みなさま,おはようございます.
今までときどき出生前に親子鑑定をしてもらいたい,という電話をいただいておりました.
前は,ちょっといろいろ理由があったので受けなかったのですが.
今回,お受けすることにしました.
父親だとわかったら,前向きに育てたいという建設的なお話だと思ったので.
NIPP non-invasive prenatal paternity test 出生前父子検査 といいます.
NIPTは染色体の異数性(数の異常のことです)を検査するのですが.
こちらは短い縦列反復配列(STR)というものや一塩基多型(SNP)を利用して
NIPTと同じく母体の血漿にあるDNA(cell free DNA)を検査するものです.
これまで,父子鑑定に頻繁に使用されてきた技術は,PCRとそれに続くキャピラリー電気泳動およびSNPタイピングアレイというものでした.
しかし,母体の血漿DNA配列決定によるSNPタイピングに基づく非侵襲的出生前父性検査が開発されてきました.
いろんな人がいて,いろんな多様なニーズがある.
医療じゃないから,とかいう理由で
お断りする医療機関がほとんどだと思いますけど.
結局,採血という医行為が入るので
関係ないよ,と切り捨てるのもどうかなと思うんですよね.
それに.
やっぱ.目の前で困っている人がいたら
手を差し伸べる人でありたいなと私は思っていて.
いろいろ調べてお受けすることにした時
安堵したお声が電話の向こうから聞こえました.
またいろいろ言われちゃうかなと思いつつ.
それでも.
いろいろ言われるからって
目の前の人を見捨てるのって
その人が困るだけじゃないですか.
やっぱわたし,嫌なんですよね.
なので.
頑張って英語で電話かけたりいろいろしました!
一人一人の思いにお答えするのって
言うは易し行うは難し.
でも.やらないより,やろうとする人でありたいかな,やっぱ.
頑張ろう,と思いました.
ブログ書かないと元気かな?と心配してくださる方々が
たくさんいらっしゃいますよね.
最近,ホームページの充実のための固定ページ作成をしていたので
更新が遅くなり,ご心配をおかけいたしました m(_ _)m