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結婚相手の選び方のポイントとおすすめのブライダルチェックを紹介

大切な人との結婚はとても素敵なものですが「どんな相手が自分に合うのかわからない」「結婚相手はどんなふうに選べばいいんだろう?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

恋人として付き合うのと、結婚相手として長く一緒に暮らしていくのでは、大きな違いがあります。

だからこそ、結婚相手の選び方に慎重になったり、わからなくて悩んでしまったりもあるでしょう。

この記事では結婚相手の選び方のポイントや、結婚を決めた時にしておきたい「遺伝性疾患キャリアスクリーニングパネル検査(保因者診断)」などについて詳しく解説していきます。

素敵な結婚相手を見つけて、自分が理想とする結婚がしたいとお考えの方はぜひ記事を参考にしてみてください。

結婚相手が自分に合っているのかわからない人は多い

考える女性
結婚したいと思った時や結婚相手を探している時に「どんな結婚相手の男性が自分に合っているのかわからない」と思って不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は多くの方が「この人と結婚するのかな」という結婚の予感がないまま付き合って、結婚まで至っているようです。

2015年6月28日に560人の既婚者を対象に行われたインターネットアンケートでは初めて結婚相手に出会った時に結婚する予感があった人は約42%という結果になりました。

結婚相手と初めて会った時にピンときていない人は6割と、半数以上の人はその人が自分に合っているのかどうかわからない状態のまま付き合って、その後で結婚しているということがわかります。

結婚相手と恋人の選び方は違う

幸せ
結婚相手の選び方がわからない、自分と合っているのかわからないという場合でも結婚できるということがわかりましたが、「結婚で後悔したくない」と思っている方も多いでしょう。

プレジデントウーマンが日本全国の30~59歳の既婚女性500人を対象に行った調査では「 Q.今の夫と結婚したことを後悔したことはありますか?」という質問に対し、下記のような結果が出ています。

  • はい…53.8%
  • いいえ…46.2%

既婚女性のうち半数以上の女性は今の旦那さんと結婚したことを後悔したことがあると回答しており、単純な計算でも2人に1人は結婚に後悔しているということになります。

もちろん、後悔したことがあるからといって、すべての女性が今の結婚生活に嫌気が差していると考えているわけではないかもしれませんが、できることなら後悔することなく、幸せな結婚がしたいと思うものです。

恋人関係から発展して結婚という人は非常に多いと思いますが、注意したいのは恋人と結婚相手では選び方が異なっているという点です。

恋人の選び方

恋人を選ぶ際に重視されると言われているのが「相手のことを好きだと思う気持ち、楽しいと思う気持ち」などの恋愛感情です。

恋人期間を結婚までの準備期間と考える方もいますが、恋人関係ではワクワク感やドキドキ感、内面よりも外見が重視されやすいようです。

結婚の場合、結婚してから長く続いていく将来の生活を想像することになりますが、恋人の場合は目の前の日々を充実させることに目が向けられます。

結婚相手の選び方

近い将来に目が向けられがちだった恋人関係に比べ、結婚相手の場合はそれよりももっと長く先を見据えて考える必要があります。

「かっこいい人と付き合いたい」「かわいい人がいい」女性も男性も、やはり自分が好みの外見の人と付き合うことができれば一番かもしれませんが、結婚の場合は「一生涯連れ添って生きていく」ことを前提としているので外見を判断基準にすることは少なくなります。

それよりももっと「これからずっと一緒にいて、居心地良く過ごせるだろうか」「尊敬し合えるだろうか」「生活していくための経済力は十分か」など、より現実的な視点で相手を選ぶことになります。

また、子どもを持ちたいと考えているのであれば、子どもについての考え方が共通しているかどうかも重要です。

いくら自分が子どもが好きでも、パートナーが「子どもが苦手で、できればつくりたくない」と考えているのであれば、それは結婚してから大きな障害となってしまうかもしれません。

結婚相手の選び方のポイント

ポイント
仲のいい友達や同僚が結婚しているのを見て「自分も結婚したいな」と結婚を意識する方も多いようです。

ここからは結婚相手の選び方のポイントをご紹介していきます。

すでに結婚相手の候補がいるという方も、これから結婚相手を探したいという人もぜひ参考にしてみてください。

自分が重視したいところをはっきりさせる

まず大切なのは、自分の考えです。結婚は一人だけでなく、自分と相手の二人がいてこそ成り立つもの。

自分はどんな部分を重視したいのか、はっきりさせましょう。人によって、結婚や結婚した後の生活で求めているものは異なります。

結婚生活に求めるもの、結婚相手に望むものを自分の中で明確にしなければ軸がぶれてしまうことになるため、最初に自分の中で考えをはっきりさせることから始めましょう。

価値観は合うか

恋人関係であれば、多少の価値観のずれも気にならないかもしれません。しかし、結婚するとなれば基本的には同じ家に暮らし、長い時間を一緒に過ごすことになります。

価値観が大きく異なっていると、それがやがて大きなストレスとなってしまうケースもあります。逆に言えば、アクティブな性格の人とインドアが好きな性格の人など、一見正反対の性格のように見えても価値観さえ合っていれば上手くいくというケースも少なくありません。

「性格の不一致」は離婚理由の上位を占めています。どんなに外見が自分のタイプであったとしても、価値観の違いから一緒に過ごすことにすらストレスを感じてしまうようであれば、結婚相手として選ぶのはかなり慎重になったほうがいいでしょう。

ただし、価値観の違いを認めてお互いに受け入れることができるのであれば、異なる価値観の相手ともストレスなく生活できることもあるかもしれません。

一緒に暮らす前提で考える

結婚の形はそれぞれの夫婦で異なります。一般的には同じ家で暮らすことが多いですが、別居婚という言葉もある通り、結婚してからお互い仕事をして、別々の場所で暮らすという選択をする夫婦もいます。

ただ、結婚相手を選ぶ際には、一緒に暮らす前提で考えるのがいいでしょう。

これからずっと一緒に暮らしていくことを考えた時に「恋人同士の時はいいけど、結婚して同じ家で一緒に暮らしていくのは大変そう。苦労しそう」と思うのであれば、結婚を決断するのに不安が残ります。

それでもどうしてもその人と結婚したいと考えるのであれば、一緒に暮らすうえでどのような工夫をすればお互いが快適に暮らしていけるのかを考える必要があるでしょう。

ブライダルチェックに保因者診断がおすすめ

血液検査
結婚を考えたことがある方なら「ブライダルチェック」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ブライダルチェックとは、結婚前に行う検査のことで、妊娠や出産の妨げになってしまうような病気などがないかをチェックするものです。

今までは女性が受けるものというイメージがあったかもしれませんが、最近では男性もチェックするプランがあります。子どもは女性だけではつくれないので、男性もしっかりチェックすることが大切です。

保因者診断とは遺伝性疾患キャリアスクリーニングパネル検査のことで、遺伝性疾患の原因となる病的変異を持つ遺伝子がある保因者(遺伝性疾患キャリア)であるかどうかを検査することができます。

それによって、二人の子どもが遺伝性疾患にかかるリスクを調べることができるのです。

保因者同士が偶然カップルとなり子どもができた場合、子どもは25%の確率で遺伝性疾患になり、50%の確率で保因者となります。

たとえば4万人に一人の常染色体劣性遺伝性疾患の保因者はなんと100人に一人です。
1/100 × 1/100 × 1/4 = 1/4万 ですよね。こうしてみると、常染色体劣性遺伝性疾患は単なるカップルの組み合わせで、雄性疾患のように家族のなかで多い、ということもありませんので、出会いがしらのようなものなのです。

先進国の新生児の死因の20%は遺伝病であると言われており、遺伝性疾患のリスクを調べておくことはとても大切なことです。

腕から採取した血液で検査できるため、身体に負担をかけずに安心して行うことが可能です。

まとめ

結婚相手の選び方は簡単ではなく、慎重に行う必要がありますが、じっくりと検討して幸せな結婚につなげてみてください。

また、結婚していずれ子どもを持ちたいと考えているのであれば、遺伝性疾患キャリアスクリーニングパネル検査を行い、遺伝性疾患のリスクを把握しておくことも大切です。海外ではすでにこうした保因者スクリーニングはお子さんをもうける前に行われるのが一般的になっています。

東京のミネルバクリニックでは遺伝診療を中心に専門的な診療をご提供しております。

ミネルバクリニックの院長自身が常染色体優性遺伝性疾患の患者であり、初めての出産でつらい経験をしたことから、患者さん一人ひとりの不安にしっかりと寄り添い、全国の親御さんと子どもたちの明るい未来のための治療を行っております。

出産に対して不安をお抱えの方は、この機会に是非ミネルバクリニックまでお気軽にご相談ください。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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