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東京で羊水検査・絨毛検査を受けられる病院|費用・保険・補助も解説

仲田洋美 医師

この記事の監修:仲田洋美(臨床遺伝専門医・総合内科専門医)

のべ10万人以上のご家族の意思決定を支えてきた出生前診断・臨床遺伝の専門家。国際医療誌に取り上げられるなど、世界基準の遺伝医療を提供しています。

東京都内で羊水検査・絨毛検査を実施している病院を、費用・保険の扱い・補助や医療費控除の考え方まで、臨床遺伝専門医の視点で独自に調査してまとめました。「かかりつけで断られてしまった」「自分で病院を探さないといけない」「費用を比較して決めたい」という方に向けたページです。羊水検査・絨毛検査は妊娠中の赤ちゃんの染色体を確定的に調べる検査で、受けるかどうか、結果をどう受け止めるかは、あくまでご本人・ご夫婦が決めることです。特定の検査を勧めるものではなく、判断の材料として中立の立場で情報をお伝えします。

この記事でわかること
📖 読了時間:約10分
🏥 東京の実施施設・費用・保険・補助
★ 臨床遺伝専門医監修

Q. 東京で羊水検査・絨毛検査はどこで受けられて、費用はいくらですか?

A. 2026年9月18日時点で、公式サイトまたは公的な登録情報から実施を確認できた掲載施設は、羊水検査9施設、絨毛検査5施設です。東京都内の全施設を網羅するものではありません。費用は羊水検査で8万〜20万円(平均約14万円)、絨毛検査で12万〜27万円ほどが目安です。いずれも公的医療保険が使えない自由診療(全額自己負担)ですが、NIPT(新型出生前診断)で陽性が出た場合に、その後の羊水検査・絨毛検査の費用を補助する制度を設けている施設もあります。

  • ➤実施施設(東京) → 羊水検査 9施設/絨毛検査 5施設(公式・登録情報で確認できた掲載施設)
  • ➤費用の目安 → 羊水 8〜20万円(平均約14万円)/絨毛 12〜27万円・全額自己負担
  • ➤保険・控除 → 公的医療保険は適用外。医療費控除は状況によって扱いが分かれる
  • ➤補助 → NIPT陽性後の羊水・絨毛検査費用を補助する制度を持つ施設がある
  • ➤受けられる時期 → 羊水検査は妊娠15週以降、絨毛検査は11〜14週ごろ

🏥 東京の羊水検査・絨毛検査 早わかり

項目 内容
実施施設数(東京都内) 羊水検査 9施設/絨毛検査 5施設(公式・登録情報で確認できた掲載施設)
受けられる時期 羊水検査=妊娠15週以降/絨毛検査=妊娠11〜14週ごろ[1][4]
費用の目安 羊水検査 8万〜20万円(平均約14万円)/絨毛検査 12万〜27万円
公的医療保険 適用外(全額自己負担の自由診療)
医療費控除 対象外とされることが多いが、状況により扱いが分かれる(税務署・税理士に確認)
NIPT陽性後の補助 その後の羊水・絨毛検査の費用を補助する制度を持つ施設がある
検査の位置づけ 染色体を確定的に調べる検査(NIPT・クアトロなどのスクリーニングとは異なる)[1]

※費用・施設数は調査時点のもので、変わることがあります。受診前に各医院へ直接ご確認ください。

東京都内で羊水検査を実施している医院

調査では、病院検索サイトや出生前検査認証制度の掲載施設を候補として確認し、各医療機関の公式サイトまたは公的・認証制度関連の登録情報で、羊水検査の実施を確認できた施設を掲載しました。

検索結果だけでは現在の実施状況や受け入れ条件を確定できないため、公式情報で確認できない施設は表から除外しています。表は東京都内の全施設を網羅するものではなく、2026年9月18日にウェブ上で実施を確認できた施設の一覧です。

東京都内で羊水検査を実施していることを公式情報で確認できた医療機関

医療機関 所在地 確認できた検査 主な条件・情報 確認元
FMC東京クリニック 千代田区飯田橋 羊水検査・絨毛検査 紹介状不要。他院NIPT陽性者の外来あり 公式・登録情報
国立成育医療研究センター 世田谷区大蔵 羊水検査・絨毛検査 胎児診療科・遺伝診療科が連携。受診方法は要確認 公式・登録情報
東京慈恵会医科大学附属病院 港区西新橋 羊水検査・絨毛検査 他院通院中は医療連携室経由または紹介状。羊水検査11万円から 公式・登録情報
山王バースセンター 港区赤坂 羊水検査・絨毛検査 原則として同センターで分娩予定の方。羊水15週以降、絨毛11~13週 公式・登録情報
広尾レディース 渋谷区恵比寿 羊水検査 羊水検査は16~17週。完全予約制 公式・登録情報
丸茂レディースクリニック 港区六本木 羊水検査 公式診療案内に羊水検査を掲載 公式・登録情報
等々力産婦人科 世田谷区等々力 羊水検査 公式サイトでは16週以降、費用15万円前後と案内 公式・登録情報
東京マザーズクリニック 世田谷区上用賀 羊水検査 登録情報で院内実施・他院妊婦の受け入れあり 公式・登録情報
ミネルバクリニック 港区北青山 羊水検査・絨毛検査 検査内容・予約条件は公式案内で確認 公式・登録情報

※2026年9月18日確認。公式サイトまたは公的・認証制度関連の登録情報で実施を確認できた施設のみ掲載しています。東京都内の全実施施設を網羅するものではありません。予約条件・費用・検査週数は変更されるため、受診前に各施設へ直接ご確認ください。

病院検索サイト等の候補を確認したうえで、公式サイトまたは登録情報で現在の実施を確認できた9施設を上の表に掲載しています。医院によっては「自院でNIPTを受けた方のみ」「紹介状が必要」など、受け入れの条件を設けている場合があります。条件は変わることもあるため、受診前に各医院へ直接ご確認ください。

羊水検査は妊娠15週以降に受ける確定的な検査で、実施している施設は都内でも限られます[1]。検査を受けられる時期や、羊水検査でわかることを事前に整理しておくと、医院への相談がスムーズになります。羊水検査そのものの目的・方法については羊水検査とは(総論)もあわせてご覧ください。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【「断られた」としても、あなたに問題があるわけではありません】

羊水検査を実施する施設が限られているのは、検査を受ける方の側に理由があるからではありません。羊水検査や絨毛検査は、超音波で赤ちゃんの位置を確認しながら細い針を進める手技で、万一のときのフォロー体制も含めて、一定の経験と設備が必要になります。そのため、実施を経験のある施設に集約している、という事情があります。

「かかりつけで断られた」「たらい回しにされた」と感じてつらい思いをされる方は少なくありません。ですが、それは施設側の体制の問題であって、あなたが検査に値しないという意味では決してありません。落ち着いて相談できる施設を探していただければと思います。

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羊水検査の費用

羊水検査は公的医療保険が使えない自由診療のため、費用は実施する医院によって幅があります。今回の調査では、安いところで8万円前後、高いところで20万円前後で、羊水検査の平均費用は約14万円でした。検査そのものの内容(採取した羊水の染色体分析)は基本的に共通なので、費用で比較して選ぶという考え方もありますが、前述のとおり医院ごとに受け入れの条件があるため、費用と条件の両方を確認したうえで選ぶことをおすすめします。

同じ「羊水検査◯万円」でも、その価格に何が含まれているかは施設によって異なります。検査手技料に加えて、超音波検査・遺伝カウンセリング・染色体分析の費用が含まれるかどうかで、総額に差が出ます。染色体分析には、細胞を培養して染色体を一枚の像として調べる培養核型分析(Gバンド法)が基本ですが、主要な染色体(13・18・21番など)を数日で調べるFISH法などの迅速検査や、より細かい欠失・重複を調べるマイクロアレイ染色体検査を追加できる施設もあり、その分費用が変わります。見積もりを取るときは「表示価格に何が含まれるか」を確認すると、医院間の比較がしやすくなります。

💡 費用を比べるときのポイント

費用は「安いか高いか」だけでなく、検査前後の説明(遺伝カウンセリング)の体制や、結果が出るまでの日数、追加の染色体検査に対応できるかどうかもあわせて確認すると、納得して選びやすくなります。NIPTを含む出生前検査全体の料金感を横断的に知りたい方は、出生前診断の費用一覧もご参照ください。

仲田洋美院長

🩺 院長コラム【費用の「安い・高い」だけで選ばないでください】

羊水検査は決して安い検査ではありません。少しでも費用を抑えたいと考えるのは自然なことです。ただ、羊水検査で本当に大切なのは、検査そのものよりも、その前後の説明だと私は考えています。何を調べる検査で、何がわからないのか。結果が出たとき、どんな選択肢があるのか。こうしたことを一緒に整理してくれる体制があるかどうかで、検査の受け止め方は大きく変わります。

価格表の数字だけでなく、「結果について相談できる相手がいるか」という視点も、施設選びの物差しに加えていただければと思います。

羊水検査と絨毛検査は保険適用か?控除対象か?

結論から申し上げると、羊水検査・絨毛検査はいずれも公的医療保険の適用外(全額自己負担)です。これは、公的医療保険が「病気の診療・治療を伴う医療行為」を対象としており、治療を目的としない出生前の検査はその範囲に含まれないためです。絨毛検査も同じ理由で自己負担となります。

医療費控除については、「治療を伴わない検査であること」を理由に対象外とされることが多いのが実情です。ただし、控除の可否は個々の状況(医師が診療上必要と判断した経緯など)によって扱いが分かれる場合があり、一律に断定できるものではありません。実際に申告を検討される際は、お住まいの地域の税務署または税理士に確認されることをおすすめします。

一方で、費用負担を軽くする方法として、NIPT(新型出生前診断)を受けた妊婦さんに向けた独自の補助制度を設けているクリニックがあります。とくに、日本医学会・関連学会の認証を受けていない認可外施設でNIPTを受け、陽性判定が出た場合に、その後の羊水検査・絨毛検査の費用を負担する制度を用意している施設がみられます。補助の上限額は施設によって異なりますが、羊水検査の平均費用(約14万円)程度、あるいはそれ以上を補助するケースが多くなっています。認証施設でNIPTを受けた場合でも補助を行う医院が一部にありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。当院の費用面の考え方や補助の仕組みについては、羊水検査の費用と補助についてで詳しく解説しています。

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東京都で絨毛検査を受けられる病院・クリニック

こちらは、東京都で絨毛検査を受けられる病院・クリニックのうち、2026年9月18日に公式情報で実施を確認できた施設の一覧です。今回確認できた掲載施設は5か所でした。

東京都内で絨毛検査を実施していることを公式情報で確認できた医療機関

医療機関 所在地 確認できた検査 主な条件・情報 確認元
FMC東京クリニック 千代田区飯田橋 羊水検査・絨毛検査 紹介状不要。他院NIPT陽性者の外来あり 公式・登録情報
国立成育医療研究センター 世田谷区大蔵 羊水検査・絨毛検査 胎児診療科・遺伝診療科が連携。受診方法は要確認 公式・登録情報
東京慈恵会医科大学附属病院 港区西新橋 羊水検査・絨毛検査 他院通院中は医療連携室経由または紹介状。羊水検査11万円から 公式・登録情報
山王バースセンター 港区赤坂 羊水検査・絨毛検査 原則として同センターで分娩予定の方。羊水15週以降、絨毛11~13週 公式・登録情報
ミネルバクリニック 港区北青山 羊水検査・絨毛検査 検査内容・予約条件は公式案内で確認 公式・登録情報

※2026年9月18日確認。公式サイトで絨毛検査の実施を確認できた施設のみ掲載しています。受け入れ対象、検査週数、費用は施設ごとに異なるため、必ず事前にご確認ください。

絨毛検査の実施施設が羊水検査より少ないのは、絨毛採取という手技に専門的な習熟が必要で、経験の多い施設に集約されているためと考えられます。絨毛検査は妊娠11〜14週ごろ(羊水検査より早い時期)に受けられるのが特徴で[4]、早い段階で確定的な情報を得たい場合の選択肢になります。

なお、かつては「絨毛検査は羊水検査より流産リスクが大幅に高い」と説明されることがありましたが、近年の大規模なメタ解析では、経験のある施設で行った場合、絨毛検査と羊水検査の手技関連の流産リスクの差は、以前言われていたほど大きくないと報告されています[2][3]。両者は「受けられる時期」「調べられる範囲」「実施施設の数」などが異なりますので、リスクの数字だけでなく全体を比較して選ぶことが大切です。詳しくは羊水検査と絨毛検査の違い、絨毛検査そのものについては絨毛検査とはをご覧ください。

絨毛検査の費用

絨毛検査の費用は12万円から27万円と、羊水検査以上に幅があります。羊水検査と同様に自由診療で全額自己負担となる点は共通です。絨毛検査は妊娠11〜14週ごろに受けられる施設がほとんどなので、早い時期に確定的な情報を得たい場合は、妊娠初期の早めの段階で相談しておくとよいでしょう。

出生前の検査は、スクリーニング(可能性を調べる検査)と確定検査(確定的に調べる検査)で役割が異なります。NIPTやクアトロテストは可能性を評価するスクリーニングで、その結果を確定させるのが羊水検査・絨毛検査です[1]。全体の流れをつかんでおくと、どの時期にどの検査を検討するかが整理しやすくなります。

NIPT・クアトロスクリーニング(可能性を評価)
▶
陽性・要精査確定検査を検討
▶
絨毛検査または羊水検査絨毛検査:11〜14週ごろ/羊水検査:15週以降

❌「NIPTで陽性=すぐ中絶」ではない

確定検査は、赤ちゃんの状態を確定的に知り、これからをどう考えるかの材料を得るための検査です。結果をどう受け止め、どう選ぶかは、あくまでご本人・ご夫婦が決めることです。

❌「羊水検査を受けると流産する」とは限らない

近年の大規模メタ解析では、手技に関連する流産の上乗せリスクは、以前言われていたほど高くないと報告されています[2][3]。数字は施設や条件で異なるため、担当医とよく確認してください。

❌「費用が高いほど精度が高い」ではない

検査そのものの内容は基本的に共通です。価格差の多くは、含まれる項目(超音波・カウンセリング・追加の染色体検査など)の違いによるものです。

❌「保険がきかない=控除も一律ダメ」ではない

公的医療保険は適用外ですが、医療費控除の扱いは状況によって分かれます。断定はできないため、税務署・税理士にご確認ください。

まとめ

ここまで、東京都内で羊水検査・絨毛検査を受けられる病院・クリニックを、費用・保険・補助の観点から紹介しました。どちらも自由診療で費用は自己負担、かつ高額になりますので、実施している医院の情報を一つでも多く把握しておくことは、選択の助けになります。

費用面では、NIPT(新型出生前診断)を受けることで、その後の羊水検査・絨毛検査の費用を補助する医院もあります。羊水検査・絨毛検査だけでなく、NIPTを受けるかどうかも含めて検討するのも一つの方法です。羊水検査・絨毛検査の位置づけや目的については羊水検査とは(総論)を、当院での羊水検査・絨毛検査の内容については羊水検査・絨毛検査のご案内をご覧ください。

どの検査を受けるにしても、最後に決断をくだすのはご本人・ご夫婦です。後悔のない選択のために、このページがお役に立てば幸いです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 東京で羊水検査・絨毛検査はどこで受けられますか?

2026年9月18日時点で、公式サイトまたは公的な登録情報から実施を確認できた掲載施設は、羊水検査9施設、絨毛検査5施設です。東京都内の全施設を網羅するものではありません。医院によって受け入れの条件(自院でNIPTを受けた方のみ、紹介状が必要など)が異なるため、受診前に各医院へ直接ご確認ください。

Q2. 羊水検査・絨毛検査の費用はいくらですか?

羊水検査は8万〜20万円(平均約14万円)、絨毛検査は12万〜27万円が目安です。いずれも公的医療保険が使えない自由診療で、全額自己負担となります。表示価格に超音波・カウンセリング・染色体分析が含まれるかは施設によって異なります。

Q3. 保険は使えますか?医療費控除の対象になりますか?

公的医療保険は適用外です。医療費控除は、治療を伴わない検査であることから対象外とされることが多いものの、状況によって扱いが分かれる場合があり、一律には断定できません。申告を検討される際は税務署・税理士にご確認ください。

Q4. NIPTで陽性でも羊水検査を受け入れてもらえますか?費用の補助はありますか?

認可外施設でNIPTを受けて陽性になった場合の受け入れ可否は医院によって異なります。今回はその点も電話で確認しました。また、NIPT陽性後の羊水・絨毛検査の費用を補助する制度を設けている施設もあります。補助の内容は施設ごとに異なるため、事前の確認をおすすめします。

Q5. 絨毛検査は羊水検査より流産しやすいのですか?

かつてはそのように説明されることもありましたが、近年の大規模なメタ解析では、経験のある施設で行った場合、両者の手技関連の流産リスクの差は以前言われていたほど大きくないと報告されています。数字は施設や条件で異なるため、担当医とよく相談してください。

🏥 羊水検査・絨毛検査のご相談

費用や検査の進め方、NIPT陽性後の確定検査について
臨床遺伝専門医が在籍するミネルバクリニックにご相談ください。

参考文献

  • [1] Committee on Practice Bulletins—Obstetrics, Committee on Genetics, and SMFM. Practice Bulletin No. 162: Prenatal Diagnostic Testing for Genetic Disorders. Obstet Gynecol. 2016. [PubMed 27101119]
  • [2] Salomon LJ, Sotiriadis A, Wulff CB, Odibo A, Akolekar R. Risk of miscarriage following amniocentesis or chorionic villus sampling: systematic review and updated meta-analysis. Ultrasound Obstet Gynecol. 2019;54(4):442-451. [PubMed 31124209]
  • [3] Akolekar R, Beta J, Picciarelli G, Ogilvie C, D’Antonio F. Procedure-related risk of miscarriage following amniocentesis and chorionic villus sampling: a systematic review and meta-analysis. Ultrasound Obstet Gynecol. 2015;45(1):16-26. [PubMed 25042845]
  • [4] Salik I, Rawla P. Chorionic Villus Sampling. StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing. [NBK563301]

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仲田洋美 医師(臨床遺伝専門医)

この記事の監修・執筆者:仲田 洋美

(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、 臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続けてきました。 当サイトの記事は、院長が自ら執筆し、医学的な内容を確認してから公開しています。

出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、 検査結果の数値そのものだけでなく、 「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、 一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、 日本人として異文化の中で生活した経験があります。 価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。 この経験は現在の診療においても、 「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。

また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、 36週6日で一人を死産した経験があります。 その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、 そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。 現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、 出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。

出生前診断は単なる検査ではなく、 家族の未来に関わる重要な意思決定です。 年齢や統計だけで判断するのではなく、 医学的根拠と心理的支援の両面から、 ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/ 日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。 2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け、 複数の海外メディア・専門誌で特集掲載されました。

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