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妊娠初期に「ティッシュに付く程度の出血」が起きる原因と大丈夫な理由

女性と下腹部

妊娠初期のママさんはご自分の身体が変化しているのを自覚しているため、ちょっとした出血にも敏感になっています。「ティッシュに血が付いたけど大丈夫かな?」と心配になることも珍しくありません。中には出血以外の症状が出てしまい、より不安を感じてしまう妊婦さんもいます。

そこで今回は、妊娠初期にティッシュに付く程度の出血をした原因と対処法について詳しく紹介しています。出血に悩んでいる新米ママさんの助けになれば幸いです。

妊娠初期に出血をする主な理由

妊娠初期の出血は胎盤と大きく関係をしています。この時期は、絨毛という赤ちゃん側の細胞が、子宮内膜にあるお母さんの細い血管を破って入り込んでいくことで、胎盤が作られていきます。胎盤ができあがると赤ちゃんはお母さんから栄養補給されるのが可能となるのです。その過程において、子宮内膜の毛細血管の壁が破れて血が出てくると考えられています。そのため出血が直接流産に結びつくことはほぼありません

この時期に出血した妊婦さんと出血しなかった妊婦さんを比較しても、流産する確率は変わらないといわれています。

妊娠4週目から10週目に多い出血の原因は以下の通りです。

妊娠初期の出血は状況によって量、におい、色がさまざまです。もし子宮外妊娠(異所性妊娠)の場合、着床したところに出血量が増えていき、卵管の破裂などにより体内で大量出血するケースもあります。そうなると生命の危険に関わってくるので早めに処置を受けないといけません。真っ赤か赤茶色の血で出血量が徐々に増えていったのならば、すぐに病院へ連絡して医師の診断を受けてください。また、胎盤の元である絨毛膜と子宮(脱落膜)との間に血液が溜まる場合や、絨毛膜下血腫が大きくなると流産や早産に移行する恐れがあるので注意しましょう。

妊娠10週目以降に起きる出血の原因はこちらになります。

  • 子宮頸管ポリープ
  • 子宮腟部びらん(ごく稀に子宮頸がんの場合がある)
  • 細菌性腟症
  • 子宮頸管無力症
  • 内診のあとの出血

妊娠10週目以降に初めて出血したのならば、子宮頸管ポリープ、炎症性のびらん、細菌性腟症、子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)などが考えられます。ポリープやびらんが原因であれば気に止む必要はありません。感染症や子宮頸管無力症の場合、流産するリスクが大きくなります。

「ティッシュにつく程度の出血」なら大丈夫?

妊娠初期の出血は量や色、においもさまざまです。この章では妊娠初期の出血の中でもティッシュに付く程度に出血する原因と対処法について解説をします。

ティッシュに付く程度の出血は時期にもよりますが、4週目から11週目だと着床出血の可能性が考えられます。ただし、以下の三つの症状が同時に起きたときは速やかに産婦人科の医師の診察を受けてください。

  • 子宮の中に赤ちゃんが育つ袋(胎嚢)が確認されていない
  • 出血の量は生理の多い日よりも大量
  • 生理痛より強い下腹部の痛みがある

特に下腹部の痛みがある場合は流産の可能性があります。

少量出血の、代表的な「3つの原因」

ティッシュに付く程度の少量出血する主な原因は一つが着床出血、二つ目が子宮外妊娠、三つ目は切迫流産です。着床出血であれば先述したように特に気にせずにマタニティライフを過ごしてください。子宮外妊娠だと妊娠の継続どころか、母体へのダメージが深刻になるためすぐに手術などの処置を受けないといけません。

三つ目の切迫流産も病院で処置が必要なケースがあります。そもそも切迫流産とは、「胎児が子宮内にあって、流産へ進行する可能性のある出血などの症状を伴う場合」を指します。出血が見られる原因としては、絨毛(子宮内の胎盤の着床部分)や胎盤の部分的なはがれによることが多いようです。赤ちゃんが入っている袋の一部が破れて子宮内に血液が溜まってしまう絨毛膜下血腫の可能性もあります。

血腫が大きい場合や妊娠14週ごろに見られるのは流産のリスクが高くなるため医師も慎重に対応をします。切迫流産を根本的に治す治療法は現在のところありません。基本的には安静にして経過観察するということになります。

切迫流産イコール流産する人ではありません。切迫流産でも妊娠の継続ができた妊婦さんは多くいらっしゃいますので医師の説明や指示をよく聞いてください。

出血したら確認してほしい三つのこと

白いコートを着たアジアの中年の女性

妊娠初期の出血といっても、おりものに血が少量だけ混ざったものから、ナプキンやショーツに大量に赤い血がつくもの、何日もティッシュに付く程度の出血が続くものなど原因によって大きく違います。特に妊娠初期は何度も言うようにホルモンバランスの変化など身体が赤ちゃんを生むための準備をする時期です。ちょっとした出血することも珍しくありません。

しかしながら上述したように出血の原因によっては、妊娠を続けるのが難しい症状もあるためチェックが必要です。そこで出てきた血からある程度予測ができるのでのどこを見たらいいのかお伝えします。

どんな色をしていた?

まず確認してほしいのが血の色です。症状が重たいときに出てくる血の色は赤(鮮血)です。今の時点で出血している可能性があり、リスクが高いとされています。下腹部の痛みがなかったとしても病院へ連絡をして主治医の指示を仰いでください。

一方、ピンクや茶色のおりものだと問題はありません。黒っぽい血や薄茶色の血は、過去の出血が出てきていると考えられいるためこちらも特に気にしなくてもいいでしょう。ちなみに着床出血の場合、ピンク、赤、茶色の場合が多く見られます。また、生理の出血による血液の色は、赤から暗赤色であることが多くなっているため妊娠4週目前後でこの色の血が出たときは生理前現象の可能性があります。

どれくらいの量だった?

次に調べてほしいのが血の量です。ティッシュに付く程度の少量だとそのままにしておいて大丈夫です。ただし、何日も続くようならば主治医に相談をしてください。

着床出血は生理みたいに大量に出血することはありません。ティッシュに付く程度の少量のため、出血の量が生理二日目くらい大量ならば病院へ連絡をしましょう。レバーみたいなかたまりが出てきたときも大量出血同様に病院へ連絡をして診察を受けてください。

においはどうだった?

出血の際の生臭さは血液の独特の臭いです。着床出血のようにティッシュに付く程度の量だとにおいを感じることはほぼありません。おりものの場合は、少し酸味のあるものですが、生理前にはきつくなることがあります。酸っぱい臭い、アンモニア臭がするおりものもそのままにしておいて大丈夫です。

おりものシートにべっとりと付くくらい大量に出血をした生臭いにおいだと何かしらの異変を知らせるサインです。腹痛も併発しているのならばすぐに病院へ連絡をしてください。

病院に伝えるときにまとめておきたいポイント

ノートに手書きでメモをする女性

もし出血の量が多くて色が鮮血だとしたら医師の診察を受ける必要があります。その際、医師に見せる前に現在の症状を電話で伝えなくてはいけません。ちゃんと伝えないと思うあまり、焦ったり慌ててしまったりしがちです。もし出血が起きて病院へ連絡するときは、四つのポイントを抑えておけば大丈夫です。

  • ・出血がいつからあるか
  • ・出血の量
  • ・痛みや張りはあるか
  • ・これまでの経過

出血量の目安は生理2日目の出血量よりも多いか少ないかを伝えておくと医師も判断しやすくなります。痛みについては鈍痛や刺すような痛みなどの表現がありますので思いつく言葉を選んで話してみてください。胎のうや心拍確認といった、それまでの健診で医師から説明された内容を伝えておきましょう。わかる範囲で結構です。また出血があったときは、清潔なナプキンやライナーを当てておくと量や色が判別しやすいので便利です。説明するときにも医師に伝えやすくなります。

まとめ

妊娠初期に出血をする理由について説明をしました。妊娠初期に出血するのは身体の変化によるものが多く、ときには流産の可能性もあるため心配になるのは当然です。出血量もティッシュに付く程度から生理二日目のように大量と多く症状があるので一つにまとめて断言できません。そのため病院へ連絡するある程度の基準を知っておくとマタニティライフが過ごしやすくなると思います。ただし、下腹部の痛みが出ている場合はすぐに連絡をしてください。

東京の「ミネルバクリニック」は臨床遺伝専門医が在籍するNIPT実施施設であり、たくさんの妊婦さんの悩みや不安と真摯に向き合い、笑顔になれる出産に導いてきました。ミネルバクリニックでは、妊娠9週から受けられる赤ちゃんの健康診断である「NIPT」を業界最新の技術と業界随一の対象疾患の広さで行っております。遺伝のエキスパートである臨床遺伝専門医が出生前診断を提供しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。妊娠初期からの出生前診断を受ける医療機関にお悩みの方は、知識・経験・実績とも「第三者から認証されている」臨床遺伝専門医が診療している「ミネルバクリニック」まで是非、ご相談ください。

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