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【NIPT】切迫流産

みなさま、こんばんわ。

NIPTを受けて結果が出るまでの間に切迫流産で入院してしまう人がいます。
うちでも、複数いました。

そうすると、患者さんに会えないので、とっても寂しいんですよね。

大抵、しばらく安静にしないといけないので。

検査結果自体は、そういう場合、不安で仕方がないので、通常ではない方法でお知らせします。
トリソミーのお子さんだから流産しかかっているのではないかと不安で仕方がないからです。

結果をお伝えすると、安心して安静にしていただけますので。

曲がらない女ですが、いつも杓子定規にしているわけではありません。

臨機応変、君子豹変(笑)

 

患者さん第一ですからね????

で。そのわたしの大事な患者さんたちが
わたしのブログを結構見てくれてるんですよね。

おちこんでて更新してなかったら、先生大丈夫かなってとってもご心配をおかけしていることがわかりました。

じーーーーん。

とっても幸せな医師ですよね、わたしって。

医療機関のHPから、一番欲しい情報=医師の人間性 がさっぱり伝わってこないが

うちのHPからはわたしが言いたい放題言っているため、人間性があふれているらしく。

最近では、ブログ読んでファンです???? って言って来られる方が増えてきました。
とっても嬉しいです。

昔はわたしも、患者さんに愚痴を言ったりしなかったんですけどね。
別に同じ人間なんだからいいじゃないか、と思って。

昔は血液内科だったので、白血病の患者さんは造血幹細胞移植をするので
半年以上毎日お付き合いすることになりますからね。
移植したばかりで、すごーくきつい吐き気なんかにひたすら耐えている時期に
よく患者さんが寝ているベッドに一緒に腰かけて坐って。
何時間もいろんな話をして過ごしました。
死ぬも生きるも一緒に頑張ろうって。
それで、ひたすら世間話。
婚家の愚痴や子育ての悩みとか。
いろんな愚痴を二人で言い続けて過ごしました。

患者さんと医師のそういう関係は、過ごす時間が長かったから作れるんだとおもってた。
だから、NIPTを一生懸命やっても、そういう関係は作れないのかと思って、ちょっと寂しい思いをしていましたが。

そうじゃないんですよね。
みんな、今日先生何してるかな、とか、落ち込んでないかな、とかとても気にしてくれている。

ありがたいことですね。

来週は、ちょっと、そういう妊婦ちゃんの一人のご自宅に
突撃訪問することになりました (^_^ゞ

ネットでいろいろ書かれて落ち込んでいたころ、慰めてくれたみんなの一人です。

まだ自宅安静で会えないなら、こっちから会いに行こう???? って。(笑)

わたし、フットワーク軽いんで(笑)

型破りなことこの上ないですよね!

わたしは、幼いころからこうやって型にはまれない女子だったんです。

男の子がほしかった父親が、女の子だとわかった瞬間に名前を考える気もしなくなったそうで
父の上司がつけた名前が洋美。

太平洋のように美しく育ちますように、という意味だそうです。

型にはまれない、とよく怒られていたので
太平洋なんて大きな名前をつけるからいけないんだ、地球という型ならはまれるぞ、と
大人たちに反論するようになりました。(笑)

いいじゃないですか、型破りでどこがいけないの?
わたしは、そう思います。

みなさん、いつも気にして見守ってくださってありがとうございます (^_^ゞ

仲田洋美 拝