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妊娠カレンダーの種類と活用方法とは?時期別の特徴も紹介

妊娠カレンダーの種類と活用方法とは?時期別の特徴も紹介

妊娠カレンダー
妊娠がわかると、赤ちゃんを授かった喜びと同時にこれから自分の体がどう変わっていくのか、いつ頃に何をすればよいのかわからず不安に感じる方もいます。そんなときは妊娠カレンダーを見て、妊娠時期に合った注意点やアドバイスを確認してみましょう。

妊娠カレンダーは、お腹の赤ちゃんの状態やママの体に対するアドバイスなどをまとめて見られるカレンダーのことです。

その時期に知っておきたいことがわかるので、はじめての妊娠で不安を抱えている妊婦さんには非常に心強い味方です。

この記事では、妊娠カレンダーと時期別に見るママの体の変化と赤ちゃんの成長過程についてご紹介します。

妊娠カレンダーとは

スマホ片手にお腹を撫でる妊婦さん
産婦人科で妊娠の確定診断をもらい、超音波検査で赤ちゃんの様子を見ると、自分のお腹に赤ちゃんがいることをやっと実感できます。

妊娠がわかる頃には、ママの体には体調の変化が起こっていることも多く、今までとは違う自分の体に不安を感じてしまうことも。

妊娠カレンダーには、これからママの体にどんな変化が起こり、赤ちゃんがどう成長していくのかが書いてあるのでとても便利です。

ここでは、妊娠カレンダーの種類や活用法についてご紹介します。

妊娠カレンダーの種類

現在は、インターネットやスマートフォンの普及により、病院で配布される紙のものだけでなくさまざまな種類から自分に合ったものを選べるようになってきました。

  • Web上で確認できるもの
  • アプリを使用するもの
  • 病院で配布されるもの

今はスマートフォンを使用しているママがほとんどなので、アプリを使用した妊娠カレンダーが主流になりつつあります。

以下は、妊娠中に使うと便利なアプリの種類です。

  • 記録系
  • カレンダー系
  • 情報系
  • ヘルスケア系
  • 管理系
  • 便利系
  • メディカル系

上記の項目から自分が使いたい機能を組み合わせると、見たい情報だけを簡単に見られるのでおすすめです。

最近では、パパ専用の妊娠カレンダーアプリも登場しており、興味はあるものの、男性にはなかなかわかりにくかった妊娠や育児についての情報を知ることができます。

パートナーやおじいちゃん、おばあちゃんと赤ちゃんの成長記録を共有できるアプリもあるので、家族も一緒に赤ちゃんを迎える心の準備ができそうです。

婦人科クリニックのホームページや、個人で作成してWebで公開している妊娠カレンダーの中には、出産予定日を入力すると自動で妊娠週数や今後の各週数に相当する日時を表示してくれるものや、プリントアウトして持ち運べるものなどがあります。

妊娠カレンダーの活用方法

妊娠カレンダーには、妊娠週数に応じたさまざまな情報が書いてあります。

妊娠中の不安や体の変化について、先輩ママさんの体験を参考にしたり、妊娠中の注意点などを調べたりするために活用しましょう。

週数カレンダーや胎動、陣痛カウンターなど、妊娠週数によって欲しい機能でアプリを使い分けるのもおすすめです。

中には妊娠中に気をつけたい食べ物や、出産までにもらえる助成金の手続きや届出についても教えてくれるアプリもあるので、どんどん活用して楽しいマタニティライフを送りましょう。

ママと赤ちゃんの時期別妊娠カレンダー

妊婦さんと夕日
妊娠すると、ママはこれから自分の体がどう変化していくのかと赤ちゃんの成長過程が気になりますよね。

ここでは、ママと赤ちゃんの様子と注意点を時期別にご紹介します。

妊娠初期

妊娠初期は、妊娠2か月から妊娠4か月(妊娠4週目から妊娠15週目)までのことです。

お腹の赤ちゃんの様子

<妊娠2か月>

まだ胎芽と呼ばれ約2.5cm、体重は4g程度の大きさです。中枢神経や心臓、消化器系などの器官が作られはじめるほか、二頭身になり手足ができはじめます。

<妊娠3か月>

身長約8cm、体重約20g。頭や足、胴体ができてきて三頭身になってきます。手足には指ができてきて徐々にヒトらしい形に。

この頃から胎児と呼ばれるようになります。超音波検査では、心臓が動いている様子を見られます。

<妊娠4か月>

身長約18cm、体重約120gになります。胎盤が完成して赤ちゃんはママから直接栄養をもらいはじめる時期です。内臓器官の形成がほぼ完了。光を感じ、ママの声もわかるようになります。

ママの様子

<妊娠2か月>

基礎体温の高温期が続き、生理が遅れて妊娠に気づくママが多い時期です。胸の張りや痛み、下腹部痛などを感じるママもいます。

<妊娠3か月>

つわりがピークに。乳首や乳輪が黒ずんだり、便秘や頻尿などの症状が現れたりするママもいます。眠くなりやすかったり、体がだるかったりと体調が大きく変化する時期です。

<妊娠4か月>

徐々につわりが落ち着いていくママも増えます。体のだるさも取れてきて、食欲が出てくる時期です。この頃から徐々にお腹が目立つようになってきます。

注意点

妊娠初期は、以下のことに注意して過ごしましょう。

  • 薬の服用や風邪、感染症の予防につとめる
  • 葉酸を積極的に摂取する
  • 激しい運動や長時間のお出かけは避ける
  • 重いものを持たない
  • 腹部を圧迫しない
  • 疲れすぎないようにする

妊娠初期は眠気が強くなりやすいので、車や自転車の運転にも十分注意してください。

妊娠中期

妊娠中期は妊娠5か月から妊娠7か月(妊娠16週目から妊娠27週目)までのことです。

お腹の赤ちゃんの様子

<妊娠5か月>

身長約25cm、体重約300gになり、いわゆる安定期に入ります。耳や鼻、口などが完成し髪の毛や爪も生えはじめ体は四頭身に、徐々に呼吸の練習もスタート。

羊水を飲んだりおしっこをしたり、胎内で活発に全身を動かしています。

<妊娠6か月>

身長約30cm、体重約650g。徐々に男女の区別がつくようになります。脳細胞も完成し、聴覚も発達。眉毛やまつ毛も生えてきます。

<妊娠7か月>

身長約35cm、体重約1,000g。脚も少し脂肪がついてたくましくなり、足首やかかと、指などもしっかりしてきます。

また、味覚や嗅覚、聴覚、目の機能が発達するのもこの時期です。

ママの様子

<妊娠5か月>

体重が増加し、お腹もふっくらして徐々に妊婦さんらしい体つきに。胎動を感じはじめるのもこの時期です。ホルモンの影響で、体毛が濃くなったり、おりものの量が増加したりすることもあります。

<妊娠6か月>

大きくなった子宮が背中側の血管を圧迫し、腰痛や背中の痛みを感じることも。乳腺も出産に向けて発達し、乳首を押すと薄い黄色の乳汁が出ることもあります。

<妊娠7か月>

お腹がぐんぐん大きくなり、お腹や胸に妊娠線ができることも。

便秘や痔がひどくなることもありますが、胎動をもっとも激しく感じられる嬉しい時期でもあります。

注意点

妊娠中期は、以下のことに注意して過ごしましょう。

  • 早産にならないよう疲れたら休む
  • 食べ過ぎによる急激な体重増加に気をつける
  • お腹の張りを頻繁に感じるようなら受診する
  • 適度に運動する
  • 口腔ケアのために歯医者に行っておく
  • 栄養バランスのよい食生活を心がける

妊娠5か月の戌の日は、お産が軽くて多産な犬にあやかり、腹帯を巻いて安産をお祈りする帯祝いが行われます。

胎動を感じたら、積極的に赤ちゃんに話しかけましょう。

妊娠後期

妊娠後期は妊娠8か月から妊娠10か月(妊娠28週目から妊娠39週目)までのことです。

お腹の赤ちゃんの様子

<妊娠8か月>

身長約40cm、体重1,500gになり、臓器は細かい部分まで完成に近づいています。

消化器系の働きが完成に近づくため、うんちも少しずつ作られるように。胎内で作られたうんちは、生まれた後に排泄されます。

<妊娠9か月>

身長約45cm、体重2,500g。肺の機能が成熟し、子宮の外でも呼吸できるように。皮膚にもハリが出て、いつ外に出ても大丈夫なように準備をしています。

妊娠34週目頃には視力が新生児と同じくらいになり、胎内でぱっちり目を開けて光を感じています。

<妊娠10か月>

身長約50cm、体重3,000g。もういつ外へ出ても大丈夫なくらい成長しています。出産に向けて体を丸くし、徐々にママの骨盤に頭がはまっていくため、動きにくくなります。

ママの様子

<妊娠8か月>

お腹が大きくなることで、胃が圧迫されて胃もたれしたり、一度にたくさんの量を食べられなくなったりします。

母体のエネルギー配分が変わるため、今まで甘いものが苦手だったママも急に食べたくなるかもしれません。

<妊娠9か月>

大きくなった子宮を支えている腰に負担がかかり、腰痛がひどくなったりこむらがえりを起こしたりします。また、膀胱を圧迫されて容量が小さくなるため、トイレが近くなります。

<妊娠10か月>

一度に食べられる量も増えますが、食べすぎると赤ちゃんが一気に大きくなり、出産が長引く可能性も。

出産の兆候として、おしるしやお腹の張り、破水などが起こったらすぐに受診しましょう。

注意点

妊娠後期は以下のことに注意して過ごしましょう。

  • 胎動を毎日チェックする
  • 里帰りは妊娠34週目頃までに
  • 小分け食べで過食をコントロール
  • リラックスを心がける
  • 入院準備の最終確認をしておく

そろそろ家族全員で、赤ちゃんを迎えられるように準備しておきましょう。赤ちゃんの名前を考えておくのもよいですね。

まとめ

妊娠カレンダーと時期別に見るママの体の変化と赤ちゃんの成長過程についてご紹介しました。

妊娠初期はとくにつわりやマタニティブルーなどにより、心も体も不安定になりがちです。

妊娠カレンダーは、時期によって徐々に変化するママと赤ちゃんの様子が詳しく書いてあるので、妊娠中の不安定な心に役立つ情報がたくさん載っています。

妊娠期間は長いようであっという間です。赤ちゃんの成長や自分の体の変化を記録するなどして妊娠カレンダーを活用しましょう。

東京の「ミネルバクリニック」は臨床遺伝専門医が在籍するNIPT実施施設であり、たくさんの妊婦さんの悩みや不安と真摯に向き合い、笑顔になれる出産に導いてきました。妊娠初期からの出生前診断を受ける医療機関にお悩みの方は、知識・経験・実績とも「第三者から認証されている」臨床遺伝専門医が診療している「ミネルバクリニック」まで是非、ご相談ください。

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仲田洋美 医師(臨床遺伝専門医)

この記事の監修・執筆者:仲田 洋美

(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、 臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続けてきました。 のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた臨床遺伝専門医です。

出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、 検査結果の数値そのものだけでなく、 「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、 一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、 日本人として異文化の中で生活した経験があります。 価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。 この経験は現在の診療においても、 「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。

また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、 36週6日で一人を死産した経験があります。 その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、 そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。 現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、 出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。

出生前診断は単なる検査ではなく、 家族の未来に関わる重要な意思決定です。 年齢や統計だけで判断するのではなく、 医学的根拠と心理的支援の両面から、 ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/ 日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。 2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け、 複数の海外メディア・専門誌で特集掲載されました。