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妊娠7か月の胎児と母体の特徴と妊婦健診でチェックする内容

出産予定日まではあと100日程度となった妊娠7か月は、おおきくなるおなかに赤ちゃんが産まれたあとの育児生活が現実味を帯びてくる頃でもあります。
赤ちゃんの顔を見てから名前を決めたいというママも多いようですが、出生届の提出期限は出産日を含めて14日以内と意外と短いので、出産後慌てないように名前の候補を決めておくのも良いでしょう。
また、妊娠7か月からは妊婦健診を2週間に1回の間隔で受けるよう、厚生労働省によって示されています。不安を感じたりお金がかかったりと大変ですが、母体が出産に備えて変化していないか、胎児に変化はないかなどをこまめにみる必要があるため、きちんと受診する必要があります。
この記事では、妊娠7か月の胎児と母体の特徴と妊婦健診でチェックする内容をご紹介します。
妊娠7か月の胎児
胎児の身体がどんどん成長していく妊娠7か月。体重は妊娠24週では460~860g程度、身長は約30cm程度、妊娠27週では750~1300g程度、身長は約35cm程度となり、ますます胎動が活発になっています。
ここでは、まつ毛や髪の毛も生えてきてどんどん人間らしい見た目になってくる、妊娠7か月の胎児についてご紹介します。
羊水の中で泳ぎ回る
妊娠7か月の胎児は、脳の発達が進み、身体全体の動きをコントロールすることができるようになるため、羊水の中をくるくると泳ぎ回ります。蹴る力も強くなってきており、肋骨や恥骨を蹴られて痛い思いをしたという方もおられるのではないでしょうか。
羊水の中で回転して自分で身体の向きを変えることもできるようになるため、病院で骨盤位、いわゆる逆子といわれることもありますが、大抵の場合は出産までに頭が下にくるので、今逆子でもあまり心配する必要はありません。
記憶や感情が出てくる
妊娠7か月は、胎児に記憶や感情が出てくる頃です。まれに小さな子どもで胎児の頃の記憶を話してくれる子もいるので、妊娠中からもっと赤ちゃんとコミュニケーションをとった方が良いかもしれません。
また、妊婦さんから分泌されるホルモンは、胎盤からへその緒を通じて胎児へと伝わっています。
ママが幸せな気持ちでいるときは、ドーパミンやβ-エンドルフィンなどのホルモンが分泌され、それがすぐに胎児へと伝わっていきます。そのため、ママは毎日できるだけリラックスし、楽しく過ごすことが大切なのです。
そして、ママは旦那さんやおじいちゃん、おばあちゃん達と一緒になって、たくさんお腹の中の胎児に話しかけるようにしてください。赤ちゃんの誕生を心待ちにしていると伝えることで、ママからホルモンが分泌され、家族の声は幸せなものだと学び、記憶することでしょう。
妊娠7か月の母体
妊娠7か月の母体は、お腹が下腹部だけでなくおへその上からも少しずつせり出してきます。大きくなったお腹やホルモンバランスによって骨盤の関節がゆるみ、腰痛がひどくなる方もいます。
また、急激な体重増加によりお腹の皮膚が引き伸ばされ、ミミズ腫れのような妊娠線ができることもありますが、保湿クリームなどを塗るなどして対処するようにしましょう。
ここでは、妊娠7か月の母体についてご紹介します。
仰向けで眠りにくくなる
徐々にお腹が大きくなってくる妊娠7か月の妊婦さんは、仰向けで眠るのが辛くなってきたかもしれません。妊娠中の仰向け寝については、いつになったらしてはいけないなどの決まりはありませんが、自分が楽に眠れるような体勢を見つけ、しっかりと睡眠を取れるようにしましょう。
妊婦さんが仰向けで眠ることで胎児に及ぼす影響のひとつに、仰臥位低血圧症候群があります。
仰臥位低血圧症候群は、妊娠中期以降に起こります。母体が仰向けの状態になると、大きくなった子宮が下大静脈を圧迫、心臓へ戻る血液が不足することで、心臓から全身へ送り出す血液の量が減るため、低血圧になります。すると、血液によって運搬される酸素が不足してしまい、母体に次のような症状が現れます。
- 顔面蒼白
- めまい
- 気分が優れない
- 意識が薄れていく感じがする
- 胃が気持ち悪い
- 嘔吐
- 冷や汗
- 呼吸がしにくい
このような症状が現れた場合は、すぐに母体の左側を下にして横向きになる体勢をとり、下大静脈の圧迫を取り除く必要があります。
母体の向きを変えても症状が治らない場合は、早めにかかりつけの病院を受診しましょう。
子宮が腸を圧迫する
妊娠中に分泌される黄体ホルモンの影響により、腸の動きが鈍くなることで便秘がちになる妊娠中ですが、妊娠7か月になると大きくなった子宮に圧迫され、腸が縮こまり、さらに動きが鈍くなってしまいます。
そのうえ水分の代謝も変わるため、便も硬くなり出にくくなります。また、妊娠中は肛門周辺にもむくみが生じやすく、痔になりやすいうえ、悪化しやすい状態になっています。
妊婦健診でチェックする内容とは
妊娠7か月になると、ほとんどの場合妊婦健診が2週間に1回となります。健診の回数が多くなるため、気になっていることを相談しやすくなりますが、異変を感じたら健診を待たずに病院を受診するようにしましょう。
ここでは、妊娠7か月の妊婦健診でチェックする内容の例をご紹介します。
胎盤の位置の確認
妊娠中期の妊娠7か月は、経腹超音波検査で子宮のどの位置に胎盤があるかを確認します。
この検査をすることで、前置胎盤や低置胎盤ではないかをみるのですが、妊娠中期にこの症状が疑われても、お腹が大きくなるにつれて徐々に胎盤が子宮の上部へと引っ張られ、正常な位置に戻っていくこともあるので、健診で経過を見守る必要があります。
前置胎盤や低置胎盤だと、出産の際に大量出血の可能性が高くなるため、帝王切開による出産になる可能性があります。
貧血、血糖値のチェック
妊娠7か月になると、初期の段階では問題がなかった方でも貧血になる方が増えます。貧血があると、出産時に出血が多くなるうえ、胎児の発育にも影響が出ることがあるため、必要であれば鉄剤の内服または点滴をします。
日常生活の中でも鉄分を多く摂取できるような食事を心がけるようにしましょう。
また、体重の増加により、血糖値も高くなりやすい時期でもあるので、血糖値のチェックも行います。この検査で血糖値が高めだった場合には、OGTTといいう糖尿病のスクリーニング検査を行うことがあります。
早産のリスクの確認
日本では、妊娠22週から36週の間に出産することを早産といいます。早産のリスクを調べるためには、経腟超音波検査で子宮頸管の長さを測定します。子宮頸管長が短いと子宮口が開いてくるため、切迫早産になる可能性が高まります。
切迫早産とは早産になる可能性が高いと考えられる状態のことで、以下のような症状があります。
- お腹の張りや痛みが規則的かつ頻繁に起こる
- 子宮口が開いている
- 破水が起こることもある
初めて妊娠した方の中には、自分が感じている子宮の収縮、つまりお腹の張りを当たり前に起こる症状だと誤解している方もいるため、子宮の収縮感があるときは早めに医師に相談してみましょう。
まとめ
妊娠7か月の胎児と母体の特徴と妊婦健診でチェックする内容をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
妊娠7か月はお腹の膨らみもどんどんと大きくなり、胎動も激しくなってくるため、自分もママとしての認識が高まる時期です。
ただ、流産の危険性がなくなったのも束の間、早産の危険性が出てくるので、お腹に張りを感じるときには無理をせず安静にするようにしましょう。
場合によっては入院して張り止めの点滴をするなどの処置を行う必要がありますが、万が一出産となった場合でも、適切な対応と処置を行うことで赤ちゃんは生き延びることができます。
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