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トリソミー22のNIPT陽性から羊水検査陰性へ:胎児発育不全から疑われた限局性胎盤モザイクの事例

仲田洋美 医師

この記事の監修・執筆:仲田洋美(臨床遺伝専門医)

ミネルバクリニック院長。臨床遺伝専門医・総合内科専門医・がん薬物療法専門医。1995年に医師免許を取得し、遺伝医療と出生前診断に携わっています。

記事の作り方(編集方針)

NIPTで「22トリソミー陽性」と知らされ、そのあとの羊水検査では「染色体の異常なし」。結果が食い違うと、どちらを信じればよいのか分からなくなります。最初にお伝えしたいのは、赤ちゃんの染色体の診断は羊水検査の結果を基準に考えるということです。NIPTが調べているDNAの多くは胎盤から来ているため、胎盤の一部だけに22トリソミーの細胞がある「限局性胎盤モザイク(CPM)」でもNIPTは陽性になります。この記事では、22トリソミー陽性・羊水検査陰性となり、その後に赤ちゃんの発育不全がみられた実際の事例を、個人が特定されないよう細部を変えてご紹介します。CPMのしくみや確定診断のくわしい解説は、関連ページに分けてまとめています。

この記事でわかること
📖 読了時間:約10分
🧬 NIPT・22トリソミー・限局性胎盤モザイク
★ 臨床遺伝専門医監修
  • ➤NIPTで22トリソミー陽性・羊水検査で陰性となった事例の経過
  • ➤NIPTと羊水検査の結果が食い違う理由(限局性胎盤モザイク)
  • ➤CPMのある妊娠で赤ちゃんの発育を見守る理由と、その数字の出どころ
  • ➤22番のCPMでUPD(片親性ダイソミー)検査が通常の推奨に入らない理由
  • ➤染色体が正常でもほかの病気が見つかることがある、という事実

⏱️ 30秒でわかる要約

🧬 Q. NIPT陽性・羊水検査陰性はどうして起こる?

NIPTは主に胎盤由来のDNAを調べます。胎盤の一部だけに22トリソミーの細胞があると、赤ちゃん自身の染色体が正常でも陽性になります。これが限局性胎盤モザイク(CPM)です。

📈 Q. 羊水検査が陰性なら、もう心配はない?

赤ちゃんの22番の数の異常は否定できますが、CPMでは赤ちゃんの発育がゆっくりになることがあります。妊娠中は発育を超音波でくわしく見守ります。

🩺 Q. UPD(片親性ダイソミー)の検査は必要?

ACMGが出生前のUPD検査を勧めているのは6・7・11・14・15・20番で、22番は通常の推奨の対象外です。

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NIPTとは – 非侵襲的出生前検査の基本

NIPT(非侵襲的出生前検査)は、お母さんの血液に含まれる赤ちゃん側のDNAの断片を調べ、決められた染色体の数の変化があるかどうかを推定する検査です。採血だけで受けられ、流産のリスクはありません。そのかわり、NIPTはスクリーニング検査で、確定診断ではありません。陽性のときは、羊水検査や絨毛検査で赤ちゃんの染色体を直接調べて確かめます。

ここで大切なのは、血液中の「赤ちゃん側のDNA」の多くが、実際には胎盤の細胞から出てきたものだという点です。胎盤と赤ちゃんはもとは同じ受精卵から育ちますが、ごくまれに、胎盤の一部だけに染色体の違いが生じることがあります。この場合、NIPTは胎盤の染色体を反映して陽性になり、赤ちゃん自身の染色体は正常、ということが起こります。偽陽性の原因全体はNIPT偽陽性の確率と原因で、モザイクが結果に影響するしくみはNIPTのモザイクとは?胎盤限局性モザイクが偽陽性・偽陰性を起こすしくみで解説しています。

NIPTでトリソミー22陽性と判定された事例

ここでご紹介するのは、NIPTで22トリソミー(22番染色体が3本ある状態)の陽性と判定された妊婦さんの事例です。個人が特定されないよう、年齢や週数などの細部は変えています。

22トリソミーは、赤ちゃん自身にすべての細胞で起きている場合、多くは妊娠初期に流産となる染色体の数の変化です。陽性の結果を受けて強い不安を感じた妊婦さんは、赤ちゃん自身の染色体を確かめるため、羊水検査を受けることを選びました。22トリソミーそのものの特徴や寿命については19トリソミー・22番染色体トリソミーとは?【全染色体ガイドVol.3】で、NIPTのあとに流産となり22トリソミーと分かった場合についてはNIPT後に流産|トリソミー22と判明したときに知っておくべきことでまとめています。

💡 重要ポイント

13・18・21番以外のトリソミーがNIPTで陽性になった場合、その多くは胎盤だけの変化だと考えられています。オランダで全国的に行われた全染色体のNIPT(TRIDENT-2研究、73,239件)では、13・18・21番以外のトリソミーが0.18%で見つかり、そのうち赤ちゃん自身で確認されたのは6%でした[1]。陽性のまま判断せず、必ず確定検査で確かめることが大切です。

羊水検査で陰性結果 – なぜ違いが生じるのか

この妊婦さんの羊水検査の結果は「22番を含め、染色体の数の異常は見つからない」というものでした。NIPTと羊水検査で結果が食い違った理由として、最も考えられるのが限局性胎盤モザイク(Confined Placental Mosaicism:CPM)です。

羊水検査では、羊水に浮かんでいる赤ちゃん由来の細胞を育てて染色体を調べます。そのため羊水検査は、胎盤ではなく赤ちゃん自身の染色体を反映します。NIPTが胎盤の22トリソミーを拾い、羊水検査が赤ちゃんの正常な染色体を示した、というのがこの事例の結果の読み方です。

NIPT陽性・羊水検査陰性は、どのくらい起こる?

どのくらいの頻度で起こるかは、染色体の番号によって大きく違います。13・18・21番以外のトリソミーでは、上に書いたとおり、NIPTで陽性でも赤ちゃん自身で確認される割合は低いと報告されています[1]。同じ研究グループの追跡調査では、13・18・21番以外の「追加の所見」(402件)の原因が確かめられた358件のうち、52.8%が胎盤だけの変化(CPM、確認または推定)でした[2]。

CPMが疑われるときに、絨毛検査ではなく羊水検査で確かめる理由や、確定診断の考え方は限局性胎盤モザイク(CPM)と羊水検査の役割で、羊水検査・絨毛検査そのものの精度と限界は羊水検査・絨毛検査の精度とは?でくわしく解説しています。

妊娠経過の合併症 – 発育不全と先天性心疾患

この妊婦さんでは、妊娠後期に入ってから赤ちゃんの発育がゆっくりになり、胎児発育不全(FGR)と診断されました。赤ちゃんは予定より早く、早産で生まれています。

また、妊娠中の超音波検査で、赤ちゃんの心臓に複数の構造にかかわる重い先天性心疾患が見つかっていました。生まれたあとに専門的な治療が必要な状態でした。

CPMと赤ちゃんの発育の関係

胎盤の一部に染色体の違いがあると、胎盤のはたらきが弱まり、赤ちゃんの発育に影響することがあります。TRIDENT-2の追跡調査では、CPMと考えられた妊娠で、出生体重が2.3パーセンタイル未満だったのは13.6%(一般の妊婦さんでは2.5%、相対リスク5.5)、妊娠高血圧腎症は8.5%(一般では0.5%)でした[2]。

また、CPMについて報告された70本の論文(328例)をまとめた総説では、22番を含む2・3・7・13・15・16・22番が関わるCPMでは、妊娠初期から赤ちゃんの発育をくわしく見守ることが勧められています[4]。この事例で発育不全がみられたことは、こうした報告と矛盾しません。ただし、1つの事例で発育不全の原因をCPMと決めることはできません。CPMとFGRの関係は限局性胎盤モザイク(CPM)と胎児発育不良(FGR)の関係でくわしく解説しています。

心臓の病気は、CPMで説明できる?

CPMで心臓の形の病気が起こることを示す確かな報告はありません。羊水検査では22番の数の異常は見つからず、心臓の病気の原因は、この検査の範囲では特定できませんでした。先天性心疾患には、染色体の数の変化のほか、顕微鏡では見えない小さな欠失・重複や、一つの遺伝子の変化など、さまざまな原因があります。

限局性胎盤モザイク(CPM)について詳しく

限局性胎盤モザイク(CPM)は、胎盤の細胞の一部にだけ染色体の違いがあり、赤ちゃん自身の染色体は正常な状態です。妊娠9〜12週に行う絨毛検査の約1〜2%で、胎盤だけに限られた染色体の違いが見つかると報告されています[3]。CPMは、胎盤のどの層に変化があるかで3つの型に分けられます[3]。

🧬 限局性胎盤モザイク(CPM)の3つの型

型 染色体の違いがある場所 報告されている発育への影響
1型 絨毛の外側の細胞(細胞性栄養膜)だけ —
2型 絨毛の内側の芯(間葉系の細胞)だけ SGA(在胎週数に比べて小さい赤ちゃん)18%(2/11)で、対照群(17%)と差なし
3型 外側と内側の両方 SGA 74%(14/19)で、対照群より有意に多い

※フランスの1施設で絨毛検査5,512件を調べた研究(Toutain 2018)の数字です。2型・3型のCPMが見つかった妊娠が対象で、NIPT陽性の方すべてに当てはまる数字ではありません[3]。

NIPTが主に反映するのは、絨毛の外側の細胞(細胞性栄養膜)です。そのため、外側に変化がある1型・3型のCPMでNIPTは陽性になりやすくなります。発育への影響が報告されているのは主に3型で、2型では対照群との差はみられませんでした[3]。

22トリソミーのCPMで、UPD(片親性ダイソミー)検査は必要?

胎盤にトリソミーがあると、赤ちゃん側では、受精卵の段階で余分な1本が失われて正常な数に戻った(トリソミーレスキュー)可能性が考えられます。このとき、残った2本がどちらも同じ親から来ていると、片親性ダイソミー(UPD)になります。UPDが病気につながるのは、親のどちらから来たかで働き方が変わる遺伝子(インプリンティング遺伝子)がある染色体です。

米国臨床遺伝・ゲノム学会(ACMG)は、羊水検査や絨毛検査でモザイクが見つかったときに出生前のUPD検査を勧める染色体として、6・7・11・14・15・20番を挙げています[5]。22番はこの中に入っていません。そのため、22トリソミーのCPMでは、UPD検査は通常の推奨の対象ではありません。

⚠️ 注意点

CPMが疑われるときは、羊水検査で赤ちゃんの染色体が正常と分かったあとも、妊婦健診の超音波で赤ちゃんの発育や胎盤の状態を見守ることが大切です。発育がゆっくりになっていないか、主治医とよく相談してください[4]。

判断の難しさと選択 – 染色体異常がなくても先天異常はあり得る

この事例のように、NIPTで陽性が出て、羊水検査で染色体の数の異常がないと分かっても、赤ちゃんにほかの病気(この事例では重い心臓の病気)が見つかることがあります。羊水検査で分かるのは、調べた範囲の染色体の変化だけです。

CPMの研究では、赤ちゃんの超音波検査で異常がなければ、22番を含む胎盤のトリソミーが実は赤ちゃんにも及んでいる(真の胎児モザイク)可能性はとても低いとされています[3]。逆にいえば、この事例のように超音波で所見があるときは、羊水検査の結果だけで判断を終えず、調べる範囲を広げた検査(羊水検査・絨毛検査でのマイクロアレイなど)や、生まれたあとの小児科での評価も含めて、主治医と相談することになります。

妊婦さんとパートナーは、「赤ちゃんの染色体に異常がないなら産む」と考え、妊娠を続けることを選びました。これはご夫婦の価値観やご家族の状況、受けられる医療によって変わる、とても個人的な決断です。どちらを選んでも、十分な情報をもとに、ご夫婦が納得して決めることがいちばん大切です。

NIPTの精度と限界 – 理解しておくべきこと

NIPTは精度の高いスクリーニング検査ですが、次のような限界があります。

  • 胎盤だけの染色体の違い(CPM)で陽性になることがある
  • お母さん自身の染色体の変化や健康状態が結果に影響することがある
  • 双子の妊娠では、どちらの赤ちゃんの結果かが分かりにくい
  • 赤ちゃん側の低い割合のモザイクは見つけにくいことがある
  • 染色体の番号によって、陽性が赤ちゃん自身で確かめられる割合(陽性的中率)が大きく違う

とくに最後の点が、この事例の理解につながります。同じTRIDENT-2研究でも、陽性が赤ちゃん自身で確かめられた割合は、21トリソミーで96%、18トリソミーで98%、13トリソミーで53%、13・18・21番以外のトリソミーでは6%でした[1]。「陽性」の重みは、どの染色体の陽性かで違うのです。まれな常染色体トリソミーは、13・18・21番のトリソミーのおよそ半分の頻度で見つかると報告されています[6]。

お母さん側の要因による偽陽性はNIPTの偽陽性の原因:母体側の要因で、結果が間違う理由の全体はNIPTの結果が間違う理由のまとめで解説しています。

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同じ経験をした方々へのサポート情報

NIPTで陽性の結果を受け取った方、CPMと説明された方、先天性心疾患のあるお子さんを出産された方は、次のような相談先を利用できます。

  • 臨床遺伝専門医・認定遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリング
  • 赤ちゃんの心臓の病気を診る小児循環器科の医師
  • 先天性心疾患の患者会・家族会
  • 妊娠中・産後の心の不調を相談できる専門家

ミネルバクリニックでできること

ミネルバクリニックは臨床遺伝専門医が常駐し、NIPTの陽性のカウンセリングは何度でも無料です。陽性のときは、羊水検査・絨毛検査を院内で行い(産婦人科は2025年6月から)、主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイは2週間ほどで結果をお返しします。陽性後の流れと費用の負担はNIPT陽性後の不安を守る|羊水検査の費用負担と院内確定検査にまとめています。

これからNIPTを受ける方で、22トリソミーも調べておきたい場合は、プレミアムプラン・ダイヤモンドプラン(13・18・21・15・16・22番)、または全常染色体を調べるインペリアルプラン・双子マックスプランが対象です。スタンダードプラン(13・18・21番+性染色体+微小欠失6種類7疾患)は22番を含みません。調べる範囲が広いほど、この事例のようにCPMによる陽性に出会う可能性もあるため、陽性のときに確定検査まで同じ施設で受けられるかを、検査を選ぶときの目安にしてください。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【「陽性」と「陰性」のあいだにある情報を読む】

NIPTで22トリソミーが陽性、羊水検査は陰性。この結果を「NIPTが間違えた」で終わらせてしまうと、大切な情報を見落とします。NIPTが見ていたのは胎盤で、胎盤にトリソミーの細胞があるという情報は、赤ちゃんの発育を見守る理由になるからです。

臨床遺伝専門医として大切にしているのは、結果を「正しいか、間違いか」ではなく「何を反映しているか」で読むことです。どの染色体の陽性か、胎盤と赤ちゃんのどちらの変化か、UPDを考える必要がある染色体か。そこまで整理してはじめて、次に何を確かめればよいかが決まると考えています。

まとめ – NIPTは確定診断ではない

この事例から分かるのは、NIPTはスクリーニング検査であり、陽性のときは必ず確定検査で確かめることの大切さです。NIPTが主に胎盤のDNAを反映するため、胎盤だけに22トリソミーの細胞がある限局性胎盤モザイクでは、赤ちゃん自身の染色体が正常でもNIPTは陽性になります。

一方で、CPMのある妊娠では赤ちゃんの発育がゆっくりになることがあり、また染色体が正常でもほかの病気が見つかることがあります。羊水検査の結果で終わりにせず、妊娠中の発育の見守りと、必要に応じた追加の検査について、主治医や臨床遺伝専門医と相談してください。

🏥 NIPTの陽性から確定検査まで、同じ場所で

ミネルバクリニックは臨床遺伝専門医が常駐し、陽性のときは羊水検査・絨毛検査を院内で行って、主要な項目は3日以内に結果をお返しします。22番まで調べるプランもあります。NIPT専用ダイヤル:03-3408-3768

よくある質問(FAQ)

Q1. NIPTで22トリソミー陽性、羊水検査で陰性だった場合、どちらの結果を信じればよいですか?

赤ちゃんの染色体の診断は、羊水検査の結果を基準に考えます。NIPTが調べているのは主に胎盤から血液中に出てくるDNAなので、胎盤の一部だけに22トリソミーの細胞がある「限局性胎盤モザイク(CPM)」でも陽性になります。13・18・21番以外のトリソミーがNIPTで出た場合、赤ちゃん自身で確認されたのは6%だったというオランダの全国調査もあります。

Q2. 限局性胎盤モザイク(CPM)だと、赤ちゃんに影響はありますか?

多くの妊娠は問題なく経過しますが、赤ちゃんの発育がゆっくりになることがあります。オランダの全国調査では、CPMと考えられた妊娠で出生体重が2.3パーセンタイル未満だったのは13.6%で、一般の妊婦さん(2.5%)より多く、妊娠高血圧腎症も多くみられました。22番が関わるCPMでは、妊娠初期から赤ちゃんの発育をくわしく見ることが勧められています。

Q3. 22トリソミーのCPMでは、片親性ダイソミー(UPD)の検査は必要ですか?

米国臨床遺伝・ゲノム学会(ACMG)が、モザイクが見つかったときに出生前のUPD検査を勧めているのは6・7・11・14・15・20番で、22番はこの中に入っていません。そのため22番では、UPD検査は通常の推奨の対象ではありません。個別の状況は遺伝カウンセリングで確認してください。

Q4. 羊水検査で染色体が正常なら、赤ちゃんに病気はないと考えてよいですか?

いいえ。羊水検査で分かるのは、調べた範囲の染色体の変化です。この事例のように、染色体に異常がなくても心臓の形の病気が見つかることがあります。超音波検査で所見があるときは、マイクロアレイなど調べる範囲を広げた検査や、出生後の小児科での評価を含めて、主治医と相談してください。

Q5. 22トリソミーを調べられるNIPTはありますか?

ミネルバクリニックでは、プレミアムプラン・ダイヤモンドプラン(13・18・21・15・16・22番)と、全常染色体を調べるインペリアルプラン・双子マックスプランで22トリソミーを調べられます。スタンダードプランは対象外です。陽性のときは羊水検査・絨毛検査を院内で行い、主要な項目は3日以内に結果をお返しします。

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参考文献

  • [1] van der Meij KRM, Sistermans EA, Macville MVE, et al. TRIDENT-2: National Implementation of Genome-wide Non-invasive Prenatal Testing as a First-Tier Screening Test in the Netherlands. Am J Hum Genet. 2019;105(6):1091-1101. [DOI 10.1016/j.ajhg.2019.10.005]
  • [2] van Prooyen Schuurman L, Sistermans EA, Van Opstal D, et al. Clinical impact of additional findings detected by genome-wide non-invasive prenatal testing: Follow-up results of the TRIDENT-2 study. Am J Hum Genet. 2022;109(6):1140-1152. [DOI 10.1016/j.ajhg.2022.04.018]
  • [3] Toutain J, Goutte-Gattat D, Horovitz J, Saura R. Confined placental mosaicism revisited: Impact on pregnancy characteristics and outcome. PLoS One. 2018;13(4):e0195905. [PubMed 29649318]
  • [4] Eggenhuizen GM, Go A, Koster MPH, Baart EB, Galjaard RJ. Confined placental mosaicism and the association with pregnancy outcome and fetal growth: a review of the literature. Hum Reprod Update. 2021;27(5):885-903. [PubMed 33984128]
  • [5] del Gaudio D, Shinawi M, Astbury C, Tayeh MK, Deak KL, Raca G; ACMG Laboratory Quality Assurance Committee. Diagnostic testing for uniparental disomy: a points to consider statement from the American College of Medical Genetics and Genomics (ACMG). Genet Med. 2020;22(7):1133-1141. [DOI 10.1038/s41436-020-0782-9]
  • [6] Lannoo L, van Straaten K, Breckpot J, et al. Rare autosomal trisomies detected by non-invasive prenatal testing: an overview of current knowledge. Eur J Hum Genet. 2022;30(12):1323-1330. [DOI 10.1038/s41431-022-01147-1]

※本記事は一般の方に向けた情報提供を目的とするもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。ご紹介した事例は、個人が特定されないよう細部を変えています。妊娠中の検査や経過については、主治医・専門医にご相談ください。

プロフィール

仲田洋美 医師(臨床遺伝専門医)

この記事の監修・執筆者:仲田 洋美

(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)

Google公認:仲田洋美 公式プロフィール

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続け、遺伝医療と出生前診断に携わっています。当サイトの記事は、院長が自ら執筆し、医学的な内容を確認してから公開しています。

出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、検査結果の数値そのものだけでなく、「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、日本人として異文化の中で生活した経験があります。価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。この経験は現在の診療においても、「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。

また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、36週6日で一人を死産した経験があります。その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。

出生前診断は単なる検査ではなく、家族の未来に関わる重要な意思決定です。年齢や統計だけで判断するのではなく、医学的根拠と心理的支援の両面から、ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け、複数の海外メディア・専門誌で特集掲載されました。

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