目次
早産(そうざん)とは、妊娠22週0日から36週6日までに赤ちゃんが生まれることをいいます。22週より前に妊娠が終わると流産、37週0日から41週6日までの出産は正期産(せいきさん)と呼ばれます。日本で早産になる割合は全出生の5.7%です[1]。早産では、生まれた週数によって赤ちゃんの見通しが大きく変わります。この記事では、早産の定義と週数ごとの境目、何週から助かるのかという週数別のデータ、原因、受診すべき兆候を、臨床遺伝専門医の視点も交えて解説します。
Q. 早産とは妊娠何週からのことですか?
A. 妊娠22週0日から36週6日までの出産が早産です。37週0日を過ぎれば正期産、22週より前は流産として区別されます[2][3]。赤ちゃんの肺や脳の機能が成熟するのは妊娠34週ごろといわれ、週数が進むほど生まれたあとの見通しはよくなります[2]。体重が大きくても、早産かどうかは生まれた週数で決まります。
- ➤早産 → 妊娠22週0日〜36週6日の出産(読み方は「そうざん」)
- ➤日本の早産率 → 全出生の5.7%(令和5年人口動態統計)
- ➤週数別の見通し → NICUに入院した赤ちゃんの生存退院率は、24週で約8割、28週以降で9割台後半
- ➤受診の目安 → 規則的なお腹の張りや痛み、出血、水っぽいおりものが続くときは、かかりつけの産婦人科へ連絡
1. 早産とはいつから?妊娠22週0日〜36週6日の出産
早産とは、妊娠22週0日から36週6日までの間に出産することです。日本産科婦人科学会は、妊娠37週から41週までの出産を正期産、妊娠22週から36週までの出産を早産と説明しており、早産で生まれた赤ちゃんを早産児と呼んでいます[2]。国の人口動態統計でも、出生は「満37週未満(早期)」「満37〜41週(正期)」「満42週以上(過期)」の3つに分けて集計されています[1]。
「22週0日」「36週6日」という日単位の書き方には意味があります。妊娠週数は最終月経の初日を0週0日として数えるため、「36週6日」の翌日が「37週0日」です。36週6日に生まれた赤ちゃんは早産、その翌日の37週0日に生まれた赤ちゃんは正期産になります。1日違いで呼び名が変わるので、ご自身の週数を確かめるときは日数まで含めて確認してください。
早産の読み方と「妊娠何か月」にあたるか
早産は「そうざん」と読みます。妊娠月数でいうと、6か月の終わりごろから10か月の最初の週までにあたります。妊娠月数は4週ごとに区切られ、妊娠6か月が20〜23週、7か月が24〜27週、8か月が28〜31週、9か月が32〜35週、10か月が36〜39週です。
そのため、早産の期間は「妊娠6か月の22週」から始まり、「妊娠10か月に入った最初の週(36週)」で終わります。「9か月で生まれたら早産?」という疑問をよく見かけますが、9か月(32〜35週)での出産はすべて早産です。10か月に入っても、36週のうちは早産にあたります。月数は日常会話では便利ですが、医学的な区分は週数で決まるため、月数だけで判断しないようにしてください。
流産・早産・正期産・過期産の境目
妊娠の終わり方は、週数によって流産・早産・正期産・過期産の4つに分けられます。日本産科婦人科学会は、妊娠22週より前に終結した妊娠を流産と定義しています[3]。流産の中でも12週未満を早期流産、12週以降22週未満を後期流産と呼び、時期によって主な原因が異なります。流産の種類と時期ごとの特徴は流産の種類で詳しく解説しています。
📅 妊娠週数による出産の呼び方
| 区分(読み方) | 妊娠週数 | 妊娠月数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 流産(りゅうざん) | 22週未満 | 〜6か月の前半 | 赤ちゃんが母体の外で生きていくことが難しい時期の妊娠終結 |
| 早産(そうざん) | 22週0日〜36週6日 | 6か月の後半〜10か月の最初の週 | 週数が早いほど、生まれたあとに集中的な治療が必要になりやすい |
| 正期産(せいきさん) | 37週0日〜41週6日 | 10か月〜 | 出産に適した時期とされる |
| 過期産(かきさん) | 42週0日以降 | 11か月にあたる時期 | 予定日を大きく過ぎた出産 |
なぜ22週が流産と早産の境目なのか
22週が境目になっているのは、母体の外で赤ちゃんが育つ可能性があるかどうかを、未熟児医療の水準に合わせて線引きしてきたためです。わが国では、人工妊娠中絶を行える時期の基準が、1990年(平成2年)3月の厚生省通知で「通常妊娠満23週以前」から「通常妊娠満22週未満」に改められ、1991年(平成3年)1月1日から適用されました[4]。
この通知は、変更の理由として「最近における未熟児に対する医療水準の向上等により、妊娠満24週未満においても生育している事例がみられること」を挙げています[4]。つまり、22週という数字は医学的な事実だけで決まったものではなく、新生児医療の進歩に応じて見直されてきた社会的な取り決めでもあります。
同じ通知には、「妊娠満22週以降のすべての胎児が生育するという意味ではない」という注記も添えられています[4]。22週を過ぎれば早産として扱われますが、22〜23週で生まれた赤ちゃんの見通しは、後で紹介するように週数の進んだ早産とは大きく異なります。
早産の分け方:超早産から後期早産まで
早産は、生まれた週数によってさらに細かく分けられます。世界保健機関(WHO)は、37週を満了する前に生きて生まれることを早産とし、28週未満を超早産(extremely preterm)、28週から32週未満を極早産(very preterm)、32週から37週未満を中等度〜後期早産(moderate to late preterm)に分類しています[5]。WHOの国際的な定義には下限の週数がなく、日本が22週という下限を置いている点が異なります。
このうち34週0日から36週6日までに生まれた赤ちゃんは、後期早産児(late preterm infant)と呼ばれます[6]。見た目は正期産の赤ちゃんに近いこともありますが、体の働きはまだ未熟な部分があるため、医学的には別に扱われます。世界全体では2020年に約1,340万人、全出生の9.9%が早産で生まれたと推計されています[7]。
💡 用語解説:修正週数(しゅうせいしゅうすう)と修正月齢
早産で生まれた赤ちゃんの発育は、実際に生まれた日からの月齢ではなく、出産予定日を基準にした「修正月齢」で見るのが一般的です。たとえば予定日より2か月早く生まれた赤ちゃんは、生後4か月の時点で修正2か月として発達を評価します。生まれた日からの月齢だけで比べると、発達が遅れているように見えてしまうためです。
2. 「この週数で生まれたら早産?」境目のQ&A
早産かどうかは、妊娠22週0日から36週6日までに生まれたかどうかだけで決まります。ここでは、検索でよく調べられている週数ごとの疑問に順番に答えます。
22週は流産?早産?
妊娠22週0日以降の出産は早産です。21週6日までは流産にあたります。流産の定義は「妊娠22週より前に終結した妊娠」であり[3]、22週0日がちょうど早産の始まりになります。
ただし、22週で生まれた赤ちゃんは非常に未熟です。日本産科婦人科学会は22週の赤ちゃんの体重の目安を約500gとしています[2]。この時期の出産では、赤ちゃんに積極的な治療を行うかどうかを、ご家族と医療者が話し合って決めることもあります。12週から21週6日までに起こる後期流産の原因や治療は、妊娠中期の流産で詳しく扱っています。
34週・35週・36週で生まれたら早産?
34週・35週・36週での出産は、いずれも早産です。この時期の早産を後期早産と呼びます。後期早産児は34週0日から36週6日までに生まれた赤ちゃんを指し、正期産児より生理的にも代謝的にも未熟であることから、合併症や死亡のリスクが高い集団とされています[6]。
米国小児科学会の報告では、後期早産児は正期産児と比べて、呼吸の障害、体温が不安定になること、低血糖、黄疸、母乳やミルクをうまく飲めないことなどが多いと整理されています[6]。とはいえ、後期早産で生まれた赤ちゃんの多くは、短期間の観察や治療を経て元気に退院していきます。「早産だから必ず重い治療が必要」というわけではなく、週数に応じて必要な見守りが変わると考えてください。
37週0日からは正期産
37週0日以降の出産は正期産です。初産でも経産でも、この区分は同じです。正期産は37週0日から41週6日までを指し[2]、出産予定日(40週0日)の前後にあたります。37週に入ってからの出産を「予定日より早かったから早産」と呼ぶことはありません。
一方で、42週0日を過ぎると過期産になります[1]。出産予定日はあくまで目安で、実際に予定日ちょうどに生まれる赤ちゃんは多くありません。37週から41週の間であれば、どの日に生まれても医学的には正期産として扱われます。
体重が3,000gあっても早産?早産児と低出生体重児の違い
早産かどうかは生まれた週数で決まり、体重では決まりません。35週で3,000gを超えて生まれた赤ちゃんも、早産児です。体重で分ける区分としては、出生体重2,500g未満の赤ちゃんを低出生体重児といい、母子保健法では届出の対象とされています[8]。
この2つは別の物差しです。週数どおりに育った早産の赤ちゃんは、早産児であり低出生体重児でもあることが多くなります。一方、正期産で生まれても、お腹の中での発育がゆっくりだった赤ちゃんは、早産児ではないけれど低出生体重児、ということがあります。反対に、体格の大きな早産児は、体重が2,500gを超えていても早産児です。
体重が大きければ臓器も成熟している、とは限りません。肺の機能などは週数とともに成熟していくため、体重だけで赤ちゃんの状態を判断せず、週数とあわせて見ることが大切です。
💡 用語解説:低出生体重児(ていしゅっせいたいじゅうじ)
出生体重が2,500g未満の赤ちゃんのことです。さらに1,500g未満を極低出生体重児、1,000g未満を超低出生体重児と呼び分けます。週数で分ける「早産児」とは別の分類で、早産で生まれたことと、お腹の中での発育が小さかったことの両方が、低出生体重の原因になります。
3. 日本の早産の割合と、自然早産・人工早産
日本では、生まれる赤ちゃんのうち5.7%が早産です。およそ18人に1人の割合になります。令和5年(2023年)の人口動態統計では、満37週未満の出生が5.7%、満37〜41週が94.2%、満42週以上が0.1%でした[1]。日本産科婦人科学会も日本の早産の割合を5.7%とし、世界で最も少ない部類に入ると説明しています[2]。
世界全体の早産率は9.9%と推計されており[7]、日本の早産率は国際的に見て低い水準です。それでも、毎年生まれる赤ちゃんの約18人に1人が早産で生まれているので、決してまれな出来事ではありません。
早産は、どのようにして始まったかによって大きく2つに分けられます。
🩺 自然早産と人工早産の違い
| 種類 | どのように始まるか | 主なきっかけ |
|---|---|---|
| 自然早産 | 陣痛が自然に始まる、または破水して分娩に至る | 子宮内の感染、子宮頸管が短い、多胎、前期破水など |
| 人工早産(医学的適応による早産) | 母体や赤ちゃんを守るため、医師の判断で分娩を早める | 妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離、前置胎盤、胎児の状態の悪化など |
※人工早産の主な原因は日本産科婦人科学会[2]による。
海外の疫学研究をまとめた総説では、早産のうちおよそ40〜45%が自然な陣痛から、25〜30%が前期破水から、30〜35%が医学的な理由で分娩を早めたもの(人工早産)と報告されています[9]。割合は国や時代、医療体制によって変わるため、日本にそのまま当てはまるとは限りません。
人工早産は「早産させてしまった」ものではなく、妊娠を継続するよりも分娩したほうが母体または胎児のリスクを低減できると判断した結果です。妊娠を続けることが母体に重大な危険を及ぼす場合や、赤ちゃんがお腹の中で十分に育たなくなった場合には、週数が早くても分娩を選ぶことがあります[2]。
4. 早産は何週から助かる?週数別の赤ちゃんの見通し
日本では、NICU(新生児集中治療室)に入院した赤ちゃんのうち、24週で生まれた赤ちゃんの約8割、28週以降で生まれた赤ちゃんの9割台後半が、生きて退院しています。22〜23週で生まれた赤ちゃんの生存率も年々改善しています。ただし「何週なら絶対に大丈夫」という線はなく、週数が1週進むごとに見通しが少しずつよくなる、と考えるのが実態に近いです。
週数別の体重の目安と生存退院率
日本産科婦人科学会は、早産児の体重の目安を、妊娠22週で500g、26週で800g、30週で1,500g、34週で2,200gぐらいとしています[2]。そのうえで、日本の新生児医療は世界でもトップレベルにあり、早産児の多くが生存して退院できるようになっていると説明しています[2]。
週数ごとの生存率については、全国の主要なNICUが参加する新生児臨床研究ネットワーク(NRN Japan)のデータがあります。下の表は、2003年から2012年に参加施設のNICUに入院した出生体重1,500g以下の赤ちゃん(極低出生体重児)について、NICUを生きて退院した割合をまとめたものです[10]。
📊 在胎週数別:NICUに入院した赤ちゃんの生存退院率(日本)
| 生まれた週数 | 生存退院率 | 体重の目安 |
|---|---|---|
| 22週 | 41.0% | 約500g |
| 23週 | 69.0% | — |
| 24週 | 81.1% | — |
| 25週 | 87.8% | — |
| 26週 | 91.6% | 約800g |
| 27週 | 93.7% | — |
| 28週 | 95.8% | — |
| 29週 | 96.7% | — |
| 30週 | 97.0% | 約1,500g |
| 31週 | 97.2% | — |
※生存退院率はNRN Japan 2003〜2012年のデータ(NICUに入院した出生体重1,500g以下の赤ちゃん、死亡退院率から算出)[10]。体重の目安は日本産科婦人科学会[2]による。生まれたすべての赤ちゃんを対象にした数字ではなく、28週以降は体重1,500g以下という条件のため、発育が小さかった赤ちゃんに偏っています。
22〜23週の成績は、その後さらに改善しています。2015年から2021年に集中治療を受けてNICUに入院した赤ちゃんを11の国と地域で比べた国際研究では、日本の生存退院率は22週で64%、23週で80%でした[11]。同じ研究の各ネットワークの幅は22週で9〜64%、23週で16〜80%で、日本は最も高い水準でした[11]。
別の日本の研究でも、2012〜2014年に32週未満で生まれNICUに入院した赤ちゃん全体の生存率は96.5%で、22週の72.1%から31週の99.6%まで、週数が進むにつれて高くなっていました[12]。これらは集団全体の数字で、個々の赤ちゃんの見通しを示すものではありません。実際の見通しは、体重、お腹の中での発育、感染の有無、ステロイド投与の有無、生まれた施設などによって変わります。
34週がひとつの目安になる理由
赤ちゃんの肺を含む臓器の成熟は妊娠週数とともに進み、34週前後は早産の治療方針を考えるうえでのひとつの目安になっています。日本産科婦人科学会は、34週未満で生まれた赤ちゃんはNICUで呼吸(肺)や循環(心臓)、栄養のサポートを受けながら発育すると説明しています[2]。
肺が未熟だと、肺胞(はいほう)という空気の袋を膨らませておくための物質(肺サーファクタント)が足りず、呼吸が苦しくなります。そのため、34週未満で早産になりそうな場合には、お母さんに副腎皮質ステロイドを注射することがあります。お母さんに投与したステロイドは胎盤を通って赤ちゃんに届き、肺の成熟を促し、脳の出血を予防するといわれています[2]。
WHOの推奨でも、出生前のステロイド投与は妊娠24週から34週の間で、1週間以内に早産となる可能性が高く、母体に感染の兆候がなく、適切な分娩管理と新生児のケアが受けられる場合に行うものとされています[13]。34週以降の破水では、赤ちゃんの成熟を考え、あえて子宮収縮を抑える薬を使わずに、感染に注意しながら様子を見ることも多いとされています[2]。
💡 用語解説:NICU(新生児集中治療室)
NICUは、早産の赤ちゃんや病気をもって生まれた赤ちゃんに集中的な治療を行う病棟です。人工呼吸器や保育器を使って、呼吸・体温・栄養を管理します。状態が落ち着くと、GCU(新生児回復治療室)に移って退院の準備をすることが一般的です。早産が予想される場合は、NICUのある施設に事前に移って出産することがあります。
早く生まれるほど発達への影響が出やすい
早く生まれた赤ちゃんほど、成長したあとに運動や発達の面で支援が必要になる割合が高くなります。ただし、22〜23週で生まれて3歳まで生存した子どもの中にも、中等度〜重度の神経発達障害を認めない子どもがいます。NRN Japanのデータを分析した研究は、聴覚障害を除くすべての障害の割合が、生まれた週数と逆の関係にある(週数が少ないほど多い)と報告しています[14]。
同じネットワークの10年分のデータでは、3歳時点で評価できた子どもの脳性麻痺の割合は、22週生まれで22.4%、28週で8.6%、31週で3.1%と、週数とともに低くなっていました[10]。2012〜2014年に生まれた子どもを3歳まで追った研究では、中等度から重度の神経発達の障害がない子どもの割合は、22週で45.2%、23週で57.5%、31週で88.1%でした[12]。
これらの数字は、3歳時に評価を受けられた子どもを対象としたもので、評価の時期や方法によって値は変わります。また、障害の有無だけでなく、どの程度の支援が必要かは一人ひとり異なります。集団の割合から、ある赤ちゃんが将来どうなるかを決めることはできません。早産で生まれた赤ちゃんは、退院後も修正月齢に合わせて発達のフォローアップを受けるのが一般的です。
🩺 院長コラム【数字の「分母」を確かめてください】
早産の生存率は、インターネット上でさまざまな数字が紹介されています。けれども、同じ「生存率」でも、生まれたすべての赤ちゃんを分母にしたものか、NICUに入院した赤ちゃんだけを分母にしたものかで、値は大きく変わります。この記事の表も、NICUに入院した赤ちゃんの数字です。
統計の数字は、集団全体の傾向を知るためのものです。確率の数字は「誰を対象にしたものか」とセットで読むことが大切だと考えています。早産の見通しについても、分母と対象を確かめたうえで、目の前の赤ちゃんの状態は主治医の説明で確かめていただくのがよいと考えています。
5. 早産の原因となりやすい人(要点)
早産の原因には、子宮内の感染、子宮頸管が短いこと、多胎妊娠、妊娠中の病気などがあります。一方で、原因がはっきりしない早産も少なくありません。日本産科婦人科学会は、早産のリスクとなる要因として、これまでの病気(既往症)と現在の病気(現症)に分けて挙げています[2]。
ここでは主な原因の要点を紹介します。お腹の張りや子宮頸管の変化など、早産になりかかっている状態(切迫早産)の症状・診断・治療は、別の記事で詳しく解説しています。
子宮内感染・絨毛膜羊膜炎、前期破水
腟や子宮頸管の細菌が子宮内に入り込み、赤ちゃんを包む膜に炎症が起こると、子宮の収縮や破水が起こりやすくなります。この膜の炎症を絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)といいます。日本産科婦人科学会は、腟や子宮頸管・尿路などの感染症を早産のリスク要因として挙げています[2]。
陣痛が始まる前に卵膜が破れて羊水が流れ出る前期破水が起こると、腟の細菌が子宮内に入りやすくなるうえ、羊水が減って赤ちゃんが圧迫されるため、短期間で早産に至ることも多いとされています[2]。妊娠中期の破水の対応は妊娠中期に前期破水が起こった場合で解説しています。
子宮頸管が短い・子宮頸管無力症、子宮の形の異常
赤ちゃんの出口にあたる子宮頸管が妊娠中に短くなったり、開いてしまったりすると、早産のリスクが高くなります。子宮頸管が短いことは、日本産科婦人科学会が挙げる現在のリスク要因の一つです[2]。お腹の張りや出血がないまま頸管が静かに開いてしまう状態は、子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)と呼ばれます。頸管の長さと早産の関係は子宮頸管の記事で詳しく説明しています。
子宮頸部の手術も関係します。子宮頸がんの前段階の病変に対する円錐切除術などの治療を受けた方を調べたメタ解析では、早産の割合は治療を受けた群で10.7%、受けていない群で5.4%で、切除が深いほどリスクが高くなっていました[15]。また、生まれつき子宮の形に違いがある子宮の形の異常も、早産と関係することがあります。
子宮筋腫は早産の原因としてよく挙げられますが、近年の前向き研究では、年齢などの影響を調整すると、筋腫があることと早産の間に明らかな関連は認められませんでした[16]。筋腫の大きさや位置によって状況は異なるため、主治医の説明を確認してください。
多胎妊娠
双子や三つ子などの多胎妊娠は、早産の大きなリスク要因です。日本産科婦人科学会も、多胎(双子や三つ子)の妊娠を現在のリスク要因として挙げています[2]。子宮が早い時期から大きく引き伸ばされることや、妊娠高血圧症候群などの合併症が起こりやすいことが関係していると考えられています。
そのため、多胎妊娠では単胎よりも健診の間隔を短くし、子宮頸管の長さや赤ちゃんの発育をこまめに確認するのが一般的です。双子の妊娠がわかる時期や体の変化については、双子などの多胎妊娠の記事をご覧ください。
妊娠中の病気で早めの出産が必要になる場合(人工早産)
妊娠中に深刻な病気が起こり、妊娠を続けることが難しい場合には、早産を選ばざるを得ないことがあります。日本産科婦人科学会は、その例として妊娠高血圧症候群、前置胎盤、常位胎盤早期剥離を挙げています[2]。
妊娠高血圧症候群では、お母さんの血圧が上がり、腎臓や肝臓、脳などに負担がかかります。常位胎盤早期剥離は、赤ちゃんが生まれる前に胎盤が子宮の壁からはがれてしまう状態で、赤ちゃんへの酸素の供給が途絶えるおそれがあります。こうした場合、週数が早くても、母体・胎児の安全を優先して分娩を選択することがあります。また、糖尿病も既往症のリスク要因に含まれており[2]、妊娠糖尿病では血糖の管理が大切になります。
これまでの妊娠歴・体格・喫煙
以前に早産や後期の流産を経験したことは、次の妊娠での早産のリスク要因になります。日本産科婦人科学会は、早産、後期の流産、子宮の手術、自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス・関節リウマチ・抗リン脂質抗体症候群)、糖尿病、子宮内膜症・子宮腺筋症、元々のやせた体格を、既往のリスク要因として挙げています[2]。32研究をまとめたメタ解析では、自然早産を経験した方が次の妊娠でも37週未満で出産する割合は30%と推計されています[17]。
体格では、妊娠前にやせている方は早産のリスクがやや高く、メタ解析では標準体重の方と比べたリスク比が1.29と報告されています[18]。妊娠中の体重増加が少ないことも現在のリスク要因です[2]。体重の増え方の目安は妊娠中に体重が増えないで解説しています。
喫煙については、妊娠中期まで喫煙を続けた場合に早産のリスクが高まるという報告があり、妊娠中の喫煙に安全な量はないとされています[19]。年齢では、日本の周産期データベースを用いた研究で、45歳以上の自然妊娠で早産のリスクがわずかに高くなっていました[20]。たばこと赤ちゃんへの影響は妊娠中のタバコでまとめています。
6. 遺伝の視点:赤ちゃん側の要因と早産
早産の原因は、お母さんの側だけにあるとは限りません。赤ちゃんに染色体の変化や生まれつきの病気がある場合も、早産になる割合が高くなります。米国ミズーリ州の約68万件の単胎出産を調べた研究では、大きな先天異常がある赤ちゃんの11.5%が35週未満で生まれ、先天異常がない場合と比べて早産のリスクは約3.2倍でした[21]。複数の異常がある場合には、さらにリスクが高くなっていました[21]。
先天異常が早産と結びつく理由はいくつか考えられます。赤ちゃんの病気によって羊水が多くなりすぎる羊水過多(ようすいかた)が起こると、子宮が引き伸ばされて陣痛が起こりやすくなります。また、赤ちゃんがお腹の中で十分に育たない胎児発育不全や胎児の状態の悪化があると、お腹の中にいるより早く出産したほうがよいと判断され、人工早産になることもあります。先天異常の種類や原因については別の記事で詳しくまとめています。
染色体の病気の代表例が、18トリソミー(エドワーズ症候群)です。18トリソミーでは、妊娠後期に胎児発育不全が87%、羊水過多が62%にみられ、早産の頻度も35%と一般の集団より高いことが報告されています[22]。早産をきっかけに、赤ちゃんの染色体の病気がわかることもあります。
お母さん側の遺伝的な体質も、早産と関係しています。ノルウェーの出生登録を用いた研究では、自身が早産で生まれた女性は、第1子を早産する相対リスクが1.54倍でした[23]。米国ユタ州の200万人以上のデータを用いた研究では、妊娠期間の長さのばらつきのうち、遺伝で説明できる部分は狭い意味で13.3%、広い意味で24.5%と推定され、残りの多くは環境などの要因によるものでした[24]。
大規模なゲノム解析では、EBF1・EEFSEC・AGTR2という遺伝子の近くの配列の違いが自然早産と、WNT4という遺伝子の近くの違いが妊娠期間の長さと関連することが見つかっています[25]。ただし、一つひとつの影響は小さく、現時点で、遺伝子を調べて個人が早産になるかどうかを予測する方法は、臨床で使える段階にはありません。家族に早産が多いからといって、必ず早産になるわけではありません。
💡 用語解説:トリソミー
通常2本ずつある染色体が、1本多く3本になっている状態です。21番染色体が3本あるとダウン症候群(21トリソミー)、18番染色体が3本あると18トリソミーになります。多くは卵子や精子ができるときの染色体の分かれ方の誤り(染色体不分離)によって偶然起こり、母体年齢とともに頻度が上がることが知られています。
🩺 院長コラム【早産の原因は一つではありません】
早産の原因は多岐にわたり、妊婦さんの行動だけで説明できるものではありません。子宮内感染、子宮頸管の変化、多胎妊娠、妊娠合併症のほか、赤ちゃんの染色体の変化や先天異常が背景にあることもあり、詳しく調べても原因がはっきりしない場合もあります。
早産の原因を一つに決めつけず、母体側と胎児側の両方の要因を医学的に評価することが重要です。赤ちゃん側の要因が疑われる場合には、超音波検査や出生前検査などの情報が、分娩施設や出生後の診療体制を検討する材料になることがあります。
赤ちゃんの染色体の変化や先天異常を妊娠中に調べる方法には、NIPT(新型出生前診断)や超音波検査、羊水検査などがあり、それぞれわかることや時期が異なります。検査の種類と時期は胎児の障害はいつわかるで整理しています。
7. 早産の兆候と、すぐ受診すべき症状
お腹の張りや痛みが規則的に続く、出血がある、水っぽいおりものが流れ出る、といった症状は早産の兆候のことがあります。日本産科婦人科学会は、お腹のはりや痛み(子宮収縮)が規則的にあり、子宮の出口も開き始めるなど、早産の危険性がさし迫っている状態を切迫早産と説明しています[2]。
⚠️ かかりつけの産婦人科にすぐ連絡したい症状
・お腹の張りや痛みが、休んでも治まらず規則的に繰り返す
・性器からの出血がある、おりものに血が混じる
・水っぽいおりものが流れ出る、下着がぬれ続ける(破水の可能性)
・赤ちゃんの動き(胎動)がいつもより明らかに少ない
妊娠中期以降は、子宮が大きくなるにつれて、一時的にお腹が張ること自体はよくあります。横になって休むと治まり、回数も少ない張りであれば、多くは心配のないものです。一方、休んでも治まらない張りや、時間とともに間隔が短くなる痛みは、子宮収縮が強まっているサインのことがあります。張りの感じ方と受診の目安はお腹の張りの記事で詳しく解説しています。
出血は、少量でも自己判断せずに連絡してください。妊娠中期の出血には、子宮頸管の変化や胎盤の異常などさまざまな原因があります。原因と行動の目安は妊娠中期の出血にまとめています。
水っぽいおりものが続くときは、前期破水の可能性があります。破水すると感染が起こりやすくなるため、尿もれとの区別がつかなくても、早めに産婦人科へ連絡してください。夜間や休日でも、まず電話で症状を伝え、受診が必要かどうか指示を受けるのが確実です。
8. 早産を防ぐためにできること
すべての早産を防ぐ方法はありませんが、妊婦健診を欠かさず受けること、禁煙すること、体重を適切に管理すること、無理のない働き方をすることで、リスクを下げられる可能性があります。日本産科婦人科学会は、ご自分の状況を正確に理解し、妊娠する前から体調を整えておくこと(プレコンセプションケア)で早産のリスクを減らせる可能性があると説明しています[2]。
妊婦健診では、血圧や尿、赤ちゃんの発育に加えて、必要に応じて超音波で子宮頸管の長さを確認します。頸管が短くなっていることが早めにわかれば、既往歴や妊娠週数などを踏まえて必要な治療方針の検討につなげることができます。過去の妊娠で子宮頸管無力症と診断された方では、妊娠12週すぎに子宮頸管をしばっておく手術(予防的子宮頸管縫縮術)で、流産や早産を防げる可能性があるとされています[2]。
妊娠中の運動については、正常体重の妊婦を対象とした無作為化比較試験をまとめたメタ解析で、運動をした群と運動をしなかった群の早産の割合は4.5%と4.4%で、差はありませんでした[26]。適度な運動は、医師から安静を指示されていなければ控える必要はありません。
仕事は続けてかまいませんが、重労働や長時間労働、ストレスのかかる仕事は早産のリスクを高めることが分かっています[2]。仕事中によくお腹が張るときは、主治医や職場に相談してください。勤務の軽減や休業が必要な場合には、厚生労働省の母性健康管理指導事項連絡カードを使って、医師の指導内容を職場に伝えることができます[27]。
歯周病は早産との関連が指摘されてきましたが、妊娠中に歯周病を治療しても早産が明らかに減るかどうかはわかっていません[28]。歯ぐきの健康はお母さん自身のために大切なので、気になる症状があれば歯科を受診してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 早産は何週からなら大丈夫ですか?
「何週なら必ず大丈夫」という線はありませんが、週数が進むほど見通しはよくなります。日本のデータでは、NICUに入院した赤ちゃんの生存退院率は24週で約8割、28週以降で9割台後半です。赤ちゃんの肺や脳の機能が成熟するのは34週ごろといわれており、34週以降は集中的な治療が必要になる割合がさらに下がります。
Q2. 妊娠9か月で生まれたら早産ですか?
はい、早産です。妊娠9か月は32〜35週にあたり、すべて早産の期間に含まれます。妊娠10か月に入っても、36週6日までは早産で、37週0日からが正期産です。
Q3. 早産は何人に1人の割合ですか?
日本では全出生の5.7%が早産で、およそ18人に1人の割合です(令和5年人口動態統計)。世界全体の早産率は9.9%と推計されており、日本は低い水準にあります。
Q4. 切迫早産と早産の違いは何ですか?
早産は、実際に22週0日から36週6日までに生まれたことを指します。切迫早産は、まだ生まれてはいないものの、規則的なお腹の張りや子宮頸管の変化があり、早産の危険がさし迫っている状態のことです。切迫早産と診断されても、治療によって正期産まで妊娠を続けられることもあります。
Q5. 動きすぎると早産になりますか?
通常の家事や適度な運動で早産が増えるという根拠はありません。正常体重の妊婦を対象とした研究のまとめでは、運動をした群としなかった群で早産の割合に差はありませんでした。ただし、重労働や長時間労働は早産のリスクを高めるとされており、医師から安静を指示されている場合は指示に従ってください。
Q6. 早産は遺伝しますか?
早産のなりやすさには遺伝的な体質も関係しており、自身が早産で生まれた女性はやや早産しやすいという報告があります。ただし、遺伝で説明できる部分は一部で、環境などの要因のほうが大きいと推定されています。現時点で、遺伝子を調べて個人の早産を予測する方法は臨床では確立していません。
まとめ
早産とは、妊娠22週0日から36週6日までの出産のことです。22週より前は流産、37週0日からは正期産、42週0日以降は過期産と呼び分けられ、早産かどうかは体重ではなく生まれた週数で決まります[2][1]。日本の早産率は5.7%で、世界的に見て低い水準です[1]。
早産で生まれた赤ちゃんの見通しは週数によって大きく変わり、集団データでは、在胎週数が進むほど生存率が高くなり、神経発達障害の割合が低くなる傾向があります[10][14]。原因には、子宮内の感染や子宮頸管の変化、多胎、妊娠中の病気、赤ちゃん側の染色体の変化や先天異常などがあり、原因がはっきりしないことも少なくありません。規則的なお腹の張りや出血、水っぽいおりものがあるときは、早めにかかりつけの産婦人科へ連絡してください。切迫早産の症状や治療については切迫早産とはで詳しく解説しています。
🧬 赤ちゃんの染色体を妊娠中に調べたい方へ
ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が常駐する遺伝医療の専門クリニックです。NIPT(新型出生前診断)では、お母さんの血液から赤ちゃんの染色体の変化を調べます。検査の前後には臨床遺伝専門医が結果の意味や次の選択肢を説明し、陽性の場合の確定検査まで院内で対応しています。
参考文献
- [1] 令和5年(2023)人口動態統計(報告書)第4章 出生. 厚生労働省. [厚生労働省]
- [2] 早産・切迫早産. 公益社団法人 日本産科婦人科学会. [日本産科婦人科学会]
- [3] 流産・切迫流産. 公益社団法人 日本産科婦人科学会. [日本産科婦人科学会]
- [4] 優生保護法により人工妊娠中絶を実施する時期の基準の変更について(平成2年3月20日 健医精発第12号). 厚生省保健医療局精神保健課長通知. [厚生労働省 法令等データベース]
- [5] Preterm birth (Fact sheet). World Health Organization. [WHO]
- [6] “Late-preterm” infants: a population at risk. Pediatrics. 2007;120(6):1390-1401. [PubMed 18055691]
- [7] National, regional, and global estimates of preterm birth in 2020, with trends from 2010: a systematic analysis. Lancet. 2023;402(10409):1261-1271. [PubMed 37805217]
- [8] 母子保健法 第18条(低体重児の届出). [母子保健法]
- [9] Epidemiology and causes of preterm birth. Lancet. 2008;371(9606):75-84. [PubMed 18177778]
- [10] 新生児臨床研究ネットワーク・データベース(極低出生体重児)から得られたエビデンス(2003-2012)Vol 1(2021改訂版). 新生児臨床研究ネットワーク(NRN Japan). [NRN Japan]
- [11] Outcomes of Preterm Infants Born at 22 to 23 Weeks’ Gestation in 11 International Neonatal Networks. JAMA Pediatr. 2025;179(11):1183-1193. [PubMed 40853670]
- [12] Neurodevelopmental outcomes at age 3 years of preterm infants born at 22–31 weeks’ gestation. J Perinatol. 2025;45:1558-1567. [DOI 10.1038/s41372-025-02268-3]
- [13] WHO recommendations on antenatal corticosteroids for improving preterm birth outcomes. World Health Organization; 2022. [NCBI Bookshelf]
- [14] Neurodevelopmental outcomes of very low birth weight infants in the Neonatal Research Network of Japan: importance of neonatal intensive care unit graduate follow-up. Clin Exp Pediatr. 2021;64(7):313-321. [PubMed 33171036]
- [15] Adverse obstetric outcomes after local treatment for cervical preinvasive and early invasive disease according to cone depth: systematic review and meta-analysis. BMJ. 2016;354:i3633. [DOI 10.1136/bmj.i3633]
- [16] Sundermann AC, Aldridge TD, Hartmann KE, et al. Uterine fibroids and risk of preterm birth by clinical subtypes: a prospective cohort study. BMC Pregnancy Childbirth. 2021;21(1):560. [DOI 10.1186/s12884-021-03968-2]
- [17] Risk of recurrent spontaneous preterm birth: a systematic review and meta-analysis. BMJ Open. 2017;7(6):e015402. [PubMed 28679674]
- [18] Maternal underweight and the risk of preterm birth and low birth weight: a systematic review and meta-analyses. Int J Epidemiol. 2011;40(1):65-101. [PubMed 21097954]
- [19] Stock SJ, Bauld L. Maternal smoking and preterm birth: An unresolved health challenge. PLoS Med. 2020;17(9):e1003386. [DOI 10.1371/journal.pmed.1003386]
- [20] Association between very advanced maternal age and adverse pregnancy outcomes: a cross sectional Japanese study. BMC Pregnancy Childbirth. 2017;17:349. [DOI 10.1186/s12884-017-1540-0]
- [21] Preterm birth in pregnancies complicated by major congenital malformations: a population-based study. Am J Obstet Gynecol. 2008;199(3):287.e1-8. [PubMed 18771986]
- [22] The trisomy 18 syndrome. Orphanet J Rare Dis. 2012;7:81. [PubMed 23088440]
- [23] Familial patterns of preterm delivery: maternal and fetal contributions. Am J Epidemiol. 2008. [PubMed 18048376]
- [24] The heritability of gestational age in a two-million member cohort: implications for spontaneous preterm birth. Hum Genet. 2015;134:803-808. [DOI 10.1007/s00439-015-1558-1]
- [25] Genetic Associations with Gestational Duration and Spontaneous Preterm Birth. N Engl J Med. 2017. [PubMed 28877031]
- [26] Exercise during pregnancy in normal-weight women and risk of preterm birth: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Am J Obstet Gynecol. 2016;215(5):561-571. [DOI 10.1016/j.ajog.2016.06.014]
- [27] 母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)について. 厚生労働省 妊娠・出産をサポートする女性にやさしい職場づくりナビ. [厚生労働省]
- [28] Treating periodontal disease for preventing adverse birth outcomes in pregnant women. Cochrane Database Syst Rev. 2017;CD005297. [PubMed 28605006]





