みなさま，こんばんわ．
NIPTをやっていると，ときどき検査のキャンセルのお電話を受けます．
流産してしまうかたがいらっしゃるんですよね．
以前は電話予約の受付業務は事務にまかせていましたが
ある日，事務の者がキャンセルの電話を，わかりました，と切ってしまい
どういう電話だったのかを聞くと，流産したというご連絡だったんです．
男性が受け付けておりましたので，やはり女性の心情に配慮が足らない応対をするな，と思い．
現在ではわたしが自ら応対しています．
お電話もいただくのですが
メールのこともあります．
いずれにせよ，お辛いことをお伝えいただくので
わたしもちょっと辛くなります．
以前ブログに書いたんですけど，わたし，双子の一人をなくしたことがあるんですよね．
一人無事に生まれたんだからいいじゃないかというかもしれませんが
一人でも授かった命を失うのって，つらいんですよね．
今日は，メールもいただいたので，返信しました．
＊＊さま
お辛かったですね．
わざわざご連絡いただきましてありがとうございます．
お電話も頂戴いたしまして，ありがとうございました．
お気を落とさずお暮しくださいね．
とは言っても，わたしも一人おなかの子を失ってしまった経験がありますので
実際にはおかけする言葉があまりないのも存じております．
あなたが毎日を穏やかで幸せにお暮しになることが
その命に対する何よりのプレゼントだと思います．
こどもって母親のことは無条件に好きですから．
ちょっとわたしも涙が出てしま いましたが
そんなときは，泣いていると天国の我が子が見ているからと
頑張って笑顔になるようにしています．
(^_^ゞ
仲田洋美 拝
