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つわりのときは食べれるものを食べるのが鉄則!おすすめの食べ物や栄養素を紹介

つわりがつらくて、食べ物や飲み物が口を通らなくて困っているというママは多いですよね。

あまりにも食べられない日が続くと「赤ちゃんに影響があるのでは…」と心配になってしまい、ママのストレスにもなります。

しかし、食べられなくても水分をしっかりとっていて、母体が健康なら赤ちゃんに影響はないと考えて大丈夫なので、身体を休めることを考えたり、食べやすいものを探して少しずつでも食べてみたりするようにしましょう。

この記事では、つわりのときにおすすめの食べ物、つわりを軽減してくれる栄養素、つわりのときにおすすめの食べ方をご紹介します。

つわりで何を食べたらよいかと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

先輩ママがつわりのときに食べられたもの

ここでは先輩ママがつわりの症状がひどい時期に食べられた食材をランキングとしてご紹介します。コンビニでも手軽に購入できるものもありますのでご自身に合うのか試してみてください。

ランキング 食べ物・飲み物
1位 アイスクリーム
2位 柑橘類(オレンジ・グレープフルーツ・レモン)
3位 フライドポテト
4位 梅干し
5位 炭酸飲料
6位 グミ
7位 冷たい麺類
8位 喉越しがよいゼリー
9位 そのまま食べられる野菜(トマト・きゅうり・キャベツ等)
10位 蒸しパン

※参照サイト:ちそう|つわり中に食べれたもの・飲み物ランキングTOP15!辛さを軽減・和らげるのは?

つわりのときにおすすめの食べ方

身体を温める妊婦さん

食べ方にも気をつけることで食べやすくなることもあります。ここからは、つわりのときにおすすめの食べ方をご紹介します。

小分けにして食べる

つわりは多くの方が空腹を感じることで吐き気を催すため、1日3食ではなく少しずつ何回かに分けて食べるのがおすすめです。

1回の食事量が少なくなってしまいがちなので、こまめに食事をとるほうが、つわりのときは食べやすい傾向にあるようです。

食べづわりで、胃が空っぽになり、血糖値が下がると気持ち悪くなってしまう方におすすめの食べ方ですが、体重管理が妊娠初期から必要な方は、医師に相談しながら1日のカロリー計算をする必要があるので注意しましょう。

食べられるときに食べる

嘔吐するのがつらいからといって、何も食べない、飲まない状態を続けてしまうと脱水症状を起こし、妊娠悪阻(にんしんおそ)と呼ばれる、つわりがひどくなった際に診断される病気になってしまうこともあります。

妊娠悪阻は病院での点滴や入院治療が必要になるため、食べない、飲まないという状態をつくらないことが重要です。

そのため、1日のうちに食事の時間を決めずに、食べられるときに食べるようにしてみましょう。

食べられないことでイライラしたり気分が落ち込んだりしてしまうと、ストレスを感じつわりを長引かせてしまう可能性もあるため、リラックスして「今は食べられないからしょうがない」という気持ちで過ごすことも重要です。

食べたいものを食べる

上記の食べたいときに食べことに加えて、食べたいものを食べると割り切ることも重要です。

チョコレートやフライドポテト、お菓子など、食べたいと思ったものを食べるようにしましょう。もちろん偏った食材の食べ過ぎはよくないので、過剰に摂取することは気をつける必要がありますが、ある程度の量なら、食べたいものばかりを食べていても気にしないようにしましょう。

とくに妊娠中にフライドポテトを食べたくなるという方は多いとされていて、フライドポテトは不足している塩素やナトリウムを補って、血糖値を改善してくれます。

食べることで気持ち悪さがやわらぐものや、気持ち悪くても食べられるものを探して食べるようにしましょう。

食べたいものを食べる

上記の食べたいときに食べことに加えて、食べたいものを食べると割り切ることも重要です。

チョコレートやフライドポテト、お菓子など、食べたいと思ったものを食べるようにしましょう。もちろん偏った食材の食べ過ぎはよくないので、過剰に摂取することは気をつける必要がありますが、ある程度の量なら、食べたいものばかりを食べていても気にしないようにしましょう。

とくに妊娠中にフライドポテトを食べたくなるという方は多いとされていて、フライドポテトは不足している塩素やナトリウムを補って、血糖値を改善してくれます。

食べることで気持ち悪さがやわらぐものや、気持ち悪くても食べられるものを探して食べるようにしましょう。

飲める水分を常備しておく

食べ物だけではなく、飲み物にも敏感に反応してしまう方は、脱水症状を起こす危険性が高いため、意識的に水分を摂取する必要があります。

飲みやすい飲み物を探し、水分だけでもとるようにすると脱水症状を防ぐことができます。

おすすめは刺激を心地よく感じる炭酸飲料です。甘味が強いものではなく、無糖の炭酸飲料を選ぶと飲みやすく、冷蔵庫に常備しておくとすぐに水分補給できます。

水分を飲みすぎて気持ち悪くなってしまうという方は、水で口をゆすぐだけでも違うので、試してみてください。

コンビニで買えるつわり中に食べられるもの

続いてはコンビニで買えるつわりのときに食べられたものをご紹介します。先ほどと同じくランキング形式で掲載しますのでご覧ください。

ランキング 食べ物
1位 カリカリ梅
2位 カットフルーツ
3位 アイス
4位 フライドポテト
5位 フルーツゼリー
6位 ゼリー飲料
7位 おでん

※参照サイト:EPARK|つわりでも食べれた!コンビニの食べ物ランキング。飲みやすい飲み物も

つわりのときに食べられるもの

つわりの症状がひどいと食べられるものが限られてしまいます。中には「これだけは食べられる」「これを食べる/飲むと症状が緩和される」という方も珍しくありません。

しかもつわりの症状は個人差があるため、1人目と2人目の妊娠時で症状が違うこと良くあります。「これなら吐き気を感じずに食べられる」「これは絶対にダメ」という食事が人によって違うので、これからご紹介する食材を個人で色々なパターンで試してみてください。

さっぱりしているゼリーやアイス

さっぱりしている食べ物は、つわりの吐き気があっても食べやすいという方が多いため、ゼリーやアイスなどを常備しておくとよいでしょう。

とくに柑橘系のミカンやグレープフルーツ味のゼリーは、つわりの症状をやわらげてくれると人気です。

ゼリーは固形で少しずつ食べられるタイプのこんにゃくゼリーや、チューブタイプのものなどが自分の体調に合わせて食べられるのでおすすめです。

ゼリーやアイスで気持ち悪さを軽減させてから、食事をとっていたというママも多く、つわりのときはさっぱりしているゼリーやアイスを冷蔵庫、冷凍庫に常備しておくとよいでしょう。

水分が多い野菜や果物

つわりのときに食べ物や飲み物をとれなくなると、脱水症状を起こしてしまうことがあるため、水分が多い野菜や果物を食べるのがおすすめです。

水分は口から入ったあと、栄養素や電解質を移動させる重大な役割があります。さらに尿として体外に排出される際に電解質のバランスを整えているため、水分が不足すると脱水を起こし、老廃物が体内に溜まり危険な状態となります。

また、つわりがひどく食べ物や飲み物から水分補給できていないと、ママの体が危険なだけではなく、赤ちゃんに酸素や栄養を送り届けることができなくなり、赤ちゃんにとっても危険な状態となります。

上記のような水分が多めの野菜や果物は、食べ物から水分がとれるうえに、冷たいので気持ち悪いと感じる時でも食べやすいのでおすすめです。

つわりで気持ち悪くなったときの対処法

食べたあと気持ち悪くなった場合は横にならず、背中に椅子にもたれさせるようにしてください。吐き気がするほど気持ち悪いときに横になると悪化してしまうからです。また、水を飲むのも止めておきましょう。こちらも気持ち悪いときは症状が悪くなるためです。

気持ち悪くなったときの対処法は、椅子に体を預けて症状が良くなるのを待つだけです。

嘔吐は無理にしないでください。繰り返してしまうと喉や食道を胃酸が傷つけてしまい逆流性食道炎の原因となります。胃の負担も大きいので無理に嘔吐をするのは避けましょう。

つわりが始まる時期と終わる時期

つわりが始まるのがおおよそ妊娠5週目から始まり、妊娠6週目から妊娠9週目でピークを迎えます。そして胎盤が完成する妊娠16週目までにはおさまる。ただしつわりは個人差が激しいので安定期に入っても続く方がいたり、まったくつわりがなく過ごしたりする方もいます。

ただ、つわりが起きる妊娠初期に無理をするのは禁物です。つわりが軽くても無理をせずパートナーや医療機関など頼れるものに頼ってください。

つわり中に食べられるもので性別がわかるのは本当か

「つわりでフライドポテトが食べたくなると男の子」「男の子は吐きづわり、女の子は食べづわり」といった噂を耳にしたことはありませんか?マイナビウーマンが行ったアンケートでは、多くの人は「関係ないと思う」と回答しています。しかし少数でも「関係していると思う」という方がいました。実際に経験された方が「関係ある」と答えているみたいです。

残念ながらつわりの重さや食べられるもので性別がわかるというのは、医学的に証明されていません。ただし、アメリカの産婦人科学会では妊娠の重度の吐き気と嘔吐のリスクを高める可能性の一つに「女児を妊娠している」を挙げています。

※参考サイト:米国産婦人科学会(ACOG) |つわり:妊娠による吐き気と嘔吐

まとめ

つわりのときにおすすめの食べ物、つわりを軽減してくれる栄養素、つわりのときにおすすめの食べ方をご紹介しましたが、参考になりましたか?つわりがつらいときは、水分だけでもこまめに補給するようにすることが重要です。

水分が足りなくなると脱水症状を起こし、妊娠悪阻と診断されてしまうこともあります。妊娠悪阻はひどくなると母体が危険という判断から、赤ちゃんを諦めなければいけないケースも出てきます。

つわりのときは、食べたいときに食べられるものを食べるという意識で、食べられないことにストレスを感じすぎないことも重要です。つらいつわりを少しでも改善させられるよう、自分に合った解消方法をいろいろ試してみてください。

東京の「ミネルバクリニック」は臨床遺伝専門医が在籍するNIPT実施施設であり、たくさんの妊婦さんの悩みや不安と真摯に向き合い、笑顔になれる出産に導いてきました。ミネルバクリニックでは、妊娠9週から受けられる赤ちゃんの健康診断である「NIPT」を業界最新の技術と業界随一の対象疾患の広さで行っております。遺伝のエキスパートである臨床遺伝専門医が出生前診断を提供しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。妊娠初期からの出生前診断を受ける医療機関にお悩みの方は、知識・経験・実績とも「第三者から認証されている」臨床遺伝専門医が診療している「ミネルバクリニック」まで是非、ご相談ください。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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