目次
妊娠中の飲み物は、アルコールはゼロ、カフェインは1日200mg未満を目安に、水・麦茶・牛乳・無糖の炭酸水は適量をこまめに飲めます。世界保健機関(WHO)は1日300mgを超える人に摂取量の削減を勧め、米国産科婦人科学会(ACOG)は1日200mg未満を目安にしています[1][2]。コーヒーなら1日2杯程度です。この記事では、カフェインを含む飲み物の量の表、お茶やハーブティーの種類ごとの考え方、爽健美茶の噂、栄養ドリンクや甘酒の注意点、コンビニで選ぶときのラベルの見方までを、臨床遺伝専門医の立場からまとめます。食べ物については妊娠中の食事(OK・NGな食べ物)で解説しています。
Q. 妊娠中に飲んではいけない飲み物は?
A. アルコールは避けます。妊娠中の使用を避けるべきハーブや医薬品成分にも注意が必要です。カフェインは1日200mg未満を目安にを目安に量を守り、ハーブティー、栄養ドリンク・エナジードリンク、糖分の多い飲み物は中身を確認して選びます。水・麦茶・牛乳・無糖の炭酸水は、普段どおりに飲んでかまいません。
- ➤カフェイン → WHOは300mg超で減量を推奨、ACOGは200mg未満が目安。コーヒーなら1日2杯程度
- ➤なぜ注意? → 胎児と胎盤はカフェインを分解できず、妊娠中は母体の分解も遅くなる
- ➤お茶 → 麦茶・そば茶・コーン茶はカフェインなし。緑茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶は量で考える
- ➤爽健美茶 → 飲んで流産するという医学的根拠は見当たらない
- ➤コンビニ → 原材料のアルコール・カフェイン・糖類の3点を確認する
1. 妊娠中の飲み物は「ゼロ」「量を守る」「自由に」の3つで考える
妊娠中の飲み物は、「ゼロにするもの」「量を守るもの」「自由に飲んでよいもの」の3つに分けると迷いにくくなります。アルコールは避け、妊娠中の使用を避けるべきハーブや医薬品成分にも注意します。量を守るのは、カフェインを含む飲み物、一部のハーブティー、栄養ドリンク・エナジードリンク、糖分の多い飲み物です。それ以外の水、麦茶、牛乳、無糖の炭酸水などは、普段どおりに飲んでかまいません。
この分け方は、飲み物に含まれる成分が胎盤を通って赤ちゃんに届くかどうか、届いたときに赤ちゃんの体で処理できるかどうか、という仕組みに沿っています。アルコールは胎盤を通過し、妊娠のどの時期でも安全といえる量が示されていません[3]。カフェインも胎盤を通過しますが、こちらは研究の積み重ねから摂取量を抑える目安が出ています[1][2]。糖分は赤ちゃんへの直接の害というより、母体の体重や血糖の管理に関わります。
🥤 妊娠中の飲み物の3区分
| 区分 | 主な飲み物 | 考え方 |
|---|---|---|
| ゼロにする | ビール、ワイン、日本酒、チューハイ、酒粕の甘酒、アルコールを含む栄養ドリンク | 安全な量・安全な時期・安全な種類が示されていない |
| 量を守る | コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶、エナジードリンク、栄養ドリンク、一部のハーブティー、ジュース・炭酸飲料 | カフェインは1日200mg未満を目安に。ハーブは種類を確認。糖分は量を把握する |
| 自由に飲んでよい | 水、白湯、麦茶、そば茶、コーン茶、牛乳、無糖の炭酸水、カフェインレス表示の飲料 | 適量をこまめに飲む。牛乳は栄養量、デカフェは残存カフェインも考慮する。アレルギーがあるものは避ける |
※カフェインの上限はWHO[1]とACOG[2]による。区分は成分と根拠に基づいて整理したものです。牛乳はカルシウムなどを補えますが、エネルギー量もあるため、水と同じように無制限に飲むものではありません。
「自由に飲んでよい」に入る飲み物でも、アレルギーがある場合は別です。たとえば、そば茶はカフェインを含みませんが、そばアレルギーのある人は避けてください。また、カフェインレスの表示がある飲み物も、まったくゼロとは限らないことがあります。この点は次の章で説明します。
2. カフェインは1日何mgまで?飲み物ごとの量
妊娠中のカフェインは、1日200mg未満を目安にが目安です。コーヒーに換算すると、マグカップ1杯(約150mL)で約90mgなので、1日2杯程度になります。ここからは、目安の数字の根拠、飲み物ごとの量、なぜ妊娠中に注意が必要なのかを順に見ていきます。
上限の目安:WHO 300mg・ACOG 200mg
WHOは「1日300mgを超える人は減らす」、ACOGは「1日200mg未満」を目安にしています。WHOの妊婦健診の推奨(2016年)は、カフェインを1日300mgより多くとっている妊婦について、流産と低出生体重児のリスクを下げるために摂取を減らすことを勧めています[1]。ACOGは、1日200mg未満の適度なカフェイン摂取は、流産や早産の大きな要因にはならないとみられる、という見解を示しています[2]。
同じテーマなのに数字が違うのは、線の引き方の違いです。WHOは「多すぎる人に減らしてもらう」ための線として300mgを置き、ACOGや欧州食品安全機関(EFSA)は「この量までなら問題になりにくい」という側に寄せて200mgを置いています[4]。日本では、妊婦のカフェイン摂取について国としての上限値は定められておらず、食品安全委員会は海外機関のこうした数字を紹介しています[4]。
実際に飲む量を決めるときは、低いほうの200mgを基準にしておくと、ほかの飲み物や食べ物(チョコレートなど)に含まれる分まで含めても、300mgを超えにくくなります。ただし、これは「200mgを1mgでも超えたら危ない」という意味ではありません。目安は集団の研究から決めた線であって、ひとりひとりの赤ちゃんへの影響を予測する数字ではないからです。
飲み物別カフェイン量の表
同じ「お茶」でも、カフェインの量は種類と淹れ方で大きく変わります。下の表は、食品安全委員会がまとめた100mLあたりの含有量です[4]。一番多いのは玉露で、コーヒーの2倍以上あります。反対に、せん茶や烏龍茶はコーヒーの3分の1程度です。
☕ 飲み物ごとのカフェイン量
| 飲み物 | 100mLあたり | 150mLあたり(換算) | 淹れ方の条件 |
|---|---|---|---|
| 玉露 | 160mg | 240mg | 茶葉10gに60℃の湯60mL、2.5分 |
| コーヒー(ドリップ) | 60mg | 90mg | 粉10gに熱湯150mL |
| インスタントコーヒー | 57mg | 約86mg | 粉2gに熱湯140mL |
| 紅茶 | 30mg | 45mg | 茶葉5gに熱湯360mL、1.5〜4分 |
| せん茶 | 20mg | 30mg | 茶葉10gに90℃の湯430mL、1分 |
| 烏龍茶 | 20mg | 30mg | 茶葉15gに90℃の湯650mL、0.5分 |
| エナジードリンク | 32〜300mg | 製品による | 1本あたり36〜150mg |
※100mLあたりの値と淹れ方は食品安全委員会のファクトシート[4]による。150mLあたりは含有量から換算した目安。市販のペットボトル飲料は製品ごとに濃さが違うため、表示を確認してください。
表を使うと、1日の量を足し算で見積もれます。たとえば、朝にドリップコーヒー1杯(約90mg)、昼にせん茶を2杯(約60mg)飲めば、合計は約150mgで200mgに収まります。一方、ペットボトルの烏龍茶500mLを1本飲むと、100mLあたり20mgとして約100mgになります。お茶は1杯ずつの量が少なく見えても、大きなボトルで飲むと量が増えやすいことは覚えておいてください。
なぜ妊婦はカフェインに注意?胎児は分解酵素CYP1A2をほとんど持たない
妊娠中にカフェインの量を気にするのは、胎盤を通って赤ちゃんに届いたカフェインを、赤ちゃん自身がほとんど分解できないからです。カフェインは主に肝臓の酵素で分解されて体の外に出ていきますが[5]、胎児と胎盤にはカフェインを分解する力がありません[6]。そのため、赤ちゃんの体からカフェインが抜けるかどうかは、母体の分解の速さに頼ることになります。
その母体の分解も、妊娠中は遅くなります。カフェインの血中濃度が半分になるまでの時間(半減期)は、妊娠していない大人で4〜5時間ほどですが、妊娠後期には15時間前後まで延びると報告されています[5]。妊娠中は、同じ1杯のコーヒーでも、体の中に長くとどまるということです。赤ちゃんが長い時間カフェインにさらされることが、目安の量を設けている理由のひとつです[6]。
カフェインを分解する主な酵素はシトクロムP450ファミリー1に属するCYP1A2(シップワンエーツー)です[5]。この酵素の働きの強さには個人差があり、遺伝的な違いもそのひとつと考えられています。同じ量を飲んでも、体内に残る時間は人によって違うということです。遺伝の分野では、こうした「薬や食品の成分の処理の速さが体質で違う」という考え方を、薬の効き方の個人差を調べる学問(薬理遺伝学)として扱っています。
💡 用語解説:半減期とCYP1A2
半減期とは、体に入った物質の血中濃度が半分に下がるまでの時間のことです。半減期が長いほど、その物質は体に長くとどまります。CYP1A2は肝臓にある酵素で、カフェインの分解の大部分を担っています。妊娠中はこの分解がゆっくりになるため、カフェインの半減期が延びます。
カフェインと流産・低出生体重:わかっていること・わかっていないこと
カフェインの量が多いほど、流産や低出生体重(生まれたときの体重が2,500g未満)との関連が強くなることは、複数の研究で示されています。ただし、少量でどこまで影響があるかについては、まだはっきりした結論が出ていません。
前向き研究(妊娠中に摂取量を聞いて、その後の経過を追った研究)をまとめたメタ解析では、カフェインが1日100mg増えるごとに流産のリスクが7%高くなる関連が示されました。1日350〜699mgではリスクが1.40倍、700mg以上では1.72倍でしたが、50〜149mgでは明らかな上昇は見られませんでした[7]。低出生体重についても、1日100mg増えるごとにリスクが13%高くなる関連が報告されています[8]。
一方で、こうした研究には限界もあります。つわりが強い人はコーヒーを飲めなくなりやすく、つわりの有無や強さが妊娠の経過と関連することもあるため、「カフェインを飲まない人のほうが流産が少ない」ように見えてしまう可能性があります。メタ解析の著者も、喫煙や妊娠中の症状の影響を完全には取り除けていないことを認めています[7]。米国の研究では、1日50mg程度の少量でも生まれた赤ちゃんの体重が平均66g軽かったという報告もあり[9]、「少量なら影響ゼロ」とも言い切れません。
赤ちゃんの体重が週数に対して小さく、発育が不十分と判断される状態は、胎児発育不全(FGR)と呼ばれます。FGRの原因は胎盤の働き、母体の病気、赤ちゃんの染色体の違いなどさまざまで、カフェインはその中の小さな要因のひとつとして研究されている段階です。現時点の研究から言えるのは、量が多いほど関連が強くなるので、上限の目安を守っておくのが妥当、というところまでです。
🩺 院長コラム【カフェインを「ゼロ」にしなくてよい理由】
カフェインの研究を読むと、量が増えるほどリスクが上がる関連ははっきりしていますが、少量の影響は研究によって結果が分かれています。ここは「だから一滴も飲んではいけない」と読むのではなく、「量を把握して上限の内側で付き合う」と読むのが妥当だと考えています。
コーヒー1杯が気分の切り替えになる人にとって、それを我慢し続けることも負担です。大事なのは、ペットボトルのお茶やエナジードリンクのように「量を意識しないまま増えている分」に気づくことです。表で足し算をして200mgの内側に収まっていれば、それ以上自分を責める必要はないと考えています。
カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違い
ノンカフェインは「もともとカフェインを含まない」、カフェインレスとデカフェは「カフェインを取り除いた」飲み物です。麦茶やルイボスティーのように原料にカフェインがないものがノンカフェイン(カフェインゼロ)です。コーヒーや紅茶からカフェインを抜いたものがカフェインレスやデカフェで、取り除く割合は製品によって違い、ごく少量が残ることがあります。
カフェインレスのコーヒーは、通常のコーヒーに比べてカフェインがかなり少ないため、上限の目安を気にしながらコーヒーを楽しみたい人に向いています。ただし、残っている量はゼロではないので、何杯でも気にせず飲める、とは考えないでください。1日に何杯も飲む場合は、製品の表示で1杯あたりの量を確かめておくと計算しやすくなります。
3. お茶は飲んでいい?種類別の可否
お茶は、カフェインを含むかどうかで2つに分けて考えます。麦茶・そば茶・コーン茶・黒豆茶のように穀物や豆からつくるお茶にはカフェインがありません。緑茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶は同じ茶の木の葉からつくるため、カフェインを含みます。
麦茶・そば茶・コーン茶・黒豆茶(毎日飲んでも大丈夫?)
麦茶・そば茶・コーン茶・黒豆茶はカフェインを含まないので、毎日飲んでもかまいません。どれも大麦、そば、とうもろこし、黒豆といった穀物や豆を煎ってつくるお茶で、茶の木の葉は使われていません。そのため、カフェインの上限を気にせず水分補給に使えます。
麦茶は日本の家庭で手軽につくれて、冷やしても温めても飲みやすいお茶です。コンビニやスーパーでも大きなペットボトルで売られており、カフェインを気にせず量を飲みたいときの主力になります。そば茶はそばアレルギーのある人は避けてください。コーン茶や黒豆茶も、それぞれの原料にアレルギーがなければ、飲む量を細かく気にする必要はありません。
緑茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶はカフェイン量で考える
緑茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶は飲んでかまいませんが、1日のカフェインの合計に含めて考えます。せん茶と烏龍茶は100mLあたり20mg、紅茶は30mgが目安で[4]、コーヒーより少ないものの、量を飲めば積み上がります。ほうじ茶や番茶もカフェインを含むので、「やさしいお茶」というイメージだけでノンカフェイン扱いにしないでください。
注意したいのは玉露と抹茶です。玉露は100mLあたり160mgとコーヒーの2倍以上あり、抹茶も1杯分(粉1.5g)で48mgほど含まれます[4]。お茶の席で玉露や抹茶を出されたときは、その日のほかのカフェインを控えめにすると調整しやすくなります。
烏龍茶は「妊娠中に飲んでいいか」とよく調べられるお茶です。烏龍茶だけが特別に危険というわけではなく、せん茶と同じくらいのカフェインを含むお茶として考えれば十分です。ペットボトル500mLで約100mgになるので、1日1本程度ならほかの飲み物と合わせても目安に収めやすくなります。
爽健美茶・ハトムギ茶で流産する?噂の検証
爽健美茶を飲んで流産するという医学的な根拠は見当たりません。SNSでは「マタニティマークを付けた人が爽健美茶を飲んでいたので止めた」といった投稿が広がったことがあり、飲料としてのハトムギと医薬品・濃縮エキスは区別する必要があります。噂のもとになっているのは、爽健美茶の原材料に入っているハトムギだと考えられます。
ハトムギは、古くから漢方や民間療法で使われてきた穀物で、「妊娠中は避ける」という言い伝えがあります。しかし、国内の論考でも妊娠中のハトムギ使用が検討されており[10]、通常の飲み物として飲む量で、ヒトの流産が増えたことを示す研究は、確認できる範囲では見当たりません。ただし、飲料と濃縮したサプリメントや医薬品のヨクイニンは別に考え、後者の妊娠中の使用は担当医に確認してください。
もうひとつ知っておいてほしいのは、妊娠初期の流産の多くは、受精卵(胚)の染色体の数の違いなど、赤ちゃん側の偶然の出来事で起こるということです。飲んだお茶が原因で流産が起こったと考えてしまうと、必要のない自責につながります。初期の流産の原因については流産しやすいのはどんな人?(初期流産の原因)で詳しく説明しています。
ルイボスティーは妊娠後期の大量摂取を控える理由(動脈管)
ルイボスティーはカフェインを含まないので飲んでかまいませんが、妊娠後期に毎日大量に飲むことは控えてください。理由は、ルイボスティーに多く含まれるポリフェノールです。妊娠後期に、ポリフェノールを多く含む飲み物や食べ物(ハーブティー、ぶどうジュースなど)をたくさんとると、赤ちゃんの動脈管が早く細くなることがあると報告されています。
💡 用語解説:動脈管(どうみゃくかん)
動脈管は、胎児期に血液を流すために開いている血管で、肺動脈と大動脈をつないでいます。赤ちゃんはお腹の中では肺で呼吸していないため、肺に行くはずの血液の大部分がこの管を通って全身に回ります。生まれて肺呼吸が始まると自然に閉じますが、お腹の中にいるうちに細くなる(早期収縮)と、心臓の右側に負担がかかります。
ブラジルの研究チームは、妊娠28〜37週で動脈管が細くなっていた胎児51例について、母親にポリフェノールの多い食品を3週間以上控えてもらったところ、48例(約94%;原著の記載は96%)で動脈管の状態が元に戻ったと報告しています[11]。日本でも、ポリフェノールを含む飲料による動脈管の早期閉鎖が疑われた症例が報告されています[12]。
これらは妊娠後期の研究や症例報告であり、ルイボスティーとの因果関係や安全な摂取量が確立したわけではありません。過去に飲んだことだけで異常が起きたと判断する必要はありませんが、「1日1〜2杯なら安全」と保証できる根拠もありません。後期にカフェインの代わりとしてルイボスティーを水代わりに大量に飲んでいる場合は、麦茶や水と組み合わせて、ひとつの飲み物に偏らないようにすると安全側になります。
4. ハーブティーの注意点
ハーブティーは「カフェインがないから安全」とは限りません。ハーブそのものに体に作用する成分が含まれていることがあり、妊娠中の安全性が十分に調べられていないものが多いからです。米国の先天異常の学会がまとめた資料でも、妊娠中によく使われるハーブの多くは安全性が確立されていないとしています[13]。
妊娠中に避けたいハーブ
妊娠中は、甘草(リコリス)を多く含むお茶や、子宮や血管に作用するとされるハーブを避けてください。甘草は、日本では漢方薬やハーブティー、のど飴などに使われる植物です。海外の研究では、甘草の成分であるグリチルリチンを週500mgより多くとっていた妊婦で、妊娠期間が短くなり、38週未満の出産が約2倍になったと報告されています[13]。
また、北米で月経や出産に関わる民間薬として使われてきたブルーコホシュは、妊娠中に大量に使われた例で、赤ちゃんに脳卒中や心臓の障害が報告されています[13]。こうしたハーブは日本の市販のお茶ではあまり見かけませんが、輸入品のブレンドティーや「安産」をうたう商品に入っていることがあります。
原材料の欄にハーブの名前が並んでいて、それが何かわからないときは、無理に飲まずに水や麦茶に切り替えるのが確実です。妊婦健診の担当医に、パッケージごと見せて確認してもらうのもよい方法です。
比較的安心とされるハーブと飲み方
ハーブティーを楽しみたいときも、「マタニティ用」という表示だけで安全とは判断せず、原材料を確認し、1種類を大量に飲み続けないようにしてください。ミントなどは妊娠中にも使われていますが、ハーブ全般について安全な杯数は確立していません。カモミールなども妊娠中の安全性を一律に保証できないため、習慣的に飲む前に担当医や薬剤師へ相談してください。成分を濃縮したエキスやサプリメントは、通常の飲料とは別に考える必要があります[13]。
5. 甘い飲み物・栄養ドリンク・エナジードリンク
甘い飲み物は糖分、栄養ドリンクとエナジードリンクはカフェインとアルコールの有無を確認します。アルコールや妊娠中に避けるべき成分を含む製品は控え、それ以外でも、習慣になると量が積み上がりやすい飲み物です。
ジュース・炭酸飲料・スポーツドリンクは糖分に注意
ジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクは飲んでかまいませんが、糖分の量を把握してください。甘い炭酸飲料はペットボトル1本にかなりの量の砂糖が入っている製品が多く、果汁100%のジュースにも果物由来の糖が含まれています。糖分のとりすぎは体重の増えすぎや血糖の上昇につながります。
妊娠中は、胎盤から出るホルモンの影響でインスリン(血糖を下げるホルモン)が効きにくくなり、血糖が上がりやすい状態になります。この状態で血糖が高くなりすぎるのが妊娠糖尿病です。甘い飲み物は食べ物より吸収が速く、量のわりに満腹感が少ないため、知らないうちにとる量が増えやすいという特徴があります。普段の水分補給は水や麦茶にして、甘い飲み物は「楽しみの1本」として量を決めておくと管理しやすくなります。
栄養ドリンク・エナジードリンクはカフェインとアルコールを確認
栄養ドリンクとエナジードリンクは、1本あたりのカフェイン量と、アルコールが入っていないかを確認してから飲んでください。たとえばリポビタンDは1本100mLに無水カフェイン50mgを含みます[14]。1本で上限を超えることはありませんが、コーヒーやお茶と合わせて1日の合計を計算する必要があります。
エナジードリンクは製品による差が大きく、1本で36〜150mgのカフェインを含みます[4]。大きな缶を1本飲むだけで、その日の目安の半分以上になることもあります。糖分も多いため、妊娠中に日常的に飲む飲み物としては向いていません。
栄養ドリンクの中には、生薬のエキスを溶かすためにアルコールを少量含む製品があります。妊娠中は「ノンカフェイン」の表示だけで判断せず、アルコールや他の成分、注意事項を確認してください。効能に「妊娠授乳期の栄養補給」と書かれていても、成分確認が不要になるわけではありません[14]。ただし、疲れが続くときは、ドリンクで乗り切るより、休息や貧血の有無の確認を優先してください。
甘酒は「米麹」なら可、「酒粕」は避ける
甘酒は、米麹からつくったものなら飲んでかまいませんが、酒粕からつくったものは避けてください。甘酒には2種類あり、米麹甘酒は米と麹を発酵させてでんぷんを糖に変えたもので、アルコールを含みません。酒粕甘酒は、日本酒をしぼったあとの酒粕をお湯で溶いてつくるため、アルコールが残っています。
💡 用語解説:米麹甘酒と酒粕甘酒
米麹甘酒は、麹の酵素で米のでんぷんを糖に変えて甘みを引き出した飲み物で、原材料は米と米麹です。酒粕甘酒は酒粕に砂糖を加えてつくるもので、原材料に「酒粕」と書かれています。市販品は原材料の欄を見れば区別できます。
米麹甘酒もブドウ糖を多く含む甘い飲み物なので、糖分の点ではジュースと同じように量に気をつけてください。お店で出される甘酒はどちらかわからないことがあるので、その場で確認するか、わからなければ控えるのが確実です。
カルピス・ココア・野菜ジュースは?
カルピス、ココア、野菜ジュースは、いずれも妊娠中に飲んでかまいません。カルピスは乳を乳酸菌で発酵させた飲み物で、カフェインもアルコールも含みません。ただし砂糖が多いので、原液を濃く割ったり、何杯も飲んだりしないようにしてください。
ココアの原料のカカオにはカフェインが少量含まれますが、コーヒーよりずっと少ない量です。1日1〜2杯なら上限の目安に影響しにくいものの、砂糖入りの製品は糖分がジュースと同じくらいになるので、甘さを控えめにして飲むのがおすすめです。カカオにはポリフェノールも含まれるため、妊娠後期に毎日何杯も飲むのは避けたほうがよいでしょう。
野菜ジュースやトマトジュースは、野菜の代わりにはなりませんが、ビタミンやカリウムを補う手段として使えます。食塩無添加の製品を選ぶと、むくみや血圧が気になるときにも使いやすくなります。果汁が多く入った野菜ジュースは糖分も多くなるので、ラベルの糖質の量を確認してください。
6. アルコールは量にかかわらずゼロに
妊娠中のアルコールは、量・時期・種類にかかわらずゼロにしてください。米国疾病予防管理センター(CDC)は、妊娠中に安全とわかっている飲酒量はなく、安全な時期もなく、ワイン・ビール・蒸留酒のどれもが害になりうるとしています[3]。カフェインのような「この量まで」という目安がないのは、少量でも影響がないと確かめられた量が見つかっていないためです。
アルコールは胎盤を通って赤ちゃんに届き、発達中の脳や顔の形成に影響することがあります。その結果として起こる、生まれつきの特徴や発達の問題をまとめて胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)と呼びます。原因がはっきりしていて、飲まなければ防げる点が、ほかの多くの先天異常と違うところです[15]。
ノンアルコール飲料を選ぶときは、「アルコール0.00%」と表示された製品を選んでください。「微アルコール」と表示された製品には、0.5%前後のアルコールを含むものがあります。妊娠に気づく前に飲んでいた場合の考え方は、第10章で説明します。
7. コンビニで選ぶならラベルのここを見る
コンビニで飲み物を選ぶときは、ラベルの「アルコール」「カフェイン」「糖類」の3点を確認すれば迷いません。商品の入れ替わりが早いコンビニでは、特定の商品名を覚えるより、ラベルのどこを見ればよいかを知っておくほうが役に立ちます。
ラベルで確認する3点(カフェイン・糖類・アルコール)
確認の順番は、アルコール → カフェイン → 糖類です。アルコールは「ゼロにするもの」なので最初に確認します。酒類は缶やボトルに「お酒」の表示があり、ノンアルコール飲料は「0.00%」の表示があるかを見ます。
次にカフェインです。原材料に「緑茶」「烏龍茶」「紅茶」「コーヒー」「カフェイン」があれば、カフェインを含みます。「ノンカフェイン」「カフェインゼロ」の表示があれば、カフェインの計算から外せます。お茶のペットボトルには100mLあたりのカフェイン量が書かれている製品もあるので、その数字に飲んだ量(mL)を100で割った値をかけると、その日の合計に足せます。
最後に糖類です。栄養成分表示の「炭水化物」または「糖質」「糖類」の欄を見ます。「無糖」「糖類ゼロ」の表示だけでは、カフェインやアルコールが含まれないことは保証されません。糖類ゼロでも糖類以外の糖質が含まれる製品があるため、他の成分も合わせて確認してください。甘い飲み物を選ぶときは、1本に何gの糖質が入っているかを見て、その日の楽しみの分として量を決めておくと管理しやすくなります。
コンビニやカフェで選びやすい飲み物
迷ったときは、水、麦茶・ブレンド茶などのノンカフェイン茶、無糖の炭酸水、牛乳を選べば、適量をこまめに飲めます。最近はコンビニでもノンカフェインのお茶やカフェインレスのコーヒーが増えており、温かい飲み物の棚にもカフェインゼロの製品が置かれていることがあります。冷房で体が冷えやすいときは、ホットのノンカフェイン茶や白湯が便利です。
カフェやファミリーレストランでは、デカフェ(カフェインを抜いたコーヒー)を選べる店が増えています。ドリンクバーでは、麦茶やルイボスティー、オレンジジュースなどが並んでいることが多いので、カフェインを避けたいときはそちらを選びます。結婚式などの席では、乾杯をノンアルコールのドリンクにしてもらえるよう、事前に伝えておくと当日慌てずにすみます。
8. つわりで水分がとれないとき
つわりで水やお茶が飲めないときは、無糖の炭酸水や果汁100%のジュースなど、飲めるものから少しずつとってください。つわりの時期は、においや味によって飲めるものが日ごとに変わることがあります。この時期は「何を飲むべきか」より「水分が入るかどうか」を優先して考えます。
炭酸水は、口の中がさっぱりして飲みやすいと感じる人が多い飲み物です。味のない炭酸水なら、水と同じように水分補給に使えます。オレンジジュースのような酸味のあるジュースが飲みやすいという人もいます。糖分は含みますが、つわりで食事がとれない時期には、エネルギーの補給にもなります。冷やしたほうが飲みやすい、氷をなめるほうが楽、という人もいるので、体が受けつける形を探してください。
一方で、1日中ほとんど水分がとれない、尿が半日以上出ない、体重が急に減っている、ふらつきがひどいといった状態は、つわりが重くなった妊娠悪阻(にんしんおそ)の可能性があります。脱水が進むと点滴が必要になることもあるので、妊婦健診を受けている医療機関に早めに連絡してください。
9. 妊娠中に必要な水分量と、その理由
妊娠中は、妊娠前より少し多めの水分をこまめにとることが大切です。飲み物からの量として1日1.5〜2L程度がよく紹介されますが、必要な量は体格、気温、汗の量で変わります。尿の色が濃くなっていないか、のどが渇いていないかを目安に、少しずつ回数を分けて飲むのが現実的です。
水分が必要になる大きな理由は、母体の血液の量が増えることです。血液のうち液体の部分(血漿)の量は、妊娠が進むにつれて増え、妊娠35〜38週ごろには妊娠前より約48%多くなると報告されています[16]。増えた血液は、胎盤を通じて赤ちゃんに酸素と栄養を届けるために使われます。
赤ちゃんを包む羊水も、水分補給と関係しています。妊娠の後半になると、羊水の主な材料は赤ちゃんのおしっこです。赤ちゃんは羊水を飲み込み、体の中を通して尿として出すことを繰り返しており、羊水は常に入れ替わっています。母体が脱水になると、この循環にも影響が出ることがあります。
また、妊娠中はホルモンの影響で腸の動きがゆっくりになり、便秘になりやすくなります。水分が不足すると便が硬くなり、便秘が悪化しやすくなります。子宮が大きくなって膀胱を圧迫し、トイレが近くなるため、水分を控えたくなる人もいますが、出た分は補う必要があります。夜中にトイレで起きるのがつらい場合は、日中に多めにとり、寝る前は少なめにするなど、時間帯で調整してください。
10. 知らずに飲んでしまったときの考え方
妊娠に気づく前にコーヒーやお酒を飲んでいたとしても、それだけで赤ちゃんに異常が起こると決まるわけではありません。まず知っておいてほしいのは、生まれつきの病気や形の違い(先天異常)は、何も特別なことをしていなくても、米国の統計では生まれてくる赤ちゃんの約33人に1人、約3%に見られるということです[15]。そして、その多くは原因がわかっていません[15]。
カフェインについて主に研究されているのは、流産や赤ちゃんの体重との関連で、WHOが量を減らすよう勧めている理由もその2つです[1]。赤ちゃんの体の形に影響する物質を催奇形因子(テラトゲン)といいますが、通常の量のコーヒーやお茶を飲んでいたことを、このような形の異常の原因として心配する必要はないと考えています。気づいた時点から上限の目安を守るようにすれば十分です。
アルコールは、カフェインとは考え方が異なります。安全な量がわかっていないため、気づいた時点でゼロにしてください[3]。妊娠に気づく前の飲酒について、どの時期にどのくらい飲んでいたかによって考え方が変わるため、不安が強い場合は妊婦健診の担当医に伝えてください。妊娠の時期ごとに、外から入った物質の影響がどう変わるかについては、妊娠中の薬との付き合い方(妊娠週別の影響)で詳しく説明しています。
🩺 院長コラム【「あのとき飲んだから」と考える前に】
赤ちゃんに何か気になることが見つかった場合も、妊娠中に飲食したものだけを原因として結び付けることはできません。臨床遺伝専門医としては、先天異常には染色体や遺伝子の変化、多因子によるもの、原因不明のものがあり、母体の行動だけに原因を求めることはできないという点を、まず知っておいてほしいと考えています。
飲み物については、アルコールを避け、カフェインを目安の内側に収め、ハーブなどの成分も確認することが大切です。それ以上に一杯一杯を気にして自分を責めることは、医学的な意味がないうえに、妊娠中の生活を苦しくしてしまいます。染色体について知りたいことがあれば、検査で事実を確かめるという方法もあります。ミネルバクリニックには臨床遺伝専門医が常駐し、出生前の検査に対応しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 妊娠中、コーヒーは1日何杯まで?
1日2杯程度が目安です。WHOは1日300mg超の摂取者に減量を勧め、ACOGは1日200mg未満を目安としており、ドリップコーヒー150mLには約90mgのカフェインが含まれます。お茶やエナジードリンクなど、ほかの飲み物のカフェインも合計して考えてください。
Q2. コンビニの淹れたてコーヒーは飲んでいい?
飲む場合は、サイズとカフェイン含有量を確認してください。普通のサイズでも製品によって200mg近く含むことがあり、1杯なら必ず目安に収まるとは限りません。大きなサイズを選ぶ日や、すでにお茶を何本も飲んだ日は、カフェインレスを選ぶと調整しやすくなります。
Q3. 麦茶は毎日飲んでも大丈夫?
大丈夫です。麦茶は大麦を煎ってつくるお茶で、カフェインを含みません。水と同じように、のどの渇きや体調に合わせてこまめな水分補給に使えます。
Q4. 炭酸水やサイダーは飲んでいい?
無糖の炭酸水は、水と同じように飲んでかまいません。つわりの時期に飲みやすいと感じる人も多い飲み物です。サイダーなど甘い炭酸飲料は糖分が多いので、量を決めて飲んでください。
Q5. ノンアルコールビールは飲んでいい?
「アルコール0.00%」と表示された製品なら飲んでかまいません。「微アルコール」と表示された製品には0.5%前後のアルコールを含むものがあるので、度数の表示を確認してください。
Q6. カフェインレスなら何杯飲んでもいい?
カフェインレスやデカフェは、カフェインを取り除いた飲み物ですが、ごく少量が残ることがあります。通常のコーヒーよりかなり少ないため上限には響きにくいものの、何杯も飲む場合は製品の表示で1杯あたりの量を確認してください。
Q7. ルイボスティーはいつまで飲んでいい?
妊娠中の安全な摂取量は確立していません。特に妊娠後期に毎日大量に飲むことは控えてください。ポリフェノールを多く含む飲み物を妊娠後期にたくさんとると、赤ちゃんの動脈管が早く細くなることがあると報告されています。1日1〜2杯なら安全と保証する根拠はないため、水や麦茶を中心に、担当医にも相談してください。
Q8. 妊娠中のむくみに効く飲み物はある?
特定の飲み物でむくみが治るという根拠はありません。妊娠中のむくみの多くは生理的なものですが、急に顔や手までむくむ、体重が1週間で急に増える、頭痛や目の見えにくさを伴う場合は、妊娠高血圧症候群のサインのことがあるので、早めに受診してください。詳しくは妊娠高血圧症候群とはをご覧ください。
まとめ
妊娠中の飲み物は、アルコールはゼロ、カフェインは1日200mg未満を目安に、それ以外の水・麦茶・牛乳・無糖の炭酸水は適量をこまめに、と3つに分けて考えると迷いません[1][2]。カフェインに注意が必要なのは、胎児と胎盤がカフェインを分解できず、妊娠中は母体の分解も遅くなるためです[6][5]。お茶は種類によってカフェインの量が大きく違い、玉露はコーヒーの2倍以上、せん茶や烏龍茶はコーヒーの3分の1程度です[4]。
爽健美茶で流産するという噂には医学的な根拠がなく、ルイボスティーは安全な杯数が確立しておらず、特に妊娠後期の大量摂取を控えます。コンビニでは、アルコール、カフェイン、糖類の3点をラベルで確認してください。食事全体については妊娠中の食事もあわせてご覧ください。
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参考文献
- [1] World Health Organization. WHO recommendations on antenatal care for a positive pregnancy experience. 2016(Recommendation A.10.1). [WHO]
- [2] ACOG Committee Opinion No. 462: Moderate caffeine consumption during pregnancy. Obstet Gynecol. 2010;116(2 Pt 1):467-468. doi:10.1097/AOG.0b013e3181eeb2a1. [PubMed 20664420]
- [3] About Alcohol Use During Pregnancy. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). [CDC]
- [4] 食品安全委員会. ファクトシート「食品中のカフェイン」(作成日:平成23年3月31日、最終更新日:平成30年2月23日). [食品安全委員会]
- [5] Struniewicz KM, Ptaszek MM, Ziółkowska AM, et al. Pregnancy and Caffeine Metabolism: Updated Insights and Implications for Maternal–Fetal Health. Nutrients. 2025;17(19):3173. doi:10.3390/nu17193173. [PMC12526311]
- [6] Pharmacokinetic and Pharmacodynamic Effects of Caffeine. EFSA Stakeholder Meeting on the Safety of Caffeine, Brussels, 5 March 2015. European Food Safety Authority. [EFSA]
- [7] Chen LW, Wu Y, Neelakantan N, et al. Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of pregnancy loss: a categorical and dose–response meta-analysis of prospective studies. Public Health Nutr. 2016;19(7):1233-1244. doi:10.1017/S1368980015002463. [PMC10271029]
- [8] Chen LW, Wu Y, Neelakantan N, et al. Maternal caffeine intake during pregnancy is associated with risk of low birth weight: a systematic review and dose–response meta-analysis. BMC Med. 2014;12:174. [DOI 10.1186/s12916-014-0174-6]
- [9] Association Between Maternal Caffeine Consumption and Metabolism and Neonatal Anthropometry: A Secondary Analysis of the NICHD Fetal Growth Studies–Singletons. JAMA Netw Open. 2021;4(3):e213238. [JAMA Netw Open]
- [10] 鈴木信孝. 妊娠中のハトムギ使用について. 日本補完代替医療学会誌. 2018;15(2):141-151. doi:10.1625/jcam.15.141. [J-STAGE]
- [11] Reversal of fetal ductal constriction after maternal restriction of polyphenol-rich foods: an open clinical trial. J Perinatol. 2012;32(8):574-579. [J Perinatol]
- [12] 加藤憲一, 宮沢篤生, 高瀬眞理子, ほか. ポリフェノール含有飲料による動脈管早期閉鎖が疑われた1例. 昭和学士会誌. 2023;83(6):373-379. doi:10.14930/jshowaunivsoc.83.373. [J-STAGE]
- [13] Is Herb Use during Pregnancy a Cause for Concern? Teratology Primer, 3rd edition. Society for Birth Defects Research and Prevention. [SBDRP]
- [14] 大正製薬. リポビタンD 製品情報. [大正製薬]
- [15] About Birth Defects. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). [CDC]
- [16] Aguree S, Gernand AD. Plasma volume expansion across healthy pregnancy: a systematic review and meta-analysis of longitudinal studies. BMC Pregnancy Childbirth. 2019;19:508. [DOI 10.1186/s12884-019-2619-6]





