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【2025年最新】NIPT費用の相場と料金比較



この記事のポイント
  • NIPT検査の全国相場:8万円~20万円(2025年最新情報)
  • ミネルバクリニックのNIPT検査:遺伝カウンセリング付きで信頼の検査体制
  • NIPT費用が医療機関によって異なる理由を徹底解説
  • NIPT検査と他の出生前診断検査の費用・精度比較
  • NIPT検査は保険適用外・医療費控除対象外の検査です

妊娠中の大切なお子さまの健康を確認するNIPT(新型出生前診断)。検査を検討される多くの方が「費用はいくらかかるの?」と不安に思われています。特に高年齢で妊娠された方は、費用を理由に検査を迷うケースも少なくありません。

NIPT費用早見表

ミネルバクリニックのNIPT検査費用:16万8,000円(税込)

※遺伝カウンセリング料込み、認可施設として安心の検査体制

全国のNIPT費用相場:8万円~20万円(2025年5月現在)

※施設の認可状況や検査内容により料金は異なります

このページでは、NIPT検査にかかる費用の詳細、費用に差がある理由、他の検査との費用比較、保険適用の有無などを分かりやすく解説します。当クリニックの最新のCOATE法による検査プランについても詳しくご紹介しています。

NIPT検査にかかる費用の相場【2025年最新】

新型出生前診断(NIPT)は、母体の血液を採取するだけで高精度に胎児の染色体異常を調べられる画期的な検査です。では、具体的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

検査施設タイプ 費用相場 特徴
認可施設 15万円~20万円 ・日本産科婦人科学会の認可
・検査前後の遺伝カウンセリング実施
・専門医が常駐
無認可施設 8万円~15万円 ・遺伝カウンセリングが省略されているケースが多い
・簡易的な説明のみの場合も
ミネルバクリニック 16万8,000円 ・認可施設
・遺伝カウンセリング込み
・最新のCOATE法による高精度検査
・基本3項目(13・18・21トリソミー)

「同じ検査なら安いところで受けたい」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、値段だけで決めるのはおすすめできません。費用の違いには理由があります。また、検査後のサポートやアフターケアも重要なポイントです。

当院(ミネルバクリニック)のNIPT費用と特徴

ミネルバクリニックの費用プラン

ライトプラン(基本NIPT)

176,000円(税込)
  • 基本3種の染色体異常検査(13・18・21トリソミー)
  • 性染色体(X・Y)異常の検査
  • 臨床遺伝専門医による一貫した対応

スタンダードプラン(拡張NIPT)

198,000円(税込)
  • ライトプランの全検査内容
  • 微細欠失症候群4種類の検査
  • より広範囲な染色体異常の検査

ミネルバクリニックのNIPT検査の特徴

  • 1. 臨床遺伝専門医が一貫して対応する信頼できるクリニック
  • 2. 検査精度99%以上の高精度検査を実現
  • 3. 性染色体も含めた検査をライトプランから提供
  • 4. 東京都心の好アクセス(青山一丁目駅から徒歩5分、銀座線外苑前駅から徒歩1分)
COATE法による最新NIPT

ミネルバクリニックでは、2024年より従来のスーパーNIPTに替わり、より高精度な「COATE法」による出生前診断を導入しています。COATE法は最新の検査技術で、より正確な検査結果を期待できます。

NIPT費用が施設によって異なる理由

NIPT検査の費用に幅があるのには、いくつかの重要な理由があります。これを理解することで、単に「安いから」という理由だけで選ばないための参考になります。

検査技術による差

例えば車ならトヨタ、マツダ、ダイハツ、ベンツ、ロールスロイスなど様々なメーカーがあり、同じ「車」でも品質やサービス、価格に大きな違いがあります。NIPTも全く同じで、各検査会社が開発費を投下して技術革新でしのぎを削っているため、検査会社により大きな精度の差や検出できる範囲に違いが出るのです。安価な検査は精度や検出範囲が限られていることが多く、高額な検査ほど最先端の技術を用いて広範囲かつ高精度な結果を提供できる傾向があります。

1. 検査内容の違い

検査できる染色体の数や検査の範囲によって料金が変わります。

  • 基本3項目(13・18・21トリソミー)のみの検査
  • 性染色体(X・Y)異常も含む検査
  • 微小欠失症候群なども含む広範囲検査
  • 検査技術(古い技術か最新技術か)の違い

2. 遺伝カウンセリングの質

認可・無認可の違いや医師の専門性による差があります。

  • 専門医による対応:臨床遺伝専門医か一般医師か
  • カウンセリングの時間:詳細な説明か簡易的な説明のみか
  • 陽性結果時のサポート体制:その後のフォローの充実度

3. 検査会社の違い

どの検査会社の技術を採用しているかで差があります。

  • 技術開発への投資:先端技術か廉価版技術か
  • 検査の精度:99.9%の高精度か、それより低い精度か
  • 解析の深さ:検出できる異常の範囲の広さ

「安い」だけでは選べない理由

胎児の先天性疾患の有無を調べるNIPT検査は、単に値段だけで選ぶべきものではありません。安価な検査には以下のようなリスクが考えられます:

  • 検査精度の低下による偽陽性・偽陰性のリスク
  • 専門的な説明や精神的サポートの不足
  • 検出範囲が限定的で重要な異常を見逃す可能性
  • 検査後のフォローアップ体制の不足

ミネルバクリニックでは、最新の検査技術と臨床遺伝専門医による一貫した対応で、安心の検査体制を提供しています。検査費用は決して安くはありませんが、その価格に見合った価値と安心をお届けしています。

NIPT検査と他の出生前診断検査の費用比較

出生前診断を検討する際は他の検査とも比較し、ご自分にとって必要な検査を選ぶことが大切です。各検査の費用と特徴を比較してみましょう。

検査名 費用 精度 特徴
NIPT
(新型出生前診断)
8万円~20万円 99%~99.9% ・母体血から胎児DNAを分析
・非侵襲的で流産リスクなし
・妊娠10週から可能
・スクリーニング検査(確定診断ではない)
NT検査
(超音波エコー)
2万円~3万円 約70% ・胎児の首の後ろの浮腫を測定
・非侵襲的
・妊娠11週~13週で実施
・検査者の技術による差が大きい
クアトロテスト
(母体血清マーカー検査)
2万円~3万円 約83% ・母体血液中のタンパク質を検査
・非侵襲的
・妊娠15週~20週で実施
・偽陽性率が比較的高い
コンバインド検査 3万円~5万円 約80% ・NT検査とクアトロテストの組み合わせ
・非侵襲的
・妊娠11週~13週で実施
羊水検査 10万円~20万円 100% ・羊水を採取して染色体を直接分析
・侵襲的検査で約0.3%の流産リスク
・妊娠15週以降に実施
・確定診断が可能
絨毛検査 10万円~20万円 100% ・絨毛(胎盤の一部)を採取して分析
・侵襲的検査で約1%の流産リスク
・妊娠11週~13週で実施
・確定診断が可能
・実施施設が限られている
注意ポイント

NIPT検査は確定診断ではありません。精度は非常に高いものの、偽陽性・偽陰性の可能性もあります。NIPT検査で陽性判定が出た場合は、確定診断のために羊水検査や絨毛検査など侵襲的な検査の受検を検討することになります。各検査の特性を理解した上で、ご自身に合った検査を選びましょう。

NIPT検査は保険適用される?

妊娠・出産にともなう検査には費用がかかり、NIPT検査のような検査は費用が高額です。保険が適用になるのか疑問に思う方も多いでしょう。

保険適用されない理由

残念ながら、NIPT検査は保険適用外の検査です。理由は以下の通りです:

  • 保険適用になるのは病気やケガなどの医療行為のみ
  • 妊娠・出産は病気ではないため全額自己負担
  • 自治体からの妊婦健診補助券も使用不可
  • 医療費控除の対象にもならない

費用負担を少しでも軽減する方法

保険適用はされませんが、以下の方法で負担を軽減できる可能性があります:

  • クレジットカード分割払いの利用
  • 一部の医療ローンの活用
  • 施設によって異なる料金プランの比較検討
  • 特定の条件下での公的補助(地域限定)

ミネルバクリニックでは、クレジットカード決済に対応しており、カード会社の分割払いサービスをご利用いただけます。また、検査費用についてのご質問やご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

Q
NIPT検査の費用はいくらですか?
A

NIPT検査の費用相場は、8万円~20万円程度です。医療機関によって料金に差があり、認可施設は遺伝カウンセリングが含まれるため比較的高額になります。ミネルバクリニックでは、基本プランが16万8,000円(税込)、スーパーNIPTプランが21万8,000円(税込)で、信頼性の高い検査と丁寧な遺伝カウンセリングを提供しています。

Q
NIPT検査は保険適用されますか?
A

いいえ、NIPT検査は保険適用外の検査です。妊娠・出産は病気ではないため、出生前診断などの関連検査は全額自己負担となります。また、自治体から付与される妊婦健診の補助券も使用できません。さらに、同様の理由で医療費控除の対象にもなりませんのでご注意ください。

Q
NIPTの費用に施設間で差があるのはなぜですか?
A

NIPT費用の差は主に2つの要因があります。1つ目は検査できる染色体の数や範囲の違い、2つ目は遺伝カウンセリングの有無です。認可施設では検査前後に専門的な遺伝カウンセリングを実施するため費用が高くなりますが、検査結果の意味や今後の選択肢について専門家に相談できる安心感があります。また、最新のCOATE法などの検査技術によっても価格差が生じます。

Q
NIPT検査は分割払いできますか?
A

医療機関によって異なりますが、ミネルバクリニックではクレジットカード決済に対応しており、カード会社の分割払いサービスをご利用いただけます。具体的な分割手数料などはカード会社によって異なりますので、お持ちのクレジットカード会社にご確認ください。詳細はお問い合わせ時にご相談いただけます。

Q
NIPT検査と他の出生前検査の違いは何ですか?
A

NIPT検査は母体血から胎児DNAを分析する非侵襲的な検査で、精度が99%以上と高く、流産リスクがありません。クアトロテストなどの母体血清マーカー検査は精度が80%程度で費用は2~3万円です。確定診断となる羊水検査は精度100%ですが侵襲的で流産リスクがあり、費用は10~20万円程度です。NIPT検査は早期(妊娠10週以降)に受けられ、結果が陽性の場合は確定診断のための追加検査が必要になります。

NIPT検査を受ける前に知っておくべきこと

NIPT検査を受ける前に、以下のポイントについて理解しておくことが大切です。検査は大きな決断ですので、十分な情報を得た上で判断してください。

NIPTの特徴と限界

  • スクリーニング検査であり、確定診断ではない
  • 精度は高いが、偽陽性・偽陰性の可能性がある
  • すべての染色体異常や先天異常を検出できるわけではない
  • 陽性の場合は羊水検査などの確定検査が必要

遺伝カウンセリングの重要性

  • 検査前に検査の意義や限界を理解する
  • 結果を正しく解釈するための専門的助言を受ける
  • 検査結果に備えて心の準備をする
  • 異常が見つかった場合の選択肢について知る

医療機関選びのポイント

  • 認可施設を選ぶ(日本産科婦人科学会認可)
  • 専門医が常駐している施設を選ぶ
  • 丁寧な遺伝カウンセリングを行っているか確認
  • 費用と検査内容のバランスを確認
重要なお知らせ

NIPT検査は胎児の染色体に関する情報を得るための選択肢の一つですが、検査を受けるかどうかは完全に任意です。検査を受けることの意義と限界を理解した上で、ご夫婦でよく話し合い、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら決断することをお勧めします。検査に関する不安や疑問は、遠慮なく医療機関にご相談ください。

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【まとめ】出生前診断は遺伝カウンセリング対応の信頼できるクリニックに任せよう

高年齢妊娠した方をはじめ、胎児の先天性疾患の有無を調べられるNIPT検査の利用を検討する方は少なくありません。NIPT検査は精度が高く、流産などのリスクが低いというメリットがある一方、費用が高く全額自己負担というデメリットもあります。

胎児の状態を調べる検査はほかにもあるため、比較しながらNIPT検査の必要性を検討することをおすすめします。また、遺伝カウンセリングを実施する信頼性の高いクリニックに相談し、検査内容や費用などの説明を受けたうえで家族と話し合う機会を設けるとよいでしょう。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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