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NIPT検査来院時に稽留流産が判明 – 体外受精後の患者様への丁寧なケア

仲田洋美 医師

この記事の監修・執筆:仲田洋美(臨床遺伝専門医)

ミネルバクリニック院長。臨床遺伝専門医・総合内科専門医・がん薬物療法専門医。1995年に医師免許を取得し、遺伝医療と出生前診断に携わっています。

記事の作り方(編集方針)

体外受精で授かった妊娠。NIPTを受けるつもりで来院した日に、エコーで赤ちゃんの心拍が確認できず、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と分かることがあります。この記事では、ミネルバクリニックで実際にあった事例(ご本人が特定されないよう細部を変えています)をもとに、稽留流産がどうやって分かるのか、なぜ起こるのか、そして次の妊娠で、いつ・何を調べられるのかを、臨床遺伝専門医の立場からお伝えします。

この記事でわかること
📖 読了時間:約10分
🧬 NIPT・稽留流産・体外受精
★ 臨床遺伝専門医監修
  • ➤NIPTの来院日に、エコーで稽留流産が分かった体外受精後の事例
  • ➤経腹エコーと経腟エコーの違いと、流産と確定する超音波の目安
  • ➤稽留流産の原因の多くが、受精の段階で偶然起こる染色体の異常である理由
  • ➤流産した組織の染色体検査(保険適用の条件)と、次の妊娠のNIPTの時期

⏱️ 30秒でわかる要約

💓 Q. NIPTを受けに行った日に、稽留流産と分かることはある?

あります。稽留流産は出血や腹痛がないまま心拍が止まっている状態で、超音波検査で初めて分かることがほとんどです。当院はNIPTの採血の前に4Dエコーで心拍を確かめるため、その場で分かることがあります。

🧬 Q. 体外受精や、自分の行動のせい?

多くはそうではありません。流産した組織の約8割に染色体の異常が見つかったという報告があり、その多くは受精の段階で偶然起こるものです。

🌸 Q. 次の妊娠で、何をいつ調べられる?

流産した組織の染色体検査は、原因を知る手がかりになります。次の妊娠のNIPTは通常は妊娠9週から(6〜8週は臨床研究)、心拍を確かめてから受けられます。

\ 次の妊娠で、どこまで調べられるかを知りたい方へ /

当院は採血の前に4Dエコーで心拍を確かめ、陽性なら確定検査(羊水検査・絨毛検査)まで院内で受けられます。

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まだ決めていない方は:NIPTは何週から受ける? | NIPTのプランを見る

体外受精による待望の妊娠とNIPTへの想い

体外受精(IVF)を経て妊娠された方にとって、その妊娠は特別な意味を持ちます。長い治療期間や、体と心、費用の負担を乗り越えて授かった命です。体外受精の流れや成功率については体外受精とは?治療の流れや成功率で解説しています。

今回ご紹介する方は、ほかの不妊治療クリニックで体外受精を受けて妊娠し、その通院を続けながら、遠方から当院にNIPTを受けに来られました(当院は体外受精を行っていません)。赤ちゃんの状態をできるだけ詳しく知りたいというお気持ちから、選ばれたのはダイヤモンドプランでした。体外受精での妊娠と染色体の検査の考え方は体外受精後の染色体異常リスクと拡大NIPTでもまとめています。

NIPT前のエコー検査で判明した現実

当院のNIPTは、通常は妊娠9週から受けられ、妊娠6〜8週は臨床研究として受けられます。どの時期でも、採血の前に必ず4Dエコーで赤ちゃんの心拍と発育、週数、赤ちゃんの数を確かめます。

① 経腹エコー心拍が確認できない
▶
② ご本人の希望経腟エコーで確かめ直す
▶
③ 経腟エコーやはり心拍が見えない
▶
④ 稽留流産の疑い通院先で確認

来院時の経腹エコー(お腹の上から当てる超音波)では、赤ちゃんの心拍を確認できませんでした。週数と赤ちゃんの大きさからは、稽留流産の可能性が高いと考えられる所見でした。

ご本人は、経腟エコー(腟から当てる超音波)での確認を希望されました。妊娠のごく初期は、経腟エコーのほうが子宮の中を近くから詳しく観察できます。所見からは経腟エコーでも心拍の確認は難しいと予想されましたが、ご本人が結果を自分の目で確かめ、納得できることを優先して、経腟エコーでも確認しました。

流産と「確定」する超音波の目安

心拍が見えないとき、すぐに流産と決めてしまってよいのかは、多くの方が気にされる点です。米国の超音波の専門家が誤診を避けるために示した基準では、経腟エコーで次のどれかにあてはまるときに、妊娠が続かないと確定します[4]。

🔎 経腟エコーで「妊娠が続かない」と確定する目安

超音波の所見 確定の条件
赤ちゃんが見える 頭からお尻までの長さ(頭殿長)が7mm以上あるのに、心拍がない
赤ちゃんが見えない 胎嚢(赤ちゃんを包む袋)の平均の直径が25mm以上あるのに、赤ちゃんが見えない
卵黄嚢のない胎嚢 最初の検査から2週間以上たっても、心拍のある赤ちゃんが見えない
卵黄嚢のある胎嚢 最初の検査から11日以上たっても、心拍のある赤ちゃんが見えない

出典:Doubiletら(N Engl J Med, 2013)[4]。条件を満たさない早い時期には、日をあけて確かめ直すのが原則です。

このように、早い時期で条件を満たさないときは、日をあけて超音波で確かめ直します。今回の方も、最終的な診断はふだん通院している不妊治療クリニックで確かめることになりました。心拍の数と流産の関係は胎児心拍数と流産リスクの関係で解説しています。

患者様の心に寄り添った対応

経腟エコーでも赤ちゃんの心拍は確認できず、稽留流産が強く疑われる結果となりました。

💡 用語解説:稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

出血や腹痛がないまま、子宮の中で赤ちゃんが亡くなっている状態です[1]。自覚症状がないため、超音波検査で初めて分かることがほとんどで、健診やNIPTの前のエコーで判明することがあります。流産の種類と呼び方の違いは流産の種類についてをご覧ください。

不妊治療を経て授かった妊娠での稽留流産は、ご本人とご家族にとって大きなショックです。このような場面で大切なのは、医学的に正確な情報を、ご本人が受け止められる順番でお伝えすることです。エコーの画面で何が見えていて、何が見えていないのか。次にどこで、何を確かめればよいのか。その場で分かることと分からないことを分けて説明しました。

その後の経過

数日後、ご本人から、通院先の不妊治療クリニックでも同じ診断となり、流産の手術の予定が決まったとのご連絡をいただきました。

稽留流産と診断されたあとは、手術で子宮の中の組織を取り出す方法と、自然に排出されるのを待つ方法があり、通院先の医師と相談して選びます。それぞれの考え方は流産手術が必要なケースと流産の自然排出を待つメリットとデメリットで解説しています。手術を受ける場合は、次の章で説明する流産した組織の染色体検査を受けられるかどうかも、手術の前に確かめておくとよいでしょう。

稽留流産について正しく理解する

稽留流産の原因

日本産科婦人科学会は、妊娠の約15%は自然流産に終わると説明しています[1]。流産した組織(胎盤のもとになる絨毛)の染色体を調べると約8割に異常が見つかったという報告があり[1]、妊娠初期の流産の最も多い原因は、赤ちゃん(受精卵)側の染色体の異常です。

染色体異常が見つかる割合は調べ方によって違い、中国で妊娠初期の流産340例を調べた研究では約49%でした。その中で最も多かったのは16トリソミーで[2]、これは生まれてくる赤ちゃんではほとんど見られない、流産の原因になりやすい異常です(16トリソミーは流産原因No.1)。こうした異常の多くは、卵子や精子ができるときに染色体がうまく分かれないこと(染色体不分離)で、受精の時点で偶然生じます。そのため、次のことを知っておいてください。

💡 稽留流産について知っておいてほしいこと

① 普段の生活や運動、仕事が原因になることは、ほとんどありません。
② 体外受精で妊娠したこと自体が原因ではありません。
③ ご本人やパートナーを責める理由にはなりません。
④ 妊娠の約15%に起こる、誰にでも起こりうることです[1]。

体外受精後の稽留流産

体外受精で妊娠した場合も、自然妊娠と同じように流産は起こります。体外受精は卵子と精子を受精させ、子宮に戻すまでを助ける技術で、受精卵の染色体の数の誤りそのものを防ぐものではないからです。

染色体の数の誤りの多くは卵子ができる過程で起こり、母親の年齢とともに増えます。ノルウェーで妊娠を登録して調べた大規模な研究では、流産の確率は25〜29歳で約10%と最も低く、45歳以上では約53%でした[3]。体外受精を受ける方は年齢が高めのことも多く、その分、流産が起こりやすい背景があります。年齢と流産の関係は流産しやすいのはどんな人?で、移植前に受精卵の染色体を調べる検査の限界はPGT-Aのデメリットで解説しています。

流産した組織の染色体検査(絨毛染色体検査)

流産の原因を直接確かめる方法が、流産した組織(絨毛)の染色体を調べる検査です。偶然の数の異常が見つかれば、その流産は赤ちゃん側の原因で説明できます。染色体が正常だった場合や、染色体の一部が入れ替わった異常が見つかった場合は、ご夫婦の検査を含む次の検査を考える手がかりになります。

日本では、この検査が2022年4月から保険適用になりました[5]。保険で受けられるのは、自然流産の経験がある方が流産手術を受けたときに、届出をした医療機関でG分染法という方法で調べる場合です[6]。初めての流産では自費になるなど条件があるため、手術の前に通院先で確かめてください。流産をくり返すときの染色体の考え方は不育症の原因になる染色体異常とはで解説しています。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【「自分のせいではないか」という問いに】

流産と分かったとき、多くの方が最初に口にするのは「何がいけなかったのでしょうか」という言葉です。けれども、妊娠初期の流産の多くは、受精の段階ですでに決まっていた染色体の変化で起こります。体外受精で妊娠したことも、その日の仕事や運動も、原因ではありません。

臨床遺伝専門医として大切にしているのは、責める理由がないことを、気休めではなくデータで示すことです。そして、原因を確かめる方法があるなら、それを知っていただくこと。流産した組織の染色体検査は、手術のときにしか受けられない検査です。結果は、次の妊娠をどう計画するかを考える確かな材料になると考えています。

当院の対応方針

ミネルバクリニックでは、NIPTの受診の場でこのような状況に向き合うことになった方に、次の方針で対応しています。

🏥 NIPTの受診時に流産が疑われたときの対応

対応 内容
ご本人の納得を優先 経腹エコーで分からなければ、ご希望に応じて経腟エコーでも確かめ、画面で見えていることをそのままお伝えします。
分かることと分からないことを分ける その場で言えることと、日をあけて確かめる必要があることを分けて説明します。
通院先との連携 最終的な診断や処置は、ふだん通院している医療機関で受けていただけるよう、所見をお伝えします。
次の妊娠の情報 流産した組織の染色体検査や、次の妊娠でNIPTを受けられる時期など、次につながる情報をお伝えします。

\ 次の妊娠のNIPTを、心拍を確かめてから受けたい方へ /

陽性の場合も、確定検査(羊水検査・絨毛検査)まで院内で受けられます。主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。

📅 NIPTを予約する

まだ決めていない方は:NIPTを受けるか迷っている方へ | NIPTの費用・料金

NIPTと稽留流産の早期発見

NIPTは、お母さんの血液に含まれる赤ちゃん由来(主に胎盤由来)のDNAの断片を調べ、決められた染色体の変化があるかどうかを推定する検査です。NIPTそのものは、流産を見つける検査でも、防ぐ検査でもありません。今回のように稽留流産が分かったのは、採血の前に行うエコー検査によるものです。

NIPTの前のエコー検査には、次の意味があります。

💡 NIPTの前にエコーで確かめること

① 赤ちゃんの心拍があるか(生きているか)
② 正確な妊娠週数
③ 赤ちゃんが1人か、双子以上か
④ そのほか、早めに分かる異常がないか

心拍が止まったあとや、双子の一方が育たなくなった(バニシングツイン)あとに採血すると、結果の解釈が難しくなることがあります。当院が心拍を確かめてから採血に進むのはこのためで、理由はNIPTの前に胎児の心拍を確認する重要性で詳しく解説しています。

🏥 ミネルバクリニックのNIPTの特徴(事実)

・常駐する臨床遺伝専門医が、90分の受診枠の中で遺伝カウンセリングを行います。
・採血の前に4Dエコーで赤ちゃんの心拍と発育を確かめます(4Dエコーは料金に含まれます)。
・2025年6月から産婦人科を併設し、確定検査(羊水検査・絨毛検査)を院内で行っています。主要な検査項目は3日以内、マイクロアレイ検査は2週間ほどで結果が出ます。
・来院が難しい方は、オンラインNIPT(Zoomでのカウンセリング+全国110か所の提携施設で採血)も利用できます。

今後への希望とメッセージ

稽留流産は、とてもつらい経験です。そのうえで、次の妊娠を考えるときに知っておいていただきたいことがあります。

ノルウェーの大規模な研究では、流産の確率は流産の回数が増えるほど高くなり、続けて2回以上流産した場合に特に高くなっていました[3]。逆にいえば、1回の流産のあとも、次の妊娠は多くの場合そのまま続きます。流産が2回以上続いた場合は、不育症として原因を調べる段階です(不育症とは?基礎知識と検査方法)。次の妊娠までの期間や体の回復については、手術や処置を受けた医療機関の主治医と相談してください。流産後の妊娠の考え方は流産後の妊娠についてにまとめています。

次の妊娠で、いつ・何を調べられるか

次の妊娠では、まず超音波で赤ちゃんの心拍と発育を確かめることが出発点になります。そのうえで、赤ちゃんの染色体の状態を早く知りたい場合は、NIPTを考えることができます。当院では通常は妊娠9週から、妊娠6〜8週は臨床研究として受けられ、どの時期でも心拍を確かめてから採血に進みます。受ける時期の考え方はNIPTは何週がベスト?で解説しています。

調べる範囲はプランによって違います。13・18・21トリソミーと性染色体、微小欠失6種類7疾患を調べるスタンダードプラン、それに15・16・22トリソミーと微小欠失12種類13疾患を加えたプレミアムプラン、さらに単一遺伝子56遺伝子を加えたダイヤモンドプラン、全常染色体と92種類の微小欠失・重複などを調べる双子マックスプランとインペリアルプラン(単一遺伝子 最大155遺伝子)があります。NIPTは流産を防ぐ検査ではありませんが、陽性の場合は確定検査で確かめることが前提で、当院では確定検査まで院内で受けられます。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【「また、ご縁がありましたら」】

NIPTを受けに来られた方に、エコーの画面で心拍が見えないことをお伝えするのは、医師にとってもつらい場面です。それでも、見えていないものを見えているように言うことはできません。だからこそ、何が分かっていて、何を確かめる必要があるのかを、順番にお伝えすることが大切だと考えています。

流産は、次の妊娠をあきらめる理由にはなりません。次に妊娠されたときに、赤ちゃんの心拍を確かめるところから一緒に始められるよう、検査の時期や調べられる範囲を正確にお伝えすることが、臨床遺伝専門医が運営するクリニックの役割だと考えています。

🏥 次の妊娠で、心拍を確かめてからNIPTを受けたい方へ

採血の前に4Dエコーで赤ちゃんの心拍と発育を確かめ、陽性の場合は確定検査(羊水検査・絨毛検査)まで院内で受けられます。ダウン症候群などの染色体の数の変化に加えて、プランによっては微小欠失症候群や単一遺伝子疾患、一部の自閉症・発達障害の原因まで調べられます。NIPT専用ダイヤル:03-3408-3768

よくある質問(FAQ)

Q1. NIPTを受けに行った日に、稽留流産と分かることはありますか?

あります。稽留流産は出血や腹痛がないまま赤ちゃんの心拍が止まっている状態のため、本人は気づかず、超音波検査で初めて分かることがほとんどです。ミネルバクリニックではNIPTの採血の前に4Dエコーで赤ちゃんの心拍と発育を確かめるため、その時点で心拍が確認できず、稽留流産が疑われることがあります。

Q2. 稽留流産は、体外受精や仕事・運動など自分の行動のせいですか?

多くはそうではありません。流産した組織を調べると約8割に染色体の異常が見つかったという報告があり、その多くは受精の段階で偶然起こるものです。体外受精で妊娠したことや、普段の仕事・運動が原因になることは、ほとんどありません。

Q3. お腹からのエコーで心拍が見えなくても、経腟エコーなら見えることはありますか?

妊娠のごく初期は、お腹からの超音波より経腟の超音波のほうが赤ちゃんをよく観察できます。そのため、お腹からのエコーで心拍が確認できないときに経腟エコーで確かめ直すことには意味があります。流産と確定する目安は、経腟エコーで頭からお尻までの長さが7mm以上あるのに心拍が見えないこと、などと決められています。

Q4. 稽留流産の診断が間違っていて、あとで心拍が戻ることはありますか?

米国の専門家の合意では、誤診を避けるために「確定」とする条件を厳しく決めています。条件を満たさない早い時期には、1〜2週間ほどあけて超音波で確かめ直すのが原則です。不安なときは、通院先で再検査の時期を確認してください。

Q5. 流産した赤ちゃんの組織の染色体検査は、受けたほうがよいですか?

次の妊娠を考える材料になります。偶然の染色体の数の異常が見つかれば、その流産は赤ちゃん側の原因で説明できます。日本では2022年4月から、流産の経験がある方が流産手術を受けた場合に、流産した組織の染色体検査が保険で受けられるようになりました。組織を採る必要があるため、手術の前に通院先に相談してください。

Q6. 一度流産すると、次の妊娠も流産しやすくなりますか?

ノルウェーの大規模な研究では、流産の確率は流産の回数が増えるほど上がり、続けて2回以上流産した場合に特に高くなっていました。1回の流産のあとも、次の妊娠は多くの場合そのまま続きます。流産が2回以上続いた場合は、不育症の検査を考えてください。

Q7. 次の妊娠では、NIPTをいつから受けられますか?

ミネルバクリニックでは、通常は妊娠9週から受けられ、妊娠6〜8週は臨床研究として受けられます。どの時期でも、まず超音波で赤ちゃんの心拍と発育を確かめてから採血に進みます。体外受精で妊娠した方も受けられます。

関連記事

参考文献

  • [1] 公益社団法人 日本産科婦人科学会. 流産・切迫流産. [日本産科婦人科学会]
  • [2] Zhang X, Fan J, Chen Y, et al. Cytogenetic Analysis of the Products of Conception After Spontaneous Abortion in the First Trimester. Cytogenet Genome Res. 2021;161(3-4):120-131. [DOI 10.1159/000514088]
  • [3] Magnus MC, Wilcox AJ, Morken NH, et al. Role of maternal age and pregnancy history in risk of miscarriage: prospective register based study. BMJ. 2019;364:l869. [DOI 10.1136/bmj.l869]
  • [4] Doubilet PM, et al. Diagnostic criteria for nonviable pregnancy early in the first trimester. N Engl J Med. 2013;369(15):1443-1451. [DOI 10.1056/NEJMra1302417]
  • [5] こども家庭庁. 不妊症・不育症へ向き合いやすく 保険診療の基礎知識. [こども家庭庁]
  • [6] 厚生労働省. 令和4年度診療報酬改定 区分D006-5 染色体検査(流産検体を用いた絨毛染色体検査)の算定要件(通知).

※本記事は一般の方に向けた情報提供を目的とするもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。流産の診断・処置や次の妊娠については、通院先の主治医にご相談ください。事例は、ご本人が特定されないよう細部を変えています。

プロフィール

仲田洋美 医師(臨床遺伝専門医)

この記事の監修・執筆者:仲田 洋美

(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)

Google公認:仲田洋美 公式プロフィール

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続け、遺伝医療と出生前診断に携わっています。当サイトの記事は、院長が自ら執筆し、医学的な内容を確認してから公開しています。

出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、検査結果の数値そのものだけでなく、「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、日本人として異文化の中で生活した経験があります。価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。この経験は現在の診療においても、「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。

また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、36週6日で一人を死産した経験があります。その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。

出生前診断は単なる検査ではなく、家族の未来に関わる重要な意思決定です。年齢や統計だけで判断するのではなく、医学的根拠と心理的支援の両面から、ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け、複数の海外メディア・専門誌で特集掲載されました。

記事の作り方と生成AIの使い方は、編集方針をご覧ください。

▶ 仲田洋美の詳細プロフィールはこちら

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