目次
今回は、熊本県でNIPTを受けられる医院を調査しました。
NIPT(新型出生前診断)とは、妊婦さんの採血で赤ちゃんの13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの染色体異常や微小欠失症候群その他の染色体異常、遺伝子異常を知ることができる検査です。
また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。
熊本県でNIPTを実施している医院一覧
まずは熊本県でNIPTを実施している医院を一覧でご紹介します。
施設名 | 認証/非認証 | 提携先 | 検査会社 | 検査可能週 | 専門 分野 | 遺伝 カウ ンセ リン グ | 費用(税別) | 13,18, 21染色体 基本検査 | 全染色体 | 微小欠失 | 胎児 の 性別 | 結果 まで | 住所 | 電話番号 |
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熊本大学病院 | ー | シーケノム | 遺伝 | 〇 | 約13万円 | 熊本市中央区 本荘1-1-1 | 096-373ー5973 |
|||||||
福田病院 | 認証 | ー | シーケノム | 10週 | 遺伝 | 〇 | 約13万円 | 2~3 週間 | 熊本市中央区 新町2-2-6 | 096-322-2995 | ||||
菊陽レディースクリニック | 認証 | ー | ー | 10週 | 遺伝 | 〇 | ー | 2~3 週間 | 菊池郡菊陽町 新山2丁目8番23号 | 096-213-5656 | ||||
いんでレディースクリニック | 認証 | ー | ー | 10週 | 遺伝 | 〇 | ー | 2~3 週間 | 熊本市東区新生2-3-6 | 096-367-2333 |
||||
ART女性クリニック | 認証 | ー | ー | 10週 | 遺伝 | 〇 | 約13万円 | 2~3 週間 | 熊本市東区神水本町25-18 | 096-360ー3670 | ||||
熊本バースクリニック | 認証 | ー | ー | 10週 | 遺伝 | 〇 | ー | 2~3 週間 | 熊本市南区八幡5丁目10-2 | 096-320-2334 |
||||
亀川ひかるクリニック | 非認証 | NIPT JAPAN | ベリナタ | 10週 | 消化器 | × | 16万5,000円〜 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 7~10日 | 熊本県熊本市 中央区帯山 3-54-37 | 096- 201-7414 |
平石クリニック 熊本提携院 | 非認証 | 平石クリニック | 9週 | 美容 | 〇 | 18万〜23万円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 7~10日 | 熊本市中央区 安政町1-26 日吉屋ビル2F | 0120-265-176 | |
AGAスキンクリニック 熊本院 | 非認証 | DNA先進医療 | 9週 | 薄毛 | 〇 | 18万〜23万円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 5〜8日 | 熊本市中央区 安政町1-26 日吉屋ビル2F | 0120-220-944 |
熊本大学病院(認証)
NIPTの検査自体は、約13万円です。初診料(紹介状の持参がない場合は、別途7,700円が必要)、最初の遺伝カウンセリングが11,000円、再診で5,500円が必要となります。1回あたりの超音波断層法検査は5,300円、採血検査は102,000円必要です。
採血検査で陽性と出た場合、確実な診断のために羊水検査ができます。
住所 | 熊本市中央区本荘1-1-1 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-373ー5973 |
予約 | 下記のいずれか ・かかりつけ医からFAX ・妊婦本人からの電話 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー |
料金 | 約13万円 |
結果まで | 2週間(採血検査の結果により、羊水染色体分析検査をする場合さらに2週間必要) |
URL | こちら |
福田病院(認証)
福田病院では、NIPT検査希望の方に熊本大学病院へ紹介状を作成してもらえます。
実際に熊本大学病院でNIPT検査を行うまでに2週間程かかるため、検査を考えている方は、妊娠10週目までに担当医に相談することをおすすめします。
住所 | 熊本市中央区新町2-2-6 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-322-2995 |
予約 | 下記のいずれか ・かかりつけ医からFAX ・妊婦本人からの電話 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー(熊本大学病院にて) |
料金 | 約13万円(熊本大学病院にて) |
結果まで | 2週間(熊本大学病院にて) |
URL | こちら |
菊陽レディースクリニック(認証)
菊陽レディースクリニックではNIPTを実施しています。
詳細はクリニックへお問い合わせください。
住所 | 菊池郡菊陽町新山2丁目8番23号 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-213-5656 |
予約 | 電話またはWEB予約 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー |
料金 | 医院までお問い合わせください |
結果まで | 2-3週間程度 |
URL | こちら |
いんでレディースクリニック(認証)
福田病院を基幹施設とする連携施設です。副院長は、福田病院の出生前遺伝カウンセリングの担当医も兼任しています。NIPT検査は、妊娠10週以降に可能です。
検査会社に採血検体を受託後4~7日(最大14日)で結果が判明します。結果が陽性や判定不能の場合は、絨毛検査や羊水検査が可能です。
住所 | 熊本市東区新生2-3-6 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-367-2333 |
予約 | Web予約 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー |
料金 | クリニックへお問い合わせください |
結果まで | 2週間 |
URL | こちら |
ART女性クリニック(認証)
2023年4月より認定施設になり、NIPT検査が可能になりました。妊娠10~17週の方が対象です。NIPTの検査自体は約13万円で、初診料、最初の遺伝カウンセリングに11,000円が必要です。遺伝カウンセリングと結果説明に関しては、15分追加ごとに2,750円かかります。
採血検査で陽性と出た場合、確実な診断のために羊水検査が55,000円でできます。
住所 | 熊本市東区神水本町25-18 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-360ー3670 |
予約 | ・妊婦本人からの電話 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー |
料金 | 約13万円 |
結果まで | 2週間 |
URL | こちら |
熊本バースクリニック(認証)
NIPTを実施していますがHPに掲載されていません。詳細はクリニックまでお問い合わせください。
住所 | 熊本市南区八幡5丁目10-23 |
アクセス | こちら |
Tel | 096-320-2334 |
予約 | ・妊婦本人からの電話またはWe予約 |
検査内容 | 13,18,21トリソミー |
料金 | クリニックへお問い合わせください |
結果まで | 2週間 |
URL | こちら |
亀川ひかるクリニック(非認証)
亀川ひかるクリニックは、NIPTJAPANのHPから予約をしてNIPT検査ができます。
住所 | 熊本市中央区新大江2丁目18-23 |
アクセス | こちら |
Tel | 0120-221-051 |
予約 | NIPTJAPANのHPへ電話 |
検査内容 | ・13,18,21染色体基本検査 ・全染色体 ・微小欠失 ・胎児の性別 |
料金 | (A)16万5,000円 ※21,18,13染色体検査+性染色体検査 (B)17万6,000円 ※全染色体検査 (C)19万8,000円 ※全染色体+微小欠失検査*採血費、検体輸送費、検査説明費用等を含んだ価格 |
結果まで | 1週間 |
URL | こちら |
平石クリニック熊本提携院(非認証)
平石クリニックの提携院です。
NIPTの基本検査は、13・18・21トリソミーを含む性染色体検査と性別判定で18万円必要です。全染色体検査は21万円、微小欠失検査は23万円します。
NIPT検査で陽性の場合、羊水検査はクリニックが全額負担してくれます。
住所 | 熊本県熊本市中央区安政町1-26 日吉屋ビル2F |
アクセス | こちら |
Tel | 0120-220-944 |
予約 | Web予約 |
検査内容 | ・13,18,21染色体基本検査 ・全染色体 ・微小欠失 ・胎児の性別 |
料金 | 18万〜23万円 |
結果まで | 7~10日 |
URL | こちら |
AGAスキンクリニック熊本院(非認証)
AGAスキンクリニック熊本院はDNA先進医療株式会社と提携しています。
13・18・21トリソミーを含む性染色体検査、全染色体検査、微小欠失検査、性別判定ができます。希望の方には、認証遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングを無料で受けることができます。
住所 | 熊本市中央区安政町1-26 日吉屋ビル2F |
アクセス | こちら |
Tel | 0120-265-176 |
予約 | ・電話予約またはWeb予約またはLINE予約 |
検査内容 | 13、18、21番を含む 1~22番染色体検査 性染色体検査 微小欠失検査 性別判定 |
料金 | 18万〜23万円 |
結果まで | 国内:A・B検査 最短3日 平均5.5日 海外:C検査 最短5日 平均8.5日 ※採血日を0日とし、翌日を1日目と数えて最短 |
URL | dna-am.co.jp/ |
NIPTを受けるメリット
出生前診断の代表的な検査であるNIPTは近年、認証施設が普及したことで多くの妊婦さんにとって、より身近なものとなりました。簡易的で精度も高い検査であることから、年々受検を希望される方は増えてきています。
実際に、受検について気になっている方や受検を迷っている方もいるのではないでしょうか。
この項目ではNIPTを受検することによって、どのようなメリットがあるのか具体的な内容についてご紹介します。
非常に高い検査精度
NIPTの大きな特徴の1つとして精度の高さがあります。
精度とは、検査結果の正確性のことであり、感度、特異度、的中率の3つの指標によって表されています。
具体的な確率で表すと、100%のうち、染色体異常を持っている赤ちゃんが正しく陽性と判定される感度は99%、染色体異常がない赤ちゃんが正しく陰性と判定される特異度は80%となっています。
最終的に確認した結果、判定結果が正しかったことを表す的中率は、出生前検査認証制度運営員会の調査によると、NIPTの21トリソミーの陽性的中率は30歳で85.28%、35歳で93.58%、40歳で98.20%と徐々に高くなります。
この結果は妊娠時の母体の年齢が上がるにつれて、遺伝子のエラーが生じやすくなることから、陽性的中率も年齢に伴い上昇するという特徴を表しています。
このようにNIPTは非常に高い検査精度を持っていますが、あくまでも非確定検査であり、診断を確定をするための検査ではありません。
実際に確定に至るまでには確定検査を受ける必要があります。
妊娠初期に検査を受けることができる
出生前診断は各検査の種類によって受検が可能な時期も異なります。
例えば、コンバインド検査は妊娠11〜13週以降、母体血清マーカー検査は妊娠15週以降となっており、双方ともに、ある程度胎児が成長している状態の時期からでないと、受検をすることができません。
それに対してNIPTは、妊娠初期である妊娠9〜10週以降から可能であり、他の検査と比べて早い時期から受検が可能となっています。
早期的に胎児の状態を知ることができるため、妊娠中から抱えている不安を早期に解消することができ、必要な環境の準備や気持ちの整理にゆとりを持って取り組むことができます。
検査による感染・流産リスクがない
NIPTは母親から採血を実施し、採取した血液検体から血中に存在する胎児のDNAの断片を解析し、遺伝子疾患の可能性を判別しています。
一方、確定的検査は、胎児の遺伝子疾患の可能性を最終確認するための検査という位置付けで実施されています。NIPTと検査方法は異なり、直接お腹に針を刺して、羊水や胎盤の組織を一部採取する方法で行います。
そのため、稀に穿刺部位の感染や羊水の流出が起こり、流産の原因になることがあります。主に絨毛検査で1%程度、羊水検査で0.2〜0.3%程度発生する可能性があります。
確率としては低いですが、流産の可能性は0ではないこと、身体的負担がNIPTと比べて大きいという違いがあります。
このことから、NIPTは確定的検査と比べると身体的負担や流産のリスクが低い安全性の高い検査であるといえます。
NIPTを受けるデメリット
妊娠中の段階で胎児の状態を知ることは精神面や環境面での準備ができ、メリットが多くありますが、デメリットもあるということを理解しておく必要があります。
例えば、検査結果は通常の妊娠でリスク要因がなくても陽性の判定が出ることがあります。必ずしも陰性であるという確証はありません。そのため検査結果によっては妊娠中から将来的な不安を感じ、精神的に不安定になってしまうこともあります。
あくまでも可能性ですが、検査を受けるということは、必ずしも良い結果だけではないこと、受けることによるリスクや生まれてくる赤ちゃんのことを考え、本当にご自身にとって事前に検査を受けることが必要であるのかを慎重に考えてから検査に臨むことが大切です。
検査のための費用が高い
検査名 | 検査時期 | 検査費用 |
NIPT | 妊娠9〜10週以降 | 10万〜20万円 |
コンバインド検査 | 妊娠11〜13週以降 | 5,000円〜5万円 |
母体血清マーカー検査 | 妊娠15〜20週 | 2〜3万円 |
上記のように、NIPTは他の検査と比べると検査費用は大幅に高くなっています。
出生前診断は自由診療であるため全額自己負担となることから経済的な負担が大きく伴います。
他の検査もそれぞれ特徴があるため、費用面や内容を比較してみましょう。そしてご自身にあった検査を選択してください。
施設によっては期間が限られていることも
出生前診断は妊娠中であればいつでも検査を受けることができるというわけではなく、各検査の種類によって受検の推奨期間が定められています。
例えば、NIPTは9〜10週、コンバイド検査は11〜13週、母体血清は15〜20週とそれぞれ同じ目的の検査であっても適応期間は様々です。
適応期間がなぜ定められているかというと、NIPTの場合は、血中に存在する胎児のDNAを解析しているため妊娠が発覚してすぐは、採血結果に十分に反映されないことがあります。そのため、母体に胎児のDNAが少しずつ増えてくる妊娠9週頃が推奨期間となっています。
このように出生前診断は検査の種類によって受検可能な推奨期間が限られています。適切な時期にできるだけ早めに受検するようにしましょう。
医院選びで注意したいポイント4つ
NIPTを受けられる機関には、認証施設と非認証施設があります。
認証施設は、出生前検査認証制度等運営委員会による認定を受けている施設です。非認証施設は、認定を受けていない施設になります。
認証施設では、受けられる妊婦さんの条件があるケースがほとんどです。
その内容は高齢の妊婦であるか、染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴があるか、超音波断層法検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性があるかなど、施設によって異なります。
また、その病院で分娩の予定がなければ受けられない、かかりつけ医の紹介状が必要となる場合もあります。
非認証施設では、条件や年齢制限なしでNIPT検査を受けることができます。非認証施設であるからといって、違法ではありません。検査の精度も認証施設と同じです。認証施設でNIPT検査を受けたくても受けられない妊婦の方の受け皿として、大切な役割を果たしています。
ここでは数ある医院選びのポイントを解説していきます。
遺伝カウンセリングの有無
臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーが在籍しているクリニックを選びましょう。
日本では遺伝カウンセリングを実施できるのは臨床遺伝専門医か認証遺伝カウンセラーのみです。
遺伝カウンセリングでは、NIPT検査の説明や、陽性の場合の社会的支援体制の説明、陽性の場合の選択肢について、妊婦の方が納得いく決断ができるようにサポートしてくれます。
認証施設では、検査前と結果告知時の遺伝カウンセリングが必須なので必然的に受けることができますが、非認証施設では、一部遺伝カウンセリングを実施していないケースがあります。
遺伝カウンセリングの有無を確認しましょう。
陽性判定時のアフターフォローの内容
認証施設では、陽性判定が出た場合にすみやかに羊水検査や絨毛検査などの確定検査を受けることができます。確定検査の費用は無料の場合があります。確定検査を受けるべきかどうかなども遺伝カウンセリングで相談できます。
非認証施設の場合、一部遺伝カウンセリングがなく妊婦さんがパニックに陥ってしまったり、落ち込んでしまったときのフォローができないことがあります。
また確定検査を受けるための医院を不安定な心理状態で自分で探さなければならないこともあります。
また、採血検査で陽性が出た場合、羊水検査を実施しているか確認が必要です。また羊水検査を実施していない場合は、他の医療機関への紹介が可能であるか確認しましょう。
羊水検査をする場合は、費用の保証があるか再度遺伝カウンセリングを実施しているのか事前に確認しましょう。
検査の種類
認証施設では、13,21,18トリソミーの基本検査しか受けることができませんが、非認証施設では、それ以外のさまざまな染色体異常や病気のことを調べることができます。
アクセス
NIPTが受けられる時期は、妊娠初期で悪阻と重なる妊婦の方も多いです。
自宅から遠方の医院を選ぶと身体に負担がかかってしまいます。できるだけ家から近い医院で、駅からも近いと理想的です。
認証施設の検査対応日は、主に平日です。非認証施設の検査対応日は、土日祝日も可能なところが多いため、土日祝休みの働く妊婦の方でも検査を受けやすいでしょう。
また非認証施設では、オンラインも対応している所もあります。
ミネルバクリニックのNIPTメニュー
当院の診療メニューには基本プランとオプションの2種類があり、それぞれ必要な検査を組み合わせてご自身にあったプランで受検することが可能です。
基本プランには「スーパーNIPTベーシック」と「カリオセブン」という検査があります。
オプション検査は「プラス」と「ジーンプラス」、「デノボ」という検査プランを提供しています。
全て遺伝子異常の有無を精査する検査ですが、それぞれのオプションによって、調べることができる遺伝子異常の種類や範囲が異なります。この項目では各検査のプランの概要や検査の特徴、料金についてご紹介します。
スーパーNIPTベーシック
9週0日から可能な基本検査3種(13、18、21トリソミー)を行います。
スーパーNIPTは従来のNIPTと比べて検査の精度が非常に高い検査になります。精度の高さはエラー判定0、陽性的中率は100%となっており、非常に高精度で世界特許技術の検査です。
・検査できること
基本的な項目の染色体検査である(13トリソミー(パトウ症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、21トリソミー(ダウン症候群)を精査します。
・料金
費用は17万6,000円(税込)です。
カリオセブン
カリオセブンは、検出されにくい遺伝子異常や全ての染色体異常を精査することができる検査です。
この検査の精度は遺伝子異常の検出率は全体の99.1%に及び、確定的検査である、羊水検査や絨毛検査と非常に近い割合の検出率となっています。
スクリーニング検査であるものの、確定的検査に匹敵する最も包括的な出生前診断であるといわれています。
・検査できること
基本検査である3種(13、18、21トリソミー)と、出生時まで診断されなかった可能性のある染色体異常を検出することが可能です。
とくに、重症度が高いとされる重要な遺伝子疾患として9つの微小欠失疾患も検出することができます。
・料金
費用は26万4,000円(税込)です。
プラス
基本検査である3種(13、18、21トリソミー)検査と、追加で4種類の微小欠失症候群の検出を実施します。
微小欠失症候群とは、遺伝子の数が通常より少なかったり一部が欠けていることにより発症する遺伝子疾患であり、誰もが発症する可能性のある遺伝子異常のことをいいます。
検査方法は採血で、検体は母親から採取します。
・検査できること
家族歴に関係なく、新生突然変異によって起こる4種類の微小欠失症候群の可能性を精査します。
・料金
費用は19万8,000円(税込)です。
ジーンプラス
ジーンプラスは基本検査3種と、100種類の遺伝子における2000の病的変異による先天性の疾患について調べることができる検査です。検体は母親だけでなく父親からも採取します。
赤ちゃんの遺伝子に突然起こる新生突然変異についても精査が可能です。
・検査できること
基本検査3種(13、18、21トリソミー)や微小欠失疾患(4疾患)に加えて100種類の遺伝子疾患に対応しています。
・料金
費用は23万6,500円(税込)です。
デノボ
遺伝子の異常は母親側だけに問題があるのではなく、父親の年齢も大きく関係します。
父親の年齢が高齢であるほど、精子を作る生殖細胞のコピーにエラーが生じやすくなり、遺伝子異常を発症することが高いことが明らかになっています。
デノボ検査は、母親だけでなく、父親由来の遺伝子異常も調べることができます。
検査方法は父親は口腔粘膜の組織を採取、母親は採血を実施します。
基本的には一緒に受診してそれぞれ検体を採取しますが、一緒に通院することが難しい場合は、父親側の検体キットを送付することも可能です。
・検査できること
主に自閉症スペクトラムやてんかん、知的障害、骨格異常など44の疾患と25の遺伝子の病的変異を精査します。
・料金
費用は、27万5,000円(税込)です。
ミネルバクリニックではオンラインNIPTで熊本県もカバーします
東京のミネルバクリニックでは、どこからでも全国オンライン診療でNIPTを利用できます。臨床遺伝専門医の院長自らが、遺伝カウンセリングを担当いたします。
ミネルバクリニックは、日本で最も豊富な種類のNIPTを提供しており、第2世代と第3世代の検査では、これまでに偽陰性の報告がありませんでした。精度は非常に高いです。
また、陽性判定が出た際には、24時間いつでも院長に相談できるだけでなく、羊水検査の費用も互助会が全額を負担いたします。確定検査をご希望の方には、適切な病院を紹介することも可能なので、安心してご利用いただけます。
ミネルバクリニックのNIPT検査の流れ
ミネルバクリニックのオンラインNIPTをご希望の方へ、検査の流れをご案内します。
ご予約
・WEBフォームからお申し込みはこちら
・お電話でのお申し込みはこちら:03-3408-3768
・ご予約確定後、基本検査(13、18、21トリソミー)のご入金
・問診票の記入
遺伝カウンセリング
臨床遺伝専門医である院長が遺伝カウンセリングを行います。カウンセリング内容に基づき、最終的な検査プランをご選択いただきます。
基本検査(13、18、21トリソミー)以外のオプションについて、差額が出た場合のみ追加のお支払いを戴きます。
採血
検査キットをミネルバクリニックからお送りします。採血が必要な診療内容の場合、お近くの医療機関で採血をしていただきます。医療機関のご案内、手配も対応しておりますのでご相談ください。採血が終わったら、患者さまご自身でミネルバクリニックへご返送いただきます
※詳細は事前に資料も含めご案内いたします
検体発送〜検査結果開示
検体はミネルバクリニックから検査会社へ速やかに発送し、検査の進捗状況に応じてメールをお届けします。
検査結果が出たら、患者様マイページで検査結果をご確認いただけます。仮に陽性結果が出た場合、遺伝カウンセリングなどその後のアフターフォローを行いますので、ご安心ください。
まとめ
出生前診断は、陽性の結果が出て赤ちゃんの先天異常(染色体疾患)が確定した場合、命に関わる選択を迫られる検査です。急いで受けることはおすすめできません。慎重な心構えと考慮が必要です。
東京のミネルバクリニックでは、出産経験のある女性の臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを提供しています。妊娠9週目(希望者は妊娠6週目から)から検査が可能です。妊婦の悩みに真摯に向き合い、自身の経験と専門知識に基づいた助言を行っています。さらに、世界トップクラスの検査機関と独占契約を結び、通院とオンラインの両方で同じ質の診療を提供しています。
ミネルバクリニックの医師とスタッフは、すべての妊婦が快適な環境でNIPTを受けられるよう努めています。どうぞお気軽にご相談ください。
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この記事の著者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医の院長のもと、東京都港区青山で、NIPT検査を提供しています。少子化の時代、より健康なお子さんを持ちたいという思いが高まるのは当然のことと考えています。そのため、当院では世界の先進的特許技術に支えられた高精度な検査を提供してくれる検査会社を遺伝専門医の目で選りすぐりご提供しています。
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