生まれつき,放射線に弱い人たちがいます.
低線量放射線被ばくが,原発事故で問題になっているので,記憶に新しいし,切実な問題ですよね.
放射線に弱い人たちは,放射線により発癌しやすい人たちなので,こういう方々が癌になった場合は
放射線治療を避けなければなりません.
放射線治療は,がんの3大治療の一つなので,治療戦略が大きく異なるようになってしまうので,大問題です.
放射線治療を避けなければならない状態の中に,常染色体劣性疾患のキャリア(病的遺伝子を持っている人)が含まれています.
劣性疾患の場合,病的遺伝子が2つ揃わなければ発症しません.
しかし,放射線に弱くなるある疾患のキャリアの場合,100人に2-3人と多いのです.
ということは,放射線治療や,CTなどによる被ばくを避けなければならない人たちが,人口当たりこれくらいいると言うことになりますよね.
以前は,簡単に検査することができませんでしたが,遺伝子パネル検査の導入により,こうした検査が可能になりました.
当院で行っているがんの遺伝子パネル検査では,放射線に対して脆弱性を示す遺伝子異常の有無も調べることが可能です.
詳細はお問い合わせください.
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