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妊娠初期で出血したら危険?|生理との違いや対処法まで

妊娠してパートナーとバックハグをしている妊婦さん

せっかく妊娠したのに生理のような出血をしたら「せっかく授かった赤ちゃんが流産しているかも」と心配するのは当然です。それだけデリケートな問題ですので注意する点がいくつかあります。 今回の記事は妊娠初期なのに出血をする原因と妊婦さんでできる対処法について紹介をします。ただし、少しでも危ないと思ったら婦人科で医師の診察を受けてください。

妊娠初期と生理の症状はこれだけ似ている

まずは妊娠初期と生理前の似ている点や症状について説明します。個人で判別が付けるのが困難なほど似ている点があるので知っておいてください。

妊娠初期症状13の症状

妊娠の初期症状について下の表にまとめています。参照してご自身に当てはまるものをピックアップしてみてみましょう。

症状 症状の詳細
おりものが増える 左記にもあるように妊娠初期はおりものの量が増えます。人によっては水っぽかったり、色が黄色に変化したりする場合もあります。また、おりものシートや下着が汚れていると感じる方が多いようです。
強い眠気に襲われる 妊娠が確定するとホルモンバランスが変化します。それに伴い、強い眠気に襲われたり、寝ても眠気が取れなかったりします。
37度台の微熱が続き、熱っぽい 妊娠すると高温期が長く続くため体がほてったり、微熱が続いたりします。同時にだるさも感じる方がいるようです。
生理前ではないのに少量の出血が起きる 着床出血によるものです。この症状は全員に当てはまるわけではありません。4人に1人くらいと言われています。
お腹の痛みや違和感 着床出血のときに起きる症状です。生理痛よりも軽いせいか腹部の違和感と捉える方もいます。
胃のむかつきと吐き気・げっぷが増える 妊娠することによって胃腸の働きが弱くなることがあります。そのため胃のむかつき、吐き気が起きます。人によってはゲップが増えることもあるようです。
胸が痛み・張りが起きる 妊娠初期は女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期です。そのため、胸がチクチク痛かったり、張る感じがしたりします。
身体のむくみ 妊娠すると女性ホルモンが多く分泌されます。その中にはむくみに関するプロゲステロンも含まれているため体がむくみやすくなります。むくむ部分は人によって顔だったり、下半身だったりまちまちです。
気分の落ち込みやイライラ・不安感 イライラや気分の落ち込みもプロゲステロンが原因です。このホルモンは、精神面に影響を及ぼし、不安感を増長させると言われています。
気力がなく、体がだるい 黄体ホルモンであるプロゲステロンは、身体のだるさや気力に影響を与えます。妊娠初期に起こりがちな症状もプロゲステロンが原因です。そうなったら無理をしないで体を休めてください。
食欲がわかなくなるか、旺盛になる 妊娠初期は味覚・嗅覚が大きく変化する時期です。急に食欲旺盛になる方や食べたくなくなる方がいます。また、今まで平気だった匂いがダメになったり、反対に苦手だった匂いが平気になったりします。
トイレに行く回数が増える 頻尿も妊娠初期症状の一つです。子宮が大きくなっていくと腸や膀胱が圧迫されることで起きます。
めまいや立ちくらみが起きる 妊娠初期は自律神経の乱れ、貧血や低血圧が原因で目まいや立ちくらみが起きやすくなります。もし頻繁に起きるようならば産婦人科クリニックの医師に相談をしてください。

生理前症状15のチェックリスト

一方、生理前の症状は以下のリストにしています。ご自分で当てはまるものをチェックしてみてください。

  • ●心の症状
    • ☐イライラする
    • ☐急に悲しい気分になったり・涙が出たりする
    • ☐不安感が強くなり、うつの傾向になる
    • ☐何をするにも億劫になり、やる気がなくなる
    • ☐いつもはしないミスが増える
  • ●身体の症状
    • ☐胸が張りと痛み
    • ☐食欲が増幅し、体重が増えてしまう
    • ☐むくみがひどくなる
    • ☐腹痛や下痢、もしくは便秘
    • ☐頭痛や関節痛が起きる
    • ☐体のだるさやひどい眠気が起きる
    • ☐手足の冷え
    • ☐朝早くに目が覚めてしまう
    • ☐肌荒れが起こる
    • ☐ニキビが増える

妊娠初期と生理前の重なる症状は?

こうして比べてみるととても似た症状なのがわかると思います。特に似ている点は以下の症状です。

  • ・胸の張り
  • ・眠気・倦怠感
  • ・腹痛や腹部の違和感
  • ・イライラ感、不安感
  • ・食欲の変化

もし見分けるとしたら基礎体温です。高温期が16日以上続くのであれば医師の診察が必要です。基礎体温を測っていないならば、生理予定日から1週間以上生理が来ない場合、妊娠している可能性がありますので妊娠検査薬でチェックしたり、産婦人科で妊娠しているかどうか判断してもらったりしてください。

妊娠初期と生理前の出血の違い

体が冷えている女性

妊娠初期には30%の妊婦さんが出血の経験があると言われているので珍しい症状ではありません。出血は何か体の異変を伝えるサインではありますが、特に異常がなくても起きる場合があります。だからといって見逃してしまうと取り返しの付かないことがあるので妊婦さんだけで判断するのは難しいかもしれません。そこで妊娠初期の出血と生理前の出血の違いについて紹介します。

妊娠初期の出血(着床出血)

妊娠初期の出血で多いのは着床出血です。量は生理前の出血よりも少なくてこげ茶色の出血がほんの少し付く程度です。 妊娠したことがあるママの中には生理用ナプキンにほんの少しだけ血が付いていた経験があるかもしれません。多くても「生理が始まった?」と思ったらそのまま止まったなんてことも。 もし出血をして量がナプキン1枚に収まるのならば着床出血の可能性があります。ただし「出血が止まらない」「強い腹痛を伴う急な出血」「生理以外の出血だと感じた」などの場合は、絨毛膜下血腫など着床出血以外の症状かもしれません。すぐに医師の診察を受けるようにしてください。

生理前の出血

20代〜40代前半の性成熟期は生理のリズムが一番安定している時期です。個人差はありますが、生理不順でなければ下記の範囲で行われます。

  • 月経周期日数:正常範囲は25〜38日
  • 出血持続日数:3〜7日
  • 経血量:50〜120cc(個人差があります)
  • 閉経年齢:平均50.5歳(およそ40代半ば〜56歳ぐらいまでが一般的)

この範囲内であれば、問題はありません。特に出血は個人や環境によっても変わってくるため神経質にならなくても問題ありません。

反対に下記の症状が起きると注意が必要です。

  • 月経周期が短く、ひと月に何度もくる
  • 月経日数が10日以上続く
  • 月経が3ヵ月以上こない
  • 年齢とともに経血量が増えてきた
  • 経血量が少なく、月経がすぐに終わってしまう
  • 経血量が多く(180cc以上)、ナプキンが1時間もたない

特に出血の量が昼間の時間帯にナプキンが1時間もたたない場合は医師の診察を受けるようにしましょう。

妊娠中なのに生理?

体温を測る女性

生理以外の出血を不正出血といいます。妊娠初期に出血するのももちろん不正出血です。出血の量などは、症状や状況によってさまざまです。主な原因は以下になります。

  • 流産
  • 胞状奇胎
  • 子宮外妊娠
  • (胎嚢の周りに血腫を認める)絨毛膜下血腫
  • 子宮の入口のびらん(子宮腟部びらん)
  • 子宮頚管ポリープ

もし「徐々に痛みが強くなる」「出血が増える」「血の色が鮮血に近くなる」といった場合はすぐに病院へ行って診察を受けてください。

妊娠初期で出血したときの対処法

原則として妊婦さんにできることはありません。少しでも異変を感じたらすぐに病院で受診することをおすすめします。処置が遅れたら取り返しがつかない場合もあるので無理は禁物です。 ただし、赤ちゃんの生存が確認できていればあまり心配することはありません。少し横になって安静にすれば落ち湯いてくるでしょう。

もしかしたら早期流産かも

妊娠初期の出血で最も気になるのは流産する可能性の有無です。せっかく授かった赤ちゃんが生まれることなく亡くなってしまうのは悔やんで悔やみきれません。実は医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産になり、妊娠した女性の約40%が流産しているとの報告もあります。流産は全妊娠のうち10~15%で発生します。妊娠12週未満の早い時期での流産が8割以上と多くの割合を占めているため、実はそれほど珍しいことではありません。そして流産する確率は、年齢とともに上昇します。確率は以下の表をご参照ください。

年代 確率
20代 8~20%
30代 20~25%
40代 30%

早期流産の原因と対処法

着床を終えた妊娠4週から妊娠12週目までに流産した原因のほとんどが赤ちゃん自体の染色体等の異常です。つまり精子卵子が出会って受精卵になった瞬間から流産となるのが決まっていたことになります。この場合、妊娠初期のママさんの行動によって流産することはありません。妊娠13週目以降であれば、頚管無力症、子宮筋腫、双角子宮といった子宮の病気やストレス、有害な薬品が原因によって流産する可能性があります。 妊娠12週目までの早期流産は、残念ながら、どんな治療をもってしても食い止めることはできません。胎児が子宮内に残っており、流産の一歩手前である状態を「切迫流産」と言います。子宮の中に血液のかたまり(絨毛膜下血腫)がある切迫流産では安静が有効という報告があるようです。流産は妊娠の継続はできませんが、切迫流産ならば継続できる可能性があります。

  • 出血
  • 下腹部痛と張り
  • 胸の張りが急になくなった
  • つわりが急に楽になった
  • 基礎体温が下がった
  • 水っぽいおりものが出た

上記の兆候が出たら流産の危険性があるのですぐに病院へ連絡をしてください。

まとめ

ここまで妊娠初期の出血と生理前の出血の違いを紹介してきました。特に妊娠初期の出血は流産の可能性も考えられるため気になるのは当然です。もし生理のような出血が出たらと思うと心配にもなります。 もし妊娠初期で出血をしたからといって流産したかもと諦めないでください。そしてもし流産したとしてもご自分を責めるのは止めましょう。流産したという事実も私たちが生き物である以上、受け止めらければならない事実です。その悲しみを受け止めて乗り越えられたときにきっと次の幸せが見つかると思います。そして元気な赤ちゃんを無事に出産できることをお祈りいたします。

東京の「ミネルバクリニック」は臨床遺伝専門医が在籍するNIPT実施施設であり、たくさんの妊婦さんの悩みや不安と真摯に向き合い、笑顔になれる出産に導いてきました。妊娠初期からの出生前診断を受ける医療機関にお悩みの方は、知識・経験・実績とも「第三者から認証されている」臨床遺伝専門医が診療している「ミネルバクリニック」まで是非、ご相談ください。

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