目次
トリソミー21・18が連続…
繰り返す原因と次の妊娠を臨床遺伝専門医が解説
Q. トリソミー21と18が連続して起きたのですが、次の妊娠も繰り返しますか?
A. 次の妊娠で再び染色体異常が起こる確率は上昇しますが、健常児を授かる可能性の方が高いです。
連続して異なるトリソミーが発生する「異種トリソミー」は稀なケースですが、適切な管理下での次回妊娠の生児獲得率は60〜80%と報告されています。再発リスクは母体年齢により異なりますが、PGT-AやNIPTを活用することで、より安心して次の妊娠に臨むことができます。
- ➤繰り返す原因 → 多くは「偶発的な不運の重なり」であり、母親の責任ではない
- ➤再発リスク → 年齢相当リスクの約1.6〜8倍(母体年齢により変動)
- ➤検査の選択肢 → PGT-A(着床前検査)で異数性胚を排除、またはNIPTで早期スクリーニング
- ➤成功の見通し → 適切な管理下で60〜80%が健常児を出産
- ➤必要な検査 → 両親の染色体検査で構造異常(転座)を除外することが重要
「なぜ、私だけがこんな目に…」「また同じことが起きたらどうしよう」
連続してダウン症候群(トリソミー21)とエドワーズ症候群(トリソミー18)という異なる染色体異常を経験された方の心の痛みは、言葉では言い表せないものがあります。眠れない夜を過ごし、「次も同じことが起きるのではないか」という恐怖に押しつぶされそうになっているかもしれません。
でも、どうか知っておいてください。あなたは一人ではありません。そして、次の妊娠で健常なお子さんを授かる可能性は、決して低くないのです。
この記事では、臨床遺伝専門医の立場から、連続する染色体異常がなぜ起きるのか、次の妊娠でのリスクはどの程度なのか、そしてどのような選択肢があるのかを、できる限りわかりやすくお伝えします。
📘 用語解説|トリソミーとは?
ヒトの細胞には通常46本(23対)の染色体がありますが、特定の染色体が1本多く3本になっている状態を「トリソミー」と呼びます。トリソミー21(21番染色体が3本)はダウン症候群、トリソミー18(18番染色体が3本)はエドワーズ症候群の原因となります。
🩺 院長コラム【忘れられない、あの方のこと】
NIPTを始めて間もない頃、ある患者さんがいらっしゃいました。
第1子は元気に生まれたものの、第2子の妊娠でトリソミー21が確定し、中期中絶を経験されていました。そして第3子の妊娠で当院を受診され、NIPTを受けていただいたのですが…結果はトリソミー18陽性。しかも、結果をお伝えしようとした時には、すでに流産されていたのです。
2度続いた悲しみに、その方は妊娠を諦める決断をされました。「第1子がいますから、この子を無事に育て上げることに専念したいと思います」と、心なく笑っていた姿が、今も忘れられません。
当時の私は経験も浅く、ろくな言葉をかけてあげることができませんでした。今の私なら、もっと寄り添える言葉があったかもしれない。「次は大丈夫かもしれない」という希望を、医学的根拠とともに伝えられたかもしれない。
この記事は、あの時の彼女に届けたかった言葉です。そして今、同じような経験をされている方に、「諦めなくていい道もある」ということを知っていただきたいのです。
1. なぜトリソミーは繰り返すのか?原因を解説
【結論】 連続して異なるトリソミーが発生する「異種トリソミー」の多くは、偶発的な「不運の重なり」です。特定の染色体の問題ではなく、卵子の染色体分配機構の加齢変化や、一部の方に見られる体質的な素因が関係している可能性があります。母親の生活習慣や過去の行動が原因ではありません。
「なぜ私ばかり…」そう思われるのは当然のことです。でも、まず知っておいていただきたいのは、これはあなたのせいではないということです。
📗 用語解説|異種トリソミーとは?
連続する妊娠で「異なる」染色体のトリソミーが発生することを指します。例えば、1回目の妊娠でトリソミー21(21番染色体)、2回目でトリソミー18(18番染色体)が発生した場合などです。同じ染色体で繰り返す「同種トリソミー」とは区別されます。
染色体不分離(ノンディスジャンクション)とは
トリソミー21(ダウン症候群)もトリソミー18(エドワーズ症候群)も、その約90〜95%は「染色体不分離(ノンディスジャンクション)」という現象によって起こります。これは、卵子や精子が作られる際に、染色体がうまく分かれずに余分な1本が入ってしまうエラーです。
📙 用語解説|染色体不分離(ノンディスジャンクション)とは?
卵子や精子が作られる過程(減数分裂)で、染色体のペアがうまく分かれないエラーのことです。本来は各細胞に1本ずつ分配されるはずの染色体が、2本とも同じ細胞に入ってしまいます。この卵子や精子が受精すると、その染色体が3本になり(トリソミー)、染色体異常が発生します。
- •発生場所:約90〜95%が母親の卵子で発生(残りは父親の精子由来)
- •発生時期:T21は約75%が減数第一分裂、T18は減数第二分裂の割合がやや高い
- •最大のリスク因子:母体年齢(加齢とともにリスク上昇)
- •原因:基本的にはランダムなエラー(予防や制御は困難)
📗 用語解説|減数分裂とは?
卵子や精子(生殖細胞)を作るための特別な細胞分裂のことです。通常の細胞は46本の染色体を持っていますが、減数分裂によって染色体の数が半分(23本)になります。受精時に卵子(23本)と精子(23本)が合わさることで、再び46本になります。この過程でエラーが起きると、トリソミーなどの染色体異常が発生します。
「異種トリソミー」が示すもの
同じトリソミー21が繰り返す場合は、親の生殖細胞に一部異常な細胞が含まれる「性腺モザイク」が疑われます。しかし、T21の後にT18という「異なる」染色体で問題が起きたということは、特定の染色体固有の問題ではなく、染色体を分ける仕組み全体に何らかの不安定性がある可能性を示唆しています。
📕 用語解説|性腺モザイクとは?
卵巣や精巣(性腺)の中に、正常な細胞と染色体異常を持つ細胞が混在している状態です。血液検査では親の染色体は正常と出ますが、生殖細胞の一部に異常があるため、繰り返し同じ染色体異常の子どもが生まれる可能性があります。同種トリソミー(同じ染色体のトリソミーが繰り返す)の場合に疑われます。
コヒーシンの劣化
- •染色体を接着するタンパク質
- •加齢とともに自然劣化
- •接着力低下で分離エラーが増加
紡錘体チェックポイントの問題
- •染色体の整列を監視する仕組み
- •機能低下でエラーを見逃す
- •ランダムな染色体でエラー発生
📘 用語解説|コヒーシンと紡錘体チェックポイント
コヒーシン:染色体のペアを「接着剤」のようにくっつけているタンパク質です。分裂の適切なタイミングまで染色体を一緒に保ち、正しく分配されるのを助けます。加齢とともに劣化し、染色体が早く離れすぎてしまうことがあります。
紡錘体チェックポイント:細胞分裂の際、染色体が正しく整列しているかを監視する「検問所」のような仕組みです。問題があれば分裂を一時停止させますが、この機能が低下するとエラーのまま分裂が進行してしまいます。
💚 覚えておいてほしいこと
連続してトリソミーが発生したことは、あなたの生活習慣や過去の行動が原因ではありません。多くの場合は「不運の連続(Bad luck cluster)」であり、医学的に予防することは困難です。自分を責めないでください。
2. 再発リスクの統計|次の妊娠はどうなる?
【結論】 再発リスクは年齢相当のリスクの約1.6〜8倍と見積もられますが、これは「初回トリソミー発生時の母体年齢」によって大きく異なります。重要なのは、リスクが上昇しても、次の妊娠が健常児である確率の方が高いという事実です。
「次も繰り返すのでは」という恐怖は、本当につらいものです。でも、数字を正しく理解することで、少し心が軽くなるかもしれません。
Warburtonデータに基づく再発リスク
北米の大規模研究(Warburtonら)によると、再発リスクの相対比は「初回トリソミー発生時の母体年齢」によって大きく異なります。
📗 用語解説|SMR(標準化罹患比)とは?
同じ年齢の一般集団と比較して、何倍リスクが高いかを示す指標です。例えばSMRが2.0倍なら、同年齢の他の方と比べて2倍リスクが高いことを意味します。ただし、元のリスクが低ければ、2倍になっても絶対値としては低いままです。
| 初回トリソミー時の年齢 | 再発タイプ | 標準化罹患比(SMR) | 解釈 |
|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 同種(T21→T21) | 8.0倍 | 遺伝的素因の可能性が高い |
| 30歳未満 | 異種(T21→T18など) | 4.6倍 | 減数分裂機構の脆弱性 |
| 30歳以上 | 同種(T21→T21) | 2.1倍 | 加齢要因+わずかな素因 |
| 30歳以上 | 異種(T21→T18など) | 1.6〜1.8倍 | 主に加齢による偶発的エラー |
⚠️ 若年での発生は要注意:若い年齢(通常は卵子の質が高い時期)でトリソミーが発生したという事実は、その方の減数分裂機構に何らかの体質的な脆弱性が存在する可能性を示唆します。このため、若年での発生ほど相対的なリスク上昇が大きくなります。
具体的な再発リスクの目安
📕 用語解説|転座型ダウン症とは?
ダウン症候群の約3〜4%は「転座型」と呼ばれ、21番染色体の一部が別の染色体(通常は14番)にくっついていることで発生します。この場合、親のどちらかが「均衡型転座」の保因者であることがあり、その場合は再発リスクが大幅に上昇します。これは通常の「不分離型」とは全く異なる原因です。
| 過去の妊娠歴 | 次回の再発リスク目安 |
|---|---|
| トリソミー21(非転座型)1回 | 約1%(年齢リスクに上乗せ) |
| トリソミー18(非転座型)1回 | 約0.5〜1% |
| T21とT18の連続(異種トリソミー) | 年齢リスク × 1.6〜2.5倍程度 |
| 転座型ダウン症(親が保因者) | 10〜15%(母親保因)/ 2〜5%(父親保因) |
💚 希望を持てる数字
リスクが「2倍」「3倍」と聞くと怖くなりますが、例えば年齢リスクが3%の方で2倍になっても6%です。つまり、94%は健常な妊娠となる可能性があるということです。次の妊娠が健常児である確率の方が、圧倒的に高いのです。
3. 次の妊娠前に必要な検査
【結論】 次の妊娠を計画する前に、両親の染色体検査(核型分析)で構造異常(転座)を除外することが必須です。転座が見つかった場合と見つからなかった場合で、再発リスクや対応が大きく異なります。
「次こそは」と願う気持ちはよくわかります。でも、その前に確認しておくべきことがあります。
両親の染色体検査(核型分析)
異種トリソミー(T21→T18)は通常「不分離」を示唆しますが、まれに親のどちらかが「均衡型相互転座」を持っている可能性があります。例えば、21番染色体と18番染色体の間の転座 t(18;21) を保因している場合、両方のトリソミーが発生するリスクが高まります。
📙 用語解説|核型分析と均衡型転座
核型分析:血液から染色体を取り出し、染色体の数や形を顕微鏡で観察する検査です。転座などの構造異常を発見できます。
均衡型転座:染色体の一部が別の染色体に移動していますが、遺伝情報の総量は変わらないため、本人は健康です。しかし、卵子や精子を作る際に染色体の不均衡が生じ、子どもに染色体異常が起こる可能性があります。
- ①両親とも正常核型の場合
→ 過去のトリソミーはランダムな不分離(de novo)である可能性が高い
→ 再発リスクは前述の統計値を参考に
→ 自然妊娠+NIPTまたはIVF+PGT-Aが選択肢 - ②転座が見つかった場合
→ 再発リスクは大幅に上昇(転座の種類による)
→ IVF+PGT-SR(構造異常用の着床前検査)が強く推奨される
→ 遺伝カウンセリングで詳細なリスク評価が必要
📘 用語解説|de novo(デノボ)変異とは?
ラテン語で「新たに」という意味で、親から受け継いだものではなく、その人で初めて発生した変異を指します。トリソミーの多くは「de novo」で発生するため、親の染色体が正常でも子どもにトリソミーが起こることがあります。
その他の評価
卵巣予備能の評価
- •AMH(抗ミュラー管ホルモン)
- •FSH(卵胞刺激ホルモン)
- •AFC(胞状卵胞数)
卵巣の「生物学的年齢」を評価し、IVFの適応を判断
📗 用語解説|卵巣予備能(AMH・FSH・AFC)
卵巣予備能とは、卵巣に残っている卵子の「在庫量」を示す指標です。以下の検査で評価します:
AMH(抗ミュラー管ホルモン):卵巣の卵子の量を反映するホルモン。値が高いほど卵子の在庫が多い
FSH(卵胞刺激ホルモン):卵巣を刺激するホルモン。値が高いと卵巣機能の低下を示唆
AFC(胞状卵胞数):超音波で見える小さな卵胞の数。IVFで採れる卵子数の目安になる
4. 次の妊娠の選択肢|PGT-AとNIPT
【結論】 次の妊娠に向けて、大きく2つの選択肢があります。「流産・中絶の回避」を最優先するならPGT-A、「身体的侵襲を避けたい」ならNIPTを併用した自然妊娠です。どちらが正解ということはなく、ご夫婦の価値観や状況に合わせて選択してください。
📗 用語解説|PGT-AとNIPTの違い
PGT-A(着床前胚染色体異数性検査):体外受精で作った胚を「妊娠前」に検査し、染色体数が正常な胚だけを子宮に戻す方法。流産や中絶を回避できる可能性が高い。
NIPT(新型出生前診断):妊娠後に母体の血液から胎児のDNA断片を分析するスクリーニング検査。妊娠9〜10週から可能で、身体的負担が少ない。
選択肢A:自然妊娠+出生前診断(NIPT・羊水検査)
- 1妊娠9〜10週:NIPT(検出率99%以上)で早期スクリーニング
- 2妊娠11〜13週:NT計測+超音波検査
- 3リスクがある場合:絨毛検査(11〜14週)または羊水検査(15週〜)で確定診断
✅ メリット
- •身体的・経済的負担が比較的少ない
- •NIPTで早期に安心を得られる可能性
⚠️ デメリット
- •診断は妊娠「後」になるため、陽性時は中絶の決断が必要になることも
- •流産そのもののリスクを減らすことはできない
📘 用語解説|NT計測とは?
NT(Nuchal Translucency:後頸部透明帯)とは、胎児の首の後ろにある透明な液体がたまった部分のことです。超音波検査でこの厚さを測定し、染色体異常のリスクを評価します。NTが厚いほどリスクが高くなりますが、NTが厚くても正常な赤ちゃんも多くいます。
選択肢B:IVF+PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)
- 1採卵:体外受精で複数の胚を作成
- 2PGT-A:胚盤胞の細胞を検査し、正倍数性(染色体数が正常)の胚を選別
- 3移植:正常胚のみを子宮に戻す
✅ メリット
- •流産率を大幅に低減(トリソミー胚を移植前に排除)
- •妊娠中の不安を軽減
- •中絶の決断を避けられる可能性
⚠️ デメリット
- •高額な費用(IVF+PGT-Aで100万円以上)
- •身体的負担(採卵手術など)
- •正常胚が得られない可能性も(特に高齢の場合)
📗 用語解説|胚盤胞と正倍数性
胚盤胞:受精後5〜6日目の胚の状態で、約100〜200個の細胞からなります。この段階で細胞を数個取り出してPGT-Aを行います。
正倍数性(ユープロイド):染色体の数が正常(46本)であることを指します。反対に、染色体の数が異常な状態を「異数性(アニュープロイド)」と呼び、トリソミーはその一種です。
⚠️ 重要な注意点:PGT-Aを行っても、国際ガイドラインでは妊娠後のNIPTや確定検査を推奨しています。PGT-Aは100%ではなく、モザイク胚の問題もあるためです。当院ではPGT-A後の妊娠でもNIPTをお勧めしています。
📙 用語解説|モザイク胚とは?
胚の中に正常な細胞と異常な細胞が混在している状態です。PGT-Aで検査するのは胚のごく一部の細胞なので、検査した部分と実際の胚全体の状態が異なる可能性があります。これがPGT-Aが100%正確ではない理由の一つです。
PGT-Aの効果に関するエビデンス
| 指標 | PGT-Aあり | PGT-Aなし |
|---|---|---|
| 流産率 | 約7% | 約25% |
| 移植あたりの生児獲得率 | 約50% | 約28% |
| 累積生児獲得率(採卵あたり) | 統計的に同等(PGT-Aは胚を「選別」するが「増やす」わけではない) | |
PGT-Aの最大のメリットは「流産率の大幅な低減」です。これは、連続してトリソミーを経験された方にとって、精神的な安定を得るために非常に重要な要素となります。
5. 次の妊娠の成功率|希望を持てるデータ
【結論】 悲観的な既往歴にもかかわらず、適切な管理下での次回妊娠の生児獲得率は60〜80%に達すると報告されています。次の妊娠が健常児である確率の方が、圧倒的に高いのです。
「また同じことが起きるのでは」という恐怖は、本当によくわかります。でも、データは希望を示しています。
- ✓染色体異常による反復流産を経験したカップルでも、次回妊娠の生児獲得率は60〜80%
- ✓たとえ減数分裂のエラー率が高まっていても、すべての卵子が異常になるわけではない
- ✓排卵される卵子の中には、必ず正常な染色体を持つものが含まれている
選択肢ごとの比較
| 選択肢 | 概要 | こんな方に向いています |
|---|---|---|
| 自然妊娠+NIPT | 自然に妊娠し、NIPTで早期スクリーニング | 身体的・経済的負担を抑えたい方 |
| IVF+PGT-A | 正常胚を選んで移植 | 流産・中絶の精神的負担を避けたい方 |
| 卵子提供 | 若いドナーの卵子を使用 | 高齢で自身の卵子のリスクが高い方 |
| 養子縁組 | 妊娠リスクを完全に回避 | 妊娠のリスクを負いたくない方 |
どの選択肢が正しいということはありません。ご夫婦の価値観、経済状況、精神的な準備状況によって、最適な選択は異なります。遺伝カウンセリングで、専門家と一緒に考えていきましょう。
6. ミネルバクリニックのサポート体制
ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医が遺伝子検査のために開業した、稀有な専門性を活かし、連続する染色体異常を経験された方を包括的にサポートいたします。
🔬 高精度なNIPT
スーパーNIPT(偽陰性ゼロのエビデンス)とCOATE法を採用。T21・T18とも検出率99%以上の高精度検査を提供。
🏥 院内で確定検査まで
2025年6月より産婦人科を併設し、羊水検査・絨毛検査も院内で実施可能。転院の必要がなく、心理的負担を軽減。
👩⚕️ 臨床遺伝専門医が常駐
臨床遺伝専門医が両親の核型分析の解釈から、リスク評価、選択肢の説明まで一貫して担当。
💰 互助会で費用面も安心
互助会(8,000円)で羊水検査費用を上限なしで全額カバー。何度でも相談できる遺伝カウンセリング料も内包。
💡 遺伝カウンセリング料について
当院では遺伝カウンセリング料33,000円が検査費用に内包されています。これは当日の説明だけでなく、陽性になった時に何度でもカウンセリングを受けられること、妊娠経過中に心配なことがあってもいつでも相談できることを含んでいます。「お金がかかるから相談しにくい」ということを避け、なるだけ安心して日常生活が送れるように、という配慮をしています。
🩺 院長コラム【「諦める」前に、話を聞かせてください】
連続して染色体異常を経験されると、「もう妊娠は諦めよう」と思われる方も少なくありません。その気持ちは本当によくわかります。
でも、もし心のどこかに「本当はもう一人ほしい」という気持ちがあるなら、諦める前に一度、専門家の話を聞いてみてください。
データが示す通り、次の妊娠で健常なお子さんを授かる確率は、決して低くありません。PGT-AやNIPTなど、かつてはなかった選択肢もあります。あなたの状況に合った道を、一緒に探しましょう。
一人で抱え込まないでください。私たちがついています。
よくある質問(FAQ)
🏥 一人で抱え込まないでください
連続する染色体異常を経験されたことは、本当につらい出来事です。
でも、次の道を一緒に探すことはできます。
臨床遺伝専門医があなたとご家族に寄り添います。
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