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妊娠15週は、妊娠4か月の最後の週です。つわりが落ち着いてくる方がいる一方で、まだ胎動を感じない時期なので、「お腹の赤ちゃんはちゃんと生きているのだろうか」と心配になる方も少なくありません。この記事では、赤ちゃんの大きさの目安、お腹と体の変化、そして胎動がまだで生きてるか心配なときに、何を目安にすればよいかを、出典つきで説明します。妊娠15週でも受けられる出生前検査についても、最後にまとめました。

⏱️ 30秒でわかる要約
👶 Q. 妊娠15週の赤ちゃんの大きさは?
世界保健機関(WHO)の胎児発育基準では、妊娠15週の推定体重の真ん中の値(50パーセンタイル)は114g、10〜90パーセンタイルは99〜132gです。日本人の新しい基準値は16週からで、16週の真ん中の値は139gです。大きさには幅があり、健診では週数ごとの範囲に入っているかを見ます。
🤔 Q. ダウン症候群だけ調べれば大丈夫ですか?
大丈夫とは言えません。子育ての負担を最も大きく左右するのは、知的障害の程度よりも、攻撃的な行動や自傷、睡眠の問題といった行動の問題です。それを伴いやすいのは、ダウン症候群よりも微小欠失症候群や単一遺伝子疾患で、三大トリソミーだけの検査では調べられません。当院のNIPTはこれらの病気まで調べられます。
💓 Q. 胎動がなくて、赤ちゃんが生きてるか心配です
2,009人の妊婦さんを調べた研究では、胎動を初めて感じたのは平均19週ごろで、7割以上が18〜20週台でした。15週で胎動を感じないのは、多くの人に共通することです。多い出血やひどい腹痛があるときは、夜間・休日でもかかりつけの産婦人科に連絡してください。
🤰 Q. 15週でお腹は出ますか?
お腹のふくらみ方には個人差があり、15週でまだ目立たない方もいます。見た目より、妊婦健診で赤ちゃんの育ち方を確かめることが大切です。
🧬 Q. 妊娠15週でNIPTを受けるのは遅いですか?
遅くはありません。当院のNIPTには受けられる時期の上限を設けていません(妊娠36週で受けた方もいます)。陽性の場合の羊水検査も、妊娠15週から院内で受けられます。
妊娠15週はどんな時期?
妊娠15週とは、妊娠4か月(12〜15週)の最後の週です。妊娠の月数は4週を1か月として数えるので、次の16週からは妊娠5か月に入ります。妊娠初期の終わりと中期の始まりの境目にあたる週だと考えると、位置づけがつかみやすいと思います。
この時期の妊婦健診は、4週間に1回が目安です。厚生労働省が示している標準的なスケジュールでは、妊娠初期から23週までは4週間に1回、24〜35週は2週間に1回、36週から出産までは毎週となっています[1]。健診と健診の間が長いので、次の健診まで赤ちゃんの様子を確かめる機会がないことが、この時期の不安が大きくなりやすい理由の1つです。
4週間の間に体調の変化があったときは、次の健診を待たずに、かかりつけの産婦人科に相談してください。どんなときにすぐ連絡したほうがよいかは、胎動がまだで「赤ちゃんが生きてるか心配」なときの章にまとめています。
妊娠初期の4か月間(1〜15週)の流れをまとめて知りたい方は、妊娠初期(1〜4か月)に気をつけることもあわせてご覧ください。前の週の様子は妊娠14週のページ、次の週からの様子は妊娠5か月(16〜19週)のページで説明しています。
妊娠15週の赤ちゃんの大きさは?
妊娠15週の赤ちゃんの大きさは、世界保健機関(WHO)の胎児発育基準で推定体重の真ん中の値が114gです[2]。日本人の新しい基準値は16週からで、16週の真ん中の値は139gです[3]。どちらも「推定体重」で、同じ週数でも幅があります。
WHOの胎児発育基準でみる15週の大きさ
WHOの胎児発育基準は、10か国で、妊娠経過に問題が起こりにくいと考えられる単胎の妊婦さん1,387人を妊娠中に繰り返し測って作られたものです[2]。推定体重はHadlock(ハドロック)の式で計算されています[2]。妊娠15週の推定体重は、真ん中の値が114g、10〜90パーセンタイルが99〜132gでした[2]。
📊 妊娠14〜16週の推定胎児体重(WHO胎児発育基準)
| 妊娠週数 | 10パーセンタイル | 50パーセンタイル(真ん中) | 90パーセンタイル |
|---|---|---|---|
| 14週 | 78g | 90g | 104g |
| 15週 | 99g | 114g | 132g |
| 16週 | 124g | 144g | 166g |
出典:Kiserud T, et al. PLoS Med. 2017;14(1):e1002220[2](Table 11、男女合計)。10か国・低リスクの単胎妊娠1,387人の縦断研究。推定体重はHadlockの式で計算した値です。このページの大きさの数字は、15週は海外(WHOの多国データ)、16週以降は日本人の基準値です。
14週から16週までの2週間で、真ん中の値は90gから144gへと増えています[2]。この時期の赤ちゃんは1週間ごとに目に見えて大きくなるので、数日の週数のずれでも数字が変わります。
日本人の基準値(16週)でみる大きさの目安
2025年に、日本の54の産科施設で妊婦健診を受けた単胎(赤ちゃんが1人)の妊婦さん3,753人のデータから、日本人の新しい胎児計測の基準値が報告されました[3]。この研究では、頭の横幅(BPD)は11週から、お腹まわりや太ももの骨の長さなどは16週から測られていて、推定体重の表も16週からになっています[3]。そのため、日本人の値は15週にいちばん近い16週を示します。16週の真ん中の値は、WHOの基準が144g[2]、日本人の基準値が139g[3]で、計算の式も対象の集団も違いますが、近い値になっています。
📊 妊娠16週の推定胎児体重(日本人の基準値・篠塚式)
| パーセンタイル | 推定体重 | 読み方 |
|---|---|---|
| 3パーセンタイル | 85g | 100人中、小さいほうから3番目くらい |
| 10パーセンタイル | 102g | 小さいほうから10番目くらい |
| 50パーセンタイル | 139g | 真ん中の値(中央値) |
| 90パーセンタイル | 176g | 大きいほうから10番目くらい |
| 97パーセンタイル | 194g | 大きいほうから3番目くらい |
出典:Nagasaki S, et al. Sci Rep. 2025;15:30560[3]。日本の54施設・単胎3,753人の横断研究。推定体重は日本で使われている篠塚式で計算した値です。このページの大きさの数字は、15週は海外(WHOの多国データ)、16週以降は日本人の基準値です。
表を見ると、同じ16週でも85gから194gまで、2倍以上の幅があります。「平均より小さい」こと自体は、異常という意味ではありません。妊婦健診では、1回の数字だけでなく、週数に対して範囲の中に入っているか、前回からきちんと大きくなっているかを見ます。また、エコーで出る推定体重は、頭やお腹の大きさ、骨の長さから計算した「推定値」なので、実際の体重とは誤差があります。
もう1つ大切なのは、週数そのものの数え方です。週数は最終月経や妊娠初期のエコーで決めるため、もともとの週数が数日ずれていると、赤ちゃんが小さく、あるいは大きく見えることがあります。健診で大きさについて説明を受けたときは、「どの週数の、どの範囲と比べたのか」をかかりつけの産婦人科で確かめると、数字の意味がはっきりします。
💡 用語解説:パーセンタイルとBPD
パーセンタイルとは、同じ週数の赤ちゃん100人を小さい順に並べたとき、何番目にあたるかを表す数字です。50パーセンタイルは真ん中、10パーセンタイルは小さいほうから10番目を意味します。BPD(ビーピーディー、児頭大横径〔じとうだいおうけい〕)は、赤ちゃんの頭のいちばん広い横幅のことで、エコーで推定体重を計算するときに使う測定値の1つです。
🩺 院長コラム【大きさの数字は「何の値か」を見てから比べる】
インターネットには「15週の赤ちゃんは○cm・○g」という数字がたくさん出てきます。けれども、その多くは、どの国の、どんな妊婦さんを測った、平均なのか中央値なのかが書かれていません。数字が出典つきでないと、わが子の値と比べても、多いのか少ないのか判断できないと考えています。
このページでWHOの基準と日本人の基準値を並べたのは、どちらも対象と計算の方法をたどれる数字だからです。大きさについて気になることがあれば、数字を一人で読み解こうとせず、健診で使っている基準と見比べてもらうのがいちばん確かです。
15週で性別はわかる?
15週のエコーで性別が見えることもありますが、赤ちゃんの向きや足の位置によっては見えず、エコーだけで確定はできません。性別を伝える時期や方針も、施設によって違います。
エコーとは別に、NIPT(お母さんの血液を調べる出生前検査)では、赤ちゃん由来のDNAから性別を調べることができます。当院の料金には、NIPTでの性別判定が含まれています。NIPTでわかる性別の仕組みや精度は、NIPTで性別はわかる?で詳しく説明しています。
妊娠15週のお腹と体の変化
妊娠15週のお腹と体の変化には、大きな個人差があります。お腹が目立ち始める方もいれば、まだほとんど変わらない方もいます。つわりの続き方も人によって違います。ここでは、この時期によく調べられる「お腹の出方」「つわり・お腹の張り」「体重」について、受診の目安とあわせて説明します。
15週でお腹は出る?
お腹の出方には個人差があり、15週でお腹が目立たないのは珍しいことではありません。反対に、お腹が急に大きくなったように感じたり、パンパンに張るように感じたりする方もいます。
お腹の見た目の大きさは、赤ちゃんの育ち方とは必ずしも一致しません。赤ちゃんが育っているかどうかは、妊婦健診のエコーで確かめるものです。見た目で「小さすぎる」「出ていない」と心配になったときは、次の健診で確かめてもらえば十分ですが、痛みや出血を伴う張りは、次の健診を待たずに連絡してください。
つわり・お腹の張りや痛み
つわりが落ち着く時期にも個人差があり、15週を過ぎても気持ち悪さが残る方もいます。食事や水分がとれない、体重が急に減る、といったときは、つわりの程度にかかわらずかかりつけの産婦人科に相談してください。
お腹の張りやチクチクした痛みは、子宮が大きくなっていく時期によく感じられるものです。軽い張りや痛みのときは、まず横になって休んでみてください。ひどい痛みや、出血を伴う痛みは、受診の目安になります。日本産科婦人科学会は、月経のような多い出血やひどい腹痛があるときは、夜間や休日でもすぐに産婦人科に連絡するよう勧めています[4]。
体重の増え方
つわりが落ち着いて食べられるようになると、体重が増え始める方がいます。妊娠中にどのくらい体重を増やすのがよいかは、妊娠前の体格(BMI)によって目安が違います。厚生労働省は「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」で、体格に応じた体重増加の目安と食事の考え方を示しています[5]。
体重の目安は一人ひとり違うので、数字だけを見て食事を急に減らすのではなく、妊婦健診で体重の変化を見てもらいながら調整してください。体重が増えすぎていないか、増えなさすぎていないかは、どちらも健診で確かめる項目です。
胎動がまだで「赤ちゃんが生きてるか心配」なとき
妊娠15週で胎動を感じないのは、多くの妊婦さんに共通することです。胎動を初めて感じる時期は平均で19週ごろと報告されていて、15週はその4週ほど前にあたります[6]。ここでは、その数字の意味と、心配なときに何を目安にすればよいかを説明します。
胎動を感じ始めるのは平均19週ごろ
ギリシャの医療機関で単胎の妊婦さん2,009人を調べた前向き研究では、胎動を初めて感じた時期は平均19週(±1.5週)で、73.3%の人が18週0日〜20週6日の間に初めて感じていました[6]。いちばん早い人は14週台でしたが、その割合は0.1%でした[6]。
出産の経験がある方(経産婦)は平均18.6週、初めての出産の方(初産婦)は平均19.4週で、経産婦のほうが1週間ほど早く感じていました[6]。つまり、15週で胎動を感じないのは、経産婦でも初産婦でも、ほとんどの人に当てはまることです。「まだ胎動がないから赤ちゃんに何かあったのでは」と考える必要はありません。
一方で、胎動の有無では、この時期の赤ちゃんの様子は確かめられないということでもあります。15週の赤ちゃんが元気かどうかを確かめられるのは、妊婦健診のエコーで心臓の動きを見ることです。不安が強くて日常生活に差し支えるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの産婦人科に相談してかまいません。
12週を過ぎると、流産の原因の傾向が変わる
日本産科婦人科学会によると、妊娠の約15%は自然流産になり、妊娠12週未満の早い時期の流産で最も多い原因は、赤ちゃん側の染色体の異常です[4]。流産した組織を調べると、約80%に異常が見つかったと報告されています[4]。
15週は、この「12週未満」の時期を過ぎています。12週以降の流産は、子宮の中の感染、子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)、自己免疫の病気などが原因になることがあり、早い時期の流産とは原因の傾向が違います[4]。ただし、これは集団で見た傾向で、一人ひとりの確率を表す数字ではありません。
💡 用語解説:子宮頸管無力症
子宮頸管(しきゅうけいかん)は、子宮の出口にあたる部分です。子宮頸管無力症は、お腹の張りや痛みがあまりないまま、この出口がやわらかくなって開いてしまう状態をいいます。
すぐにかかりつけの産婦人科に連絡したいとき
次の2つは、次の健診を待たずに連絡してほしいサインです。日本産科婦人科学会は、月経のような多い出血や、ひどい腹痛があるときは、夜間や休日でもすぐに産婦人科に連絡するよう勧めています[4]。
- ➤月経のような量の出血がある
- ➤ひどいお腹の痛みがある
少量の出血や軽い腹痛のときは、まず自宅で安静にすることが勧められていますが[4]、不安なときは電話で相談して、受診したほうがよいかどうかを判断してもらってください。切迫流産(流産しかかっている状態)について詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。
🩺 院長コラム【「胎動がない=心配」ではない、と知っておく】
15週は、つわりという「妊娠している実感」が薄れていく一方で、胎動という次の実感はまだ来ない時期です。そのすき間で、赤ちゃんが元気かどうか分からなくなるのは自然なことだと考えています。
大切なのは、この時期の赤ちゃんの様子は、胎動ではなくエコーで確かめるものだと知っておくことです。そして、出血や強い痛みのように、すぐに連絡したほうがよいサインを知っておくことです。この2つを分けて考えておくと、次の健診までの4週間を、必要以上に不安を抱えずに過ごしやすくなると考えています。
妊娠15週でも受けられる出生前検査
妊娠15週でも、出生前検査は受けられます。当院のNIPTには受けられる時期の上限を設けておらず、羊水検査も妊娠15週から受けられます。東京・北青山の当院で受けられる検査の範囲と料金は、東京のNIPT(新型出生前診断)のページにまとめています。
15週でNIPTは遅い?
15週でNIPTを受けるのは、遅くありません。当院のNIPTは妊娠9週から受けられます。さらに、できるだけ早い時期に結果を知りたい方のために、妊娠6〜8週から臨床研究として受けられる体制を整えています。そして、受けられる時期の上限は特に設けておらず、これまでに妊娠36週で受けた方もいます。
結果が出るまでの目安は、基本は10〜14日です(インペリアルプランの単一遺伝子の結果だけは3〜4週間)。15週で受けた場合は、16〜17週ごろに結果がわかる計算になります。NIPTはスクリーニング検査なので、陽性のときは確定検査で確かめる必要があります。受けられる時期の考え方は、NIPTはいつからいつまで受けられる?と妊娠16週以降のNIPTで詳しく説明しています。
来院が難しい方は、オンラインNIPT(Zoomでのカウンセリング+全国110か所の提携施設で採血)もご利用いただけます。オンラインの遺伝カウンセリングの料金は事前のお支払いです。
羊水検査は15週から
羊水検査は、お腹から細い針を刺して羊水をとり、赤ちゃんの染色体を調べる確定検査です。当院の羊水検査は妊娠15週から、絨毛検査は妊娠11〜13週に行っています。当院でNIPTを受けた方は、陽性の場合も、確定検査(絨毛検査・羊水検査)まで院内で受けられます。主要な検査項目は3日以内に、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。
羊水検査を15週からにしている理由の1つは、それより早い時期の羊水検査で合併症が増えることが分かっているからです。カナダで行われた大規模な無作為化試験では、11〜12週台に行った早期の羊水検査は、15〜16週台に行った羊水検査に比べて、流産と内反足(足首が内側に曲がった状態)が多く、内反足は1.3%と0.1%でした[7]。絨毛検査と羊水検査のどちらが合うかは、絨毛検査と羊水検査の違いで比べています。
ダウン症候群だけで大丈夫?
知的障害を伴う病気のお子さんのご家族を比べた研究では、スミス・マゲニス症候群、ウィリアムズ症候群、プラダー・ウィリー症候群のご家族は、ダウン症候群のご家族より子育てのストレスが高いと報告されています[8]。ストレスを最も強く左右していたのは、知的障害の程度よりも、攻撃的な行動や自傷などの行動の問題、睡眠の問題でした[8]。アンジェルマン症候群やスミス・マゲニス症候群では他人への攻撃的な行動が、コルネリア・デ・ランゲ症候群やスミス・マゲニス症候群、プラダー・ウィリー症候群では自傷が多いことが分かっています[9]。スミス・マゲニス症候群・プラダー・ウィリー症候群(欠失によるもの)・アンジェルマン症候群はスタンダードプランから、コルネリア・デ・ランゲ症候群はダイヤモンドプランとインペリアルプランで、ウィリアムズ症候群はインペリアルプランと双子マックスプランで調べられます。ダウン症候群だけを調べればよいのか、検査を選ぶ前に考えていただきたい点です。
🏥 妊娠15週からのNIPT
当院のNIPTには受けられる時期の上限がなく、陽性でも確定検査(羊水検査・絨毛検査)まで院内で受けられます。90分の受診枠の中で、常駐する臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを行います。
まだ決めていない方は:プラン別の費用・料金 | NIPTクリニックの選び方
まとめ:妊娠15週は「胎動の前」の時期
妊娠15週は妊娠4か月の最後の週で、妊婦健診は4週間に1回が目安です[1]。赤ちゃんの推定体重は、WHOの基準で15週の真ん中の値が114g[2]、日本人の基準値で16週の真ん中の値が139gで、同じ週数でも2倍以上の幅があります[3]。
胎動を感じ始めるのは平均19週ごろなので、15週で胎動がないのは多くの人に共通することです[6]。赤ちゃんの様子はエコーで確かめるもので、多い出血やひどい腹痛は、夜間・休日でもかかりつけの産婦人科に連絡してください[4]。
出生前検査を考えている方には、15週でも選べる検査があります。当院のNIPTには時期の上限がなく、羊水検査も15週から受けられます。来週からの様子は、妊娠5か月の胎児と母体の特徴と妊娠中期(5〜7か月)に気をつけることをご覧ください。
📅 NIPTのご予約
ダウン症候群だけでなく、18・13トリソミーや微小欠失症候群、一部の自閉症・発達障害・知的障害の原因まで、当院のNIPTでわかります。来院が難しい方は、オンラインNIPTもご利用いただけます。
まだ決めていない方は:NIPTはいつからいつまで受けられる? | オンラインNIPT(全国対応)
NIPT専用ダイヤル:03-3408-3768
よくある質問(FAQ)
Q1. 妊娠15週は妊娠何か月ですか?
妊娠15週は、妊娠4か月(12〜15週)の最後の週です。次の16週から妊娠5か月に入ります。この時期の妊婦健診は、妊娠初期から23週までは4週間に1回が目安です。
Q2. 妊娠15週の赤ちゃんの大きさはどのくらいですか?
WHOの胎児発育基準では、妊娠15週の推定体重の真ん中の値(50パーセンタイル)は114g、10〜90パーセンタイルは99〜132gです。日本人の新しい基準値は16週からで、16週の真ん中の値は139gです。同じ週数でも幅があり、健診では範囲に入っているか、前回から大きくなっているかを見ます。
Q3. 妊娠15週で胎動がないのは大丈夫ですか?
2,009人の妊婦さんを調べた研究では、胎動を初めて感じたのは平均19週ごろで、73.3%が18〜20週台でした。14週台で感じた人は0.1%だったので、15週で胎動がないのは多くの人に共通することです。この時期の赤ちゃんの様子は、妊婦健診のエコーで確かめます。
Q4. 妊娠15週で、すぐに病院に連絡したほうがよいのはどんなときですか?
月経のような多い出血や、ひどい腹痛があるときは、夜間や休日でもすぐにかかりつけの産婦人科に連絡してください。少量の出血や軽い腹痛のときも、不安なときは電話で相談して、受診したほうがよいかを判断してもらってください。
Q5. 妊娠15週で性別はわかりますか?
エコーで見えることもありますが、赤ちゃんの向きによっては見えず、エコーだけで確定はできません。NIPTでは、お母さんの血液中の赤ちゃん由来のDNAから性別を調べられます。当院の料金には、NIPTでの性別判定が含まれています。
Q6. 妊娠15週のエコーでダウン症候群はわかりますか?
エコーは赤ちゃんの体のつくりや大きさを見る検査で、染色体を調べる検査ではないため、エコーだけでダウン症候群と診断することはできません。染色体を調べるにはNIPTや羊水検査があり、診断を確定するのは羊水検査などの確定検査です。
Q7. 妊娠15週でNIPTを受けるのは遅いですか?
遅くありません。当院のNIPTは妊娠9週から受けられ、妊娠6〜8週は臨床研究として受けられます。受けられる時期の上限は設けておらず、妊娠36週で受けた方もいます。結果は基本は10〜14日で出ます(インペリアルプランの単一遺伝子の結果だけは3〜4週間)。
Q8. 羊水検査は妊娠何週から受けられますか?
当院の羊水検査は妊娠15週から、絨毛検査は妊娠11〜13週に行っています。当院でNIPTを受けた方は、陽性の場合も確定検査まで院内で受けられ、主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。当院の絨毛検査・羊水検査は基本的に日曜日(月曜日が祝日の場合は月曜日)に行っています。
関連記事
参考文献
- [1] 厚生労働省. 妊婦健診を受けましょう(リーフレット). [厚生労働省]
- [2] Kiserud T, Piaggio G, Carroli G, et al. The World Health Organization Fetal Growth Charts: A Multinational Longitudinal Study of Ultrasound Biometric Measurements and Estimated Fetal Weight. PLoS Med. 2017;14(1):e1002220. [DOI 10.1371/journal.pmed.1002220]
- [3] Nagasaki S, Ishii K, Murakami Y, et al. New reference values for ultrasound fetal biometry in Japanese population and comparison with other studies. Sci Rep. 2025;15:30560. [DOI 10.1038/s41598-025-14508-9]
- [4] 日本産科婦人科学会. 流産・切迫流産. [日本産科婦人科学会]
- [5] 厚生労働省. 妊娠中と産後の食事について(妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針〔令和3年3月〕). [厚生労働省]
- [6] Tsakiridis I, Zerva C, Mamopoulos A, Kalogiannidis I, Athanasiadis A, Dagklis T. Maternal perception of fetal movements: onset and associated factors. J Perinat Med. 2022;50(9):1174-1179. [DOI 10.1515/jpm-2021-0606]
- [7] The Canadian Early and Mid-trimester Amniocentesis Trial (CEMAT) Group. Randomised trial to assess safety and fetal outcome of early and midtrimester amniocentesis. Lancet. 1998;351(9098):242-247. [DOI 10.1016/S0140-6736(97)12346-7]
- [8] Fitzgerald J, Gallagher L. Parental stress and adjustment in the context of rare genetic syndromes: A scoping review. J Intellect Disabil. 2022;26(2):522-544. [DOI 10.1177/1744629521995378]
- [9] Arron K, Oliver C, Moss J, Berg K, Burbidge C. The prevalence and phenomenology of self-injurious and aggressive behaviour in genetic syndromes. J Intellect Disabil Res. 2011;55(2):109-120. [DOI 10.1111/j.1365-2788.2010.01337.x]
※本記事は一般の方に向けた情報提供を目的とするもので、個別の診断・検査の選択を示すものではありません。妊娠中の体調については、かかりつけの産婦人科にご相談ください。





