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8q22.1 ナーブラスマスク様顔症候群

8q22.1 ナーブラスマスク様顔症候群

ナーブラスマスク様顔症候群 NABLUS MASK-LIKE FACIAL SYNDROME

8q22.1欠失症候群 ナーブラスマスク様顔症候群の概要

www.omim.org/entry/608156

8q22.1欠失症候群 Nablus Mask-like Facial Syndrome(NMLFS)は、眼瞼下垂症、顔の皮膚がつっぱったように見える、前頭部の髪の毛が逆立っているなどの異常な髪型、まばらなアーチ型の眉毛、平らで広い鼻、長い唇、特徴的な耳、幸せそうな態度など、特徴的な顔の特徴で定義される希少な疾患です。

8q22.1の約2.8メガベース(Mb)の領域を含む8q21.3-q22.1領域の欠失は,Nablus mask-like facial syndromeと関連している。この稀な疾患は、重度の眼瞼下垂、光っているように見える引きつった顔の皮膚、まばらでまとまりのない髪、平らで幅広の鼻、小さくて三角形の耳、顕著な対耳輪下脚隆起などを特徴とする印象的な表現型を有している。その他の異常としては、後天的な小頭症や粘膜下口蓋裂などがある。手指の異常としては、拘縮や皮膚状の指間組織がある。発育遅延も報告されている。

8q22.1領域のより小さな欠失(1.6Mb)は言語遅延や自閉症スペクトラム障害と関連していたが、大きな欠失で指摘された他の特徴はなかった。

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ミネルバクリニックでは、妊娠9週から受けられる赤ちゃんの健康診断である「NIPT」を業界最新の技術業界随一の対象疾患の広さで行っております。遺伝のエキスパートである臨床遺伝専門医が出生前診断を提供しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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