中絶費用の相場は?初期と中期の違いや分割支払いについても紹介

妊娠かな

望まない妊娠をしてしまった方の中に中絶手術の費用や支払い方法についてもお悩みを抱えてはいませんか?「高額なので分割で支払えたらいいのに」「保険適用はされるのか?」など年齢やお立場によって違いはあれ、費用面でお困りになっている方がたくさんいるでしょう。

パートナーと分割で支払いできれば一番ですが、それもできずに一人で悩みを抱えてしまうと医院への診察が遅れてしまい費用面だけではなく母体への負担も大きくなってしまいます

そこでこの記事では、中絶手術の費用についてお悩みに回答できるような内容にしました。保険適用について、費用の相場、地域による格差について掲載しております。もし、あなたが人工妊娠中絶手術の費用についてわからない点があれば是非参考にしていただけると有難いです。

中絶手術の費用は保険が適用されるのか?

原則として人工妊娠中絶手術に保険適用はされません。なぜなら日本では保険が適用となるのは病気とケガだけになっているからです。妊娠は自然の摂理のため病気とケガには当たりません。そのため妊娠に関する費用はすべて自己負担となってしまいます。

しかしながら人工妊娠中絶手術で保険適用される例があります。以下の三つですのでご覧ください。

1つ目は、超音波検査によって子宮内で発育が停止(流産)していると診断された稽留流産(けいりゅうりゅうざん)の場合。
2つ目は、妊娠の継続が母体の生命を脅かすおそれがあると判断された時です。医師が中絶処置の必要性があると判断したときのみとなります。
3つ目は、妊娠12週以降の中期中絶をする場合です。初期中絶手術と違って妊娠週が進めば進むほど母体への負担が大きくなるからです。健康保険に加入している人は「出産育児一時金」の支給対象となります。

ただ、税金の支払いの際に恩恵を受けられるかもしれません。なぜなら自由診療は税金の控除対象です。人工妊娠中絶は母体保護法に基づいて医師が行った自由診療に当たるため中絶手術の費用は控除の対象となります。確定申告を自分で行えば税金が安くなりますし、額によっては給料から引かれていた分が戻ってくるかもしれませんので必ず領収書をもらっておきましょう。

妊娠12週目までの初期中絶手術費用の相場は?

妊婦さん

初期の中絶手術の費用は週数によって変わりますがおおよそ11万円から20万円くらいです。中絶処置ができるのは妊娠5週目から6週目からとなります。妊娠週数、胎嚢、子宮頚管の状態や子宮の大きさなどによっても中絶手術の費用が変わってくるので必ず産婦人科の医院に通院して医師の診断を受けてから費用を確認してください。初期の中絶手術の場合、掻爬法(ソウハ法)か吸引法とありますが術式でも料金が変わってくきます。さらに詳しくお知りになりたい場合はこちらのページに記載されています。

関連記事:中絶手術(初期)の費用とやり方、当日の流れと術後について

中絶前の費用として約15000円から20000円ほどかかります。超音波検査や問診、血液検査などを行い母体の状態や中絶をできる状態であるかどうかを調べるための費用です。このときに中絶同意書や未成年者は両親の承諾書が必要となります。他にも初診料が発生するクリニックがあります。3000円から5000円が相場です。検査費用込みで約2万円かかるクリニックもあるので来院前に確認しておきましょう。

妊娠12週目以降の中期中絶手術費用の相場は?

12週目以降の中絶手術は中期中絶と呼ばれて費用も初期と比べて高額です。おおよそ40万円くらいかかりますが、出産一時金の対象となるため初期中絶の手術ほど負担がかからないケースもあります。中期中絶手術の費用についてはこちらのページに詳しく記載されているので参考にしてください。

関連記事:中絶手術(中期)の費用とやり方、当日の流れと術後について

東京都の中絶費用の相場

中絶手術の費用は地域によって格差が生じているかもしれません。そこで中絶手術を請け負っている医院が最も多い東京都ではどれくらいかかるのか調べてみました。妊娠12週目までの初期妊娠の場合、8万円とかなり安い医院もありますが、術前の検査、診察料、術後の診察料は別です。少なく見積もっても約2万円程度はプラスになるでしょう。クリニックによっては手術費用よ別に麻酔費用もかかる場合があります。全部込みで11万円からで済む医院が格安といえるでしょう。

都内の中絶手術費用の相場については下の記事にまとめています。

関連記事:東京都中絶クリニックなび|妊娠初期・中期中絶実施病院費用週数など詳細比較

注意してほしいのが東京都で12週目以降の中絶手術をする場合、入院しなくてはいけない点です。なぜなら東京都は医師会が中期中絶は入院でないと行ってはならないと決めているからです。ご都合で入院はどうしてもできない方は、神奈川県や埼玉県のクリニックに相談するのも一つの手です。妊娠週数次第によっては日帰りで中期中絶手術を受け付けているクリニックもありますので確認した上で来院してみましょう。

神奈川県の中絶費用の相場

東京都のお隣である神奈川県の中絶手術費用の相場はどうなっているのでしょう。妊娠12週目までの価格だけを見れば7万9千円の医院がありますが、その額で可能なのは妊娠5週目までです。それ以降だと費用は値上がりしていきます。7週目から9週目だと11万から13万円が多く東京都とほとんど変わりません。12週目までの費用も15万円から20万円なので同じと言っていいでしょう。

中期の中絶手術費用も東京と横浜川崎といった神奈川県に大きな差はありません。40万円から50万円がおおよそ相場となっています。もちろん出産一時金の対象なのでぜひ活用して金銭面の負担を少しでも軽くしてください。

神奈川県内の中絶手術の費用についてはこちらのページで詳細を確認してください。きっと医院選びの参考になると思います。

関連記事:神奈川県横浜中絶クリニックなび|妊娠初期・中期中絶実施病院費用週数など詳細比較

中絶費用は分割支払いできるの?

つわり

中絶手術の費用は原則現金払いです。医院によってはクレジットカード払いに対応しているところがあるので事前に問い合わせてみるのもいいでしょう。

ただ、費用については「診察受けてからでないとお答えできません」というところもあります。しかし、問い合わせに対して回答しないのは医業広告ガイドライン違反です。このガイドラインでは自由診療の費用について問い合わせがあった場合は回答しなければいけないとなっています。

支払い方法についても同様ですので、もし回答しない場合は「答えてくれないと違反になると厚生労働省のサイトで見つけたのですが」と食い下がってみましょう。そうしたらきちんと回答してくれます。それでも拒否する医院がありますので、その場合は保健所に通報しても構いません。

関連ページ(外部サイト):医療法における病院等の広告規制について

中絶費用が支払いできない場合は?

現状では、行政や民間団体の支援がないためクレジットカード払いができる医院で分割払いをするしかありません。中絶手術の費用が最大何回払いできるかはカード会社によって変わってきますので支払いの前に問い合わせをしておきましょう。

もし、つわりや体調不良で4日以上勤務できなかった場合は加入している保険によりますが傷病手当金が支給される場合があります。ご自分の加入している保険が適用されるのか確認しておくのもいいかもしれません。但し、国民健康保険加入者と専業主婦は対象外ですのでお気を付けください。

しかし、上述したように妊娠に関する費用は原則すべて自己負担です。望まない妊娠をしてしまっても10万円単位の費用がかかってしまいます。経済的に困窮して生活が苦しい人はすぐに用意できる金額ではありません。ようやくクレジットカードで支払いできるようになりましたが、ローンなど他にも分割で支払いできるようになれば、思わぬ妊娠でどうしても中絶手術を選択せざるを得ない方の負担が軽くなると思います。そうした制度と支援ができるようになってほしいものです。

中絶手術を受ける場合はできるだけ早めの決断が重要

ここまで中絶手術の費用について詳しく説明していきました。どんな理由であれ、中絶手術を受けるのであれば早めに決断するのが大切です。理由は、先述したように母体と費用面の負担が12週目までの初期中絶と12週目以降の中絶手術だと大きく変わってくるからです。

中期中絶ででも妊娠週数が進めば進むほど手術したとき母体への負担が大きくなり、危険な状態になる可能性があります。日本の法律では21週目6日までしか中絶手術を受けることができないため、費用面や体調を考慮した上で判断をしてください。

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