目次
📍 クイックナビゲーション
インターネット上には、ミネルバクリニックに関する口コミやレビューがあります。その中で多いのが「NIPTの結果が出なかった」という声です。これは、赤ちゃん由来のDNA(胎児分画)が足りず再採血をお願いしている間に流産となり、結果をお出しできなかったケースです。当院はこの声を受けて、2025年2月に「安心検査結果保障制度」を導入し、このような場合に検査代金を返金するようにしました。このページでは、口コミで指摘された内容と、それに対して当院が行った改善を、日付と制度の内容で説明します。
- ➤口コミ・レビューで多い「結果が出ない」の理由(胎児分画が足りないときは再採血)
- ➤2025年2月に導入した安心検査結果保障制度(6,000円・全員加入)の対象
- ➤2025年6月から、羊水検査・絨毛検査を院内で受けられるようになったこと
- ➤当院の判定保留は0%であること、陽性後のカウンセリングは何度でも無料であること
- ➤2023年以前の口コミと、今の制度との違い
⏱️ 30秒でわかる要約
💬 Q. ミネルバクリニックの口コミ・レビューで多い「結果が出ない」は本当?
胎児分画が足りないときは、結果を出さずに再採血をお願いしています。その連絡の前に流産となり再採血ができなかった場合、結果はお出しできません。2025年2月からは安心検査結果保障制度(6,000円・全員加入)で、この場合に検査代金(諸費用を除く)を返金しています。
🧬 Q. 判定保留になることはありますか?
当院では胎児分画が足りない場合は「再検査(再採血)」となり、「判定保留」という結果は出していません。当院の判定保留は0%です。
🏥 Q. 陽性だったら、どこで確定検査を受けるの?
2025年6月から産婦人科を併設し、羊水検査・絨毛検査を院内で受けられます。主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。陽性後のカウンセリングは何度でも無料で、確定検査の費用はカトレア会(8,000円・全員加入)で全額補助されます。
ネガティブな口コミ・レビューを目にした方へ
インターネット上の口コミには、2021年〜2023年の事例や、事実の一部だけを取り上げたもの、誤解にもとづく投稿も含まれています。一部の口コミサイトには、2025年に当院が行った制度の変更が反映されていない情報が今も掲載されています。
口コミの内容そのものを否定するつもりはありません。結果が出なかったことや、説明が足りないと感じられたことは、受けられた方にとって事実です。そのうえで、何が起きていたのか、そして今はどう変わったのかを、このページで説明します。
当院の資格や体制を事実で確かめたい方は、「ミネルバクリニック 怪しい?」に事実でお答えするページをご覧ください。実際にNIPTを受けられた方の声はNIPTを受けられた患者さんの声に掲載しています。
口コミ・レビューで指摘された内容と、当院の回答
口コミで指摘されてきた主な内容と、その事実関係、2025年に行った改善を表にまとめます。
💬 口コミの内容と当院の回答
| 口コミの内容 | 事実関係 | 改善(時期) |
|---|---|---|
| 検査結果が出なかった | 胎児分画が足りず再採血をお願いしている間に流産となり、再採血ができなかった | 安心検査結果保障制度で検査代金(諸費用を除く)を返金(2025年2月〜) |
| 流産したのに返金されなかった | 2025年1月まで、この場合の返金制度はなかった。同意書で事前に説明していた | 同上。対象は「再検査が必要になり、流産で再採血ができなかった場合」 |
| 陽性後に確定検査を別の病院で受ける必要があった | 2025年5月までは、確定検査を院外の医療機関にお願いしていた | 産婦人科を併設し、羊水検査・絨毛検査を院内で実施(2025年6月〜) |
※返金の対象は、上記の条件にあてはまる場合に限られます。流産されたすべての方が対象ではありません。
当院が守っていること
口コミへの回答の前提として、当院がNIPTで守っていることを事実で示します。
- 検査前の説明:90分の受診枠の中で、常駐する臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを行い、再採血や結果が出ない場合があることも説明して同意をいただいています。
- 精度の基準:胎児分画が検査所の基準に足りない検体では結果を出さず、再採血をお願いしています。
- 結果のお知らせ:陰性の結果はマイページでお知らせし、陽性の場合は陽性後のカウンセリングを何度でも無料で受けられます。
なぜ「結果が出ない」ことがあるのか ― 胎児分画と検査精度
「結果が出ない」という口コミの背景には、胎児分画という数字があります。再検査や結果をお出ししないことは、精度の基準を守るための医学的な判断です。事前に説明と同意をいただいていても、流産と重なったときに強いショックを受けられるのは当然のことで、誤解が生じることもあります。
胎児分画とは
🔬 用語解説:胎児分画(Fetal Fraction)
お母さんの血液の中には、DNAの小さな断片(遊離DNA)が流れています。妊娠するとその中に赤ちゃん由来のDNAが混ざることが分かっています[1]。胎児分画とは、遊離DNAのうち胎盤(赤ちゃん側)由来のDNAが占める割合のことです。妊娠週数・お母さんの体重・個人差によって変わります[3]。
胎児分画が足りないときに結果を出さない理由
NIPTは、赤ちゃん由来のDNAのわずかな量の違いを数えて判定します。胎児分画が低いと、その違いが見分けにくくなり、本当は染色体の変化があるのに「陰性」と出てしまう偽陰性が起こりやすくなります[2][3]。一般的に4%前後が下限の目安として使われてきましたが、基準値は検査所や検査方式によって異なります[3]。
偽陰性は、生まれてから赤ちゃんに病気があると分かることにつながり、ご家族の人生を大きく変えます。そのため当院では、検査所の基準に足りない検体では結果を出さず、再採血をお願いしています。当院が検査を依頼している米国の検査所も、精度を確かめた条件を下回る検体には結果を出しません。
当院の判定保留は0%
胎児分画が足りない場合、当院では「判定保留」ではなく「再検査(再採血)」となります。そのため、当院の判定保留は0%です。再採血は週数が進み、胎児分画が増えた時期に行います。判定保留について詳しくはNIPTの判定保留とはで、胎児分画の基準と精度の関係は胎児分画が低いとどうなる?で説明しています。
特に胎児DNA不足による再検査時の流産について
特に胎児DNA不足による再検査時の流産について
妊娠初期は流産が起こりやすい時期です。再検査が必要になったときに流産していると、再採血ができないため結果は出ません。このことは事前に説明し、同意書もいただいていました。しかし、流産と「結果が出ない」ことが重なることで、より大きなショックを受けられることを当院は問題と考えていました。
互助会をつくることはできましたが、そのために全員の負担が増えることも問題と考え、すぐには踏み切れませんでした。そこで、2024〜2025年の年末年始に直近のデータを入力し、こうしたことがどのくらいの割合で起こっているかを調べ、費用の設定を割り出しました。
2025年初めに受診された方へ口頭でアンケートを行ったところ、多くの方から「その金額なら納得して検査を受けられる」との回答をいただき、2025年2月に安心検査結果保障制度を導入しました。
🩺 院長コラム【同意書の説明と、実際に起きたときの重さは違う】
同意書で説明していることと、実際にそれが起きたときに受け止める重さは、まったく別のものだと考えています。流産という出来事に、検査の結果が出ないことが重なれば、その負担は説明で埋められるものではありません。
一方で、制度をつくれば、すべての方の費用が増えます。その両方を数字で確かめてから決めたかったため、導入は2025年2月になりました。時間がかかったことは率直にお詫びします。口コミやアンケートでいただいた声が、この制度の設計の根拠になっています。これからも、いただいた声を制度の見直しに使っていきます。
当院の今後の方針 ― 2025年の制度改善
📅 2025年に変えたこと
| 時期 | 変えたこと | 内容 |
|---|---|---|
| 2025年2月 | 安心検査結果保障制度の導入 | 1回のNIPTにつき6,000円・全員加入。再検査が必要になったのに流産で再採血ができず結果が出なかった場合に、検査代金(諸費用を除く)を返金 |
| 2025年6月 | 産婦人科の併設 | 羊水検査・絨毛検査を院内で実施。主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果 |
※互助会はもう1つ、羊水検査互助会(カトレア会・1回のNIPTにつき8,000円・全員加入)があり、陽性時の確定検査の費用を全額補助します(上限なし)。2つの互助会は収益を目的としないため、消費税の対象外です。
当院のNIPTの体制(事実)
口コミを読んで迷っている方が判断できるよう、当院のNIPTの体制を事実で示します。
- 受けられる時期:妊娠9週から。妊娠6〜8週は臨床研究として受けられます。
- 結果が出るまで:基本は10〜14日。インペリアルプランの単一遺伝子の結果だけは3〜4週間です。
- 遺伝カウンセリング:90分の受診枠の中で、常駐する臨床遺伝専門医が行います。
- 陽性のとき:陽性後のカウンセリングは何度でも無料。確定検査(羊水検査・絨毛検査)も院内で受けられます。
プランは調べる範囲で選べます。スタンダードプラン(13・18・21トリソミー+性染色体・微小欠失6種類7疾患・単胎/双胎)、プレミアムプラン(13・18・21・15・16・22トリソミー・微小欠失12種類13疾患・単胎)、ダイヤモンドプラン(プレミアムと同じ範囲+単一遺伝子56遺伝子・単胎)、双子マックスプラン(全常染色体・92種類の微小欠失・重複+5Mbを超える構造異常・単胎/双胎)、インペリアルプラン(双子マックスと同じ範囲+単一遺伝子最大155遺伝子・202疾患・単胎)があります。
選択に正解はありません
検査を受けるかどうか、どこまで調べるかに、ひとつの正解はありません。どのような選択も、ご夫婦の価値観と状況にもとづいて尊重されるべきものです。十分な情報のもとで、納得して選べることが大切だと考えています。
よくある質問(FAQ)
Q1. ミネルバクリニックの口コミ・レビューにある「検査結果が出ない」は本当ですか?
胎児分画(赤ちゃん由来のDNAの割合)が足りない場合、当院は結果を出さずに再採血をお願いしています。その連絡の前に流産となり再採血ができないと、結果はお出しできません。このことは事前に同意書で説明しています。2025年2月からは安心検査結果保障制度(6,000円・全員加入)により、この場合に検査代金(諸費用を除く)を返金しています。
Q2. 流産した場合、検査料金は返金されますか?
対象は限られます。安心検査結果保障制度の対象は、胎児分画が足りず再検査が必要になったのに、流産により再採血ができず結果が出なかった場合です。この場合に検査代金(諸費用を除く)を返金します。流産されたすべての方が対象ではありません。
Q3. 判定保留になることはありますか?
当院では、胎児分画が足りない場合は「判定保留」ではなく「再検査(再採血)」となります。そのため当院の判定保留は0%です。再採血は週数が進み、胎児分画が増えた時期に行います。
Q4. 確定検査(絨毛検査・羊水検査)はどこで受けられますか?
2025年6月に産婦人科を併設し、羊水検査・絨毛検査を院内で受けられるようになりました。主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。確定検査の費用は羊水検査互助会(カトレア会・8,000円・全員加入)で全額補助されます。
Q5. ネガティブな口コミは古い情報ではありませんか?
口コミサイトには2021年〜2023年の事例が多く、2025年2月の安心検査結果保障制度の導入や、2025年6月からの院内での確定検査の開始が反映されていないものがあります。口コミを読むときは、いつ書かれたものかを確かめてください。
Q6. ミネルバクリニックの体制を事実で確かめるには?
院長の資格、常駐する臨床遺伝専門医、院内での確定検査、判定保留0%などは「ミネルバクリニック 怪しい?」に事実でお答えするページにまとめています。実際にNIPTを受けられた方の声は、患者さんの声のページに掲載しています。
🏥 口コミだけでなく、今の制度で判断してください
当院の判定保留は0%で、胎児分画が足りないときは再採血。流産で再採血ができなかった場合は、2025年2月から安心検査結果保障制度で検査代金を返金しています。
陽性でも、確定検査(絨毛検査・羊水検査)まで院内で受けられます。主要な検査項目は3日以内に、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。90分の受診枠の中で、常駐する臨床遺伝専門医が遺伝カウンセリングを行い、どのプランが合うかを一緒に考えます。
お電話でのお問い合わせ:03-3478-3768(代表) | お問い合わせフォーム
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参考文献
- [1] Lo YM, Corbetta N, Chamberlain PF, et al. Presence of fetal DNA in maternal plasma and serum. Lancet. 1997;350(9076):485-487. [PubMed 9274585]
- [2] Canick JA, Palomaki GE, Kloza EM, Lambert-Messerlian GM, Haddow JE. The impact of maternal plasma DNA fetal fraction on next generation sequencing tests for common fetal aneuploidies. Prenat Diagn. 2013;33(7):667-674. [DOI 10.1002/pd.4126]
- [3] Hui L, Bianchi DW. Fetal fraction and noninvasive prenatal testing: What clinicians need to know. Prenat Diagn. 2020;40(2):155-163. [DOI 10.1002/pd.5620]
※本記事は一般の方に向けた情報提供を目的とするもので、個別の診断を示すものではありません。制度の内容は変更されることがあります。最新の内容は各制度のページでご確認ください。






