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NIPT(新型出生前診断)の検査対象は?

東京でNIPTをはじめとする遺伝子検査を提供するミネルバクリニックです。このページではミネルバクリニックではどういう人がNIPT検査を受けることができるのかについてお伝えします。
端的に申しますと
ミネルバクリニックではNIPTに年齢制限などを全く設けておりません。10週以降の妊婦さんならどなたでも受けられます。おひとりで来院されても大丈夫ですし紹介状も必要ありません。

認定施設ではどういうひとがNIPTを受けられるの??

日本医学会の認定施設では
1.  胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。
2.  母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。
3.  染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある者。
4.  高齢妊娠の者。
5.  両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される者。
のいずれかに該当しないとNIPTを受けることができません。

ミネルバクリニックではどういうひとがNIPTを受けられるの??

ミネルバクリニックでは、妊娠10週の妊婦さんであればどなたでも受けられます。

ミネルバクリニックではNIPTに年齢制限なしの理由は?

もともと認定外施設で年齢関係なくNIPTを行っているところがあったので、という理由が一つ。
もう一つはミネルバクリニックがNIPTを開始したころにはすでにアメリカでは年齢制限がなくなっていたからです。アメリカで年齢制限を撤廃した理由は臨床データーから少なくともダウン症候群(21トリソミー)に関しては35歳以上も以下も陽性的中率は変わらないという結果が得られたためです。

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25111587/

ミネルバクリニックで陽性の一番若い人の年齢は?

28歳です。しかも18トリソミーという割と珍しいもので、1/8000くらいの確率です。
特に超音波などでなんの異常もなかったことから、検査はしてみないとわからないものだ、と実感しました。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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