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つわりで仕事がつらいときは?休む目安・伝え方・母健連絡カード・休職と傷病手当金

目次

仲田洋美 医師

この記事の監修:仲田洋美(臨床遺伝専門医)

ミネルバクリニック院長。臨床遺伝専門医として遺伝医療に携わっています。

つわりで仕事がつらいとき、休むことは甘えではありません。水分がとれない、尿が減った、体重が減り続けているといった状態なら、その日は休んでかかりつけの産婦人科を受診してください。仕事を続けながら負担を減らしたい場合は、医師に「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」を書いてもらうと、会社には時差通勤や勤務時間の短縮、休業などの措置を講じる義務が生じます。長く休むときは、有給休暇の使い方、休職の規程、健康保険の傷病手当金の条件を先に確認しておくと、お金の不安を減らせます。この記事では、休む目安、職場への伝え方と例文、母健連絡カードと診断書の違い、休職中のお金までを順に解説します。つわりそのものの原因や症状はつわり(悪阻)とはで詳しく解説しています。

この記事でわかること
📖 読了時間:約14分
🤰 つわり・仕事・母健連絡カード・傷病手当金
★ 臨床遺伝専門医監修

Q. つわりで仕事がつらいときは、休んでもいいのですか?

A. 休んでかまいません。水分がとれない、尿が減った、体重が減り続けているときは、受診が必要なサインです。働き続ける場合も、医師に母健連絡カードを書いてもらえば、時差通勤や勤務時間の短縮、休業などを会社に申し出ることができます。何日休めばよいという決まった基準はなく、休む長さは症状と医師の指導で決まります。

  • ➤休む目安 → 水分がとれない・尿が少ない・体重減少・ふらつきがあれば受診
  • ➤母健連絡カード → 新しい様式には「つわり」「妊娠悪阻」が症状として印刷されている
  • ➤診断書との違い → カードは会社の措置義務に直結、診断書は休職規程や手当の申請で使う
  • ➤お金 → 有給休暇、休職規程、傷病手当金(待期3日のあと4日目から)を確認

1. つわりで仕事がつらいときに最初にすること

最初に見てほしいのは、「水分がとれているか」「尿が出ているか」「体重が減り続けていないか」の3点です。つわりは妊娠した人の多くが経験するもので、軽いものは病気ではありません。けれども、食べ物はもちろん水分も十分にとれない状態になると、妊娠悪阻(にんしんおそ)という治療の必要な病気になります[1][2]。

仕事を休んで受診したほうがよい目安

水分がほとんどとれない、尿の回数が明らかに減った・尿の色が濃い、体重が減り続けている、1日中吐いていて食事がとれない、立ち上がるとふらつく。このどれかがあれば、その日は仕事を休み、かかりつけの産婦人科を受診してください。妊娠悪阻は、妊娠初期からの強い吐き気・嘔吐によって通常どおり食べたり飲んだりできず、日常生活が大きく制限される状態で、脱水所見も診断の参考になります[13]。妊娠前体重の5%以上の急速な体重減少は、重症度を評価する重要な所見のひとつです。体重50kgの人なら2.5kg以上の減少に相当します。

ケトーシスとは、食事から糖をとれない状態が続き、体が脂肪を分解してエネルギーにしているときに、ケトン体という物質が血液や尿に増える状態です。ただし、尿中ケトン体は脱水や妊娠悪阻の重症度を示す指標ではなく、重症度判定や治療方針の決定に用いるべきではないとされています[13]。脱水や重症度は、食事・水分摂取の状況、尿量、体重変化、脈拍・血圧などの診察所見、電解質などを総合して評価します。「水分がとれない」「尿が少ない」というサインがあれば、早めに受診することが大切です。

一方、吐き気はあっても少しずつ食べられて、水分もとれ、体重がおおむね保たれている場合は、通常のつわりの範囲です。この場合も無理に出勤を続ける必要はありませんが、休むか、働き方を変えて続けるかを選べます。働き方を変える方法は第3章で、休むときのお金は第5章で詳しく説明します。

⚠️ 当日の受診をすすめる状態

水分がほとんどとれない/尿の回数が明らかに減った、または色が濃い/体重が減り続けている/1日中吐いて食事がとれない/立ちくらみやふらつきがある。このどれかがあれば、仕事は休んで産婦人科を受診してください。ミネルバクリニックは分娩とつわりの治療を行っていないため、かかりつけの産婦人科にご連絡ください。

「吐かないけど気持ち悪い」「仕事中は平気」も我慢しなくてよい理由

吐いていなくても、気持ち悪さで食事や水分が減っているなら、体への負担は同じように積み重なります。吐かないことは、我慢を続けてよい理由にはなりません。つわりは「吐きつわり」だけでなく、食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」、強い眠気やだるさ、においで気分が悪くなる症状など、現れ方が人によって大きく違います。

「仕事中は平気なのに、家に帰るとつらくなる」という声も少なくありません。理由ははっきりわかっていませんが、仕事中は気がまぎれて症状を感じにくいこと、昼食のあと夕方まで空腹の時間が長くなること、1日の疲れがたまる時間帯であることなどが考えられます。つわりはほとんどの場合、空腹で吐き気が強くなるため、空腹の時間をつくらないことがコツだとされています。夕食から朝食までの時間が長いと朝の吐き気が強くなるため、夜中に少し口にすることもすすめられています[2]。

仕事中は平気でも、帰宅後に何も食べられない、夜に吐いてしまうといった状態が続くなら、1日全体で見ると水分も栄養も足りていないかもしれません。「仕事に行けているから大丈夫」ではなく、1日を通して食べられているか、水分がとれているかで判断してください。

つわりで休むのは甘え?医学的に見た答え

甘えではありません。つわりは妊娠した人の大多数が経験し、そのうち少なくない人が仕事や生活に支障をきたす症状です。妊娠中の吐き気・嘔吐の頻度は、研究によって50〜80%と報告されており、59の研究をまとめた解析では中央値69%とされています[12]。国内でも、妊娠経験者3,466人に行われた2024年の調査で、つわりが「あった」「少しあった」と答えた人は84.7%、つわりで生活や仕事に支障が出た人は約7割、そのうち入院した人は2.7%でした[4]。

ノルウェーで行われた研究では、妊娠中の吐き気・嘔吐があった712人のうち60.1%が、症状のために病気休暇をとっていました。重症の人では90%を超える人が病気休暇をとり、94%が仕事の能力に大きな影響があったと答えています[5]。休むことは、症状の重さに応じたごく一般的な対応だといえます。

つわりの重さには個人差があり、なりやすい体質や条件があることも知られています。詳しくはつわりになりやすい人の特徴で解説しています。厚生労働省の母性健康管理のサイトに掲載された産婦人科医の解説でも、つわりは根性で我慢するものではなく、治療が必要になることもあるとして、遠慮せず医師や助産師に相談するよう呼びかけています[2]。

2. 職場への伝え方と例文

つわりで仕事に影響が出そうなら、安定期を待たずに、直属の上司には早めに伝えるほうが休みや働き方の調整をしやすくなります。

いつ、誰に伝える?安定期前でも上司には早めに

妊娠の報告に法律で決まった時期はありません。流産の心配が残る時期に知らせることをためらう人も多いのですが、つわりのために休んだり勤務を変えたりするには、上司に事情を知ってもらう必要があります。前述の国内調査でも、上司と同僚に知らせる時期には違いがあり、上司には妊娠初期の早めの時期に、同僚には安定期に入ってから知らせた人が多くなっていました。上司に知らせた時期で最も多かったのは妊娠5〜10週と12週で、つわりが始まった時期と重なっていたと報告されています[4]。

伝える相手は、まず直属の上司です。会社に人事担当や産業医、保健師がいる場合は、あわせて相談しておくと、制度の使い方や業務の調整がスムーズになります。産業医や保健師は本人と職場の両方の事情がわかるため、的確な助言や対応が期待できると、厚生労働省の相談事例でも紹介されています[6]。上司に知らせる範囲を限定したい場合は、「まだ周りには伏せておきたい」とはっきり伝えてかまいません。

上司への伝え方の例文(対面・電話・メール)

伝えるときは、①妊娠していること、②つわりで体調が不安定なこと、③どんな配慮をお願いしたいか、④誰に知らせてよいか、の4点を短くまとめると、上司も対応を考えやすくなります。

✉️ 職場への伝え方の例文

場面 例文
対面で妊娠とつわりを伝える 「お時間をいただきありがとうございます。実は妊娠がわかり、現在○週です。つわりで体調が不安定な日があり、ご迷惑をおかけするかもしれません。しばらくは時差出勤や急な休みについてご相談させていただけますか。まだ周りには伏せておきたいので、ほかの方へはご相談のうえでお願いします」
当日の朝、電話で休みを伝える 「おはようございます、○○です。つわりの症状が強く、今日は出勤が難しい状態です。本日はお休みをいただけますでしょうか。急ぎの○○の件は△△さんに引き継ぎをお願いしてあります。受診して、明日の見通しをあらためてご連絡します」
メールで勤務の調整をお願いする 件名:勤務についてのご相談
「○○部長 妊娠に伴うつわりの症状で、朝の通勤時間帯に体調を崩すことが続いています。主治医から母健連絡カードで時差通勤の指導を受けましたので、カードを添えてご相談いたします。業務の分担についてもご指示いただけますと助かります」

※例文は一例です。職場の雰囲気や上司との関係に合わせて言い換えてください。

伝える前に準備しておくこと

上司に伝える前に、3つ準備しておくと話が進みやすくなります。ひとつめは、受診して妊娠週数と体の状態を確認しておくことです。ふたつめは、自分が担当している仕事の一覧と、急ぎの業務を誰に引き継げるかのメモです。急に休むことになっても、引き継ぎ先がわかっていれば職場の負担を減らせます。

みっつめが、次章で説明する母健連絡カードです。上司に口頭で配慮をお願いしても、伝わり方には限りがあります。医師の指導内容を書面にしたカードがあれば、何をどこまで配慮すべきかが会社に正確に伝わります。

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3. 母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)でできること

母健連絡カードは、医師が指導した内容を会社に正確に伝えるための書面です。妊娠中の女性が医師から指導を受けて会社に申し出た場合、会社はその指導を守れるよう、勤務時間の変更や勤務の軽減などの措置を講じなければなりません。これは男女雇用機会均等法第13条で定められた事業主の義務です[7]。

母健連絡カードとは:新様式には「つわり」「妊娠悪阻」が明記されている

母健連絡カードの正式名称は「母性健康管理指導事項連絡カード」です。様式は男女雇用機会均等法に基づく指針で定められていて、2021年(令和3年)7月1日から新しい様式が使われています。新しい様式では、「措置が必要となる症状等」の欄につわり、妊娠悪阻が、貧血、めまい・立ちくらみ、腹部緊満感、子宮収縮、腹痛、性器出血などとともに印刷されています[8]。つわりは、この制度の対象としてはっきり位置づけられている症状です。

カードの様式は、厚生労働省のホームページや「女性にやさしい職場づくりナビ」からダウンロードできるほか、ほとんどの母子健康手帳にも載っています[9]。手元の母子健康手帳を見て、様式のページがあればそれをコピーして使えます。

💡 用語解説:母性健康管理措置

妊娠中と出産後1年以内の女性労働者が、医師や助産師の指導を守れるように事業主が講じる措置のことです。男女雇用機会均等法では、健診や保健指導を受ける時間を確保すること(第12条)と、指導事項を守れるよう勤務時間の変更や勤務の軽減などを行うこと(第13条)が、事業主の義務として定められています。パートタイム、派遣、有期契約など、就業形態を問わず対象になります。

頼める措置:時差通勤・休憩・勤務時間の短縮・作業の制限・休業

母健連絡カードで申し出られる措置は、大きく分けて通勤緩和、休憩に関する措置、症状に対応した措置(作業の制限・勤務時間の短縮・休業)の3つです。つわりの場合の標準的な措置の例として、休業(入院加療)、勤務時間の短縮、身体的負担の大きい作業の制限、においがきつい・換気が悪い・高温多湿など、つわりの症状を悪化させる環境での作業の制限、通勤緩和、休憩の配慮が挙げられています[7]。

たとえば、満員電車で吐き気が強くなるなら時差出勤、昼までの勤務なら続けられるなら勤務時間の短縮、調理場や薬品を扱う現場でにおいがつらいなら作業内容の変更、というように、症状と仕事内容に合わせて組み合わせます。症状が重く働けない場合は、カードに「休業(自宅療養)」の指導を書いてもらうこともできます。

産婦人科を受診症状と仕事内容を伝える
▶
医師がカードに記入症状と必要な措置
▶
会社に提出上司・人事担当へ
▶
会社が措置を講じる時差通勤・時短・休業など

週1日休むなど、分散した休み方も申し出られる

休業は「まとめて何週間も休む」だけではありません。毎週決まった曜日に休むといった、分散した休み方も、医師の指導があれば母健連絡カードで申し出ることができます。厚生労働省の相談窓口には、つわりがつらく毎日の出勤が難しいので、週に一度決まった曜日に休んで体調を整えたいという相談が寄せられています。回答では、医師に相談のうえ母健連絡カードを書いてもらい、症状に対応した措置として事業主に申し出るよう案内されています[6]。

医師への頼み方と、カードがなくても会社に措置義務があること

医師に書いてもらうときは、「母健連絡カードを書いてほしい」と伝えたうえで、症状(何回吐くか、食事や水分がどのくらいとれるか)と仕事の内容(通勤時間、立ち仕事か、においのある環境か、重いものを持つか)を具体的に話してください。仕事の中身が伝わるほど、必要な措置を的確に書いてもらいやすくなります。文書料がかかる場合があるので、受付で確認しておくと安心です。

また、母健連絡カードの提出がなくても、医師などの指導があった旨を本人が申し出た場合には、会社は適切な措置をとる必要があります[7]。カードは「出さなければ配慮されない書類」ではなく、指導内容を誤解なく伝えるための道具です。会社に就業規則上の手続きがある場合もあるので、提出先や方法は人事担当に確認してください。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【母健連絡カードは遠慮せず頼んでよい書類です】

母健連絡カードは、医師が書く書類のなかでも、働く妊婦さんを守るためにつくられた書類です。新しい様式に「つわり」「妊娠悪阻」がはっきり書かれているのは、つわりが仕事に大きく影響する症状として国が認めていることの表れだと考えています。

「この程度で書いてもらってよいのか」と迷う必要はありません。必要な措置は症状と仕事内容の組み合わせで決まるので、時差通勤だけ、休憩の配慮だけ、という書き方もできます。かかりつけの産婦人科で、仕事の状況を具体的に話してみてください。

4. 母健連絡カードと診断書の違い(悪阻の診断書)

母健連絡カードは、男女雇用機会均等法に基づいて会社に措置を求めるための書面です。診断書は、病名や療養の必要性を医師が証明する書面で、休職の規程や手当の申請など、会社や保険の手続きで求められたときに使います。両者は役割が違うので、どちらが「強い」というものではありません。

母健連絡カードと診断書の比較

📋 母健連絡カードと診断書の違い

項目 母健連絡カード 診断書
目的 医師の指導事項を会社に伝え、必要な措置を講じてもらう 病名や療養の必要性を証明する
根拠 男女雇用機会均等法第13条と指針(様式が決まっている) 会社の就業規則、保険などの各手続き
会社の対応 指導事項に応じた措置を講じる義務がある 就業規則の定めに従って扱われる
主に使う場面 時差通勤、勤務時間の短縮、作業の制限、休業 病気休暇・休職の申請、会社が提出を求めたとき

※母健連絡カードの根拠と様式は厚生労働省の資料[7][8]による。

つわりで勤務の調整や休業を求める場面では、まず母健連絡カードが役に立ちます。カードには「休業」の指導も書けるため、診断書がなくても休業を申し出ることはできます。一方で、会社独自の病気休暇や休職制度を使うときには、就業規則で診断書の提出が決められていることがあります。

悪阻で診断書が必要になる場面

診断書が必要になる代表的な場面は2つです。ひとつは、会社の就業規則で「病気で1週間以上休む場合は診断書を提出する」などと決められている場合です。週に1日ずつ休むような分散した休み方でも、ある程度の期間にわたって継続して休むことになるため、あらかじめ医師の証明が必要になると考えられています[6]。

もうひとつは、長く休んで健康保険の傷病手当金を申請する場合です。傷病手当金は、仕事に就くことができないかどうかを、療養を担当する医師の意見などをもとに、仕事の内容も考えて判断します[10]。この場合は診断書とは別に、申請書の中に医師が記入する欄があります。

悪阻の診断書が「もらえるかどうか」は、医師が症状と検査結果をふまえて判断します。脱水があるか、尿にケトン体が出ているか、体重がどれだけ減っているかといった客観的な所見は判断材料になります。受診のときは、吐いた回数や食べられた量、体重の変化を記録して持っていくと、症状を正確に伝えやすくなります。

5. つわりで休むときの制度とお金

つわりで休んだ日の給料をどう扱うかは、会社と働く人との話し合いや就業規則で決まります。長く休んで給料が出ない日が続く場合は、条件を満たせば健康保険の傷病手当金を受け取れることがあります。ここでは、短く休む場合から長く休む場合まで順に整理します。

有給休暇・欠勤・無給の扱い

母健連絡カードで勤務時間の短縮や休業の措置を受けた場合、実際に働かなかった時間の賃金をどうするかについては、法律で一律に決められていません。厚生労働省の資料では、労使で話し合って決めることが望まれるとされています[7]。そのため、会社によって有給の特別休暇を設けている場合もあれば、無給の休業として扱う場合もあります。

年次有給休暇は、本人が希望すればつわりの日に使えます。有給休暇を使えば、その日は給料が支払われます。一方、有給休暇を使い切ったあとや使わなかった日は、欠勤や無給の休業になることがあります。まずは就業規則で、病気休暇や妊娠中の特別休暇の有無を確認し、わからなければ人事担当に問い合わせてください。

つわりで休職するとき

休職は、会社ごとに就業規則で定める制度です。つわりで休職できるか、何か月まで休めるか、休職中の給料はどうなるかは、法律で一律には決まっていません。「安定期に入る15週までは休むべき」といった一律の目安を見かけることがありますが、医学的に決まった休む期間はありません。休む長さは、症状が落ち着くまでの経過と医師の指導で決まります。

休職を考える場合は、就業規則で休職の対象、期間、手続き、休職中の給料の扱いを確認します。あわせて、母健連絡カードで「休業」の指導を受けておけば、会社には措置を講じる義務があります。長く休む場合は、次に説明する傷病手当金の条件も確認しておきましょう。

傷病手当金の条件と金額の考え方

傷病手当金は、勤務先の健康保険の加入者(被保険者)が、業務外の病気やけがで仕事に就けず、給料が支払われない場合に受け取れる給付です。全国健康保険協会(協会けんぽ)では、支給の条件として次の4つが示されています[10]。

💴 傷病手当金の4つの条件(協会けんぽ)

条件 内容
業務外の病気やけが 仕事や通勤が原因のもの(労災保険の対象)は除く
仕事に就けない 療養を担当する医師の意見などをもとに、仕事の内容も考えて判断
連続3日間(待期)のあと4日目以降の休業 待期の3日間には有給休暇や土日・祝日などの公休日も含まれる
給料の支払いがない 給料が傷病手当金より少ない場合は、その差額が支給される

※協会けんぽの説明[10]による。健康保険組合や共済組合では、計算方法や付加給付が異なることがあります。

注目したいのは待期の扱いです。連続して休んだ最初の3日間に有給休暇を使っていても待期は成立し、4日目以降の無給の日から傷病手当金の対象になります[10]。ただし、2日休んで3日目に出勤すると、待期の3日間は成立しません。

1日あたりの金額は、支給開始日以前の12か月間の各月の標準報酬月額を平均した額を30で割り、その3分の2を掛けて計算します。支給期間は、支給を開始した日から通算して1年6か月です[10]。たとえば標準報酬月額の平均が30万円なら、30万円÷30=1万円、その3分の2で1日あたり約6,667円になります。加入期間が12か月に満たない場合は、別の基準と比べて低いほうで計算されます。

つわりで傷病手当金を受け取れるかどうかは、つわりという名前で一律に決まるものではありません。医師が「仕事に就けない」と判断し、加入している健康保険がそれを認めるかで決まります。対象になるのは勤務先の健康保険の被保険者本人なので、家族の扶養に入っている人は対象になりません。任意継続の被保険者には支給されません[10]。国民健康保険に加入している人は、お住まいの市区町村に確認してください。申請の前に、加入している健康保険(協会けんぽの支部や健康保険組合)に、条件と必要書類を問い合わせておくと確実です。

パート・派遣・契約社員の場合

母健連絡カードによる母性健康管理措置は、パートタイム、派遣、有期契約、日々雇用など、就業形態を問わず対象になります。派遣で働く人の場合は、派遣元と派遣先のどちらにも措置の義務があります[7]。現場で配慮してもらう必要があるときは、派遣先の上司と派遣元の担当者の両方に伝えてください。

傷病手当金については、パートや契約社員でも、勤務先の健康保険に加入している被保険者であれば対象になりえます。「パートだから対象外」ではなく、「勤務先の健康保険に加入しているか」で決まるので、給与明細で健康保険料が引かれているかを確認してみてください。

妊婦を守る法律の全体像

つわりで働き方を変えるときに知っておきたい法律は、母健連絡カードの根拠となる男女雇用機会均等法第12条・第13条のほかにもあります。男女雇用機会均等法第9条は、妊娠や出産に関することを理由とした解雇などの不利益な取扱いを禁じています。労働基準法第65条第3項では、妊娠中の女性が請求した場合、会社は他の軽易な業務に転換させなければならず、第66条では、妊産婦が請求した場合に時間外労働、休日労働、深夜業をさせることができないとされています[7]。

つわりを理由に休んだことや、措置を申し出たことで、降格や契約の打ち切りなどの不利益な扱いを受けるのは法律違反です。困ったときは、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)に相談できます。妊娠初期に働くうえでの法律の全体像や、報告のタイミングについては妊娠初期の仕事と妊婦を守る法律・報告のタイミングで詳しく解説しています。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【お金の不安は、制度を先に知ることで小さくできます】

つわりで休むことをためらう理由のひとつは、収入が減る不安だと思います。有給休暇、会社の特別休暇、休職、傷病手当金は、それぞれ条件が違いますが、組み合わせて使えるものもあります。待期の3日間に有給休暇を使っても傷病手当金の条件を満たせる、という点は意外と知られていません。

制度は、症状が重くなってから調べるより、余裕のあるうちに確認しておくほうが落ち着いて選べます。就業規則と健康保険の窓口で、自分の場合はどうなるのかを先に聞いておくことをおすすめしたいと考えています。

6. 仕事中にできるつわり対策

仕事を続ける日は、通勤の時間をずらす、においから距離をとる、空腹の時間をつくらない、の3つが対策の基本です。自分で工夫できることと、会社に配慮をお願いすることを分けて考えると、具体的に動きやすくなります。

通勤:時差出勤と通勤緩和

満員電車は、人混みのにおい、立ちっぱなし、冷房の効きすぎなど、つわりを悪化させる条件が重なりやすい環境です。混雑する時間帯を避けるだけで楽になることもあります。母健連絡カードの通勤緩和の措置として、時差出勤や勤務時間の短縮を申し出ることができます[7]。

自分でできる工夫としては、座れる路線や時間帯を選ぶ、気分が悪くなったら途中の駅で降りられるよう時間に余裕を持って出る、ビニール袋や水を持ち歩く、などがあります。

におい・席・休憩の工夫

つわりの時期は、コーヒー、食べ物、香水、印刷物のインクなど、それまで気にならなかったにおいがつらくなることがあります。給湯室や換気の悪い場所から離れた席に移る、マスクを使う、こまめに外の空気を吸える時間をとるといった工夫が役立ちます。においがきつい、換気が悪い、高温多湿といった環境での作業の制限は、つわりの標準的な措置の例としても挙げられています[7]。

休憩については、横になれる場所があるか、休憩の回数を増やせるかを会社に確認してみてください。休憩時間の延長や回数の増加も、母健連絡カードで申し出られる措置のひとつです。

食べ方:少量をこまめに、空腹をつくらない

つわりの吐き気は空腹で強くなることが多く、たくさん食べると吐いてしまうため、少量ずつこまめに食べることがコツだとされています。仕事中にこまめに食べるのは難しいかもしれませんが、プリン、ゼリー、チョコレートなど、口にしやすいものを机に用意しておく方法がすすめられています[2]。

つわりの時期の赤ちゃんはまだ小さく、成長のために母親がたくさん食べる必要はありませんが、水分とビタミンは重要です。なかでも葉酸は、不足すると神経管閉鎖障害などのリスクが高まるとされ、野菜だけで1日0.4mgをとるのは難しいことから、栄養補助食品から1日0.4mgをとることが推奨されています[2]。食べやすいものの具体例はつわり中に食べやすいものでまとめています。

在宅勤務・業務の調整

在宅勤務ができる職場なら、通勤とにおいの負担がなくなり、体調に合わせて休みながら働けるため、つわりの時期には大きな助けになります。在宅勤務は法律で決まった措置ではありませんが、会社の制度があれば上司に相談してみてください。

在宅勤務が難しい職場でも、来客対応や外回り、重いものを運ぶ作業などを一時的にほかの人に代わってもらう、締め切りのある仕事を体調のよい時間帯に回すといった調整は可能なことがあります。ツボやリストバンド、グッズなどの工夫についてはつわりのおすすめ対策で紹介しています。

7. つわりでどれくらい仕事を休む人が多い?

つわりで仕事を休む人は珍しくありませんが、「何日休めばよい」という決まった日数はありません。休む期間は、つわりのピークの時期と症状の重さで決まります。ここでは、調査でわかっている範囲を紹介します。

調査で見る、つわりで休む人の割合

国内の妊娠経験者3,466人に行われた2024年の調査では、つわりで生活や仕事に支障が出た人は約7割にのぼり、そのうち2.7%が入院していました。一方で、つわりで産婦人科を受診した人は22.9%にとどまり、受診しなかった理由としては「支障は出たが我慢できた」「改善すると思わなかった」「我慢すればいいと思った」が多く挙がっていました。また、母健連絡カードをもらった人の症状は、つわりが52.3%で最も多くなっていました[4]。

海外のデータでは、ノルウェーの研究で、妊娠中の吐き気・嘔吐があった人の60.1%が症状のために病気休暇をとっていました[5]。休んだ日数の詳しいデータは示されていませんが、症状が重いほど仕事への影響が大きくなる傾向が報告されています。国によって休暇の制度が違うため、この割合をそのまま日本に当てはめることはできませんが、つわりで休むことが決して特別ではないことがわかります。

休む期間は「ピークの時期」と症状で決まる

つわりの嘔吐は、通常は妊娠5週ごろに始まり、9週ごろにピークを迎え、16〜18週ごろまでに治まるとされています[1]。英国の前向きコホート研究では、症状が始まった日の中央値は最終月経の開始日から32日目で、多くの人が妊娠5週前後に始まっていました[3]。このため、休みや勤務の調整が必要になる時期は、妊娠初期のうちの数週間に集中しやすくなります。

つわりの時期は、胎盤のもとになる組織から分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが増える時期と重なっています。双子などhCGが多い場合には症状が重くなり、流産などでhCGが下がると症状が軽くなることから、hCGが関係していると考えられています[2]。いつ始まり、いつピークを迎えるかの詳しい経過はつわりはいつから?ピークと時期で解説しています。

ただし、ピークを過ぎても症状が続く人や、いったん落ち着いてからぶり返す人もいます。16週を過ぎても強い症状が続く場合や、それまでなかった吐き気・嘔吐が16週以降に新たに始まった場合は、ほかの原因がないかを確認するために受診してください。[13]つわりが終わらないときの原因と対策もあわせてご覧ください。

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8. 妊娠悪阻で入院が必要になるとき

水分がとれず脱水が進んだり、体重が5%を超えて減ったりして妊娠悪阻と診断されると、点滴による水分と電解質の補給が必要になり、症状によっては入院して治療します。入院中や自宅療養中は、母健連絡カードの「休業(入院加療)」「休業(自宅療養)」の指導を受けて休むことになります。

妊娠悪阻の治療で特に注意されているのが、ビタミンB1(チアミン)の不足です。食事がとれない状態が続くとビタミンB1が足りなくなり、糖を点滴するとさらに消費されて、ウェルニッケ脳症という脳の障害が起きることがあります。ウェルニッケ脳症は、意識の障害や目の動きの異常、ふらつきなどが現れる病気です。このため、糖を含む点滴や静脈栄養を行う前に、まずチアミンを投与することが推奨されています[13]。

「入院するほどではない」と自己判断して出勤を続けるうちに、悪化してしまう人もいます。第1章で挙げたサインがあれば、早めの受診が治療を短くすることにもつながります。妊娠悪阻の診断と治療は妊娠悪阻とはで、つわりに使われる薬についてはつわりに処方される薬で詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. つわりで仕事を休むのは甘えですか?

甘えではありません。妊娠中の吐き気・嘔吐は妊娠した人の多くが経験し、国内の調査では約7割が生活や仕事に支障が出たと答えています。水分がとれない、尿が減った、体重が減り続けているときは受診が必要なサインです。母健連絡カードの新しい様式には「つわり」「妊娠悪阻」が症状として印刷されており、つわりは会社に措置を求められる症状として位置づけられています。

Q2. つわりで何日(何か月)休めますか?2か月・3か月の休職もできますか?

何日休めばよいという決まった基準はなく、休む長さは症状と医師の指導で決まります。つわりの嘔吐は通常5週ごろに始まり、9週ごろにピーク、16〜18週ごろに治まるとされますが、個人差があります。休職できる期間や給料の扱いは会社の就業規則で決まるので、確認してください。給料が出ない日が続く場合は、条件を満たせば傷病手当金を受け取れることがあります。

Q3. つわりで休んだら欠勤扱いですか?無給になりますか?

会社によって違います。母健連絡カードによる休業や勤務時間の短縮で働かなかった時間の賃金は、法律で一律に決まっておらず、労使で話し合って決めることが望まれるとされています。年次有給休暇は本人が希望すれば使えます。無給の日が連続3日の待期のあと4日目以降も続く場合は、勤務先の健康保険の被保険者であれば傷病手当金の対象になりえます。

Q4. パートや派遣でも母健連絡カードは使えますか?

使えます。母性健康管理の措置は、パートタイム、派遣、有期契約、日々雇用など、就業形態を問わず対象です。派遣で働く人は、派遣元と派遣先のどちらにも措置の義務があります。傷病手当金も、パートや契約社員であっても勤務先の健康保険に加入している被保険者なら対象になりえます。

Q5. 仕事中は平気なのに、家に帰るとつらいのはなぜですか?

はっきりした理由はわかっていませんが、仕事中は気がまぎれて症状を感じにくいこと、夕方まで空腹の時間が長くなること、疲れがたまる時間帯であることなどが考えられます。つわりの吐き気は空腹で強くなることが多いため、仕事中も少量ずつこまめに食べると楽になることがあります。帰宅後に食事や水分がとれない状態が続くなら、1日全体では足りていない可能性があるので受診してください。

Q6. 重いものを持ったり立ち仕事をしたりすると流産しますか?

妊娠初期の流産の多くは、胎児の染色体の偶然の変化など、妊婦さんの行動とは関係のない原因で起こると考えられています。ただし、デンマークの大規模な研究では、仕事で1日に持ち上げる重さや回数が多いほど、妊娠初期の流産のリスクが高くなる関連が報告されています。妊娠初期は重いものを運ぶ作業を控え、必要なら母健連絡カードで作業の制限を申し出てください。

Q6で紹介した研究は、デンマークの全国出生コホートで働く女性71,500人を調べたもので、仕事で1日に持ち上げる総重量が多いほど妊娠初期の流産のリスクが高く、1日1,000kgを超える場合のハザード比は2.02でした[11]。観察研究なので因果関係までは断定できませんが、研究者は妊娠初期の重いものの持ち上げを控えるよう助言しています。流産の原因と、妊娠初期に気をつけたい行動については妊娠初期に流産しやすい行動とはで詳しく解説しています。

まとめ

つわりで仕事がつらいとき、休むことは甘えではありません。水分がとれない、尿が減った、体重が減り続けている、ふらつくといったサインがあれば、その日は休んでかかりつけの産婦人科を受診してください[1]。職場には、安定期を待たずに直属の上司へ早めに伝え、知らせる範囲は自分で決めてかまいません。

働き方を変えたいときは、医師に母健連絡カードを書いてもらうと、時差通勤、休憩、勤務時間の短縮、作業の制限、休業などを会社に申し出ることができ、会社には措置を講じる義務があります[7]。新しい様式には「つわり」「妊娠悪阻」が症状として明記されています[8]。長く休むときは、有給休暇、就業規則の休職、傷病手当金の条件を確認し、待期の3日間に有給休暇を使っても傷病手当金の条件を満たせることも覚えておいてください[10]。つわりが落ち着いたあと、妊娠中期以降の体調で休む場合については妊娠中期に仕事を休む理由と会社への伝え方をご覧ください。

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ミネルバクリニックは、常駐する臨床遺伝専門医がNIPT(新型出生前診断)をはじめとする出生前検査を行う遺伝専門のクリニックです。つわりの診療や分娩は行っていないため、つわりの症状についてはかかりつけの産婦人科にご連絡ください。NIPTの内容や受けられる時期、検査の流れについてのお問い合わせは、下記からお受けしています。

参考文献

  • [1] 妊娠悪阻. MSDマニュアル プロフェッショナル版. 2024年7月改訂. [MSDマニュアル]
  • [2] 働く女性のつわりについて. 専門家コラム. 働く女性の心とからだの応援サイト. 厚生労働省. [厚生労働省]
  • [3] Gadsby R, Ivanova D, Trevelyan E, Hutton JL, Johnson S. The onset of nausea and vomiting of pregnancy: a prospective cohort study. BMC Pregnancy Childbirth. 2021;21(1):10. doi:10.1186/s12884-020-03478-7. PMID:33407214. [PubMed]
  • [4] 雪印ビーンスターク 妊娠と仕事に関する実態調査(調査期間2024年11月26日〜12月2日、回答者3,466名). 雪印ビーンスターク株式会社. 2025年3月17日. [PR TIMES]
  • [5] Heitmann K, Nordeng H, Havnen GC, Solheimsnes A, Holst L. The burden of nausea and vomiting during pregnancy: severe impacts on quality of life, daily life functioning and willingness to become pregnant again – results from a cross-sectional study. BMC Pregnancy Childbirth. 2017;17(1):75. doi:10.1186/s12884-017-1249-0. PMID:28241811. [PubMed]
  • [6] つわりがつらい。定期的に休みたいが、どうすればいい? 専門家がお答えします. 働く女性の心とからだの応援サイト. 厚生労働省. [厚生労働省]
  • [7] 働く女性の母性健康管理のために. 都道府県労働局. 令和8年1月. [厚生労働省 PDF]
  • [8] 母性健康管理指導事項連絡カード(令和3年7月1日適用の様式). 厚生労働省. [厚生労働省 PDF]
  • [9] 母健連絡カードを活用しましょう. 厚生労働省(令和元年度委託事業). [厚生労働省 PDF]
  • [10] 傷病手当金. 給付と手続き. 全国健康保険協会(協会けんぽ). [協会けんぽ]
  • [11] Juhl M, Strandberg-Larsen K, Larsen PS, Andersen PK, Svendsen SW, Bonde JP, Andersen AMN. Occupational lifting during pregnancy and risk of fetal death in a large national cohort study. Scand J Work Environ Health. 2013;39(4):335-342. doi:10.5271/sjweh.3335. PMID:23207454. [PubMed]
  • [12] Einarson TR, Piwko C, Koren G. Quantifying the global rates of nausea and vomiting of pregnancy: a meta-analysis. J Popul Ther Clin Pharmacol. 2013;20(2):e171-e183. PMID:23863575. [PubMed]
  • [13] Nelson-Piercy C, Dean C, Shehmar M, Gadsby R, O’Hara M, Hodson K, Nana M; Royal College of Obstetricians and Gynaecologists. The Management of Nausea and Vomiting in Pregnancy and Hyperemesis Gravidarum (Green-top Guideline No. 69). BJOG. 2024;131(7):e1-e30. doi:10.1111/1471-0528.17739. PMID:38311315. [PubMed]

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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