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「ミネルバクリニックって怪しいの?」
そんな検索をしたあなたは、おそらく人生の大きな選択を前にして、不安や迷いを感じているのではないでしょうか。
出生前診断という繊細なテーマに向き合うとき、信頼できる情報と誠実な医療を求めるのは当然のことです。
このページでは、なぜミネルバクリニックが「怪しい」と誤解されることがあるのか、そしてその奥にある医師としての覚悟と倫理観、真摯な診療姿勢について丁寧にお伝えします。
あなたの大切な選択が、後悔のないものになるように。事実と想いの両面から、私たちの医療を知ってください。
なぜ「ミネルバクリニック 怪しい」と検索されるのか?
ミネルバクリニックは、出生前診断(NIPT)という繊細な医療を提供しています。そのため、初めてこの分野に触れる方には「怪しい」「本当に大丈夫なの?」と感じられることがあるかもしれません。
minerva-clinic.or.jp/nipt/column/minerva-clinic-kaisetsu/?preview=true
また、「無料カウンセリング」という言葉が、美容や脱毛といった分野と誤って同列に見られることもあり、誤解が生じやすい現状があります。
関連記事:なぜミネルバクリニックはNIPTの無料カウンセリングを行うのか?— 遺伝専門医が語る本当の理由
ミネルバ=医術と戦術の女神。名前に込められた覚悟
ミネルバとは、ローマ神話に登場する「知性と戦略」の女神。
当院はその名を冠することで、「医術=知」と「戦術=判断」の両面から、患者一人ひとりの未来に真剣に向き合う姿勢を表現しています。
これは、医師としての使命を貫くという覚悟の表れでもあります。
患者のアウトカムを最大化するための「共に決める医療」
当院では「医師が決める医療」ではなく、患者と医師が一緒に考える「シェアード・ディシジョンメイキング(SDM)」を重視しています。
これはアメリカを中心に普及している医療倫理の考え方で、患者の価値観を尊重し、納得の上で治療方針を決定するものです。
日本ではまだ主流とは言えませんが、ミネルバクリニックはこのスタイルを導入し、一人ひとりの「正解」を共に探す医療を提供しています。
「怪しい」とは真逆。宗教的葛藤を超えて向き合う遺伝医療の現実
当院の医師は、カトリック信者です。出生前診断や中絶を認めない教義に対して、医師として向き合うことには大きな葛藤がありました。
それでも、「目の前の苦しむ患者に手を差し伸べるのが医師」という信念のもと、信仰との間で揺れながらも自らの足でこの道を選んでいます。
実は、医師自身は高校時代の一部をカトリック国家・ベルギーで過ごしています。
修道会立の学校に通い、男子校・女子校が分かれているような厳格な教育環境でしたが、同時に「個人の考えを尊重する」という価値観が根付いた国でもありました。
カトリックでありながら、「昨日おばさんが離婚したのよ」なんて友人が当たり前のように話す。その柔軟な文化は、当時思春期だった彼女の心に深く刻まれました。
そうした背景があるからこそ、仲田洋美医師は「信仰よりも、目の前の患者さんの気持ちを大切にする」ことを徹底しています。
医師である前に、一人の人間として、患者さんの価値観・人生観に寄り添う医療を選んでいるのです。
無料カウンセリングに込めた本当の意味
無料カウンセリングは、患者さんが「正しい情報」に気軽にアクセスできるようにするための取り組みです。
しかし、内容は軽くありません。専門医が丁寧に対応し、一件一件のメールにも誠意を持って返信しています。
スタッフの努力と配慮のもとで運営されており、「無料=適当」と誤解されないよう表現を工夫しています。
なぜ「共感」が必要なのか?患者と向き合う姿勢としての対話
医療はデータや技術だけでは完結しません。特に出生前診断や遺伝医療のように、価値観や人生観に深く関わる分野では、患者さんの感じている不安や葛藤に、医師がどれだけ共に向き合えるかが非常に重要です。
ミネルバクリニックでは、正解のない問いに対して一方的に答えを押しつけるのではなく、患者さん自身の背景や思いを丁寧に汲み取りながら、対話を重ねることを大切にしています。
時に、「余計なことばかり話す」「関係ない個人情報を聞かれる」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人の本音というのは、関係なさそうに思えるたわいもない会話の中にこそ表れることが少なくありません。
職業や家庭環境を尋ねるのも、その方の生活史を理解するため。なぜなら、NIPTは時に人生を左右するような重い決断を迫られる検査であり、患者さんの価値観や人生観を理解せずに、適切な支援を行うことはできないからです。
当院では、ただ検査結果を伝えるだけではなく、その結果をどう受け止め、どう生きていくのかを一緒に考える姿勢を大切にしています。
共感とは、単なる「優しさ」ではありません。相手の人生に真剣に向き合うという、医師としての責任なのです。
「やらない」ではなく「やる」医師としての責任
学会の指針と衝突してでも、患者さんの選択肢を守る。
他院では対応できない検査を受けたいという声に応えるため、当院では「既存の限界を越える医療」を提供してきました。
それはリスクを伴う決断ですが、大義のために踏み出す覚悟があるのです。
医療はサービスの一環であり、目の前の人のニーズに応えることこそが、医師の本質的な役割だと私たちは考えています。
サービスというと商業的に聞こえるかもしれませんが、ここで言うサービスとは「相手の立場に立ち、必要とされることを誠実に行う姿勢」です。
だからこそ、患者さんが何を求め、どう生きたいと思っているのかを大切にし、その選択を支えることを何よりも重視しています。
医療とは「正しいこと」を押しつけることではなく、「その人にとっての最善」を共に模索し、実現する営み。
当院が「やる」と決めたのは、その覚悟と責任を果たすためです。
私自身もつらい経験をしてきたからこそ、あなたは一人じゃないと伝えたい
私は第1子の出産のとき、双子の一人を36週6日で死産しました。お腹にいた子を失うという現実は、言葉にできないほどの苦しみでした。
流産や死産、そして疾患のあるお子さんを諦めなければならない女性たちの気持ちは、私自身の体験として、痛いほどわかります。
さらに私は、常染色体優性遺伝性疾患の患者でもあります。妊娠・出産はいつも「1/2の賭け」。
自分の子どもに病気が遺伝するかもしれないという恐怖と葛藤のなかで、妊娠に向き合ってきました。
だからこそ、「健常な子どもを得たい」という気持ちも、だれよりも深く理解しています。
検査を受けること、悩むこと、涙すること、すべてに正解も不正解もありません。
ただ一つ言えるのは――あなたは一人じゃないということ。私も、苦しみの中からこの場所に立っているということです。
かつての私にはできなかった検査。だからこそ、今のあなたに手を差し伸べたい
私が出産を経験した頃、NIPT(新型出生前診断)や遺伝子検査はまだ一般的ではなく、遺伝のリスクに向き合う術が限られていました。
常染色体優性遺伝性疾患を抱える私にとって、妊娠は常に「半分の確率」に賭けるようなもので、希望と不安の狭間で揺れていました。
しかし今は、科学が進み、NIPTをはじめとした多くの遺伝子検査が可能になっています。
だからこそ私は、同じように悩む人たちに、その「選択肢」と「支え」を届けたいと思ったのです。
大学病院や大規模医療機関では、倫理や制度の壁からこうした検査を柔軟に提供することは難しいのが現状です。
だから私は、自らクリニックを開業しました。
目の前の患者さん一人ひとりの人生に向き合うために――そして、かつての自分のように悩む人を一人でも救いたいという想いからです。
まとめ:「怪しい」と疑ったあなたにこそ届けたい、医師の矜持
もしあなたが「ミネルバクリニック 怪しい」と検索したなら、それは「大切な何かを守りたい」という思いからだと思います。
当院が向き合っているのも、同じその「大切な何か」です。
シェアード・ディシジョンメイキング、使命、誠実な医療――そのすべては、目の前のあなたのためにあります。
出生前診断を扱うことが、たとえ信仰の教義に反する行為であったとしても、目の前で苦しむ人に手を差し伸べる――それが私の選んだ道です。
なぜなら、私は医師だから。
その選択に迷いはありません。人として、そして医師として、あなたのそばに立つ覚悟を、私はこの医療に込めています。

ミネルバクリニックでは、「健やかなお子さまを迎えてほしい」という想いを持つ臨床遺伝専門医の院長のもと、東京都港区青山にてNIPT検査を提供しています。少子化が進む現代において、より健康なお子さまを望むのは自然なことです。そのため、当院では世界最先端の特許技術を活用し、高精度かつ多様な疾患の検査を提供できる信頼性の高い検査会社を、遺伝専門医が厳選しています。さらに、全国どこからでもオンライン診療に対応し、採血はお近くの提携医療機関で受けることも可能です。
ミネルバクリニックでは、NIPTに関する無料カウンセリングを提供しています。まずはお気軽にご相談ください。
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