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NIPT検査結果はいつわかる? 結果通知のタイミングと流れ

仲田洋美 医師

この記事の監修:仲田洋美(臨床遺伝専門医)

のべ10万人以上の意思決定に伴走。2025年国際誌『Global Woman Leader』表紙抜擢など、世界基準の出生前診断と遺伝カウンセリングを提供。

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NIPT(新型出生前診断)を受検された方が最も気になるのは「いつ結果がわかるのか」ということでしょう。検査後の不安な待機期間を少しでも軽減できるよう、結果通知のタイミングと流れについて詳しく解説します。

この記事でわかること
📖 読了時間:約10分
📊 約5,000文字
臨床遺伝専門医監修

  • ミネルバクリニックでの結果通知は採血から10-14日程度
  • NIPT検査結果はマイページから直接確認可能
  • 陽性結果時もマイページのメッセージ欄で確実なやり取りを実施
  • 臨床遺伝専門医による包括的サポート体制の詳細

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NIPT検査結果の通知期間

標準的な結果通知期間

ミネルバクリニックでは、正確かつ信頼性の高い検査結果をお届けするため、採血から10〜14日程度で結果を通知しています。

📌 検査完了までの大まかな流れ

採血当日: 検体を専門の検査機関に送付

1-2日目: 検査機関での検体受付・前処理

3-7日目: 次世代シーケンサーを用いたDNA解析・データ分析

8-10日目: 結果判定およびレポート作成

10-14日目: クリニックで結果を確認後、マイページにて患者様へ通知

他クリニックとの期間比較

一般的に、NIPTの検査期間はクリニックの体制や委託先の検査機関によって異なります。

クリニックの種別 結果通知期間 特徴・注意点
大学病院・総合病院 1〜2週間 確定検査の体制が充実。遺伝カウンセラーによる説明が多い。
一般産婦人科 1〜2週間 外部委託での検査が多く、結果説明が限定的になる場合がある。
ミネルバクリニック 10〜14日 臨床遺伝専門医による遺伝子検査専門クリニックとして、迅速かつ高精度に提供。
一部の検査機関 2〜3日 品質管理やFF(胎児分画)測定が不十分な可能性があり、再検査率が高まるリスクも。
⚠️ 極端に短い通知期間への注意

2-3日で結果を出すクリニックも存在しますが、FF(胎児DNA濃度)の測定が不十分であったり、十分な品質管理がなされていない可能性があります。その結果、偽陽性や偽陰性のリスクが高まるため注意が必要です。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【結果を待つ期間の「10〜14日」に込められた意味】

NIPTの結果を待つ間は、多くの方が強い不安を感じられます。「1日でも早く知りたい」というお気持ちは痛いほどわかります。しかし、当院が10〜14日という期間を設けているのには理由があります。

極端に短い期間で結果を出すことは、胎児DNA濃度(FF)の測定が不十分になったり、品質管理が甘くなったりするリスクを伴います。一生を左右するかもしれない大切な検査だからこそ、確実で精度の高い分析を行い、間違いのない結果をお届けすることが私たちの責任だと考えています。

結果確認方法

NIPT検査はマイページで直接確認可能

ミネルバクリニックでは、NIPT検査結果のご確認から、その後の各種ご連絡まで、すべて患者様専用の「マイページ」を通じて行います

✓ マイページ活用のメリット

・結果の準備が完了次第、ご登録のメールアドレスにすぐにお知らせが届きます。

・24時間いつでも、ご自身のタイミングでアクセスし確認可能です。

・結果レポートのダウンロードや、後から内容を読み返すことも簡単にできます。

通常の遺伝子検査は内容が複雑なため、オンライン面談等での詳細説明後に結果をアップロードしていますが、NIPTは比較的結果の解釈が明確であるため、マイページでの直接確認を可能としています。

陰性結果の場合

マイページ上で各染色体の判定結果や、希望者には性別判定の結果が表示されます。さらに、医師からのコメントや今後の妊娠管理についての案内も併記されているため、安心して産科での通常の妊婦健診に戻っていただけます。

陽性結果の場合のやり取り

もし陽性結果が出た場合も、まずはマイページで結果をご確認いただきます。その後、マイページ内のメッセージ欄を通じてクリニックへご連絡ください。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【なぜ電話ではなく「マイページ」でのやり取りなのか】

当院では結果に関するご連絡をすべてマイページのメッセージ欄で行っています。「直接電話で聞きたい」というご要望もいただきますが、医療情報の伝達において「言った・言わない」の誤解は絶対にあってはなりません。

文字として記録を残すことで、患者様も落ち着いて内容を何度でも読み返すことができます。また、陽性という厳しい結果をお伝えした後には、私(院長)の個人の携帯電話番号をお教えしています。本当に必要な時に、いつでも直接つながる安心感を提供したいと考えているからです。

結果通知後の対応フロー

陽性結果が出た場合のステップ

陽性判定を受けた場合、必ず臨床遺伝専門医によるカウンセリングを行います。以下の流れで進みます。

1. メッセージの送信: マイページから「陽性カウンセリング希望」として、希望日時を複数記載して送信してください。

2. 日程調整: クリニック側から確定した日時とオンライン面談用リンクをお送りします。

3. 遺伝カウンセリング: 臨床遺伝専門医が結果の意味、偽陽性の可能性、羊水検査などの確定検査について詳細にご説明します。

4. 確定検査の手配: 羊水検査をご希望の場合、自院または他院での実施手配・紹介状の準備などをサポートいたします。

結果を待つ間の心構え

結果を待つ10〜14日間は、どうしても不安になりやすい時期です。インターネットで過度な情報を集めたり、不確実な情報源に振り回されたりしないよう注意が必要です。

NIPTはあくまで確率的な検査であり、多くの場合結果は陰性となります。通常の妊娠生活を維持し、適度な栄養と睡眠をとりながら、リラックスして過ごすことを心がけてください。

結果が遅れる場合の理由と対応

遅延の可能性がある理由

ごくまれに、結果通知が14日を超える場合があります。主な理由は以下の通りです。

検査技術的要因: 検体の質が不十分で再検査・再抽出が必要になった場合や、機器のメンテナンス等。

外部要因: 年末年始などの大型連休、悪天候等による検体配送の遅延、検査機関の繁忙期など。

14日を過ぎても通知がない場合は、マイページのメッセージ欄から進捗状況をお問い合わせください。もし再採血が必要になった場合も、無償で手配し、しっかりとサポートいたします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 陽性結果が出た場合、どのように連絡すればよいですか?

マイページで陽性結果をご確認いただいた後、マイページのメッセージ欄を通じてご連絡ください。陽性カウンセリングの予約をお取りし、臨床遺伝専門医がオンライン面談で詳しくご説明いたします。

Q2. 陽性カウンセリングはいつ受けられますか?

マイページのメッセージ欄でご連絡をいただいてから、可能な限り早期に予約をお取りいたします。オンライン面談での対応となりますので、ご都合の良いお時間で調整可能です。

Q3. 電話での相談は可能ですか?

電話でのお問い合わせは外部コールセンターが対応しており、医療相談や結果の直接的な説明は行っておりません。確実で正確な情報提供のため、すべてマイページのメッセージ欄を通じてやり取りをお願いしています。陽性と判定された後は、院長の個人の携帯電話番号をお伝えしておりますので、そちらへ遠慮なくおかけいただけます。

Q4. マイページのメッセージ欄では資料の添付もできますか?

はい、他院での検査結果、質問に関する画像、紹介状などの関連資料を添付ファイルで送受信することが可能です。クリニック側からも必要な説明資料を添付してお送りいたします。

🏥 ミネルバクリニックでのご相談

NIPT検査のスケジュールや結果に対するご不安がある方は、お気軽に当クリニックへお問い合わせください。

参考文献

  1. 出生前検査認証制度等運営委員会「NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)とは」[公式サイト]
  2. 厚生労働省「NIPT: noninvasive prenatal testing」[PDF]
  3. ミネルバクリニック「休診日でもNIPT検査結果をお届け|年中無休サポートの仕組み」[公式サイト]

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プロフィール

仲田洋美 医師(臨床遺伝専門医)

この記事の監修・執筆者:仲田 洋美

(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、
臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続けてきました。
のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた臨床遺伝専門医です。

出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、
検査結果の数値そのものだけでなく、
「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、
一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、
日本人として異文化の中で生活した経験があります。
価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。
この経験は現在の診療においても、
「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。

また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、
36週6日で一人を死産した経験があります。
その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、
そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。
現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、
出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。

出生前診断は単なる検査ではなく、
家族の未来に関わる重要な意思決定です。
年齢や統計だけで判断するのではなく、
医学的根拠と心理的支援の両面から、
ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/
日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。
2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け
複数の海外メディア・専門誌で特集掲載
されました。

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