NIPTは、妊婦さんの採血だけで、お腹の赤ちゃんの染色体の異常などの可能性を調べられる検査です。赤ちゃんに負担をかけずに受けられることから、NIPTを行う医療機関は年々増えています。
ただ、NIPTは非確定検査(スクリーニング検査)です。結果は「陽性」「陰性」「判定保留」などの形でお伝えしますが、陽性でも赤ちゃんの染色体が正常なこともあれば、陰性でもNIPTで調べていない病気が見つかることもあります。
だからこそ、NIPTでいちばん大切なのは結果が出たあとのフォローです。ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医である院長・仲田洋美が、結果の説明から確定検査、その後の選択まで一緒に考えます。

ミネルバクリニックのNIPTアフターフォロー
当院でNIPTを受けた方が受けられるフォローは、次のとおりです。
| 結果のご報告 | 採血から10〜14日を目安にマイページでお知らせします。陽性の場合は院長が結果をご説明します。 |
|---|---|
| 陽性時の遺伝カウンセリング | 臨床遺伝専門医である院長が担当します。追加の費用なしで、何度でもご相談いただけます。 |
| 確定検査(絨毛検査・羊水検査) | 2025年6月から産婦人科を併設し、院内で行っています。転院せずに確定検査まで受けられます。 |
| 確定検査の費用 | 互助会(NIPT1回につき8,000円)により、上限なく全額補助します。 |
| 再検査中の流産 | 安心結果保証制度(6,000円)で、結果がまったく出なかった場合に備えます。 |
| 陰性でも不安なとき | 妊婦健診の超音波で異常を指摘された場合なども、ご相談いただけます。 |
検査結果が「陽性」だったときのフォロー

陽性の結果を受け取ったときの精神的なショックは、とても大きなものです。何から考えればよいのかわからなくなる方も少なくありません。当院では、限られた時間のなかでも落ち着いて次の一歩を決められるよう、段階ごとにサポートします。
NIPTで陽性になったときのアフターフォローの比較
| 当クリニック | クリニックA | クリニックB | |
|---|---|---|---|
| サポートの種類 | 心理面・費用面サポートあり。遺伝カウンセリングは何度でも追加費用なし。24時間つながる電話・マイページのメッセージ機能。中絶後のブリーフケアも無料。陽性時、確定検査費用を全額補助。 | 費用面サポートあり。陽性時、羊水検査を20万円まで補助(※羊水検査サポートに加入時) | 費用面サポートあり。陽性時、羊水検査を全額補助。 |
| サポート体制 | 結果が陽性・陰性ともに回数無制限で無料相談可能。電話、マイページのメッセージで24時間対応。 | なし | なし |
| サポートの担当 | 院長(臨床遺伝専門医) | なし | なし |
| 確定検査の費用補助 | 上限なく全額補助(※互助会加入時) | 陽性時20万円まで補助あり(※羊水検査サポートに加入時) | 全額補助※一部例外あり |
| 確定検査(絨毛検査・羊水検査)を受ける場所 | 院内で実施(2025年6月から産婦人科を併設)。転院不要 | 基本は自分で調べる。見つからない場合は紹介あり | 紹介ではないが、過去に羊水検査を受けた病院のリストを提供可能 |
| 中絶医院の紹介 | フォローアップしてきた経験から、腕がよく人格が良いと判断した医院を紹介 | なし | なし |
1. 院長による結果の説明と遺伝カウンセリング
陽性だった場合は、臨床遺伝専門医である院長が、結果が何を意味するのかをご説明します。陽性時の遺伝カウンセリングは追加の費用なしで、何度でもご相談いただけます。
NIPTで陽性でも、実際には赤ちゃんに染色体の異常がない「偽陽性」があります。陽性だった場合に本当に病気である確率(陽性的中率)は、調べた病気の種類や妊婦さんの年齢によって大きく変わります。妊娠週数、年齢、超音波所見などを踏まえて、確定検査を受けるかどうか、その後どうするかを一緒に考えます。
詳しくはNIPTの偽陽性とは?、NIPTで陽性だったらどうする?をご覧ください。
2. 院内で確定検査(絨毛検査・羊水検査)
NIPTの結果を確定させるには、赤ちゃんの細胞を直接調べる確定検査が必要です。
- 絨毛検査:妊娠11〜14週頃に行います。より早い時期に結果を知ることができます。
- 羊水検査:妊娠15〜16週以降に行います。
当院では2025年6月から産婦人科を併設し、院内で絨毛検査・羊水検査を行っています。陽性とわかってから別の医療機関を探す必要はなく、NIPTから確定検査まで同じ場所で受けていただけます。確定検査は基本的に日曜・祝日に行い、主要な項目は最短3日で結果をお伝えしています。
詳しくは確定検査(絨毛検査・羊水検査)のご案内、羊水検査とは?をご覧ください。
3. 確定検査の費用は互助会で全額補助
確定検査は自由診療のため、費用の負担が気になって受けるかどうか迷う方もいます。
当院でNIPTを受けていただく方には、互助会(NIPT1回につき8,000円)へのご加入をお願いしています。NIPTで陽性となり確定検査に進む場合、その費用を上限なく全額補助します。費用を理由に確定検査をあきらめることがないようにするための制度です。
あわせて、再検査が必要になったもののその間に流産され、結果がまったく出なかった方のための安心結果保証制度(6,000円)にもご加入いただいています。
4. その後の選択と、心のケア

確定検査で赤ちゃんの染色体の異常がわかった場合、妊娠を継続するか、中断するかは、ご本人とご家族が決めることです。どのような決断をされても、その決断は間違っていません。
妊娠を継続される場合は、お子さんの病気について知り、生まれる前から準備を整えることで、安心して出産を迎えることができます。妊娠の中断を考えられる場合は、日本の法律で人工妊娠中絶ができるのは妊娠22週未満までと決まっているため、時間が限られます。ご希望に応じて、対応できる医療機関についてもご相談に応じます。
妊娠の中断を選ばれたあとも、心の負担が長く続くことがあります。院長が引き続きお話を伺います。
詳しくは人工妊娠中絶とは?をご覧ください。
検査結果が「陰性」だったときのフォロー

陰性の場合、NIPTで調べた染色体の異常がある可能性はきわめて低いと考えられます。ただし、NIPTは生まれつきの病気のすべてを調べる検査ではありません。また、ごくまれに実際には異常があるのに陰性と出る「偽陰性」もあります。
超音波で異常を指摘されたときも、ご相談ください

NIPTが陰性でも、その後の妊婦健診の超音波検査で、赤ちゃんの心臓や骨格などに気になる所見を指摘されることがあります。そのようなときも、当院にご相談ください。院長がお話を伺い、NIPTでは調べていない病気の可能性や、確定検査・追加の検査が必要かどうかを一緒に考えます。当院では出生前の全エクソーム検査・全ゲノム検査にも対応しています。
詳しくは出生前の全エクソーム検査、出生前の全ゲノム検査をご覧ください。
他院でNIPTを受けて陽性だった方へ
他院でNIPTを受けて陽性の結果を受け取り、説明が十分でなかった、この先どうすればよいかわからない、という方からのご相談もお受けしています。臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングで、結果の意味と確定検査を含めた選択肢をご説明します。
詳しくは他院の検査でお悩みの方へをご覧ください。
NIPTのアフターフォローに関するよくある質問
- NIPTで陽性でした。遺伝カウンセリングに費用はかかりますか?
- 当院でNIPTを受けて陽性だった場合、院長による結果の説明とその後の遺伝カウンセリングは追加の費用なしで、何度でもご相談いただけます。
- 確定検査はどこで受ければよいですか?
- 当院では2025年6月から産婦人科を併設し、院内で絨毛検査・羊水検査を行っています。別の医療機関を探す必要はなく、NIPTから確定検査まで当院で受けていただけます。
- 確定検査の費用はどのくらい補助されますか?
- 当院でNIPTを受けていただく方には互助会(NIPT1回につき8,000円)へのご加入をお願いしており、陽性で確定検査に進む場合は、その費用を上限なく全額補助します。
- NIPTで陽性でも、赤ちゃんが健康なことはありますか?
- あります。NIPTは非確定検査のため、実際には赤ちゃんに染色体の異常がない「偽陽性」があります。陽性の場合は、絨毛検査や羊水検査などの確定検査で赤ちゃんの染色体を確認することが大切です。
- NIPTは陰性でしたが、健診の超音波で異常を指摘されました。相談できますか?
- ご相談いただけます。NIPTはすべての病気を調べる検査ではないため、陰性でも超音波で所見が見つかることがあります。院長が、確定検査や出生前の全エクソーム検査などが必要かどうかを一緒に考えます。
- 他院でNIPTを受けて陽性でした。相談できますか?
- ご相談いただけます。臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングで、結果の意味と確定検査を含めた今後の選択肢をご説明します。


