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妊娠10週の胎児と母体の特徴と日常生活の過ごし方|10週の壁

赤ちゃんのエコー写真妊娠10週目は、最終生理から70~76日が過ぎた、妊娠3ヶ月の3週目にあたります。子宮も握りこぶし大と言われる大きさになり、お腹は出ていないものの、以前よりも引っ込まなくなったと感じることもあります。魔の9週を過ぎ、子宮が大きくなり、赤ちゃんができたという実感がもてるとともに、出産に対する期待がだんだん膨らんでくる時期でしょう。

妊娠15週までのことを妊娠初期といいますが、妊娠10週はまだまだ赤ちゃんが不安定な時期であると同時に、つわりがひどくなり、食欲が落ちてしまう方もいます。

その一方で、妊婦さんの身体からたくさんの栄養をもらい、胎児は徐々に人間らしい形に成長するたえ。つわりで食べられなくても赤ちゃんには母体の血液がへその緒を通じて優先的に送られているため、食べられないことを気にし過ぎなくても大丈夫です。

そこでこの記事では、妊娠10週の胎児と母体についてと、日常生活の過ごし方をご紹介します。

妊娠10週の胎児の様子

赤ちゃんのエコー写真
受精卵の着床が成功すると、妊娠週数が5~6週で胎嚢という赤ちゃんを包む袋が確認されるようになり、1週間後くらいに胎芽(赤ちゃんのつぼみ)が確認され、妊娠週数が6~7週になると小さな赤ちゃんの心臓が動いているのが確認できるよういなります。また、妊娠10週になってくるとの胎児の大きさは、頭からお尻までの頭殿長CRL)で約3cm(30㎜)、体重は約10g程度になってくるので、正確に赤ちゃんのCRLが測れるようになります。この時期の赤ちゃんは大きさの個体差がないので、生理不順で排卵日がわからない妊婦さんの出産予定日を決めるのに一番適しているのが妊娠10週です。超音波検査で見てみると、お団子が2つくっついたような、落花生に似た形をしています。

手足もできていますが、長く伸びてくるのはもう少し先なので、まだ超音波検査ではっきりと見えない場合が多いです。

まずは、妊娠10週の胎児の特徴についてご紹介します。

主な臓器の形が出来上がる

胎児の身体も、建物が出来上がっていくのと同様に、最初は基礎工事が行われ、そのあとに内装工事を行います。

妊娠9週まではさまざまな臓器や器官が発達し、身体の基礎を作っている段階でしたが、妊娠10週になると脳や心臓、肝臓、腎臓などの主要な内臓の原型がほとんど完成して動き出すようになります。

骨と筋肉も急成長し、固くしっかりとしてくるため、妊娠10週以前は丸まっていた姿勢も徐々にまっすぐになってきます。また、まだ短いですが、手首や足首のほとんどの関節も出来上がり、手が前に出るボクサーのような姿勢をとるようになります。エコー写真で見える赤ちゃんは本当に愛らしいとしか言いようがありませんよね。

目や耳も発達していき、まぶたもできてきているので目を閉じるようになって、顔立ちもはっきりとしてきますが、完成されるにはもう少し時間が必要です。

外性器の形成が始まる

妊娠10週になると、女の子は膣が発達し、男の子には睾丸ができてきます。しかし、まだ外見から男女の区別をつけることはできません。

赤ちゃんの性別は、精子卵子に受精した瞬間に決定しています。卵子にYの染色体をもつ精子が受精すると男の子、Xの染色体をもつ精子が受精すれば女の子になります。

お腹の赤ちゃんは男の子かな?女の子かな?と気になってくる時期ですが、性別が超音波検査でわかるようになるまでは、あと数週間かかります。

妊娠10週のママのからだ

妊娠中の女性のお腹
妊娠10週の頃の子宮は大きなオレンジくらいになっています。そのため、子宮の隣にある膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、下腹部がひきつる感覚や違和感を覚えたり、便秘になることもあります。

妊娠10週の頃になると、病院で精密検査が行われ、お腹の内側と外側から赤ちゃんの場所や大きさなどを確かめます。

ここでは、まだまだ不安定な妊娠10週の母体の変化についてご紹介します。

10週の壁とは

妊娠10週(10w)で赤ちゃんの大きさが3cmを超えていると流産の確率が低くなることを、ネット上では10週の壁という言葉を用いて表現することがありますが、実は医学的にはそのような用語や概念は存在しません。

医学的な定義としては妊娠11週まで(12週未満)の流産を早期流産、妊娠12週から21週まで(22週未満)の流産を後期流産と呼ぶことくらいです。

全体として流産は全妊娠の15%でみられる割合多いものです。しかし全流産のうちの約9割が初期流産、そしてそのうちの約7割の流産は通常なら妊娠6~7でみられる胎児心拍確認前、残りの約2割が胎児心拍確認後です。妊娠週数が進むと流産は約1割と減っていくため、このような言葉が生まれる理由もわかります。

ただ、心拍が確認でき、赤ちゃんの大きさが約3cmに達していればとりあえず一安心なので、10週よりも妊娠後期の流産の可能性はかなり低くなります。心配が減るのは良いことです。

しかし、出血やお腹の張り、下腹部の痛み(腹痛)などの症状は流産の兆候でもありますので、流産兆候のコラムを参考にして用心してください。また出血などがあった場合は無理せず早めに医師にご相談ください。

円靭帯の痛みが出る可能性も

妊娠10週になると経験する方が多いのが、円靭帯の痛みです。子宮を支える骨盤の中には円靭帯という靭帯がありますが、長時間立ちっぱなしだったり、たくさん歩いたりしたあとは、太ももの付け根に沿って痛みや違和感を覚える場合があります。

妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれて円靭帯は伸びて柔らかくなるのですが、引き伸ばされたことによって痛みを感じることがあり、妊娠初期に感じるお腹の張りにもつながります。

大体の場合は安静にしていれば治るので問題ありませんが、寝ていられないほどの痛みを感じる場合には異常がある可能性も出てくるので、すぐに医師を受診するようにしましょう。

妊娠10週の日常生活の過ごし方

妊婦さん
妊娠10週は母体、胎児ともに大きく変化するため、身体に不調を感じたり今までとの違いに戸惑ったりする方もいます。見た目にも少しずつ変化が出てきて下着や洋服が少しキツくなってきたという方もいるでしょう。

その場合は、ゆったりとしたワンピースやマタニティウェアを着用し、締め付けすぎないように心がけましょう。
また、つわりも始まり、体調がすぐれず、気持ちが落ち着かない方も多くなってきますので、ご自分でつわりの対処法を研究するママたちも増えるのがこの時期でしょう。

ここでは、妊娠10週の日常生活の過ごし方をご紹介します。

足を高く上げる

妊娠10週の妊婦さんの身体の中では、常にたくさんの血液が作り出されているため、血液量も増え続けます。

プロゲステロンというホルモンも増加し、水分を溜め込みやすくなるため、足や乳房、お腹の周りの血管が青く透けて浮き上がってくることがあります。

さらに運動不足や冷えからくる血行不良も重なり、足が浮腫んでしまうこともあるので、血液が停滞する静脈瘤を防ぐためにも、足を高い位置に上げて休んだり着圧ソックスを着用したりするなどの対策を行いましょう。

感染症に注意する

妊娠10週の妊婦さんが感染症にかかってしまうと、胎児に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

妊婦さんが注意しなければいけない感染症には、以下のようなものがあります。

  • トキソプラズマ
  • 風疹
  • サイトメガロ
  • ヘルペス

これらの病原体の頭文字をとり、TORCH症候群と呼ばれている感染症は、妊婦さんんが感染すると胎児の成長の妨げになったり、生まれたあとの発達に影響が出たりすることもあります。

このほかにも、伝染性紅斑(リンゴ病)などに妊婦さんがかかってしまうと、胎児貧血や胎児水腫などによる流産や死産を引き起こす可能性があります。

そのため、妊娠10週の妊婦さんは感染症に十分注意して生活するようにしましょう。

性別もわかるNIPT検査とは

染色体
NIPT検査とは、妊婦さんの血液から胎児に由来するDNAのかけらを検出することで、染色体の病気を調べられる検査です。従来は出生前診断として、羊水検査絨毛検査が行われてきましたが、近年母体の血液には胎児の染色体のかけらが流れていることがわかり、NIPT検査が行われるようになってきました。

NIPT検査は母体の血液に含まれるわずかなDNAを分析し、染色体の病気を調べることが可能なため、簡単かつ手軽にできる出生前診断として注目を集めています。

NIPT検査でわかるのは以下の先天異常症です。

これらの先天異常症はいずれも通常2本ある染色体が、なんらかの原因により3本になることで起こる疾患で、根本的な治療法はありません。

以下はNIPT検査を受けるメリットです。

NIPT検査は、妊婦さんの腕などから血液を採取して行うため、羊水検査や絨毛検査などの確定的検査のような流産、早産のリスクがありません。

さらに、一般的に妊娠10週から受けられるうえ、その頃まだ超音波検査では見られない性別を知ることもできます。そのため、赤ちゃんの性別を早く知りたいという方にもNIPT検査はおすすめです。

まとめ

妊娠10週の胎児と母体についてと、日常生活の過ごし方をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか。

妊娠10週は妊娠初期にあたり、流産の危険性やつわりの症状がピークに達するなど、まだまだ母体は不安定な状態にあるといえます。妊婦さんは普段よりも安静を心がけ、生活習慣を整える、ストレスを溜めないなどの点に注意して過ごすようにしましょう。

NIPT検査は、一般的に妊娠10週から受けられる出生前診断ですが、東京にある「ミネルバクリニック」では、どこよりも早い妊娠9週から受けられます。

NIPT認定施設では35歳以上という条件が必要になる場合がありますが、「ミネルバクリニック」では年齢制限なしで、臨床遺伝専門医による診療や遺伝カウンセリングを受けられます。

NIPT検査は従来のスクリーニング検査と比べて感度特異度ともに高く、精度は99%となっています。NIPT検査に関する情報は「ミネルバクリニック」のホームページで詳しくご紹介しているので、受検を検討されている方はぜひこの機会にお問い合わせください。

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