某飛行機で2時間ちかくかかる地域のかたから
お電話をいただきました。
担当医に出生前診断のことをいったら
そんなこと考えるもんじゃない、と怒られてしまい
とってもいやだったとのこと。
なんでそんな言い方するんですかね~?
大事なのは患者さんの不安を取ることであって
それが検査することであれば
検査したらいいじゃないですか?
もしもダウン症(21トリソミー)(トリソミー21)やトリソミー18,13だったとして
その先生が育ててくれるんでしょうか?
どういうお子さんをどのように持ちたいかについて
みなさま夫婦で真剣に悩んでわたしのところにたどり着きます。
先日、某女性教授がうちに来ました。夫は医師。
それでも自分の担当医や周囲の人に言い出せなくて
うちなら安心
そう思って来てくれたそうです。
結果が出て。
陰性。
よかった、これでひとまず安心して妊娠したことを喜べる、って。
そうなんですよね。みなさん、妊娠したこと自体は喜ばしいことなんだけど、大丈夫なのかなと不安なんですよね。
でも。振り返ると妊娠の期間って本当に短くて。
母子が一体ってないですよ。こんな期間。
なので。安心して穏やかに幸せに過ごしてほしいんです。
先生のところがあってよかった、なかったら受けられなかったと思う。
そういう彼女をみて
いろいろなご意見をいただきながら
がんばってきてよかったって心から思いました。
うちは相変わらずお医者さんが一番多いです。
あとは士業。
やっぱり、専門医の看板に対する信頼をいただいているのと
みなさんわたしのブログを読んで
先生のいうことには共感できるって
先生好き~、って来てくれるんですよね。
本当に嬉しい限りです。
また、わたしは医師のパターナリズムとずっと戦ってきました。
それは、わたし自身が永遠に治らない病気だから。
自分の意志で決めたいの。
ちゃんと知りたいの。
そう思います。
自分が考えていることが相手にとって正しい、だから俺のいうことをきけ、というのがパターナリズムですが。
相手がちゃんと自己決定をできるようにサポートすることこそ専門医の務め。
わたしはそう思います。
ようこそ、ミネルバクリニックへ。