目次
NIPTセカンドオピニオン
陽性後「どう決める?」を整理する
NIPTで陽性と言われたあと、「羊水検査が必要です」と言われても、気持ちは追いつきません。
理解はしているのに、納得できない。
それが、多くの方の本音です。
- ➤大学病院で説明を受けても不安が残る理由
- ➤NIPT陽性後に本当に整理すべきポイント
- ➤羊水検査という確定診断の位置づけ
- ➤「自分の意志で決める」ための考え方
1. 【結論】問題は「説明不足」ではなく「意思決定の支援不足」
多くの認証施設では、NIPT前後に遺伝カウンセリングが行われます。
しかし、それでもなお「どう決めたらいいか分からない」という状態が残ることがあります。
【結論】NIPT陽性後に本当に必要なのは、検査の説明ではなく、その結果をどう受け止め、どう判断するかを一緒に整理する時間です。
2. なぜ不安が残るのか
あるご夫婦は、認証施設で説明を受け、NIPTを実施し、トリソミー陽性となりました。
羊水検査の予約も取りました。
それでも、「何も整理できていない」と感じていました。
- ➤障害をもつ子を育てるとは、具体的に何か
- ➤陽性だった場合、何を基準に決めるのか
- ➤夫婦でどう話し合えばいいのか
医学的情報はあっても、「人生の選択の整理」はされていなかったのです。
3. 本当に知りたかったこと
ご夫婦が求めていたのは、検査の仕組みではありませんでした。
「もし確定したら、どう生きるか」を考えるための材料でした。
4. 羊水検査という確定診断
NIPTはスクリーニング検査です。確定診断ではありません。
陽性の場合、羊水検査や絨毛検査による確定診断が必要になります。
羊水検査+CMA ◎ 確定診断
Gバンド法では検出できない微小欠失を確定診断可能。
※学会指針では、原則として超音波での構造異常がある場合などが対象とされています。
5. 「自分の意志で決める」ために
選択肢は、産むか産まないか、という二者択一になります。
けれど実際には、どちらも簡単ではありません。
中絶という言葉が頭に浮かんだ瞬間、「倫理的に問題があるのでは」という葛藤が生まれます。
一方で、育てる覚悟を想像すると、現実的な不安も押し寄せます。
【結論】どちらの選択も、赤ちゃんのことを真剣に考えた結果であれば、責められるものではありません。
大切なのは、ベルトコンベアに乗せられるように決めるのではなく、自分の意志で決めることです。
実際にこのご夫婦は、最終的に妊娠を中断するという決断をされました。
それは「逃げ」ではなく、深く考え抜いた末の選択でした。
プロライフか、プロチョイスか。
そんな単純な言葉では整理できない現実があります。
どんな選択であっても、傷つく人がいる。
だからこそ、医療はその傷を深くしない役割を持つべきだと、私は考えています。
よくある質問(FAQ)


