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「岡山でNIPT(新型出生前診断)を受けたいけれど、どこで受けられるのか、認証施設(認可施設)とそれ以外で何が違うのか分からない」。そう感じて調べている方に向けて、岡山県内でNIPTを受けられる認証施設を、日本医学会の公式一覧(2026年10月16日現在)をもとにまとめました。岡山県には日本医学会の認証を受けた施設が11か所あり、ほかに認証外の施設や、岡山市の提携施設で採血できるオンラインNIPTという方法もあります。大切なのは、施設の種類だけで決めるのではなく、何を調べられるのか、陽性のときにどこまで対応してもらえるのかを比べて選ぶことです。この記事では、施設の選び方、施設一覧、費用の比べ方、そして岡山から東京・北青山のミネルバクリニックで受ける方法を、臨床遺伝専門医の立場から順に解説します。

- ➤岡山県でNIPTを受ける3つの方法(認証施設・認証外の施設・オンラインNIPT)
- ➤認証施設(認可)と認証外の違いと、施設を選ぶときに確認したいこと
- ➤岡山県の認証施設11施設の一覧(2026年10月16日現在)
- ➤費用を「金額」ではなく「含まれるもの・調べられる範囲」で比べる考え方
- ➤岡山からミネルバクリニックで受ける方法と、一部の自閉症・発達障害までわかるNIPT
⏱️ 30秒でわかる要約
🏥 Q. 岡山県でNIPTを受ける方法は?
大きく3つあります。①日本医学会の認証施設(県内に11施設、2026年10月16日現在)、②認証外の施設、③オンラインNIPTです。ミネルバクリニックのオンラインNIPTなら、Zoomで遺伝カウンセリングを受け、岡山市の提携施設で採血できます。
🧬 Q. ダウン症候群だけ調べれば大丈夫ですか?
大丈夫とは言えません。子育ての負担を最も大きく左右するのは、知的障害の程度よりも、攻撃的な行動や自傷、睡眠の問題といった行動の問題です。それを伴いやすいのは、ダウン症候群よりも微小欠失症候群や単一遺伝子疾患で、三大トリソミーだけの検査では調べられません。当院のNIPTはこれらの病気まで調べられます。
📋 Q. 認証施設(認可)と認証外の違いは?
認証施設で調べるのは、原則として13・18・21トリソミーの3つです。認証外の施設は調べられる範囲が広いことが多い一方、遺伝カウンセリングや陽性後の対応は施設によって差があります。どちらかが良い・悪いではなく、体制を確認して選ぶことが大切です。
🚄 Q. 岡山からミネルバクリニックで受けるには?
東京・北青山への来院か、オンラインNIPTを選べます。陽性の場合は、確定検査(絨毛検査・羊水検査)まで院内で受けられ、主要な検査項目は3日以内に結果が出ます。
🌱 Q. NIPTで自閉症や発達障害はわかりますか?
一部はわかります。当院のNIPTは、自閉症・発達障害・知的障害の原因になる遺伝子や染色体の変化の一部を調べられます。ただし、陰性でも可能性がなくなるわけではありません。
ダウン症候群だけで大丈夫ですか?
当院のNIPTは、子育ての負担につながりやすい微小欠失症候群や単一遺伝子疾患まで調べられます。どこまで調べるかは、90分の受診枠の中で臨床遺伝専門医と一緒に決められます。来院が難しい方は、オンラインNIPT(Zoomでのカウンセリング+全国110か所の提携施設で採血)もご利用いただけます。
岡山でNIPTを受けられる施設の選び方|認証施設(認可)と認証外の違い
NIPT(新型出生前診断)は、お母さんの血液に含まれる赤ちゃん由来のDNAの断片を調べて、染色体や遺伝子の変化がある可能性を調べる検査です。採血だけで受けられるため、検査そのものに流産の危険はありません。ただし、結果は「可能性が高い・低い」を示すもので、診断を確定させる検査ではありません。
岡山県でNIPTを受けるときに迷いやすいのが、「認証施設(認可施設)で受けるか、それ以外で受けるか」という点です。まず、岡山県での受け方の全体像を整理します。
岡山県でNIPTを受ける3つの方法
① 認証施設で受ける
日本医学会の認証を受けた医療機関です。岡山県内には、大学病院や総合病院、産婦人科の診療所など11施設があります(公式一覧・2026年10月16日現在)。
② 認証外の施設で受ける
認証を受けずにNIPTを行う医療機関です。調べられる範囲や、陽性のときの対応は施設ごとに異なります。
③ オンラインNIPTで受ける
遺伝カウンセリングをオンラインで受け、採血は岡山県内の医療機関で行う方法です。ミネルバクリニックでは、岡山市などに採血できる提携施設があります。
認証施設(認可施設)とは
認証施設とは、日本医学会の「出生前検査認証制度等運営委員会」が、指針にもとづいて認証した医療機関です[1]。「認可施設」と呼ばれることもありますが、国が許可を出しているわけではなく、正式には「認証」です。認証施設には、地域の中心となる基幹施設と、基幹施設と連携して検査を行う連携施設の2種類があります。
認証施設のNIPTで調べるのは、原則として13トリソミー・18トリソミー・21トリソミー(ダウン症候群)の3つです。検査の前後に遺伝カウンセリングを行うことが決められています。一方で、性染色体の数の異常や、染色体のごく一部が欠ける微小欠失、1つの遺伝子の変化による病気は対象に含まれません。また、施設によっては「その病院で妊婦健診や出産をする方が対象」「かかりつけ医の紹介状が必要」といった条件があります。
認証外の施設とは
認証外の施設は、この認証を受けずにNIPTを行っている医療機関です。「認証外=質が低い」というわけではありません。検査を行うのは医療機関であり、調べられる範囲が認証施設より広い施設が多くあります(すべての常染色体、微小欠失、単一遺伝子の病気など)。
ただし、認証外の施設は施設によって体制の差が大きいのも事実です。検査の前に誰がどのように説明するのか、陽性になったときに確定検査をどこで受けられるのかは、施設ごとに確認する必要があります。ミネルバクリニックも認証外の施設です。そのうえで、臨床遺伝専門医が運営・常駐し、検査前の遺伝カウンセリングから、陽性後の対応、確定検査(絨毛検査・羊水検査)までを院内で行っています。
📋 認証施設と認証外の施設の違い
| 比べる点 | 認証施設 | 認証外の施設 |
|---|---|---|
| 認証 | 日本医学会の運営委員会が認証(基幹施設・連携施設) | 認証を受けていない |
| 調べる項目 | 原則として13・18・21トリソミー | 施設による(性染色体、全染色体、微小欠失、単一遺伝子などを含む施設がある) |
| 遺伝カウンセリング | 検査の前後に行う | 施設による(担当者や方法を確認する) |
| 陽性のときの確定検査 | 自院、または連携する施設で行う | 施設による(自院で行う施設、ほかの医療機関を案内する施設がある) |
| 受けられる方 | 施設により、通院中の方に限る・紹介状が必要などの条件がある | 条件が少ない施設が多い |
※一般的な傾向をまとめたものです。実際の条件は施設ごとに異なります。
施設を選ぶときに確認したい4つのこと
- ➤何を調べられるか:13・18・21トリソミーだけか、微小欠失や単一遺伝子の病気まで含むか。
- ➤誰が遺伝カウンセリングを行うか:検査の意味と限界を、検査の前に専門の医師から聞けるか。
- ➤陽性のときにどこで確定検査を受けられるか:同じ施設で受けられるか、ほかの病院を自分で探す必要があるか。
- ➤無理なく受けられるか:つわりの時期と重なるため、移動の負担や予約の取りやすさも大切です。
💡 用語解説:遺伝カウンセリングと確定検査(かくていけんさ)
遺伝カウンセリングは、検査で何がわかり、何がわからないのか、結果をどう受け止めるかを、遺伝の専門家と話し合う場です。確定検査は、羊水や絨毛(じゅうもう:胎盤のもとになる組織)を採って赤ちゃんの染色体を直接調べ、診断を確定させる検査です。NIPTで陽性になったときは、確定検査で本当にそうかを確かめる必要があります。
陽性的中率が低いと「無駄な確定検査」が増える? ― がん検診と比べて考える
施設を比べていると、「調べる範囲が広い検査は陽性的中率が低く、無駄な確定検査を増やす」という意見を目にすることがあります。陽性的中率とは、陽性と出た人のうち、本当にその病気があった人の割合のことです。この点を、がん検診と比べながら考えてみます。
実は、がん検診も陽性的中率は数%です。胸部X線で行う日本の自治体の肺がん検診では、国が2008年の報告書で示した陽性反応適中度(「要精密検査」とされた人のうち、実際に肺がんだった人の割合)の許容値は「1.3%以上」です[2]。米国の大規模試験(NLST)では、低線量CTで2.4〜5.2%、胸部X線で4.4〜6.7%でした[3]。それでも、低線量CTによる検診は肺がんによる死亡を減らすことが示されています[4]。X線は「怪しい」と判定する人がCTより少ないぶん陽性的中率は少し高くなりますが、そのかわり見逃しも多くなります。CTは拾い上げを広げたぶん陽性的中率が下がりましたが、死亡を減らしました。「陽性的中率が低い=悪い検査」ではないのです。
精密検査の危険についても見ておきます。米国の診療データ(保険請求データ)を使った調査では、肺の異常を調べる精密検査を受けた人は、受けなかった人に比べて、重い合併症が針生検で4.0%、気管支鏡で13.4%、胸部手術で11.3%多く起きていました[5]。一方、英国の医療施設で行われた研究では、絨毛検査・羊水検査を受けた人と受けなかった人で、流産の割合に統計的な差は見られませんでした(絨毛検査0.29%、羊水検査−0.36%で、どちらも統計的な差なし)[6]。研究の規模や方法が違うので、数字を並べて「出生前検査のほうが安全」とは言えません。ただ、「陽性的中率が低いと、体に負担のかかる確定検査が増える」という心配は肺がん検診にも同じように当てはまり、がん検診ではそれでも検診が行われています。
それでも、出生前検査では慎重な意見が出ます。その理由は、次のようにもっともなものです。
- ➤検査の結果が「妊娠を続けるかどうか」の判断に直結する。
- ➤いちばん大きな危険は、陽性のあと確定検査を受けずに妊娠をやめる選択をしてしまうこと。陽性的中率が低いと、本当は病気のない赤ちゃんが失われるおそれがある。
- ➤結果を待つ間の不安が大きく、判断できる期間にも限りがある。
- ➤微小欠失などは症状の幅が広く、わかっても見通しが立てにくいことがある。学会によっても考え方が分かれている。
一方で、陽性的中率だけを見ると「外れの陽性」ばかりに目が向きますが、拾い上げなければ、本当に病気がある赤ちゃんについて、ご家族が生まれる前に知り、出産する施設や生まれてすぐの治療を準備するか、妊娠を続けるかどうかを考える機会そのものがなくなります。見逃しにも、外れの陽性と同じように重い結果があります。実際に、先天的な病気が生まれる前にわかったお母さんは、生まれてから初めて知ったお母さんに比べて、心の面の生活の質が高かったという報告があります[7]。また、重い心臓の病気では、生まれる前にわかっていると生まれてすぐの治療を早く始められ、大血管転位症では手術の前後に亡くなる赤ちゃんが減ったと報告されています[8]。
弱点は検査そのものではなく、「確定検査で確かめる前に決めてしまうこと」にあります。だから当院は、陽性になったら院内で確定検査(絨毛検査・羊水検査)を受けられ、主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出る体制をとっています。陽性後の遺伝カウンセリングは何度でも無料で、確定検査の費用は互助会で補助されます(上限なし)。NIPTは、可能性のある赤ちゃんを見逃さずに拾い上げるための検査です。陽性になったときに大切なのは、確定検査で本当にそうかを確かめてから考えることです。当院では、その確定検査まで院内で受けられます。岡山で施設を選ぶときも、陽性のあと確定検査で確かめられる体制があるかどうかを確認してください。
🩺 院長コラム【「認証か、認証外か」の前に確かめてほしいこと】
「認証施設でないと不安」「でも調べられる範囲は広いほうがいい」。施設を選ぶときに、この2つの間で迷う方は少なくないと思います。臨床遺伝専門医として大切だと考えているのは、施設の種類よりも、その施設で「検査の前に何を説明してもらえるか」「陽性になったときに誰が、どこまで対応するか」です。
内科医の立場から見ると、スクリーニング検査は、可能性のある方を見逃さずに拾い上げ、精密検査で確かめるためのものです。肺がん検診は陽性的中率が数%でも、精密検査につなげることで死亡を減らすことが示されています。出生前検査も同じで、陽性のあとに確定検査で確かめる道筋があってこそ、検査は意味を持つと考えています。施設を比べるときの材料として、陽性後の体制を確かめてみてください。
岡山県でNIPTを受けられる病院・クリニック一覧(2026年10月16日現在)
ここからは、岡山県内の認証施設を一覧にします。認証施設は、日本医学会 出生前検査認証制度等運営委員会の公式一覧(2026年10月16日現在)[1]にもとづいています。条件や内容は変わることがあるので、受診の前に必ず各施設の公式サイトか電話で確認してください。
岡山県の認証施設(基幹施設4・連携施設7)
🏥 岡山県の認証施設11施設(2026年10月16日現在)
| 施設名(所在地) | 施設の種類 | 調べられる範囲 | 受けられる方 | 遺伝カウンセリング | 確定検査の体制 |
|---|---|---|---|---|---|
| 岡山大学病院(岡山市北区) | 認証施設(基幹) | 13・18・21トリソミー | かかりつけの産婦人科からの申込みが必要 | 臨床遺伝子診療科で、ご夫婦での遺伝カウンセリング | 自施設で対応(基幹施設の要件) |
| 川崎医科大学附属病院(倉敷市) | 認証施設(基幹) | 13・18・21トリソミー | 同院で健診中の方は担当医に相談。他院で健診中の方は健診先を通じて予約 | 遺伝カウンセリングを含めて実施 | 自施設で対応(基幹施設の要件) |
| 倉敷中央病院(倉敷市) | 認証施設(基幹) | 13・18・21トリソミー | — | 遺伝診療部(予約制) | 羊水検査を実施 |
| 国立病院機構 岡山医療センター(岡山市北区) | 認証施設(基幹) | 13・18・21トリソミー | 同院に通院中でない方も、希望があれば受けられる(予約制) | 出生前診断の専門の医師によるカウンセリング | 自施設で対応(基幹施設の要件) |
| 岡山中央病院(岡山市北区) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | 予約制 | 検査の前に遺伝カウンセリングが必要 | 羊水検査を院内で実施 |
| 三宅医院(岡山市南区) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | 他院で健診中の方も受けられる(かかりつけ医の紹介状が必要) | 検査の前はご夫婦(パートナー)で来院 | 基幹施設と連携して対応 |
| 井上医院(岡山市中区) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | 他院に通院中の方も受けられる(紹介状は不要) | 遺伝専門医である院長が説明(予約制) | 基幹施設と連携して対応 |
| サン・クリニック(岡山市中区) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | 原則として同院で出産される方 | 医師または認定遺伝カウンセラーが担当 | 羊水検査が必要な場合は連携する施設へ紹介 |
| 赤堀クリニック(津山市) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | — | 検査の前後に実施 | 基幹施設と連携して対応 |
| 津山中央病院(津山市) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | — | 検査の前後に実施 | 基幹施設と連携して対応 |
| 岡山赤十字病院(岡山市北区) | 認証施設(連携) | 13・18・21トリソミー | — | 検査の前後に実施 | 基幹施設と連携して対応 |
※出典:日本医学会 出生前検査認証制度等運営委員会「認証医療機関・認証検査分析機関一覧」(2026年10月16日現在)[1]、各施設の公式サイト。最新の認証施設は日本医学会の一覧でご確認ください。施設名と種類以外の項目は、各施設の公式サイトに書かれている内容と、認証制度で決まっている体制(認証施設で調べる範囲、検査前後の遺伝カウンセリング、基幹施設の確定検査、連携施設と基幹施設の連携)です。「—」は、公的資料・各施設の公式サイトで確認できなかった項目です。受診前に各施設へ直接ご確認ください。
岡山県の認証施設は、岡山市に7施設、倉敷市に2施設、津山市に2施設あります。認証施設で調べるのは、どの施設も基本的に13・18・21トリソミーです。同じ認証施設でも、他院に通院中の方が受けられるか、紹介状が必要かは施設によって違います。
認可外(認証外)の施設で受けるときに確かめたい3つのこと
認証外の施設は、施設によって調べる範囲や体制が大きく違います。予約の前に、次の3つを確かめてください。
- ➤何を調べる検査か:13・18・21トリソミーだけか、性染色体、微小欠失・重複、単一遺伝子の病気まで含むか。プランごとに範囲と費用がどう違うか。
- ➤だれが、いつ結果を説明するか:検査の前に、検査でわかること・わからないことを医師から聞けるか。結果が出たとき、陽性の場合にだれが説明するか。
- ➤陽性のとき、どこで確定検査を受けるか:同じ施設で絨毛検査・羊水検査を受けられるか、ほかの医療機関を自分で探す必要があるか。確定検査の費用の補助があるか。
🏥 岡山から受けられるミネルバクリニックのNIPT
| 施設名(所在地) | 施設の種類 | 調べられる範囲 | 受けられる方 | 遺伝カウンセリング | 確定検査の体制 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミネルバクリニック(東京都港区。オンラインNIPTは岡山市などの提携施設で採血) | 認証外 | プランにより、13・18・21トリソミーから全常染色体、性染色体、微小欠失・重複、単一遺伝子まで | 岡山からは来院またはオンラインNIPTで受けられる(通常妊娠9週から、妊娠6〜8週は臨床研究) | 臨床遺伝専門医が担当(来院またはZoom) | 絨毛検査・羊水検査を院内(東京)で実施 |
※調べる範囲はプランによって異なります。各プランの内容は、下の「1つの病気あたり」のカードと各プランのページでご確認ください。
岡山大学病院・倉敷中央病院など、病院名で探している方へ
「岡山大学病院でNIPTを受けられるか」「倉敷中央病院のNIPTの費用はいくらか」と、病院名で調べている方も多いと思います。上の表のとおり、岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、倉敷中央病院、岡山医療センターはいずれも認証施設(基幹施設)です。岡山中央病院、三宅医院、井上医院、サン・クリニックなどは連携施設です。
ただし、申込みの方法や条件、費用は病院ごとに違い、変更されることもあります。たとえば岡山大学病院は、かかりつけの産婦人科からの申込みが必要です。最新の情報は、各病院の公式サイトで確認するか、直接お問い合わせください。
岡山でのNIPT・出生前診断の費用の比べ方
NIPTは保険がきかない自費の検査で、費用は施設や調べる範囲によって変わります。岡山で施設を比べるときは、金額の数字だけを並べても正しく比べられません。同じ「NIPT」でも、調べる病気の数も、料金に含まれるものも違うからです。
比べるときは、次の点を確認してください。遺伝カウンセリングの費用は含まれているか。陽性になったときの確定検査(羊水検査・絨毛検査)の費用は、だれが負担するのか。再検査になったときの費用はどうなるか。当院の料金には、臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリング(90分の受診枠の中で行います)、NIPTでの性別判定、4Dエコー(来院の場合)が含まれます。検査結果の作成費用(3,300円)や互助会の会費は別にかかります。陽性時の確定検査の費用は、互助会で補助されます(上限なし)。当院の金額は変わることがあるため、NIPTの費用・料金のページでご確認ください。
ダウン症候群だけで大丈夫? ― 「値段」ではなく「調べられる範囲」で選ぶ
「ダウン症候群だけが心配」という方は少なくありません。けれども、出生前検査で調べる病気は、どれも赤ちゃんとご家族の暮らしに大きくかかわるものです。そして、ご家族の子育ての負担を最も大きく左右するのは、知的障害の程度よりも、攻撃的な行動や自傷、睡眠の問題といった「行動の問題」だと分かっています[9]。こうした行動の問題を伴いやすい病気には、ダウン症候群ではなく、微小欠失症候群や単一遺伝子疾患が多く含まれます[9][10]。三大トリソミーだけを調べる検査では、これらの病気は調べられません。
出生前検査は、その後の人生を左右するかもしれない検査です。「安さ」だけで選んで大丈夫でしょうか。
三大トリソミーだけを調べる検査を仮に10万円とすると、1つの病気あたりは約3万3千円です。
当院のインペリアルプランは、全常染色体と性染色体の数の異常、92種類の微小欠失・重複、202の単一遺伝子疾患を調べます。検出対象疾患数は性染色体の数の変化も含めて320になり、1つの病気あたりは約1,719円です。さらに、5Mbを超える欠失・重複はすべての染色体が対象なので、数えきれないほどの変化を調べていることになります。数えられる分だけでも、これだけの範囲を調べられます。
※価格は事前学習協力割引後の税込価格です(事前動画を見て理解を深める協力をしてくださった方に対する割引です)。最新の料金は料金ページをご確認ください。※検出対象疾患数は、数の異常・微小欠失・重複・単一遺伝子疾患を1つずつ数えたものです。性染色体の数の異常は4種類(ターナー症候群・クラインフェルター症候群・トリプルX症候群・XYY症候群)として数えています。5Mbを超える構造異常は数に入れていないため、双子マックスとインペリアルは実際にはさらに多くの変化を調べています。※「三大トリソミーだけを調べる検査」は計算のための仮の例で、特定の施設の価格ではありません。
ただし、病気の数が多いほど良い検査、というわけではありません。調べる範囲が広がると、陽性になる可能性も、確定検査が必要になる場面も増えます。だからこそ、検査前の遺伝カウンセリングで、ご家族に合ったプランを選びます。各プランの内容は、スタンダードプラン、プレミアムプラン、ダイヤモンドプラン、双子マックスプラン、インペリアルプランの各ページで説明しています。
岡山からミネルバクリニックでNIPTを受ける方法
ミネルバクリニックは東京・北青山にあるクリニックですが、岡山にお住まいの方も、オンラインNIPTか来院のどちらかでNIPTを受けられます。どちらの場合も、検査の前に臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを行い、検査の内容は同じです。
オンラインNIPT:Zoomで遺伝カウンセリング、採血は岡山市の提携施設で
オンラインNIPTは、東京まで来ることが難しい方のための方法です。遺伝カウンセリングはZoomで受け、採血は全国110か所の提携施設で行います。岡山県では、岡山市などに採血できる提携施設があります。つわりの時期に新幹線や飛行機で長い時間移動する必要がありません。
結果は、陰性でも陽性でも、まずマイページでお知らせします。陽性の場合は、ご連絡いただいたうえで臨床遺伝専門医が陽性カウンセリングを行い、陽性後の遺伝カウンセリングは何度でも無料で受けられます。提携施設の名前は公開していないため、予約のあとにご案内します。採血料は、提携施設ごとに別にかかります。詳しい流れはオンラインNIPTのページをご覧ください。
来院して受ける:東京・北青山
来院の場合は、90分の受診枠の中で、臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを行います。産婦人科用の超音波装置で4Dエコーを行い、赤ちゃんの様子を確認してから採血に進みます。クリニックは東京メトロ銀座線の外苑前駅から徒歩1分です。岡山駅から東京駅までは新幹線で3時間あまりかかるため、体調に合わせて、無理のない方法を選んでください。場所は診療時間・アクセスのページで確認できます。
陽性のときは、確定検査まで院内で
NIPTは確定検査ではないので、陽性になったら確定検査で確かめる必要があります。当院では2025年6月から産婦人科を併設しており、陽性の場合も、確定検査(絨毛検査・羊水検査)まで院内で受けられます。主要な検査項目は3日以内に、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。微小欠失・重複が陽性になった場合は、確定のためにマイクロアレイ検査が必要になることがあります。陽性後の遺伝カウンセリングは、何度でも無料で受けられます。確定検査については羊水検査・絨毛検査のページで説明しています。
当院の絨毛検査・羊水検査は、基本的に日曜日に行っています(月曜日が祝日の場合は月曜日)。他院でNIPTを受けて陽性になった方の確定検査も受け入れています。
岡山からオンラインNIPTを受けた方が確定検査を当院で受ける場合は、東京への来院が必要です。陽性になったときにどこで確定検査を受けるかは、検査を受ける前に考えておいてください。
2つの互助会
当院でNIPTを受ける方は、全員が2つの互助会に加入します。1つ目は羊水検査互助会(カトレア会)で、1回のNIPTにつき8,000円です。陽性時の確定検査の費用を補助し、補助の上限はありません。2つ目は安心検査結果保障制度で、1回のNIPTにつき6,000円です。再検査が必要になったのに、流産して再検査ができず結果が出なかったときに、検査代金(諸費用を除く)を返金する制度です。
通常は妊娠9週から、6〜8週も臨床研究として受けられる体制
一般的にNIPTは妊娠10週ごろから受ける検査ですが、当院では通常妊娠9週から受けられ、できるだけ早い時期に結果を知りたい方のために、妊娠6〜8週から臨床研究として受けられる体制を整えています。早い時期に結果を知ることで、考える時間を持てます。ただし、週数が早いほど、血液中の赤ちゃん由来のDNAが少なく、判定できずに再検査になることがあります。双子の場合は、スタンダードプランと双子マックスプランで受けられます。
自閉症・発達障害・知的障害もNIPTで一部わかる ― 当院で調べられること
「生まれてくる子に自閉症や発達障害がないか」と心配するのは、自然なことです。自閉症・発達障害・知的障害の原因はさまざまで、多くは原因がはっきり分かっていません。ただ、一部は染色体や遺伝子の変化が原因だと分かっており、その一部は当院のNIPTで調べられます。まず、出生前検査で調べる病気をどう見るかから説明します。
ダウン症候群だけを調べればよいわけではない
出生前検査で調べる病気は、どれも赤ちゃんの命や発達、そしてご家族の暮らしに大きくかかわるものです。ただ、その中身は病気によって大きく異なります。
ダウン症候群は、医療や支援の進歩で平均寿命が50〜60歳まで延び[11][12]、成人して働いたり地域で暮らしたりする方も多い病気です。知的障害のあるお子さんを比べた研究では、ダウン症候群のお子さんは、自閉症や原因不明の発達の遅れのあるお子さんに比べて、行動の問題が少ないと報告されています[13]。自閉スペクトラム症を伴う割合も、出生前検査で調べるほかの病気と比べて少ないことが分かっています[14]。
一方、18トリソミーや13トリソミーでは、1歳まで生きられる赤ちゃんは約1割にとどまります[15]。また、微小欠失症候群や単一遺伝子疾患の中には、重い知的障害やてんかんに加えて、自閉スペクトラム症を高い割合で伴い、ご家族の見守りや介護の負担が大きくなりやすい病気も少なくありません(例:レット症候群、コルネリア・デ・ランゲ症候群、アンジェルマン症候群)[14]。自閉スペクトラム症を伴う割合は、レット症候群61%、コルネリア・デ・ランゲ症候群43%、アンジェルマン症候群34%、CHARGE症候群30%、ダウン症候群16%、22q11.2欠失症候群11%と報告されています[14]。
知的障害を伴う病気のお子さんのご家族を比べた研究では、スミス・マゲニス症候群、ウィリアムズ症候群、プラダー・ウィリー症候群のご家族は、ダウン症候群のご家族より子育てのストレスが高いと報告されています[9]。ストレスを最も強く左右していたのは、知的障害の程度よりも、攻撃的な行動や自傷などの行動の問題、睡眠の問題でした[9]。アンジェルマン症候群やスミス・マゲニス症候群では他人への攻撃的な行動が、コルネリア・デ・ランゲ症候群やスミス・マゲニス症候群、プラダー・ウィリー症候群では自傷が多いことが分かっています[10]。こうした病気はどれも当院のNIPTで調べられます(スミス・マゲニス症候群、プラダー・ウィリー症候群、アンジェルマン症候群は全プラン、コルネリア・デ・ランゲ症候群はダイヤモンドプランとインペリアルプラン、ウィリアムズ症候群はインペリアルプランと双子マックスプラン)。ダウン症候群だけを調べればよいのか、検査を選ぶ前に考えていただきたい点です。
22q11.2欠失症候群を調べる意味
22q11.2欠失症候群は、妊娠中の赤ちゃんのおよそ1,000人に1人にみられ、微小欠失症候群の中で最も多い病気です[16]。多くは親から受け継いだものではなく新しく起こる変化で、母親の年齢とは関係がありません[16]。心臓の病気、免疫の働きの低下、低カルシウム血症、口蓋裂、発達の遅れなどを伴うことがあり、自閉スペクトラム症を伴う割合も一般より高いと報告されています[14][16]。米国臨床遺伝・ゲノム学会(ACMG)は、年齢にかかわらずすべての妊婦さんに、22q11.2欠失症候群のNIPTを提供することを提案しています[17]。生まれる前に分かっていれば、出産する施設の選び方や、生まれてすぐの心臓・カルシウム・免疫の検査など、赤ちゃんを迎える準備ができます。当院では、スタンダードプランから22q11.2欠失症候群を調べられます。
なお、米国母体胎児医学会(SMFM)は、22q11.2欠失を調べる場合は検査前に十分な説明を受けて選ぶことを求めています。微小欠失は、数の異常に比べて陽性的中率が低めです(項目によって60〜70%程度)。陽性になったら必ず確定検査が必要で、だからこそ検査前の遺伝カウンセリングが大切です。
💡 用語解説:微小欠失(びしょうけっしつ)と単一遺伝子疾患(たんいついでんししっかん)
微小欠失は、染色体のごく一部が欠けている状態です。染色体の数は正常なので、数だけを数える検査では見つかりません。単一遺伝子疾患は、1つの遺伝子の変化で起こる病気です。ご両親にはない変化が赤ちゃんに新しく起こることがあり、これをde novo(デノボ)変異と呼びます。
性染色体の数の異常は、ほかの病気とは分けて考える
性染色体の数の異常(クラインフェルター症候群、トリプルX症候群、XYY症候群、ターナー症候群など)は、ほかの染色体の病気とは事情が大きく異なります。知的障害を伴うことは少なく、成人の多くは自立して生活しています[18]。ただし、言葉の発達がゆっくりだったり、読み書きなど学習面に苦手さが出たりすることがあり、自閉スペクトラム症などの発達特性がみられる割合も一般より高いと報告されています[18][19]。早く分かっていれば、ことばの支援や学習の支援を早めに始めることができます。
当院のNIPTでわかる、自閉症・発達障害・知的障害の原因
知的障害の遺伝的な原因で最も多いのはダウン症候群です。また、発達の遅れ・知的障害・自閉症のあるお子さんでは、マイクロアレイ検査で約15〜20%に、染色体の微細な欠失・重複が原因として見つかると報告されています[20]。当院のNIPTが調べる微小欠失・重複や単一遺伝子疾患には、自閉症・発達障害・知的障害を伴うことがある病気が含まれています。
🧬 プラン別:調べられる範囲と、自閉症・発達障害・知的障害を伴うことがある主な疾患
| プラン | 微小欠失・重複 | 単一遺伝子 | 自閉症・発達障害・知的障害を伴うことがある主な疾患 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 6種類7疾患 | 対象外 | 22q11.2欠失症候群、プラダー・ウィリー症候群、アンジェルマン症候群、スミス・マゲニス症候群 |
| プレミアム | 12種類13疾患 | 対象外 | スタンダードの疾患に加えて、2q33欠失症候群、18q欠失症候群など |
| ダイヤモンド | 12種類13疾患 | 56遺伝子 | プレミアムの疾患に加えて、レット症候群、コルネリア・デ・ランゲ症候群、CHARGE症候群 |
| 双子マックス | 92種類+5Mbを超える構造異常 | 対象外 | 微小欠失の疾患に加えて、ウィリアムズ症候群、16p11.2欠失・重複 |
| インペリアル | 92種類+5Mbを超える構造異常 | 最大155遺伝子(202疾患) | 上の疾患に加えて、フェラン・マクダーミッド症候群、ピット・ホプキンス症候群 |
※スタンダードと双子マックスは双子でも受けられます。プレミアム・ダイヤモンド・インペリアルは単胎のみです。
こうした単一遺伝子疾患は1つひとつはまれですが、わずか30遺伝子・25疾患を合わせただけでも、約600人に1人(0.17%)の頻度になると報告されています[21][22]。これは、ダウン症候群の出生頻度(全体で約700人に1人)と同じくらいの数字です。当院のインペリアルプランでは、最大155遺伝子のde novo変異を対象にしています(ダイヤモンドプランは56遺伝子)。ただし、こうした数字は大多数のお子さんには当てはまらないものです。
年齢との関係では、母親の年齢が自閉症に与える影響は「小さいがゼロではない」とされています[23]。一方、父親の年齢が上がるほど、新しく起こる遺伝子の変化(de novo変異)が増えることが分かっています[24]。お父さんの年齢が高い場合は、de novo変異を調べられるダイヤモンドプランやインペリアルプランを検討する、という考え方もあります。
正直にお伝えする限界
- ➤陰性でも、自閉症・発達障害・知的障害がないとは言えません。NIPTで調べられるのは、原因のうちの一部です。
- ➤陽性になったら、確定検査が必要です(当院は院内で行います)。微小欠失は陽性的中率が低めです。
- ➤脆弱X症候群など、NIPTでは調べられない原因もあります。
- ➤病気が分かっても、症状の出方や程度までは予測できません。また、まれですが偽陰性の可能性はあります。
🩺 院長コラム【「どこまで調べるか」は、ご家族が決めること】
「どこまで調べればよいのか分からない」という迷いは、検査のことを真剣に考えているからこそ生まれるものだと思います。臨床遺伝専門医として大切だと考えているのは、調べる範囲が広ければ良い、狭ければ安心、という単純な話ではないということです。調べる範囲が広がれば、分かることが増える一方で、確定検査で確かめる必要が出る場面も増えます。
NIPTは生涯にかかわる検査です。だから当院は、結果を早く出すことよりも正確であることを優先し、陽性になったあとの医学的な対応と心の面の支えまでを院内で行う体制をとっています。岡山にお住まいの方も、地元の認証施設、認証外の施設、オンラインNIPTのそれぞれの特徴を知ったうえで、ご自身に合った選択を考えるための材料にしていただければと考えています。
\ 岡山から、調べる範囲で選べるNIPTをお探しの方へ /
ダウン症候群だけでなく、18・13トリソミーや微小欠失症候群、一部の自閉症・発達障害・知的障害の原因まで、当院のNIPTでわかります。陽性でも、確定検査(羊水検査・絨毛検査)まで院内で受けられ、主要項目は3日以内に結果が出ます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 岡山県でNIPTができる病院はどこですか?
日本医学会の認証施設は、2026年10月16日現在の公式一覧で岡山県内に11施設あります。基幹施設は岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、倉敷中央病院、岡山医療センターの4施設、連携施設は岡山中央病院、三宅医院、井上医院、サン・クリニック、赤堀クリニック、津山中央病院、岡山赤十字病院の7施設です。このほか、認証外の施設でも受けられ、ミネルバクリニックのオンラインNIPTでは岡山市などの提携施設で採血できます。
Q2. ダウン症候群だけ調べれば大丈夫ですか?
ダウン症候群だけを調べれば大丈夫、とは言えません。知的障害を伴う病気のお子さんのご家族を比べた研究では、スミス・マゲニス症候群、ウィリアムズ症候群、プラダー・ウィリー症候群のご家族は、ダウン症候群のご家族より子育てのストレスが高く、ストレスを最も強く左右していたのは知的障害の程度よりも行動の問題でした。こうした病気は三大トリソミーだけを調べる検査ではわかりません。当院ではスタンダードプランから22q11.2欠失症候群やプラダー・ウィリー症候群、アンジェルマン症候群などの微小欠失を、ダイヤモンドプラン・インペリアルプランでは単一遺伝子疾患まで調べられます。どこまで調べるかは、検査前の遺伝カウンセリングで一緒に考えます。
Q3. 岡山大学病院でNIPTを受けられますか?
受けられます。岡山大学病院は日本医学会の認証施設(基幹施設)です。公式サイトによると、かかりつけの産婦人科からの申込みが必要で、調べる項目は13・18・21トリソミーです。条件や申込みの方法は変わることがあるため、最新の情報は岡山大学病院の公式サイトでご確認ください。
Q4. 岡山で認可(認証)施設以外でNIPTを受けても大丈夫ですか?
認証外の施設で受けること自体に問題があるわけではありません。ただし、認証外の施設は体制の差が大きいため、検査の前に誰が遺伝カウンセリングを行うのか、陽性になったときに確定検査をどこで受けられるのかを確認してください。ミネルバクリニックは認証外の施設ですが、臨床遺伝専門医が運営・常駐し、確定検査(絨毛検査・羊水検査)まで院内で行っています。
Q5. 岡山でNIPTを受ける費用はどのくらいですか?
施設と調べる範囲によって変わります。各施設の金額は、それぞれの公式サイトでご確認ください。比べるときは、金額だけでなく、遺伝カウンセリングの費用が含まれるか、陽性時の確定検査の費用をだれが負担するかも確認してください。ミネルバクリニックの料金は料金ページに載せています。
Q6. 岡山から東京のミネルバクリニックでNIPTを受けられますか?
受けられます。東京・北青山に来院する方法と、オンラインNIPTの2つがあります。オンラインNIPTでは、Zoomで臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを受け、岡山市などの提携施設で採血します。採血料は提携施設ごとに別にかかります。
Q7. 岡山でNIPTはいつから受けられますか?
一般的には妊娠10週ごろからです。岡山県の認証施設では、受けられる週数が施設ごとに決まっているため、早めに確認してください。ミネルバクリニックでは通常妊娠9週から受けられ、妊娠6〜8週からは臨床研究として受けられる体制を整えています。ただし、週数が早いほど判定できずに再検査になることがあります。
Q8. NIPTで陽性だった場合はどうなりますか?
NIPTは確定検査ではないため、陽性になったら絨毛検査や羊水検査で確かめる必要があります。確定検査で確かめる前に、大切な判断をしないでください。ミネルバクリニックでは確定検査まで院内で受けられ、主要な検査項目は3日以内に、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。当院の絨毛検査・羊水検査は、基本的に日曜日に行っています(月曜日が祝日の場合は月曜日)。他院でNIPTを受けて陽性になった方の確定検査も受け入れています。陽性後の遺伝カウンセリングは何度でも無料で、確定検査の費用は互助会で補助されます。
Q9. NIPTで自閉症や発達障害はわかりますか?
一部はわかります。当院のNIPTは、自閉症・発達障害・知的障害の原因になる染色体や遺伝子の変化の一部を調べられます(22q11.2欠失症候群、アンジェルマン症候群、プランによってレット症候群など)。ただし、原因の多くはNIPTでは調べられないため、陰性でも自閉症・発達障害・知的障害がないとは言えません。
🏥 岡山から受けるNIPTを、調べられる範囲と陽性後の体制で選ぶために
90分の受診枠の中で、常駐する臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを行い、どのプランが合うかを一緒に考えます。来院が難しい方は、オンラインNIPT(Zoomでのカウンセリング+全国110か所の提携施設で採血)もご利用いただけます。岡山県では、岡山市などの提携施設で採血できます。
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関連記事
参考文献
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※本記事は一般の方に向けた情報提供を目的とするもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。認証施設の情報は、日本医学会の一覧(2026年10月16日現在)と各施設の公式サイトにもとづく内容で、その後変更されている場合があります。受診の前に、必ず各施設へご確認ください。



