Aさんは、大家族ですぐ近所で暮らしています。
Aさん夫妻には結婚後、長く子どもが出来ませんでした。
近くに住んでいる兄夫婦には順調に子供が授かっていくのに。。。。
お子さんが欲しくてたまらなかったAさんは、大家族ですぐ近くで住んでいること自体を後悔するようなネガティブな日々を過ごしていました。
そんなとき。友人の勧めで東京にあるKクリニックで体外受精を受けて、やっと第1子を妊娠しました。
初めての妊娠。
超絶嬉しい。
幸せ過ぎる。
そんなAさんは、ほとんど何も考えず、クワトロテスト(母体血清マーカーテスト)を受けました。
結果は1/24の確率で、おなかの赤ちゃんがダウン症候群というものでした。
まさに天国から地獄とはこのことでしょう。
クワトロテストは16週からしか受けられなくて、結果は2週間くらいかかるので、すでに18週。
Aさんは、羊水検査を受けて、おなかの赤ちゃんはダウン症候群と確定しました。
すぐに中絶するという決断をして。Aさんは中期中絶のために入院しました。
産婦人科病棟は、中絶専門の病棟はなく、出産する人と同じ病棟です。
幸せそうに出産に向かうママたち、出産を終えて母乳をあげるママたち。
そんな中、孤独でしかありませんでした。
子宮口を広げる処置を受け。
陣痛促進剤で陣痛をおこし、分娩しました。
あんなに欲しかった赤ちゃん。
なのにどうして?
どうして私だけ????
ただただ涙が溢れました。
家に帰ると、近所で兄夫婦と子供たちが今までと変わらず幸せそうに暮らしています。
Aさんはどんどん沼にはまっていきました。
中絶後、産婦人科では何のこころのケアもありません。
こんなに傷つく女性たちを放置。
日本では刑法で堕胎が罪であると決められていますが、Aさんは合法的に産婦人科で中絶したのに、まるで犯罪者のような気がしました。
そして何より怖かったのは、『自分はダウン症の赤ちゃんしか妊娠できないのではないか』と言う事です。
ネガティブな思考はぐるぐる頭を回り続け、出口のない暗闇に落ち込んでいきます。
深い沼の底で、Aさんは無気力にネットサーフィンをしていました。
ある日、ミネルバクリニックを見つけ、電話のボタンをスマホから押しました。
Aさんは、初めての妊娠でダウン症のお子さんとわかり中絶したことなどを話し、恐る恐る質問しました。
『妊娠するのがもう怖いです。怖くて怖くて仕方がないんです。
わたしはダウン症の子どもしか妊娠できないということはないのですか。
次の子どももダウン症じゃないんですか。』
電話に出たのは臨床遺伝専門医である院長でした。
『大丈夫ですよ。むしろ1度そういうことがあったら、リスクは下がるんです。
次のお子さんは大丈夫です。妊娠するのを怖がらないで。そして、次は16週からのクワトロじゃなく、9週から受けられるミネルバのNIPTではやい時期から大きな安心を得ましょう。
わたしはあなたがお越しになるのをお待ちしております。また、いつでも不安な時は電話を下さい。』
そういわれたAさん。やっと明かりが見えたと思ったそうです。
暗闇の一筋の光って本当にありがたいですよね。わたしが実際にこうして誰かの一筋の光になれたことがあったということを知れただけで、わたしもすごく嬉しいです。
たった1本の電話で救われたAさん。
そうしてAさんは、怖くて踏み出せずにいた体外受精への挑戦を再開しました。
しばらくして赤ちゃんを授かり、今度はミネルバクリニックで9週でNIPTを受けました。
コンプリートNIPTデノボコース。ミネルバで最も広い疾患を対象としたNIPTコースです。
結果はすべて陰性。
『あのとき、先生がああいってくれなかったら怖くて怖くてもう、不妊治療に行けなかった。』
Aさんはそう涙ぐんでいました。
安心したAさんは、落ち着いて妊娠期間を過ごし、無事に可愛い赤ちゃんを迎えました。
この世の中に、わたしがいなかったら存在しなかった命がある。
そう思うと、すごく神秘的で感動的ですね。
ミネルバクリニックは、女性遺伝専門医が、女性の立場に立って、ご本人が最も幸せに人生を歩めるようなサポートを心がけています。
実は、Aさんご夫妻は、次のお子さんもご懐妊され、ミネルバクリニックにお越しになりました。本当にうれしい限りです。
どうぞお幸せに。
ミネルバクリニックでは、以下のNIPT検査を提供しています。少子化の時代、より健康なお子さんを持ちたいという思いが高まるのは当然のことと考えています。そのため、当院では世界の先進的特許技術に支えられた高精度な検査を提供してくれる検査会社を遺伝専門医の目で選りすぐりご提供しています。