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産休でもらって嬉しいプレゼントは何?ギフトの選び方とおすすめランキングTOP5

女性にプレゼントをする際、どんなシーンでどんなお相手に対しても心遣いは大切です。相手が妊婦さんであれば、いつも以上に気をつけて選ぶ必要があります。

「出産を控え、そろそろ産休に入る職場の同僚や先輩、後輩へプレゼントを贈りたい」

妊娠中の身体の変化を乗り越え、これまで仕事を共に頑張ってきた女性がいよいよ産休に入るとき、応援の気持ちも込めて気の利いたプレゼントを贈りたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

これから命懸けの出産に挑む妊婦さんは、心身が不安定な場合もあります。何を贈っても喜んでもらえるはずですが、心から喜んでもらえるものを選びたいものです。

この記事では、産休ギフトの選び方とおすすめプレゼントランキングTOP5をご紹介します。最後に自分が産休に入るときのマナーや、あいさつで贈りたいプチギフトについてもご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

産休ギフトの選び方

プレゼント

通常、プレゼントを贈るのは誕生日や記念日、お世話になった方へのお礼などです。そのような場合は、相手の好みや自分との関係性、流行などを意識しつつ贈るものを選びます。

しかし、妊婦さんに産休ギフトを贈る際は、出産への不安やライフスタイルの変化に敏感になっていることなども考慮して選ぶ必要があります。きちんとマナーを守り、ポイントを押さえておくと、これから産休に入る方にも喜んでもらえるでしょう。

ここでは、産休ギフトの選び方についてご紹介します。

気兼ねなく受け取れる金額に抑える

産休ギフトの相場は、3千円から5千円です。これから出産を控える妊婦さんに高価なプレゼントを贈ってしまうと、お返しのことが気になって心の負担になってしまうこともあります。

産休前には、同僚や先輩、後輩など複数の相手からプレゼントをもらうことも多いはず。妊婦さんは出産を終えて落ち着いた頃にそれぞれお返しをすることになります。

慣れない子育てに加えて、最初はベビー用品なども揃えなくてはいけません。出費がかさむ時期でもありますので、お返しが負担にならないくらいのものを選ぶようにしましょう。

複数人で贈る場合は、合計で5千円程度のものが妥当です。1人分の負担額が千円程度になるように調整してもよいでしょう。

妊婦さんに不向きな嗜好品は避ける

妊婦さんの中には、妊娠中期を過ぎてもつわりが治らない方や、嗜好が変化する方もいます。とくに匂いが強いものは、それが原因でつわりを起こしたり、ひどくなったりすることも。

塩分や糖分が多く含まれる食べ物や飲み物にも注意が必要です。妊娠中は普段よりも高血糖や高血圧になりやすくなります。飲食物を贈るのであれば、事前に贈っても大丈夫かどうか確認しておくとよいでしょう。

時折、産後に飲めると思ってお酒を贈る方もいるようですが、産後も授乳などですぐには飲めません。リクエストされた場合以外は、アルコール類のプレゼントはやめておくことをおすすめします。

また、妊娠中はホルモンの関係で肌が敏感になり、肌トラブルに悩まされる方も多いです。肌につけるものを検討している方は、香りや配合成分に気をつけるようにしましょう。

妊婦さんのプレッシャーになるようなものは避ける

安産祈願のお守りや、ベビー服などの赤ちゃん用のアイテムは、これから産休を迎える妊婦さんには不向きです。なぜなら、妊婦さんは「無事に元気な子どもが産まれてくるかな」と不安な気持ちを抱えていることも多く、そのようなアイテムを贈られると、プレッシャーに感じてしまうこともあるからです。

ベビー用品はすぐに使ってもらえるため、出産祝いとしては喜ばれることも多いですが、産休祝いとして贈るのは避けた方がよいでしょう。

そもそも産休ギフトは、産休に入る妊婦さんへの労りや感謝の気持ちを込めて贈るものです。出産後は赤ちゃんへの贈り物を受け取ることが多いでしょうから、産休ギフトでは妊婦さん自身が使えるものを選ぶと喜んでもらえるでしょう。

グループでメッセージをつけて贈ると嬉しさ倍増!

今まで一緒に仕事をしてきた仲間が、これから出産という大仕事を迎える前に贈る産休ギフト。

数人で費用を出し合って贈る機会もあるでしょう。そのようなときは、不安な妊婦さんの緊張を和らげたり元気づけたりするようなメッセージを、プレゼントに添えてみるのもよいかもしれません。

以下は、産休祝いに添えるメッセージのポイントです。

  • お祝いの気持ちを伝える
  • 妊婦さんの体調を気遣う
  • 性別などのセンシティブな内容は避ける
  • プレッシャーをかけるような激励の言葉は避ける
  • 産休、育休後に戻ってくる場所があることを一言添える

あらためてお祝いのメッセージを書くとなると、何を書いたらよいのか悩んでしまいますが、上記のポイントをおさえておくと安心です。

産休に入る方へのおすすめプレゼントランキングTOP5

プレゼントでもらったお菓子とハンカチ

ここから、産休に入る方へのおすすめのプレゼントをランキング形式で5つご紹介します。

どれも実際に産休ギフトとしてもらって嬉しかったと評判のアイテムばかりですので、産休に入る多くの妊婦さんに喜ばれるでしょう。

【1位】ノンカフェインのお茶

妊娠中は体が冷えないように気を使っている妊婦さんも多く、温かい飲み物のセットなどが喜ばれます。しかし、コーヒーや紅茶などはカフェインが入っているため、妊婦さんには不向きです。

妊娠中にカフェインを摂取しすぎると、流産の原因になったり、胎児の成長に悪影響を及ぼしたり、低体重になったりする可能性もあります。

最近は、妊婦さんも安心して美味しく飲めるノンカフェインのお茶やコーヒー、紅茶も数多く販売されています。可愛いデザインのものも多いので、妊婦さんの自宅でのリラックスタイムをより心地よくしてくれるでしょう。

【2位】大きめバッグ

出産後もマザーズバッグとして使えるような多機能で大きめのバッグは、その役目を終えた後ちょっとした旅行や仕事にも使えるので、産休ギフトにおすすめです。

明らかにマザーズバッグとはわからないおしゃれなデザインのものなら、出産へのプレッシャーをかけることもないので、プレゼントしても喜んでもらえるでしょう。

複数人で贈る場合は、それにプラスしておむつバッグとして使えるくらいの大きさのポーチを添えてみてもいいかもしれません。もちろん、赤ちゃんが生まれてから使うことを想定して贈るのはNGですが、適当なおむつバッグがない場合に代用できるので出産後に役立つ可能性があります。

【3位】ブランケット

ブランケットは、産休ギフトの定番ともいえる代表的なアイテムです。

妊娠中の冷え対策としても優秀ですし、産後も赤ちゃんのお昼寝用として使用できます。肌が敏感になりやすい妊婦さんも使いやすいように、肌触りのよいものを選ぶようにしましょう。

最近では、名入れのサービスを行っているお店もあります。特別感も演出できる上に記念にもなるので、秋から冬の寒い季節に産休へ入る方へのプレゼントとしておすすめです。乾燥が気になる季節に備えて、ハンドクリームなどとのセットギフトも喜ばれます。

他にも、タオルなども使用頻度が高く夏のクーラー対策になるので、季節によって選びわけるとよいでしょう。

【4位】妊娠線予防クリーム

産休ギフトは妊婦さん自身が使えるものを贈るのがポイントです。

妊娠中のお悩みとして非常に多い妊娠線。専用の予防クリームで保湿することで跡が残るのを予防できるので、産休に入ってお腹がぐんぐん大きくなる前に贈るのがおすすめです。

オーガニック、無添加処方の妊娠線予防クリームは、妊娠中のデリケートなお肌でも安心して使用できます。美容成分が配合されたものや、無香料のものもあります。

肌悩みにあわせたクリームを贈るためにも、事前に相手の好みや肌の調子を聞いておくのもよいでしょう。

【5位】電気鍋

自分ではなかなか買わないものも、産休ギフトで贈ると喜ばれるものの一つです。少し高額になるので、複数人から贈るのにおすすめなのが、電気鍋です。

電気鍋は、煮る、焼く、揚げる、蒸すなどのさまざまな調理法ができる上に、火を使用しないので安全に使用できます。産前はもちろん、出産後はさらに忙しくなりますので、料理中にその場を離れても平気な電気鍋はきっと重宝するでしょう。

自分が産休に入るときはどうする?

産休に入る女性

会社の同僚や先輩などはもちろん、自分が産休に入ることもあるでしょう。そのようなときは、産休に入る前に社内や社外の方に、産休に入ることを伝えるためにご挨拶をしておく必要があります。

産休は、妊婦さんにとって出産やその後の準備をする大切な休暇です。しかし、職場から離れるということは、業務に穴をあけることになりますので、職場だけでなく取引先にもきちんと産休に入ることを伝えておきましょう。

また、その際はお菓子などを持参し、話のきっかけをつくるとスムーズに挨拶ができます。内容は、賞味期限の長いものや小分け包装になっているものがおすすめで、感謝の気持ちが書かれたものなども便利でしょう。

おしゃれなパッケージで紅茶やコーヒー、クッキーなどが数包入ったプチギフトは、仕事の合間のブレイクタイムにも喜ばれそうです。

まとめ

産休ギフトの選び方とおすすめプレゼントランキングTOP5をご紹介しました。

産休ギフトは出産に対してではなく、日頃の感謝や産休まで仕事を頑張ってきたことに対するプレゼントです。産休中は自宅で過ごす時間が圧倒的に多くなりますので、家の中で楽しめるものや身につけられるものが喜ばれます。

産休前のプレゼントは、妊娠中ということもあって通常の贈り物よりも気を使うこともあります。しかし、今回ご紹介した選び方を抑えておけば、きっと喜んでもらえるでしょう。

この記事を参考に、妊婦さんの不安定な体調や気持ちに寄り添い、心のこもったプレゼントをしてください。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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