのみ 1万7,600円
NIPTカウンセリング+検査料 14万4,400円
羊水検査費用含む
結果まで 約2週間
URL こちら

かみや⺟と⼦のクリニック(認証施設)

遺伝カウンセリング料と超音波検査料が別途で1万円かかります。
結果が陽性だった場合は、かみや母と子のクリニックでの羊水染色体検査料はすべて無料です。また、結果が陽性後に自然流産となった場合は、絨毛染色体検査料も無料となります。

住所 沖縄県糸満市阿波根 1552-2
アクセス 琉球バス 阿波根バス停下車(約徒歩3分)
那覇から車で約20分
Tel 098-995-3511
予約 通院中の方は医師へ相談
院外から予約できるのは近隣の友愛医療センター・南部徳洲会病院・空の森クリニックで分娩予定の方
検査内容 13、18、21トリソミー
料金 11万円
結果まで 2週間程度
URL こちら

表参道スキンクリニック沖縄院(非認証施設)

手軽にNIPTを受けられるようにとミニマムプランが用意されており、8万円(税込8.8万円)から検査が可能です。
来院前でも検査後でも、認定遺伝カウンセラーによる無料相談を受けられます。

住所 沖縄県那覇市松尾2丁目8−19 ドン・キホーテ那覇国際通り店 5階
アクセス ゆいレール「牧志駅」から徒歩7分
ゆいレール「美栄橋駅」から徒歩7分
Tel 0120-383-790
予約 電話、Webより予約可能
検査内容 ・13,18,21染色体基本検査
・全染色体
微小欠失
・胎児の性別
料金 ミニマムプラン8万円
(A)シンプルプラン12万円
(B)スタンダードプラン15万円
(C)フルセットプラン17万円
結果まで 最短6日、平均10日程度
URL こちら

エムスキンクリニック(非認証施設)

顧客満足度4年連続95%以上の平石クリニックと連携しています。
検査には3つのプランがあり、基本プランは18万円からです。認定遺伝カウンセラーが在籍していて検査前後、何度も無料で相談できるうえに 検査後のフォローも充実しています。
検査結果が陽性の場合、羊水検査費用は全額負担してくれて、双子の検査も可能です。

住所 沖縄県那覇市おもろまち4-9-10 ブギービル3階
アクセス こちら
Tel 0120-777-923
予約 電話およびWeb
検査内容 ・13,18,21染色体基本検査
・全染色体
・微小欠失
・胎児の性別
料金 18万円~
結果まで 最短6日
URL こちら

ジョウクリニック 那覇院(非認証施設)

顧客満足度4年連続95%以上の平石クリニックと連携しています。
検査には3つのプランがあり、基本プランで18万円、全染色体検査で21万円、微小欠失検査で23万円です。認定遺伝カウンセラーが在籍していて検査前後、何度も無料で相談できるうえに 検査後のフォローも充実しています。
検査結果が陽性の場合、羊水検査費用は全額負担してくれて、双子の検査も可能です。

住所 沖縄県那覇市牧志2-18-7 共伸産業ビル5階
アクセス こちら
Tel 098-867-6060
予約 電話およびWeb
検査内容 ・13,18,21染色体基本検査
・全染色体
・微小欠失
・胎児の性別
料金 18万〜23万円
結果まで 最短6日
URL こちら

東京美容外科 沖縄院(非認証施設)

DNA先進医療の提携院です。 検査結果が陽性の場合、羊水検査費用は全額負担、双子の検査も可能です。

住所 沖縄県那覇市天久1-8-9 SR天久1F
アクセス こちら
Tel 0120-658-958
予約 電話およびWeb
検査内容 ・13,18,21染色体基本検査
・全染色体
・微小欠失
・胎児の性別
料金 18万円〜
結果まで 最短6日
URL こちら

NIPTクリニック 那覇院(非認証施設)

DNA先進医療と提携しています。
検査には3つのプランがあり、基本プランで18万円〜です。陽性の場合羊水検査または絨毛検査の全額費用補助があり、追加の費用は発生しません。当日検査も可能です。

住所 沖縄県那覇市
アクセス 沖縄都市モノレール美栄橋駅より徒歩1分
Tel 0120-330-987
予約 電話およびWeb
検査内容 ・13,18,21染色体基本検査
・全染色体
・微小欠失
・胎児の性別
料金 18万円~
結果まで 最短3日
URL こちら

認証施設と非認証施設の違い

認証施設とは出生前検査認証制度等運営委員会が2022年2月に公表した「NIPT 等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針」に記載されている条件を満たした施設です。
一方、非認証施設は、委員会には認証されていない施設となります。非認証と聞くと違法なのかと思われるかもしれませんが、決して違法ということではなく検査の精度も変わりません。認証施設と非認証施設の違いは以下のとおりです。

認証施設とは

認証施設には基幹施設と連携施設があります。基幹施設は、産婦人科専門医と小児科専門医師が常時勤務していることが必要で、この医師のどちらかが臨床遺伝専門医の資格を有していなければなりません。
また、医師以外の認定遺伝カウンセラーもしくは遺伝看護専門看護師が在籍していることが望ましいとされるなど、人的環境が整っていることが求められます。
一方で、連携施設にはこういった決まりはなく、産婦人科専門医の常駐を必須としているのみです。そのため、陽性であった場合に連携施設での出産は難しくなります。
また、検査結果が陽性であった場合の確定検査は必ず基幹施設で行わなければなりません。検査の結果によっては基幹施設へ行かなければならないということも踏まえたうえで、施設ラビを検討するとよいでしょう。
認証施設では、検査の精度が十分に検証されている21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー13トリソミーの3つを調べる基本検査以外は行われておりません。また、遺伝カウンセリングが必須で実施されており、NIPTの受検前、採血、NIPTの結果通知の計3回病院へ通う必要があります。その際は夫婦揃って受ける必要があり、予定を立てるのが難しくなるケースも見られます。
施設によっては該当施設での分娩予定がなければ受けられないこともありますし、かかりつけ医の紹介状が必要となるなど予約がなかなか難しいという点も認証施設の特徴です。

非認証施設とは

非認証施設とは出生前検査認証制度等運営委員会に承認されていない施設のことです。つまり、認証施設のように医師の配置などが求められていないという点が特徴です。しかし、検査の精度についてはまったく問題なく、認証施設さながらの検査が受けられます。違法ということもないため、安心して検査を受けていただいて構いません。
非認証施設の特徴は基本検査である13,16,21トリソミーの3つ以外にもさまざまな検査を受けられることです。そのため、受けたい検査を認証施設で受けられないという場合には選択肢として挙げられるでしょう。
ただし、非認証施設には臨床遺伝専門医が在籍していないため、遺伝カウンセリングを受けられないことがほとんどです。NIPTにおける疑問点などを解消できずに検査を受けてしまうケースもあります。

NIPTを受けるメリット

出生前診断を受けるかどうか、受けるとしてもどの出生前診断を受けるか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。検査を受けるにあたって、それぞれの検査のメリット、デメリットを知っておくことは大切です。

NIPTのメリットとして、高精度、早期受検可能、流産リスクがないことが挙げられます。NIPTは非確定的検査の1つで、確定的検査でないため誤った結果がでることは否定できませんが、確率は極めて低く高精度です。また、母体の血液を採取すれば検査が可能で、流産のリスクがありません。さらに、妊娠の早期から受検が可能で、もし陽性となった場合もその後のスケジュールなどにゆとりをもつことができます。これらのNIPTのメリットについて、詳しく解説します。

精度が高い

NIPTは高い精度と信頼性で知られており、染色体異常の検出率が非常に高いことが特徴です。一般的に、NIPTの精度は99%以上と高く、誤って陽性となる偽陽性と、誤って陰性となる偽陰性のリスクは低いです。一方、あくまで非確定的検査の一つであるため、陽性となった場合でも確定的検査が必要です。

陽性と判断された場合に、実際に赤ちゃんに染色体異常がある確率を陽性的中率といいますが、陽性的中率は母体の年齢が上がると高くなる傾向にあります。出生前検査認証制度等運営員会の調査によると、21トリソミーの陽性的中率は30歳で85.28%ですが、35歳で93.58%、40歳で98.20%と徐々に高くなっています。

早期受検が可能

NIPTは妊娠9〜10週以降と妊娠初期から検査が可能です。
例えば、超音波と妊婦さんの血液で行うコンバインド検査は、超音波を併用するため胎児が大きくなってくる妊娠11〜13週以降から受検が可能です。
また、母体血清マーカー検査は妊娠15週以降に受検できます。このように、NIPTは他の検査と比較して早い時期から検査できます。

早い時期に受検できると、もし陽性となった場合にその後の動きにゆとりを持つことができます。気持ちの整理をする時間をとることができ、その後の確定的検査のスケジュールも余裕をもって決めることができます。
確定的検査は羊水検査の場合だと妊娠16週~18週に受けることができます。結果までは約4週間ほどかかるため、確定的検査も遅すぎない適切な時期に受けることができれば、もし陽性となった場合に心の準備やその後の計画が立てやすくなるでしょう。
なお、人工妊娠中絶を希望する場合、日本の法律では妊娠22週までにしなければなりません。

流産リスクがない

NIPTは母親の血液を採取して行う検査であり、流産のリスクはありません。一方、羊水検査は母親の子宮に針を刺して羊水を取るため、確率は少ないものの流産のリスクがあります。
流産のリスクは絨毛検査で1%程度、羊水検査で0.2〜0.3%程度です。また、羊水検査は流産の他に破水、出血、子宮内感染、早産、羊水塞栓症、穿刺による血管や腸管出血などの母体障害のリスクもあります。起こる確率は低いものの、羊水検査にはこれらのリスクがあることを知っておく必要があるでしょう。

NIPTは流産などの合併症のリスクの低さから、スクリーニング検査として確定検査の前に行われます。流産のリスクがないことは妊婦さんにとって大きなメリットでしょう。

NIPTを受けるデメリット

NIPTを受検するメリットとして、精度が高い、早期受検が可能、流産リスクがないことについて解説しました。NIPTを含め、どの検査もメリット、デメリットがあります。羊水検査ではデメリットとして、流産や破水、出血、子宮内感染、早産、羊水塞栓症、穿刺による血管や腸管出血などの母体障害のリスクがあることをお伝えしました。

NIPTを受検する場合のデメリットには代表的なものとして、他の非確定検査より費用が高いこと、受検できる期間が限定的であることが挙げられます。検査を受けるか決める上で、デメリットを知ることは大切です。次からはNIPTのデメリットについて詳しく解説します。

他の非確定的検査より費用が高い

NIPTの検査のデメリットは他の非確定的検査より費用が高いことです。

検査名 検査時期 検査費用
NIPT 妊娠9〜10週以降 10万〜20万円
コンバインド検査 妊娠11〜13週以降 5,000円〜5万円
母体血清マーカー検査 妊娠15〜20週 2〜3万円

上記のとおり、他の非確定的検査と比べると検査費用は高く、保険適用外のため、全額自己負担となります。
金銭的な負担は大きいですが、検査の種類によりわかる病気が異なり、検査の精度は高いため、他の非確定的検査の特徴もふまえて、検討してください。

受検できる期間が限定的である

NIPTは妊娠9〜10週以降から受けることが可能で、妊娠15週ごろまでの受検が適しています。早期に受検が可能といわれるNIPTですが、妊娠がわかってすぐに検査を受けられないことはデメリットの1つです。また、妊娠15週以降に妊娠がわかった場合、適切な時期に検査を受けることができなくなります。

コンバインド検査はNIPTよりもさらに受検時期が限られており11〜13週です。一方、母体血清マーカー検査は受検可能な時期は15週以降と遅いですが、20週頃まで受けられます。どの検査も受検に適している時期があり、それらを考慮してどの出生前診断を受検するか検討する必要があるでしょう。

NIPTを受ける医院・クリニック選びのポイント

NIPTは認証施設、非認証施設で受けられますが、受ける医院やクリニックを選ぶならば自分のニーズに合った施設を選ぶ必要があります。
受けたい検査が受けられるかにくわえて、自宅から近いのかという点や、もしも陽性だった時に受けられるフォロー体制などおさえておきたいポイントは人それぞれです。ここからは一般的に押さえていただきたい医院・クリニック選びのポイントをご紹介します。

遺伝カウンセリングを実施しているか

NIPTは赤ちゃんの生命の選択につながる重たい検査です。手軽さだけを求めて「理解度」をぞんざいに扱ってしまうと、陽性だったときに足元がぐらつく以上の不安や衝撃を覚えます。
ですので、出生前診断についてきちんと説明ができる臨床遺伝専門医が在籍している医院で診療を受けるのがおすすめです。

陽性判定時のアフターフォローは受けられるのか

認証施設では、陽性判定が出た場合にすみやかに羊水検査や絨毛検査などの確定検査を受けることができます。中には陽性だった場合、確定検査の費用は無料としている施設もあるでしょう。確定検査を受けるかどうかの相談も、結果告知の際に相談することができます。
しかし、先にも触れましたが、医療機関ではない民間企業のNIPTは、事前の遺伝カウンセリングを実施していません。このため妊婦さんとパートナーは検査結果が出るまで大きな不安を抱きながら過ごすことになります。もし陽性の結果が出た場合、羊水検査の費用を全額負担するといわれても、お腹にいる赤ちゃんがどんな状態なのかを考えたら検査を受けるまで更なる不安に襲われてしまうでしょう。
こうした時期を支えるのは家族と医師だと思います。
「大多数は陰性なのだから問題ない」といわれても、それは結果論でしかありません。これからNIPTを受けるあなたが、陰性だと決まっていないからです。だからこそ、不安な時期にきちんと話を聞いてあげられる医院で診療されるのをおすすめします。

受けたい検査を受けられるのか

認証施設では、13,21,18トリソミーの基本検査しか受けることができません。その理由としては、基本検査以外をしたところで臨床的な有用性はないと考えられているからです。また、米国の産婦人科学会でも基本検査以外は推奨しないとの見解が述べられており、海外でも、NIPTは3つのトリソミーに限定しているのが現状です。
一方、非認証施設では、それ以外のさまざまな染色体異常や病気のことを調べられます。検査の費用も自費診療のため医院によって異なります。自分の受けたい検査が受けられるか、予算内に収められるかどうかも、医院選びのときにはチェックしておきたいポイントといえるでしょう。

自宅から近いか

NIPTが受けられる時期は妊娠初期にあたるため、悪阻と重なる妊婦さんも多い傾向にあります。そのため、自宅から遠方の医院を選ぶと妊婦さんに負担がかかってしまうことが考えられます。できるだけ近い医院で受けられると理想的といえるでしょう。
また、施設によっては陽性反応が出た後の対応がされず、検査後の結果によっては確定的検査を受けられる病院を自ら探して行かなければならないというケースもあります。自宅から近い施設に検査結果が出た後も継続して通えるのかどうかも調べておきましょう。

ミネルバクリニックの診療メニュー

基本プランには、「スーパーNIPTベーシック」と「カリオセブン」があります。
オプションには、「プラス」「ジーンプラス」「デノボ」があります。

以下で基本プランとオプションプランのメニュー内容を詳しく解説します。

スーパーNIPTベーシック

第3世代のNIPTで、高精度であることが特徴です。13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの陽性的中率はいずれも100%です。

第1世代や第2世代では母子のDNAをサイズでしか区別して測定できませんが、第3世代のスーパーNIPTはDNAのメチル化を指標することで、より正確に区別して測定できます。第3世代NIPTは、イルミナ社が現在行っているVeriseq2の約2.5倍の設備投資と高い技術力が必要な検査方法で、世界特許の技術が使われています。

【検査できること】

基本検査:13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー、性別、性染色体の数の異常

【料金】

17万6,000円(税込)

カリオセブン

母の血液から検出されるセルフリー胎児DNAを分析し、全染色体を検査します。異数性と染色体構造異常を染色体の全領域から分析するため検査可能項目が多く、赤ちゃんが生まれるときの約99.1%の染色体異常を検出できます。9種の微小欠失症候群も検査可能で、羊水検査に匹敵するといえるでしょう。

【検査できること】

・基本検査:13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー、性別、性染色体の数の異常
・全染色体検査:上記3種類以外のトリソミー、欠失、微小欠失、重複、不均衡型染色体転座、3倍体など
・9種類の微小欠失症候群

【料金】

26万4,000円(税込)

プラス

基本検査に加えて、4種類の微小欠失が検査可能です。微小欠失症候群は染色体の一部の小さな断片がなくなることにより起こります。ほとんどのケースで両親から遺伝するものではなく新生突然変異により起こり、年齢問わず誰にでも起こります。新生突然変異とは、精子卵子ができる時に起こる突然変異であり、両親に危険因子や家族歴がないのが特徴です。

【検査できること】

・基本検査:13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー、性別、性染色体の数の異常
・4種類の微小欠失:1p36欠失症候群・4p16.3欠失症候群・Smith-Magenis症候群(17p11.2)22q11.2症候群

【料金】

検査費用は、組み合わせるプランによって異なるため、詳しくはこちらをご参照いただくか、当院にお問い合わせください。

ジーンプラス

プラスで検査できることに加え、常染色体劣性遺伝をする100種類の遺伝子の病的変異について、ご両親ともに検査することが可能です。常染色体劣性遺伝をする遺伝子は、ご両親がそれぞれ持っていても病気にはならず、赤ちゃんでそろった場合に発症します。また、赤ちゃんに新しくできた突然変異も調べることができます。全染色体検査は含まれません。

【検査できること】

・基本検査:13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー、性別、性染色体の数の異常
・4種類の微小欠失:1p36欠失症候群・4p16.3欠失症候群・Smith-Magenis症候群(17p11.2)22q11.2症候群
・両親由来の100種類の遺伝子の2000の病的変異

【料金】

検査費用は、組み合わせるプランによって異なるため、詳しくはこちらをご参照いただくか、当院にお問い合わせください。

デノボ

600人に1人の確率で起きる、父由来の重度の遺伝子疾患が分かる検査です。これまでは妊娠後期でしかわかりませんでしたが、早期に発見することができます。

染色体異常は母から、微小欠失については母、父どちら側からも起こりえます。重い疾患となる場合は、男性が作る精子に原因があることも多いです。これは、父の精子が作られるときに病的な突然変異が起こることがあり、父に危険因子はありません。精子の変異は父の高齢化でリスクが高まります。この検査では、今までのNIPTの技術では検出できなかった父方由来の44の遺伝子疾患を検出できます。

【検査できること】

父方由来の44疾患

【料金】

27万5,000円(税込)

ミネルバクリニックは国内で唯一・スーパーNIPTが受検可能

東京のミネルバクリニックでは最先端のスーパーNIPTが受けられます。スーパーNIPTとは、第3世代NIPTのことで、世界特許の最新技術である「DMRエンリッチメント法」を使用している精度の高さがポイントです。

第1世代や第2世代では母子のDNAをサイズでしか区別して測定できず、第二世代においては20%の割合で偽陽性の診断が出てしまっていました。しかし、第3世代のスーパーNIPTならばDNAのメチル化を指標することで、より正確に区別することができるようになりました。

その結果として基本検査や微細欠失症候群の偽陽性の報告数はゼロとなりました。
このことからも、スーパーNIPTは最も正確性のあるNIPTといえます。
また、スーパーNIPTは独占契約であり、日本国内ではミネルバクリニックでしか行っていません。ミネルバクリニックは知識・実績豊富な遺伝専門医が運営しておりその点が高く評価されました。

ミネルバクリニックは東京にあるNIPT専門クリニックです。
遺伝専門医の診察のもと、NIPTを実施しています。オンライン診療も行っているので、全国どこからでも当院でNIPTを受けていただくことができます。
ミネルバクリニックのオンラインNIPT

また、ミネルバクリニックは日本一豊富な種類のNIPTをご用意しており、第2世代、第3世代は偽陰性が今まで報告されていないという精度が高いものです。
詳細はミネルバクリニックのNIPTトップページにてご確認ください。

ミネルバクリニックTOP

ミネルバクリニックのNIPT検査の流れ

ミネルバクリニックのオンラインNIPTをご希望の方へ、検査の流れをご案内します。

ご予約

WEBフォームからお申し込みはこちら
・お電話でのお申し込みはこちら:03-3408-3768
・ご予約確定後、基本検査(13、18、21トリソミー)のご入金
・問診票の記入

遺伝カウンセリング

臨床遺伝専門医である院長が遺伝カウンセリングを行います。カウンセリング内容に基づき、最終的な検査プランをご選択いただきます。
基本検査(13、18、21トリソミー)以外のオプションについて、差額が出た場合のみ追加のお支払いを戴きます。

採血

検査キットをミネルバクリニックからお送りします。採血が必要な診療内容の場合、お近くの医療機関で採血をしていただきます。医療機関のご案内、手配も対応しておりますのでご相談ください。採血が終わったら、患者さまご自身でミネルバクリニックへご返送いただきます
※詳細は事前に資料も含めご案内いたします

検体発送〜検査結果開示

検体はミネルバクリニックから検査会社へ速やかに発送し、検査の進捗状況に応じてメールをお届けします。
検査結果が出たら、患者様マイページで検査結果をご確認いただけます。仮に陽性結果が出た場合、遺伝カウンセリングなどその後のアフターフォローを行いますので、ご安心ください。

まとめ

近年では、NIPT(新型出生前診断)は多くの医療施設で提供されるようになりました。

しかし、時折、事前のカウンセリングが不十分であったり、検査の項目が制限されていて、誤った陽性結果が出ることがあります。このような状況では、妊婦さんたちは混乱し、実際には正常な妊娠であるにもかかわらず、冷静な判断が難しく、思わぬ中絶を選択してしまうことがあります。陽性結果が出た場合であっても、適切なサポートが不足していれば、重大なトラウマを残す可能性も考えられます。NIPTの便益やコストだけに焦点を当てるのは危険です。
信頼性のある遺伝カウンセリングを提供する施設で、NIPTを受けることをおすすめします。

東京のミネルバクリニックは、院長自身が3人の子供の母親であり、臨床遺伝学の専門家です。専門家の観点からも、出産経験のある女性の立場からもお話することができます。
また、遠隔地にお住まいの方にも対応するために、オンライン診療も導入しました。自宅からカウンセリングを受けることができ、近くの医療施設で採血が行えるようになっています。

このように、ミネルバクリニックのスタッフは、できるだけ多くの妊婦さんが安心してNIPTを受けられるように日夜努力しています。お気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者:仲田洋美(医師)

プロフィール

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院長アイコン

ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医の院長のもと、東京都港区青山で、NIPT検査を提供しています。少子化の時代、より健康なお子さんを持ちたいという思いが高まるのは当然のことと考えています。そのため、当院では世界の先進的特許技術に支えられた高精度な検査を提供してくれる検査会社を遺伝専門医の目で選りすぐりご提供しています。

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第三世代スーパーNIPT:組織によりDNAメチル化パターンが違うことを利用して正確性を高める世界特許|基本検査/4種類の微小欠失症候群/100種遺伝子の重い劣性遺伝病
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第2世代マルチNIPTデノボ:精子の突然変異による重篤な遺伝病44疾患|合計リスクは1/600とダウン症同等に多く、妊娠後期にならないと判らない、ダウン症よりはるかに重篤
ペアレントコンプリート|母方由来の染色体異数性と父方由来のデノボをセットにしたペアレントの検査
コンプリートNIPT|第2世代マルチNIPTと第3世代スーパーNIPTジーンプラスをセットにした検査|デノボをセットにしたデノボプラスもございます

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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午前 10:00~14:00
(最終受付13:30)
午後 16:00~20:00
(最終受付19:30)
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