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ブライダルチェックに|拡大版保因者(キャリア)787遺伝子検査女性版

ブライダルチェックに|拡大版保因者(キャリア)787遺伝子検査女性版

ブライダルチェックとして一生に一度、受けることをおすすめしたいのが拡大版保因者(キャリア)遺伝子検査。民族や人種に関わらない全ての人を対象とした最大規模の検査です。この遺伝子パネル検査は、常染色体劣性(潜性)およびX連鎖性障害の原因となることが知られている病原性バリアントの遺伝子を分析するものです。

遺伝子パネル検査では、血液などの検体からDNAなどを取り出し、多数の遺伝子のセットに対して検査を行います。この遺伝子たちのセットをパネルと呼びます。

一生に一度、ご自身ならびにお子さんを作るお相手の病的遺伝子有無を知り、重い遺伝病のお子さんが生まれることを防ぐための大事な検査です。妊娠してからでも間に合いますので、是非、ご検討ください。

重い遺伝病のお子さんがうまれるのを予防する方法

アメリカでは現在、お子さんを作る前に保因者検査をして、病気のお子さんが産まれる可能性がないのかを見ることが一般的になっています。保因者とは病的遺伝子を持っているが一生涯発症しない人を言います。

米国ではすでに保因者頻度が200人に1人以上の113遺伝子を含む保因者スクリーニング検査を妊娠前にすることが推奨されています。

関連記事:キャリア(保因者)スクリーニング検査|米国人類遺伝学会の推奨内容

お子さんが先天異常をもって生まれる確率は3%。実に30人に1人と多いものです。遺伝子の異常による疾患はその2割を占める多いものです。今では遺伝子検査でその可能性を事前に知ることができます。「転ばぬ先の遺伝子検査」として是非ご検討ください。

日本では、遺伝にまつわる話を避ける人が多く、また、こうした検査を受けると破談になったらどうしようとか怖くなるお気持ちもあると思いますが、重い遺伝病のお子さんが産まれてから自分たちが保因していたことを知るよりは、はじめから知り、避ける方法があれば避けるほうが現実的で解決的ではないでしょうか?

その解決を導くための検査が保因者スクリーニング検査なのです。保因者スクリーニング検査で当該カップルがある疾患の病的遺伝子を持っていて、1/4の確率でお子さんが病気になると判った場合には、体外受精をして着床前診断をすることにより疾患のないお子さんを持つことができる時代になっています。

少子化の時代。少ないお子さんを健康に産むためにも、保因者スクリーニング遺伝子検査がおすすめです。

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ミネルバクリニックでは、以下のブライダルチェック遺伝子検査を提供しています。ミネルバクリニックでは臨床遺伝専門医が常駐しており、お二人の未来の幸せなライフスタイルの実現をサポート致します。また、この検査はオンライン診療でも可能ですので、全国どこからでもミネルバクリニックにお越しにならずに完結致します。ブライダルチェック遺伝子検査は結婚後でも妊娠後でも大丈夫です。お子さんをもとうとする前に、一生に一度しか受ける必要がない検査ですので、是非ご検討下さい。

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拡大版保因者(キャリア)スクリーニング遺伝子パネル検査とは?

拡大版保因者(キャリア)スクリーニング遺伝子パネル検査は、民族や人種に関わらない全ての人を対象とした遺伝子スクリーニングパネルとしては最大規模のものです。この遺伝子パネル検査は、常染色体劣性(潜性)およびX連鎖性障害の原因となることが知られている病原性バリアントの遺伝子を分析するものです。この包括的なパネルには、妊娠中および受胎中の常染色体劣性遺伝およびX連鎖性(XL)疾患のスクリーニングのための2021年ACMG Practice Resourceに含まれる113のTier 3遺伝子すべて、ならびに重度の症状(認知または身体障害)、幼児期の発症、または早期介入が有益であると思われるその他の疾患をカバーしています。
関連記事:キャリア(保因者)スクリーニング検査|米国人類遺伝学会の推奨内容

このパネルは、遺伝的疾患のあるお子さんを持つリスクについて、生殖を行うカップルに広範な評価を提供するためのものです。このパネルには、女性患者でしばしばスクリーニングされるX染色体を通じて遺伝する疾患の遺伝子(X連関遺伝子)が含まれています。X連関遺伝子を含まない本パネルの男性向けバージョンについては、別ページをご覧ください。

拡大版保因者(キャリア)スクリーニング遺伝子パネル検査の対象となる遺伝子と検査内容

対象遺伝子

常染色体劣性およびX連鎖性遺伝性疾患の原因となる787の遺伝子が対象となります。対象遺伝子は以下の通りです。

AAAS, ABCA12, ABCA3, ABCA4, ABCB11, ABCB4, ABCC8, ABCD1, ABCD4, ACAD9, ACADM, ACADS, ACADSB, ACADVL, ACAT1, ACOX1, ACSF3, ADA, ADAMTS2, ADGRG1, ADGRV1, ADK, AFF2, AGA, AGL, AGPAT2, AGPS, AGXT, AHCY, AHI1, AIMP1, AIPL1, AIRE, AK2, AKR1D1, ALDH3A2, ALDH4A1, ALDH7A1, ALDOB, ALG1, ALG12, ALG3, ALG6, ALMS1, ALOX12B, ALOXE3, ALPL, AMH, AMHR2, AMN, AMPD2, AMT, ANO10, ANO5, ANTXR2, AP1S1, AP1S2, AP3B1, AP3D1, APOPT1, AQP2, AR, ARG1, ARL13B, ARL6, ARSA, ARSB, ARSE, ARX, ASL, ASNS, ASPA, ASS1, ATM, ATP13A2, ATP6V0A2, ATP6V0A4, ATP6V1B1, ATP6V1E1, ATP7A, ATP7B, ATP8B1, ATRX, AVPR2, B9D1, B9D2, BBS1, BBS10, BBS12, BBS2, BBS4, BBS5, BBS7, BBS9, BCHE, BCKDHA, BCKDHB, BCS1L, BLM, BLOC1S3, BLOC1S6, BMP1, BMPER, BRIP1, BRWD3, BSND, BTD, BTK, C19orf12, C8orf37, CAD, CANT1, CAPN3, CASP14, CASQ2, CASR, CAVIN1, CBS, CC2D1A, CC2D2A, CCDC103, CCDC151, CCDC39, CCDC8, CCDC88C, CD247, CD3D, CD3E, CD3G, CD40LG, CD59, CD8A, CDAN1, CDCA7, CDH23, CEP104, CEP152, CEP290, CERKL, CERS3, CFTR, CHAT, CHM, CHMP1A, CHRNE, CHRNG, CHST6, CIB2, CIITA, CLCF1, CLCN1, CLCN5, CLCNKB, CLN3, CLN5, CLN6, CLN8, CLP1, CLRN1, CNGA1, CNGA3, CNGB1, CNGB3, CNTNAP2, COASY, COL11A2, COL17A1, COL27A1, COL4A3, COL4A4, COL4A5, COL7A1, COLQ, COQ4, CORO1A, COX10, COX15, COX20, COX6B1, CP, CPLANE1, CPS1, CPT1A, CPT2, CRADD, CRB1, CRLF1, CRTAP, CRYL1, CTC1, CTNS, CTSA, CTSC, CTSD, CTSF, CTSK, CUL4B, CUL7, CWC27, CYBA, CYBB, CYP11A1, CYP11B1, CYP11B2, CYP17A1, CYP19A1, CYP1B1, CYP21A2, CYP27A1, CYP27B1, CYP4F22, CYP7B1, DBT, DCAF17, DCLRE1C, DCX, DDB2, DDC, DDR2, DDX11, DGUOK, DHCR24, DHCR7, DHDDS, DKC1, DLAT, DLD, DLG3, DLL3, DMD, DNAH5, DNAI1, DNAI2, DNAL1, DNMT3B, DOCK8, DOK7, DOLK, DPYD, DTNBP1, DUOX2, DUOXA2, DYNC2H1, DYSF, EDA, EFEMP2, EIF2AK3, EIF2B1, EIF2B2, EIF2B3, EIF2B4, EIF2B5, ELP1, EMD, EPB42, ERBB3, ERCC2, ERCC3, ERCC4, ERCC5, ERCC6, ERCC8, ESCO2, ETFA, ETFB, ETFDH, ETHE1, EVC, EVC2, EXOSC3, EYS, F11, F2, F5, F7, F8, F9, FA2H, FAH, FAM126A, FAM161A, FANCA, FANCB, FANCC, FANCD2, FANCE, FANCF, FANCG, FANCI, FANCL, FBP1, FBXL4, FGD1, FH, FHL1, FKBP10, FKRP, FKTN, FMO3, FMR1, FOLR1, FOXN1, FOXP3, FOXRED1, FRAS1, FREM2, FTCD, FTSJ1, FUCA1, FXN, G6PC, G6PC3, G6PD, GAA, GALC, GALE, GALK1, GALNS, GALNT3, GALT, GAMT, GATM, GBA, GBE1, GCDH, GDAP1, GDF5, GFM1, GFPT1, GHR, GHRHR, GJB1, GJB2, GJB6, GLA, GLB1, GLDC, GLE1, GNE, GNPAT, GNPTAB, GNPTG, GNRHR, GNS, GORAB, GP1BA, GP9, GPR143, GRHPR, GRIP1, GSS, GUCY2D, GUSB, GYS2, HADH, HADHA, HADHB, HAMP, HAX1, HBA1, HBA2, HBB, HCFC1, HELLS, HEXA, HEXB, HFE, HGD, HGSNAT, HINT1, HJV, HLCS, HMGCL, HMGCS2, HOGA1, HPD, HPS1, HPS3, HPS4, HPS5, HPS6, HSD17B10, HSD17B3, HSD17B4, HSD3B2, HSD3B7, HYAL1, HYLS1, IDH3B, IDS, IDUA, IFT140, IGHMBP2, IGSF1, IKBKB, IL1RAPL1, IL2RA, IL2RG, IL7R, INPP5E, INVS, ITGA2B, ITGA6, ITGB3, ITGB4, ITPA, IVD, IYD, JAK3, KCNJ1, KCNJ11, KCTD7, KDM5C, KIF14, L1CAM, LAMA2, LAMA3, LAMB3, LAMC2, LARS, LCA5, LCK, LDLR, LDLRAP1, LHCGR, LHX3, LIFR, LIG4, LIPA, LIPN, LMAN1, LMBRD1, LOXHD1, LPAR6, LPL, LRAT, LRP2, LRPPRC, LTBP4, LYST, MAK, MALT1, MAN2B1, MANBA, MAT1A, MCCC1, MCCC2, MCEE, MCOLN1, MCPH1, MED17, MEFV, MEGF8, MESP2, MFSD8, MID1, MKKS, MKS1, MLC1, MLYCD, MMAA, MMAB, MMACHC, MMADHC, MPI, MPL, MPV17, MRE11, MTHFD1, MTHFR, MTM1, MTMR2, MTR, MTRR, MTTP, MUT, MVK, MYO15A, MYO7A, NAGA, NAGLU, NAGS, NBAS, NBEAL2, NBN, NCF2, NCF4, NDP, NDRG1, NDUFA11, NDUFAF2, NDUFAF5, NDUFS4, NDUFS6, NDUFS7, NDUFV1, NEB, NEU1, NGLY1, NHEJ1, NIPAL4, NONO, NPC1, NPC2, NPHP1, NPHP3, NPHS1, NPHS2, NR0B1, NR2E3, NTRK1, OAT, OBSL1, OCA2, OCRL, OPA3, OPHN1, OSTM1, OTC, OTOF, P3H1, PAH, PAK3, PANK2, PC, PCBD1, PCCA, PCCB, PCDH15, PCNT, PDE6A, PDHA1, PDHB, PDHX, PDP1, PEPD, PET100, PEX1, PEX10, PEX11B, PEX12, PEX13, PEX14, PEX16, PEX19, PEX2, PEX26, PEX3, PEX5, PEX6, PEX7, PFKM, PGK1, PGM3, PHF8, PHGDH, PHKA1, PHKA2, PHKB, PHKG2, PHYH, PIGN, PIP5K1C, PJVK, PKHD1, PLA2G6, PLEKHG5, PLOD1, PLOD2, PLP1, PMM2, PNP, PNPLA1, PNPO, POC1A, POLG, POLH, POLR1C, POMGNT1, POMT1, POMT2, POR, POU1F1, POU3F4, PPIB, PPT1, PQBP1, PRCD, PRDM5, PRF1, PRICKLE1, PRKDC, PROP1, PRPS1, PSAP, PTPRC, PTS, PUS1, PYCR1, PYGL, PYGM, QDPR, RAB23, RAG1, RAG2, RAPSN, RARS2, RAX, RD3, RDH12, RDH5, RFX5, RFXANK, RFXAP, RHAG, RLBP1, RMRP, RNASEH2A, RNASEH2B, RNASEH2C, ROGDI, RP2, RPE65, RPGR, RPGRIP1, RPGRIP1L, RS1, RSPH9, RTEL1, SACS, SAG, SAMD9, SAMHD1, SARS2, SBDS, SCO1, SCO2, SDCCAG8, SDR9C7, SEC23B, SELENON, SEPSECS, SERPINA1, SERPINF1, SGCA, SGCB, SGCD, SGCG, SGSH, SH3TC2, SKIV2L, SLC12A1, SLC12A3, SLC12A6, SLC16A2, SLC17A5, SLC19A2, SLC19A3, SLC1A4, SLC22A5, SLC25A13, SLC25A15, SLC25A20, SLC26A2, SLC26A3, SLC26A4, SLC27A4, SLC2A10, SLC2A2, SLC34A3, SLC35A3, SLC37A4, SLC39A4, SLC3A1, SLC45A2, SLC46A1, SLC4A1, SLC4A11, SLC5A5, SLC6A19, SLC6A8, SLC7A7, SLC7A9, SMARCAL1, SMN1, SMPD1, SNAP29, SNX10, SP110, SPATA7, SPG11, SPG21, SPG7, SPINK5, SPR, SRD5A2, ST3GAL5, STAR, STK4, STX11, STXBP2, SUCLA2, SUMF1, SUOX, SURF1, SYN1, SYNE4, TAT, TAZ, TBCE, TBX19, TCIRG1, TCTN1, TCTN2, TCTN3, TECPR2, TERT, TF, TFR2, TG, TGM1, TH, THOC2, TK2, TMC1, TMEM138, TMEM216, TMEM231, TMEM237, TMEM38B, TMEM67, TMEM70, TMPRSS3, TNFSF11, TNXB, TPO, TPP1, TRAPPC11, TRDN, TREX1, TRHR, TRIM32, TRIM37, TRMU, TRPM6, TSEN2, TSEN34, TSEN54, TSFM, TSHB, TSHR, TTC37, TTC7A, TTC8, TTPA, TULP1, TYMP, TYR, TYRP1, UGT1A1, UNC13D, UPF3B, USH1C, USH1G, USH2A, VDR, VLDLR, VPS13A, VPS13B, VPS45, VPS53, VRK1, VSX2, WAS, WHRN, WISP3, WNT1, WNT10A, WRN, XPA, XPC, ZAP70, ZBTB24, ZDHHC9, ZFYVE26, ZNF469, ZNF711 ( 787遺伝子 )

X連関遺伝子を除く男性用パネルについてはこちらをご覧ください:拡大版保因者スクリーニング遺伝子パネル検査男性版
各遺伝子の保因者頻度についてはこちらのリンクをクリックしてください。787遺伝子の保因者頻度

対象遺伝子と疾患の対照表

遺伝子名 関連疾患
AAAS オールグローブ症候群(AAA症候群)
ABCA12 先天性魚鱗癬様紅皮症
ABCA3 先天性肺胞蛋白症
ABCA4 Stargardt病、網膜色素変性症
ABCB11 進行性家族性肝内胆汁うっ滞症2型
ABCB4 進行性家族性肝内胆汁うっ滞症3型
ABCC8 先天性高インスリン血症、家族性若年性糖尿病(MODY)12型
ABCD1 副腎白質ジストロフィー
ABCD4 ビタミンB12代謝異常症
ACAD9 ミトコンドリア複合I欠損症
ACADM 中鎖アシルCoA脱水素酵素欠損症(MCAD欠損症)
ACADS 短鎖アシルCoA脱水素酵素欠損症(SCAD欠損症)
ACADSB 2-メチルブチリルCoA脱水素酵素欠損症
ACADVL 長鎖アシルCoA脱水素酵素欠損症(VLCAD欠損症)
ACAT1 ケトチオラーゼ欠損症
ACOX1 ペルオキシソーム生合成異常症1型
ACSF3 マロン酸およびメチルマロン酸尿症
ADA 重症複合免疫不全症(ADA欠損症)
ADAMTS2 皮膚脆弱症(Ehlers-Danlos症候群VIIC型)
ADGRG1 前脳無形成症
ADGRV1 Usher症候群2C型
ADK アデノシンキナーゼ欠損症
AFF2 脆弱X症候群関連知的障害
AGA アスパラギン酸グリコシダーゼ欠損症
AGL 糖原病III型(Cori病)
AGPAT2 先天性全身性脂肪異栄養症1型
AGPS リーフサム症候群
AGXT 原発性高シュウ酸尿症1型
AHCY 高ホモシステイン血症
AHI1 Joubert症候群3型
AIMP1 多発性関節拘縮症
AIPL1 Leber先天性黒内障4型
AIRE 自己免疫性多内分泌腺症候群1型
AK2 網状形成不全症
AKR1D1 胆汁酸合成障害
ALDH3A2 シェーグレン・ラルソン症候群
ALDH4A1 高プロリン血症2型
ALDH7A1 ピリドキシン依存性てんかん
ALDOB 遺伝性フルクトース不耐症
ALG1 先天性糖鎖付加異常症1K型
ALG12 先天性糖鎖付加異常症
ALG3 先天性糖鎖付加異常症
ALG6 先天性糖鎖付加異常症
ALMS1 アルストローム症候群
ALOX12B 常染色体劣性遺伝性魚鱗癬
ALOXE3 常染色体劣性遺伝性魚鱗癬
ALPL 低ホスファターゼ症
AMH 持続性ミュラー管症候群
AMHR2 持続性ミュラー管症候群
AMN 巨赤芽球性貧血
AMPD2 ポント小脳低形成
AMT 非ケトン性高グリシン血症
ANO10 小脳失調
ANO5 筋ジストロフィー
ANTXR2 ジャクソン・ワイス症候群
AP1S1 複合型免疫不全症
AP1S2 知的障害
AP3B1 ヘルマンスキー・プドラック症候群
AP3D1 ヘルマンスキー・プドラック症候群
APOPT1 ミトコンドリア症
AQP2 尿崩症
AR アンドロゲン不応症
ARG1 高アルギニン血症
ARL13B ジュベール症候群
ARL6 バルデー・ビードル症候群
ARSA メタクロマチック白質ジストロフィー
ARSB ムコ多糖症VI型
ARSE X連鎖性軟骨形成不全症
ARX X連鎖性知的障害
ASL アルギニノコハク酸リアーゼ欠損症
ASNS 天然型非ケトン性高グリシン血症
ASPA カニバン病
ASS1 シトルリン血症
ATM 毛細血管拡張性運動失調症
ATP13A2 神経変性症
ATP6V0A2 皮膚弛緩症
ATP6V0A4 遠位尿細管性アシドーシス
ATP6V1B1 遠位尿細管性アシドーシス
ATP6V1E1 遠位尿細管性アシドーシス
ATP7A メンケス病
ATP7B ウィルソン病
ATP8B1 家族性肝内胆汁うっ滞症
ATRX アルファサラセミア・知的障害症候群
AVPR2 腎性尿崩症
B9D1 メッケル症候群
B9D2 メッケル症候群
BBS1 バルデー・ビードル症候群
BBS10 バルデー・ビードル症候群
BBS12 バルデー・ビードル症候群
BBS2 バルデー・ビードル症候群
BBS4 バルデー・ビードル症候群
BBS5 バルデー・ビードル症候群
BBS7 バルデー・ビードル症候群
BBS9 バルデー・ビードル症候群
BCHE ブチリルコリンエステラーゼ欠損症
BCKDHA メープルシロップ尿症
BCKDHB メープルシロップ尿症
BCS1L GRACILE症候群、複合I-III欠損症
BLM ブルーム症候群
BLOC1S3 ヘルマンスキー・プドラック症候群
BLOC1S6 ヘルマンスキー・プドラック症候群
BMP1 骨形成不全症
BMPER 小頭症、発達遅滞
BRIP1 ファンコニ貧血
BRWD3 X連鎖性知的障害
BSND バーテルター症候群
BTD ビオチニダーゼ欠損症
BTK X連鎖無ガンマグロブリン血症
C19orf12 神経変性症
C8orf37 網膜ジストロフィー
CAD 発作性てんかん、発達遅滞
CANT1 ディアスチオステオペトローシス
CAPN3 肢帯型筋ジストロフィー
CASP14 角化異常症
CASQ2 カテコラミン誘発多形性心室頻拍
CASR 家族性低カルシウム血症
CAVIN1 全身性リポジストロフィー
CBS ホモシスチン尿症
CC2D1A 知的障害
CC2D2A ジュベール症候群
CCDC103 原発性線毛運動不全症
CCDC151 原発性線毛運動不全症
CCDC39 原発性線毛運動不全症
CCDC8 3M症候群
CCDC88C 小脳失調
CD247 重症複合免疫不全症
CD3D 重症複合免疫不全症
CD3E 重症複合免疫不全症
CD3G 重症複合免疫不全症
CD40LG X連鎖高IgM症候群
CD59 発作性夜間ヘモグロビン尿症
CD8A 重症複合免疫不全症
CDAN1 先天性赤芽球性貧血
CDCA7 イモータル化症候群
CDH23 非症候性難聴、アッシャー症候群
CEP104 ジュベール症候群
CEP152 小頭症
CEP290 ジュベール症候群、レーバー先天性黒内障
CERKL 網膜色素変性症
CERS3 常染色体劣性遺伝性魚鱗癬
CFTR 嚢胞性線維症
CHAT 先天性筋無力症候群
CHM コロイデレミア
CHMP1A ポイント・ボンネ症候群
CHRNE 先天性筋無力症候群
CHRNG 多発性関節拘縮症
CHST6 マカッサー角膜ジストロフィー
CIB2 非症候性難聴
CIITA 主要組織適合複合体クラスII欠損症
CLCF1 神経芽細胞腫
CLCN1 先天性ミオトニア
CLCN5 デンテ病
CLCNKB バーテルター症候群
CLN3 神経セロイドリポフスチン症
CLN5 神経セロイドリポフスチン症
CLN6 神経セロイドリポフスチン症
CLN8 神経セロイドリポフスチン症
CLP1 運動ニューロン疾患
CLRN1 アッシャー症候群
CNGA1 網膜色素変性症
CNGA3 全色盲
CNGB1 網膜色素変性症
CNGB3 全色盲
CNTNAP2 言語発達遅滞
COASY 神経変性症
COL11A2 非症候性難聴
COL17A1 水疱性表皮剥離症
COL27A1 骨形成不全症
COL4A3 アルポート症候群
COL4A4 アルポート症候群
COL4A5 アルポート症候群
COL7A1 水疱性表皮剥離症
COLQ 先天性筋無力症候群
COQ4 コエンザイムQ10欠損症
CORO1A 重症複合免疫不全症
COX10 ミトコンドリア病
COX15 ミトコンドリア病
COX20 ミトコンドリア病
COX6B1 ミトコンドリア病
CP 神経変性症
CPLANE1 ジュベール症候群
CPS1 カルバモイルリン酸合成酵素欠損症
CPT1A カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1A欠損症
CPT2 カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ2欠損症
CRADD 先天性小頭症
CRB1 網膜色素変性症
CRLF1 コールド・インデュースド・スイーティング症候群
CRTAP 骨形成不全症
CRYL1 先天性白内障
CTC1 コーツプラス症候群
CTNS シスチノーシス
CTSA ガラクトシアリドーシス
CTSC パピヨン・ルフェーブル症候群
CTSD 神経セロイドリポフスチン症
CTSF 神経セロイドリポフスチン症
CTSK ピロニキア症候群
CUL4B X連鎖知的障害
CUL7 3M症候群
CWC27 脳梁欠損症
CYBA 慢性肉芽腫症
CYBB 慢性肉芽腫症
CYP11A1 副腎不全
CYP11B1 先天性副腎過形成
CYP11B2 偽性アルドステロン症
CYP17A1 17α-ヒドロキシラーゼ欠損症
CYP19A1 アロマターゼ欠損症
CYP1B1 原発性先天性緑内障
CYP21A2 先天性副腎過形成
CYP27A1 セレブロテンドリノーシス
CYP27B1 ビタミンD依存性くる病
CYP4F22 先天性魚鱗癬
CYP7B1 スピノセレブロ小脳変性症
DBT メープルシロップ尿症
DCAF17 ウッドハウス・サカティ症候群
DCLRE1C 重症複合免疫不全症
DCX X連鎖滑脳症
DDB2 色素性乾皮症
DDC 芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素欠損症
DDR2 スチックラー症候群
DDX11 ワーナー症候群
DGUOK デオキシグアノシンキナーゼ欠損症
DHCR24 デヒドロコレステロール還元酵素欠損症
DHCR7 スミス・レムリ・オピッツ症候群
DHDDS 網膜ジストロフィー
DKC1 先天性角化異常症
DLAT ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体欠損症
DLD ジヒドロリポイルデヒドロゲナーゼ欠損症
DLG3 X連鎖知的障害
DLL3 先天性脊椎側弯症
DMD デュシェンヌ型筋ジストロフィー
DNAH5 原発性線毛不全症
DNAI1 原発性線毛不全症
DNAI2 原発性線毛不全症
DNAL1 原発性線毛不全症
DNMT3B 免疫不全症候群
DOCK8 高IgE症候群
DOK7 先天性筋無力症候群
DOLK 先天性グリコシル化異常症
DPYD ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損症
DTNBP1 エルメルス・ファン・クレーフェ症候群
DUOX2 先天性甲状腺機能低下症
DUOXA2 先天性甲状腺機能低下症
DYNC2H1 短肋骨多指症候群
DYSF ディスフェルリン症
EDA 無汗性外胚葉異形成症
EFEMP2 先天性大動脈瘤
EIF2AK3 ウォルコット・ラリソン症候群
EIF2B1 進行性白質脳症
EIF2B2 進行性白質脳症
EIF2B3 進行性白質脳症
EIF2B4 進行性白質脳症
EIF2B5 進行性白質脳症
ELP1 家族性自律神経失調症
EMD エメリ・ドレフュス型筋ジストロフィー
EPB42 遺伝性楕円赤血球症
ERBB3 リンチ症候群
ERCC2 色素性乾皮症
ERCC3 色素性乾皮症
ERCC4 色素性乾皮症
ERCC5 色素性乾皮症
ERCC6 コケイン症候群
ERCC8 コケイン症候群
ESCO2 ロバーツ症候群
ETFA グルタル酸尿症2型
ETFB グルタル酸尿症2型
ETFDH 多発性筋萎縮症
ETHE1 硫化水素中毒症
EVC エリス・ファン・クレベルド症候群
EVC2 エリス・ファン・クレベルド症候群
EXOSC3 ポントセレベラル低形成
EYS 網膜色素変性症
F11 第XI因子欠乏症
F2 プロトロンビン欠乏症
F5 第V因子欠乏症
F7 第VII因子欠乏症
F8 血友病A
F9 血友病B
FA2H 神経軸索ジストロフィー
FAH チロシン血症1型
FAM126A ヒポミエリン化神経障害
FAM161A 網膜色素変性症
FANCA ファンコニ貧血
FANCB ファンコニ貧血
FANCC ファンコニ貧血
FANCD2 ファンコニ貧血
FANCE ファンコニ貧血
FANCF ファンコニ貧血
FANCG ファンコニ貧血
FANCI ファンコニ貧血
FANCL ファンコニ貧血
FBP1 フルクトース-1,6-ビスホスファターゼ欠損症
FBXL4 ミトコンドリアDNA枯渇症
FGD1 ファシオジェヌアル異骨症
FH 遺伝性平滑筋腫症
FHL1 エメリ・ドレフュス型筋ジストロフィー
FKBP10 骨形成不全症
FKRP 先天性筋ジストロフィー
FKTN 福山型先天性筋ジストロフィー
FMO3 魚臭症
FMR1 脆弱X症候群
FOLR1 脳神経管閉鎖障害
FOXN1 先天性無胸腺症
FOXP3 X連鎖免疫調節障害
FOXRED1 ミトコンドリア複合I欠損症
FRAS1 フレーザー症候群
FREM2 フレーザー症候群
FTCD フォルミミノグルタミン酸尿症
FTSJ1 X連鎖知的障害
FUCA1 フコシドーシス
FXN フリードライヒ運動失調症
G6PC グリコーゲン貯蔵病Ia型(フォン・ギールケ病)
G6PC3 重症先天性好中球減少症3型
G6PD グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症
GAA ポンペ病(糖原病II型)
GALC クラッベ病
GALE ガラクトース血症III型
GALK1 ガラクトース血症II型
GALNS ムコ多糖症IVA型(モルキオ症候群A型)
GALNT3 家族性高リン血症性くる病
GALT ガラクトース血症I型
GAMT グアニジノ酢酸メチルトランスフェラーゼ欠損症
GATM アルギニン-グリシン-アミジノトランスフェラーゼ欠損症
GBA ゴーシェ病
GBE1 グリコーゲン貯蔵病IV型(アンダーセン病)
GCDH グルタル酸尿症I型
GDAP1 遺伝性運動感覚ニューロパチー
GDF5 ブラキダクチリーC型
GFM1 ミトコンドリア病
GFPT1 先天性筋無力症候群
GHR 成長ホルモン不応症(ラロン症候群)
GHRHR 成長ホルモン放出ホルモン受容体欠損症
GJB1 シャルコー・マリー・トゥース病X1型
GJB2 非症候性難聴
GJB6 非症候性難聴
GLA ファブリー病
GLB1 ムコリピドーシスIV型
GLDC 非ケトーシス型高グリシン血症
GLE1 LCCS1(致死性先天性拘縮症候群1型)
GNE 遺伝性封入体ミオパチー
GNPAT 小脳小眼球症
GNPTAB ムコリピドーシスII型およびIII型
GNPTG ムコリピドーシスIII型
GNRHR ゴナドトロピン放出ホルモン受容体欠損症
GNS ムコ多糖症IIID型
GORAB ゴルリン症候群
GP1BA ベルナール・スリエ症候群
GP9 ベルナール・スリエ症候群
GPR143 オキュロカイタネイアアルビニズム
GRHPR 原発性高シュウ酸尿症II型
GRIP1 脳梁欠損症
GSS グルタチオン合成酵素欠損症
GUCY2D レーバー先天性黒内障1型
GUSB ムコ多糖症VII型(スライ症候群)
GYS2 肝グリコーゲン合成酵素欠損症
HADH 3-ヒドロキシアシル-CoA脱水素酵素欠損症
HADHA 長鎖3-ヒドロキシアシル-CoA脱水素酵素欠損症
HADHB 長鎖3-ヒドロキシアシル-CoA脱水素酵素欠損症
HAMP ヘモクロマトーシス2B型
HAX1 コストマン症候群
HBA1 α-サラセミア
HBA2 α-サラセミア
HBB β-サラセミア、鎌状赤血球症
HCFC1 X連鎖知的障害
HELLS イメルダ症候群
HEXA サンドホフ病、テイ・サックス病
HEXB サンドホフ病
HFE ヘモクロマトーシス1型
HGD アルカプトン尿症
HGSNAT ムコ多糖症IIIC型
HINT1 遺伝性運動ニューロパチー
HJV ヘモクロマトーシス2A型
HLCS ホロカルボキシラーゼ合成酵素欠損症
HMGCL 3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリル酸尿症
HMGCS2 3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA合成酵素欠損症
HOGA1 原発性高オキサル酸尿症3型
HPD チロシン血症3型
HPS1 ヘルマンスキー・プドラック症候群1型
HPS3 ヘルマンスキー・プドラック症候群3型
HPS4 ヘルマンスキー・プドラック症候群4型
HPS5 ヘルマンスキー・プドラック症候群5型
HPS6 ヘルマンスキー・プドラック症候群6型
HSD17B10 17β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素10欠損症
HSD17B3 17β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素3欠損症
HSD17B4 ペルオキシソーム生合成異常症
HSD3B2 3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素2欠損症
HSD3B7 3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素7欠損症
HYAL1 ムコ多糖症IX型
HYLS1 ハイドロケレファリー症候群
IDH3B 乳酸アシドーシス
IDS ムコ多糖症II型(ハンター症候群)
IDUA ムコ多糖症I型(ハーラー症候群)
IFT140 シニョー・ラカン症候群
IGHMBP2 遠位型遺伝性運動ニューロン症1型
IGSF1 IGSF1欠損症候群
IKBKB 免疫不全症
IL1RAPL1 知的障害
IL2RA 重症複合免疫不全症
IL2RG X連鎖重症複合免疫不全症
IL7R 重症複合免疫不全症
INPP5E ジュベール症候群
INVS ネフロン癆
ITGA2B グランツマン血小板無力症
ITGA6 表皮水疱症
ITGB3 グランツマン血小板無力症
ITGB4 表皮水疱症
ITPA ITPA欠損症
IVD イソ吉草酸血症
IYD 脱ヨウ素酵素欠損症
JAK3 常染色体劣性重症複合免疫不全症
KCNJ1 バーテル症候群
KCNJ11 新生児糖尿病
KCTD7 進行性ミオクローヌスてんかん
KDM5C 知的障害
KIF14 原発性小頭症
L1CAM X連鎖水頭症
LAMA2 メロシン欠損型先天性筋ジストロフィー
LAMA3 接合部型表皮水疱症
LAMB3 接合部型表皮水疱症
LAMC2 接合部型表皮水疱症
LARS 先天性ラエフラ症候群
LCA5 レーバー先天性黒内障
LCK 免疫不全症
LDLR 家族性高コレステロール血症
LDLRAP1 家族性高コレステロール血症
LHCGR ルテイン化ホルモン/絨毛性ゴナドトロピン受容体欠損症
LHX3 ホルモン欠損症
LIFR シュワルツ・ジェンペル症候群
LIG4 免疫不全症
LIPA ウォルマン病
LIPN 局在性皮膚角化症
LMAN1 凝固因子欠乏症
LMBRD1 イムルン症候群
LOXHD1 難聴
LPAR6 毛包癆
LPL 家族性リポプロテインリパーゼ欠損症
LRAT 網膜色素変性症
LRP2 ドニエ・バロウ症候群
LRPPRC フレンチ・カナディアン型ルイーズ・バロ症候群
LTBP4 切れやすい皮膚症候群
LYST チェディアック・東症候群
MAK 網膜色素変性症
MALT1 免疫不全症
MAN2B1 α-マンノシドーシス
MANBA β-マンノシドーシス
MAT1A 高メチオニン血症
MCCC1 3-メチルクロトニルCoAカルボキシラーゼ欠損症
MCCC2 3-メチルクロトニルCoAカルボキシラーゼ欠損症
MCEE メチルクエン酸エンケファロパチー
MCOLN1 ムコリピドーシスIV型
MCPH1 原発性小頭症
MED17 神経変性疾患
MEFV 家族性地中海熱
MEGF8 カーペンター症候群
MESP2 脊椎骨端異形成症
MFSD8 神経セロイドリポフスチン症
MID1 オペイツ症候群
MKKS バルデー・ビードル症候群
MKS1 メッケル症候群
MLC1 巨脳症
MLYCD マロニルCoA脱炭酸酵素欠損症
MMAA メチルマロン酸血症
MMAB メチルマロン酸血症
MMACHC メチルマロン酸血症
MMADHC メチルマロン酸血症
MPI 糖タンパク質糖鎖合成異常症
MPL 先天性無巨核球性血小板減少症
MPV17 ミトコンドリアDNA枯渇症
MRE11 毛細血管拡張性運動失調症様疾患1
MTHFD1 ホモシステイン血症
MTHFR ホモシステイン血症
MTM1 X連鎖性ミオパチー
MTMR2 シャルコー・マリー・トゥース病
MTR ホモシステイン血症
MTRR ホモシステイン血症
MTTP アベタリポプロテイン血症
MUT メチルマロン酸血症
MVK メバロン酸キナーゼ欠損症
MYO15A 非症候性難聴
MYO7A ウシャー症候群
NAGA シアリダーゼ欠損症
NAGLU ムコ多糖症IIIB型
NAGS N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症
NBAS 短腸症候群
NBEAL2 グレイプレートレット症候群
NBN ニーマン・ピック病
NCF2 慢性肉芽腫症
NCF4 慢性肉芽腫症
NDP 家族性滲出性硝子体症
NDRG1 遺伝性運動感覚ニューロパチー
NDUFA11 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFAF2 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFAF5 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFS4 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFS6 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFS7 ミトコンドリア複合体I欠損症
NDUFV1 ミトコンドリア複合体I欠損症
NEB 先天性筋無力症候群
NEU1 シアリダーゼ欠損症
NGLY1 N-グリカン加水分解酵素欠損症
NHEJ1 重症複合免疫不全症
NIPAL4 角化症
NONO 知的障害
NPC1 ニーマン・ピック病
NPC2 ニーマン・ピック病
NPHP1 ネフロン癆
NPHP3 ネフロン癆
NPHS1 フィンランド型先天性ネフローゼ症候群
NPHS2 スポドシン関連ネフローゼ症候群
NR0B1 副腎低形成
NR2E3 強直性網膜症
NTRK1 遺伝性感覚自律神経ニューロパチー
OAT オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
OBSL1 3-M症候群
OCA2 チロシナーゼ陰性白皮症
OCRL ロウ症候群
OPA3 3-メチルグルタコン酸尿症
OPHN1 知的障害
OSTM1 骨硬化症
OTC オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
OTOF 非症候性難聴
P3H1 骨形成不全症
PAH フェニルケトン尿症
PAK3 知的障害
PANK2 パンテトネートキナーゼ関連神経変性症
PC ピルビン酸カルボキシラーゼ欠損症
PCBD1 高フェニルアラニン血症
PCCA プロピオン酸血症
PCCB プロピオン酸血症
PCDH15 アッシャー症候群
PCNT 原発性小人症
PDE6A 網膜色素変性症
PDHA1 ピルビン酸脱水素酵素欠損症
PDHB ピルビン酸脱水素酵素欠損症
PDHX ピルビン酸脱水素酵素欠損症
PDP1 ピルビン酸デヒドロゲナーゼホスファターゼ欠損症
PEPD ペプチジルプロリルシス-トランス異性化酵素欠損症
PET100 ミトコンドリア複合体IV欠損症
PEX1 ペルオキシソーム形成異常症
PEX10 ペルオキシソーム形成異常症
PEX11B ペルオキシソーム生合成異常症
PEX12 ペルオキシソーム形成異常症
PEX13 ペルオキシソーム形成異常症
PEX14 ペルオキシソーム生合成異常症
PEX16 ペルオキシソーム生合成異常症
PEX19 ペルオキシソーム生合成異常症
PEX2 ペルオキシソーム形成異常症
PEX26 ペルオキシソーム形成異常症
PEX3 ペルオキシソーム生合成異常症
PEX5 ペルオキシソーム形成異常症
PEX6 ペルオキシソーム形成異常症
PEX7 ペルオキシソーム形成異常症
PFKM 糖原病VII型
PGK1 ホスホグリセリン酸キナーゼ欠損症
PGM3 免疫不全症
PHF8 知的障害
PHGDH 3-ホスホグリセリン酸デヒドロゲナーゼ欠損症
PHKA1 糖原病IX型
PHKA2 糖原病IX型
PHKB 糖原病IX型
PHKG2 糖原病IX型
PHYH レフサム病
PIGN 多発性先天性異常症候群
PIP5K1C リン脂質代謝異常症
PJVK 非症候性難聴
PKHD1 常染色体劣性多発性嚢胞腎
PLA2G6 神経変性症
PLEKHG5 遠位型脊髄性筋萎縮症
PLOD1 エーラス・ダンロス症候群
PLOD2 先天性骨形成不全症
PLP1 ペルオキシソーム形成異常症
PMM2 先天性糖鎖付加異常症
PNP プリンヌクレオシドホスホリラーゼ欠損症
PNPLA1 常染色体劣性魚鱗癬
PNPO ピリドキサールリン酸依存性てんかん
POC1A 原発性小人症
POLG ミトコンドリアDNA欠損症
POLH 色素性乾皮症
POLR1C Treacher Collins症候群
POMGNT1 筋ジストロフィー
POMT1 筋ジストロフィー
POMT2 筋ジストロフィー
POR 副腎皮質過形成
POU1F1 成長ホルモン欠損症
POU3F4 X連鎖性難聴
PPIB 骨形成不全症
PPT1 神経セロイドリポフスチン症
PQBP1 知的障害
PRCD 網膜変性症
PRDM5 脆弱角膜症候群
PRF1 家族性血球貪食性リンパ組織球症
PRICKLE1 てんかん
PRKDC 重症複合免疫不全症
PROP1 下垂体機能低下症
PRPS1 プリン・ピリミジン代謝異常症
PSAP スフィンゴリピドーシス
PTPRC 重症複合免疫不全症
PTS フェニルケトン尿症
PUS1 ミトコンドリアミオパチー
PYCR1 皮膚弾力線維症
PYGL 糖原病
PYGM 糖原病
QDPR テトラヒドロビオプテリン(BH4)欠損型高フェニルアラニン血症(フェニルケトン尿症)
RAB23 Carpenter症候群
RAG1 重症複合免疫不全症
RAG2 重症複合免疫不全症
RAPSN 先天性筋無力症候群
RARS2 橋小脳低形成
RAX 無眼球症
RD3 網膜ジストロフィー
RDH12 網膜色素変性症
RDH5 白点状眼底 (眼底白点症)
RFX5 MHCクラスⅡ欠損症
RFXANK MHCクラスⅡ欠損症
RFXAP MHCクラスⅡ欠損症
RHAG 遺伝性楕円赤血球症
RLBP1 網膜色素変性症
RMRP カルティラージュヘア低形成
RNASEH2A アカルディ・グティエール症候群
RNASEH2B アカルディ・グティエール症候群
RNASEH2C アカルディ・グティエール症候群
ROGDI コフィン・ローリー症候群
RP2 網膜色素変性症
RPE65 レーバー先天性黒内障
RPGR 網膜色素変性症
RPGRIP1 レーバー先天性黒内障
RPGRIP1L ジュベール症候群
RS1 網膜分離症
RSPH9 原発性線毛運動不全症
RTEL1 先天性異常症候群
SACS 痙性運動失調症(痙性小脳失調症)シャルルボワ・サグネ・タイプ(SACS)
SAG 網膜色素変性症
SAMD9 ミルズ症候群
SAMHD1 アカルディ・グティエール症候群
SARS2 橋小脳低形成
SBDS シュワッハマン・ダイアモンド症候群
SCO1 ミトコンドリア複合IV欠損症
SCO2 ミトコンドリア複合IV欠損症
SDCCAG8 バルデー・ビードル(Bardet-Biedl)症候群
SDR9C7 先天性魚鱗癬様紅皮症
SEC23B 先天性赤血球形成異常性貧血II型
SELENON 強直性脊椎症を伴う先天性ミオパチー3型
SEPSECS 橋小脳低形成
SERPINA1 α1-アンチトリプシン欠損症
SERPINF1 骨形成不全症タイプVI
SGCA 肢帯型筋ジストロフィー2D型
SGCB 肢帯型筋ジストロフィー2E型
SGCD 肢帯型筋ジストロフィー2F型
SGCG 肢帯型筋ジストロフィー2C型
SGSH ムコ多糖症III型A(サンフィリッポ症候群A型)
SH3TC2 シャルコー・マリー・トゥース病4C型
SKIV2L 遺伝性多発性腫瘍症候群
SLC12A1 バーター症候群1型
SLC12A3 ギッテルマン(Gitelman)症候群
SLC12A6 Agenesis of the corpus callosum with peripheral neuropathy (ACCPN)
SLC16A2 アラン・ハーンドン・ダドリー症候群
SLC17A5 遊離シアル酸蓄積症
SLC19A2 チアミン欠乏症
SLC19A3 ビタミンB1依存性脳症
SLC1A4 中枢神経系疾患
SLC22A5 カルニチン欠乏症
SLC25A13 シトリン欠損症
SLC25A15 高アンモニア血症
SLC25A20 カルニチン・アシルカルニチン輸送欠損症
SLC26A2 ジスチアミン硫酸欠乏症
SLC26A3 家族性クロライド下痢症
SLC26A4 ペンドレッド症候群
SLC27A4 皮膚バリア機能異常
SLC2A10 動脈蛇行症候群
SLC2A2 ファンコニー症候群
SLC34A3 家族性低リン血症性くる病
SLC35A3 先天性障害
SLC37A4 糖原病Ib型
SLC39A4 亜鉛欠乏症
SLC3A1 シスチン尿症
SLC45A2 眼皮膚白皮症4型
SLC46A1 遺伝性葉酸吸収不良症
SLC4A1 常染色体優性遺伝性橈骨異形成症、常染色体劣性遺伝性橈骨異形成症、南アジア遺伝性楕円赤血球症、常染色体優性遺伝性腎尿細管性アシドーシス
SLC4A11 コーツェン角膜内皮ジストロフィー、早発性角膜内皮ジストロフィー、ハルステッド症候群
SLC5A5 先天性ヨウ素取り込み欠損症
SLC6A19 ハートナップ病
SLC6A8 クレアチントランスポーター欠損症
SLC7A7 リジン尿性蛋白不耐症
SLC7A9 シスチン尿症
SMARCAL1 シックル症候群
SMN1 脊髄性筋萎縮症
SMPD1 ニーマン・ピック病A型、ニーマン・ピック病B型
SNAP29 セントラルミッドライン異常症候群
SNX10 骨硬化症11型
SP110 肝細胞核因子4α欠損症
SPATA7 網膜色素変性症3型
SPG11 常染色体劣性遺伝性痙性対麻痺11型
SPG21 マスパルマ症候群
SPG7 常染色体劣性遺伝性痙性対麻痺7型
SPINK5 ネザートン症候群
SPR セロトニン生成欠損症
SRD5A2 男性仮性半陰陽症
ST3GAL5 GM3シンターゼ欠損症
STAR 先天性副腎皮質過形成症
STK4 免疫不全症15型
STX11 家族性血球貪食性リンパ組織球症4型
STXBP2 家族性血球貪食性リンパ組織球症5型
SUCLA2 ミトコンドリアDNA欠損症
SUMF1 多発性硫酸化酵素欠損症
SUOX 硫酸化酵素欠損症
SURF1 レイ症候群
SYN1 てんかん、X連鎖性精神遅滞
SYNE4 難聴、常染色体劣性遺伝性4型
TAT チロシン血症2型
TAZ バース症候群
TBCE ケニー・カフレイ症候群
TBX19 先天性副腎皮質機能低下症
TCIRG1 骨硬化症1型
TCTN1 ジョウバート症候群24型
TCTN2 ジョウバート症候群25型
TCTN3 テクトノン症候群3型
TECPR2 自律神経性ニューロパチー、TECPR2関連
TERT 劣性型先天性角化不全症4型
TF アトランスフェリン血症
TFR2 ヘモクロマトーシス4型
TG 先天性甲状腺機能低下症
TGM1 魚鱗癬、常染色体劣性1型
TH チロシンヒドロキシラーゼ欠損症
TK2 チミジンキナーゼ2欠損症
TMC1 難聴、常染色体劣性、TMC1関連
TMEM138 腎臓・肝臓・脳異常症候群
TMEM216 ジョウバート症候群2型
TMEM231 ジョウバート症候群20型
TMEM237 ジョウバート症候群14型
TMEM38B 骨形成不全症、TMEM38B関連
TMEM67 メックル症候群4型
TMEM70 ミトコンドリアATP合成酵素欠損症
TMPRSS3 難聴、常染色体劣性、TMPRSS3関連
TNFSF11 家族性巨大破骨細胞性骨腫瘍
TNXB エーラス・ダンロス症候群、古典型様型
TPO 先天性甲状腺機能低下症
TPP1 神経セロイドリポフスチン症2型
TRAPPC11 筋ジストロフィー、帯状体異常、TRAPPC11関連
TRDN カテコールアミン誘発性多形性心室頻拍
TRHR 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン受容体欠損症
TRIM32 筋ジストロフィー、肢帯型2H型
TRIM37 マルチプルコア症候群
TRMU ミトコンドリア病、TRMU関連
TRPM6 低マグネシウム血症、二次性低カルシウム血症
TSEN2 ポント小脳低形成、TSEN2関連
TSEN34 ポント小脳低形成、TSEN34関連
TSEN54 ポント小脳低形成、TSEN54関連
TSFM ミトコンドリア病、TSFM関連
TSHB 甲状腺刺激ホルモンβサブユニット欠損症
TTC37 トリコヘプタロス症候群
TTC7A 多発性腸閉鎖症、TTC7A関連
TTC8 バルデー・ビードル症候群8型
TTPA ビタミンE欠乏症、家族性
TULP1 網膜色素変性症、常染色体劣性26型
TYMP ミトコンドリア神経胃腸脳症(MNGIE)
TYR チロシナーゼ陰性白皮症
TYRP1 チロシナーゼ関連タンパク質1欠損症
UGT1A1 クリグラー・ナジャール症候群、ジルベール症候群
UNC13D 家族性血球貪食性リンパ組織球症3型
UPF3B 知的障害、X連鎖
USH1C 網膜色素変性症、常染色体劣性
USH1G 網膜色素変性症、常染色体劣性
USH2A 網膜色素変性症、常染色体劣性
VDR ビタミンD依存性くる病2型A
VLDLR 小脳低形成、常染色体劣性
VPS13A コレアアカントサイトーシス
VPS13B コーエン症候群
VPS45 白血球接着不全症2型
VPS53 小脳低形成、常染色体劣性
VRK1 遠位型脊髄性筋萎縮症
VSX2 無虹彩症、常染色体劣性
WAS ウィスコット・アルドリッチ症候群
WHRN 網膜色素変性症、常染色体劣性
WISP3 進行性偽性リウマチ性関節症
WNT1 骨形成不全症、常染色体劣性
WNT10A オドントディスプラシア
WRN ウェルナー症候群
XPA 色素性乾皮症、補完群A
XPC 色素性乾皮症、補完群C
ZAP70 重症複合免疫不全症、ZAP70欠損型
ZBTB24 知的障害、常染色体劣性
ZDHHC9 知的障害、X連鎖
ZFYVE26 遺伝性痙性対麻痺、常染色体劣性
ZNF469 ブリットルコルネア症候群
ZNF711 知的障害、X連鎖

遺伝子検査内容

検査する内容は以下の通りです。

配列変異および小さな挿入/欠失
特に指定がない限り、全遺伝子配列(コード領域および隣接するイントロン/スプライス領域)は、少なくとも20個の独立した配列リード(20xのデプス)によってカバーされた塩基の99%以上で実施されます。さらに、ClinVarおよびHuman Gene Mutation Database(HGMD)で指定されたイントロンおよびプロモーター変異は、98%以上の感度で対象となります。
欠失/重複(del/dup)
コピー数バリアント(欠失/重複、略してdel/dupとも呼ばれる)は、高度なバイオインフォマティックアルゴリズムを用いて検出します。この方法で見つかった病原性バリアントは、サンガー配列決定、MLPA、定量PCR(qPCR)により確認されます。

注意事項

フラジャイルX(脆弱X症候群)
FMR1の5’非翻訳領域におけるトリヌクレオチドリピート(CGG)拡張は、リピートプライムドPCR(rpPCR)により検出されます。プレミューテーションキャリアは、サンガー配列決定により、AGGの中断を検出します。
脊髄性筋萎縮症
SMN1遺伝子のコピー数変化をNGSでスクリーニングし、MLPAで確認します。脊髄性筋萎縮症の点変異は、配列相同性が高いため検出されません。
相同性の高い偽遺伝子/領域
独自のバイオインフォマティクスツールを採用し、類似性の高い不活性対応遺伝子を持つ疾患遺伝子(ゴーシェ病のGBA、先天性副腎過形成のCYP21A2、αサラセミアのHBA1/HBA2など)のキャリア変異を特定します。

報告オプション

ACMG(米国臨床遺伝学会)の配列バリアント解釈ガイドラインにより「Pathogenic(病的)」または「Likely Pathogenic(病的な可能性が高い)」に分類されたバリアントのみが報告されます。

検出率

最高の検出率を確保するために、最適なラボと計算ツールが採用されています。全遺伝子に対する分析的検出率は98%以上です。

検査に必要な検体

検査に必要な検体は以下の通りです。

  • 血液
  • 唾液*
  • 口腔粘膜ぬぐい液*

*唾液・口腔ぬぐい液の場合、遠隔地の方でもオンライン診療(ビデオスルーでの診察の事をいいます)で遺伝カウンセリングをしたのち、検体を当院にお送りいただく形で、当院にお越しにならずに検査が可能です。遠方の方でもお受けいただけます。

検査の限界

すべてのシーケンス技術には限界があります。本分析は次世代シーケンサー(NGS)により行われ、コーディング領域とスプライシングジャンクションを調べるように設計されています。次世代シーケンス技術およびバイオインフォマティクス解析技術により、偽遺伝子配列やその他の高相同配列の寄与は大幅に減少しますが、それでも時折、シーケンス解析および欠失・重複解析の両方で、病敵バリアントアレルを特定するアッセイの技術能力を阻害することがあります。サンガーシーケンスは、品質スコアが低いバリアントを確認し、カバレッジ基準を満たすために使用されます。欠失/重複解析は、1つの遺伝子全体を含み(頬側スワブ検体および全血検体)、2つ以上の連続したエクソンの大きさを持つゲノム領域の変化を特定できる(全血検体のみ);単一エクソンの欠失または重複が特定されることもあるが、この検査では日常的には検出されません。次世代シークエンサーで同定された推定欠失または重複は、直交法(qPCRまたはMLPA)により確認されます。本アッセイでは、転座や逆位、リピート拡大(トリヌクレオチドやヘキサヌクレオチドなど)、ほとんどの制御領域(プロモーター領域)や深いイントロン領域(エクソンから20bp以上)の変化など(ただし、これらに限らない)、疾患の原因となる特定のタイプのゲノム変化は検出できません。本アッセイは、体細胞モザイクや体細胞変異の検出のために設計または検証されたものではありません。

特記事項

遺伝子 特記事項
AFF2 現在の検査方法では、この遺伝子における三塩基反復の拡大は評価されない。上記で特に指定がない限り、この遺伝子の配列変異とコピー数の変化のみが検査される。
ALG1 相同性の高い領域による干渉のため、現在の検査法ではALG1遺伝子(NM_019109.4)のエクソン6-13の変異を検出する感度が低い。
AR 現在の検査法では、この遺伝子の三塩基反復の拡大は評価できない。
ARX 女性におけるARX遺伝子の7反復(21bp)以上のヘテロ接合性ポリアラニン拡張は、この方法では検出できない可能性がある。
BTD NM_001370658.1:c.1270G>C(p.Asp424His)が検出された場合、この変異は疾患浸透率が低く、ホモ接合体では主に酵素活性の低下に関連するため、報告されない。
CD40LG 現在の検査方法では、この遺伝子のトリヌクレオチドリピート拡張を評価することはできません。
CEP290 エクソン8-13とエクソン39-42のコピー数解析はCEP290遺伝子の感度を低下させる可能性がある。これらのエクソンの確認は、CEP290関連の病歴が陽性である個体、および/または病原性/病原性の可能性が高い配列変異を有する個体に限定される。
CFTR イントロン 8 多型領域(例:IVS8-5T 対立遺伝子)の解析は、p.Arg117His(R117H)変異が検出された場合のみ実施する。単一エクソンの欠失/重複解析は、既に報告されているエクソンの欠失に限定される:1, 2, 3, 11, 19, 20, 21.CFTR関連先天性両側精管欠損症およびCFTR関連膵炎に主に関連するCFTR変異体は、この解析には含まれない。嚢胞性線維症変異であるという証拠が不十分なCFTR変異体も報告されない。
CYP11B1 現在の検査法では、相同性の高い領域による干渉のため、この遺伝子の特定の病原性変異体を確実に検出することはできない。この解析は、コピーニュートラルなキメラCYP11B1/CYP11B2遺伝子の検出や除外を目的としたものではない。
CYP11B2 現在の検査法では、相同性の高い領域による干渉のため、この遺伝子の特定の病原性変異体を確実に検出することはできない。この解析は、コピーニュートラルなキメラCYP11B1/CYP11B2遺伝子の検出や除外を目的としたものではない。
CYP21A2 CYP21A2遺伝子とその偽遺伝子であるCYP21A1Pの間には、重大な偽遺伝子干渉および/または相互交換が起こることが知られており、結果に影響を与える可能性がある。そのため、この遺伝子で報告された変異の関連性は、各患者の臨床所見、生化学的プロファイル、および家族歴との関連において臨床的に解釈されなければならない。非クラスの先天性副腎過形成(CAH)に主に関連するCYP21A2のバリアントは本解析には含まれていない(PubMed: 23359698)。c.188A>T(p.His63Leu)、c.844G>T(p.Val282Leu)、c.1174G>A(p.Ala392Thr)、およびc.1360C>T(p.Pro454Ser)を含むがこれらに限定されない、非古典的疾患に関連する変異体は報告されない。NM_000500.9:c.955C>T(p.Gln319Ter)については、LR-PCRはルーチンでオーダーされない。c.955C>T (p.Gln319Ter)を有する個体は、LR-PCRにより変異の正確な性質が決定されておらず、変異がCYP21A2野生型遺伝子またはCYP21A1P偽遺伝子で生じる可能性があることを示すPossible Carrierとして報告される。2番目の生殖パートナーが古典的CAHに関連する変異体検査で陽性であった場合、確認検査が推奨される。
DMD 単一エクソンの欠失/重複解析は、UMDデータベース(http://www.umd.be/DMD/W_DMD/index.html)に1人以上の患者が報告されているエクソン、およびエクソン3以降のすべてのフレーム外エクソンに限定される。これにはエクソン1の欠失、エクソン2の重複、エクソン3,6~8,11,12,17~22,43~46,48,50~56,58~63,65~70,75,76,78のdel/dupが含まれる。単一エクソンの検出は血液サンプルに限定される。
DUOX2 現在の検査法では、DUOX2遺伝子(NM_014080.5)のエクソン6-8における変異は、相同性の高い遺伝子であるDUOX1による著しい干渉のため、確実に検出することができない。
F2 共通のリスク対立遺伝子NM_000506.5:c.*97G>Aはこの解析には含まれていない。
F5 一般的な第5因子 “Leiden “対立遺伝子は、疾患の浸透率が低いため、通常報告されない。
F8 現在の検査方法では、F8遺伝子のイントロン1/イントロン22逆位を検出することはできません。この検出はご希望により可能です。
FANCD2 偽遺伝子干渉のため、FANCD2遺伝子(NM _033084.4)のエクソン14-17内のコピー数多型は評価されず、この領域における一塩基変異および小さな挿入/欠失の検出は保証されない。
FMR1 200以上のCGG反復の対立遺伝子の正確なサイズは決定できない;これらの対立遺伝子はX連鎖性脆弱X症候群の病原性である。10反復未満の対立遺伝子は増幅されないことがある;これらの対立遺伝子は良性である。この遺伝子のリピート長は±1単位で変化する。メチル化は解析されていない。FMR1プロモーターのRP-PCR解析は男性では日常的に行われていない。生殖腺モザイクを含む小さなサイズのモザイクは検出されないことがある。
FXN 疾患と最もよく関連するFXN遺伝子変異は、GAA3塩基反復配列の拡張です。本検査では、特に断りがない限り、この遺伝子の配列変異とコピー数の変化のみを検査します。患者の臨床症状がこの遺伝子に関連する疾患に特異的である場合、反復拡張検査が正当化される場合があります。
GALT 通常、D2 “Duarte “対立遺伝子は検出されても報告されないが、要請があれば報告される。この対立遺伝子は新生児スクリーニングで陽性となることがあるが、どの州でも臨床症状を引き起こすことは知られていない(PubMed: 25473725, 30593450)。
GBA 現在の検査法では、偽遺伝子と機能遺伝子の間の相同組換えにより、GBA遺伝子のある種の病原性変異体を確実に検出できない可能性がある。
HBA1 HBA1遺伝子のエクソン1-2における高相同領域からの著しい干渉が起こることが認識されており、シークエンシング解析中に病原性変化を検出するアッセイの技術的能力を阻害する可能性がある。
HBA2 HBA2遺伝子のエクソン1-2における相同性の高い領域からの干渉が顕著であることが認められており、シークエンシング解析中に病原性変化を検出するアッセイの技術的能力を阻害する可能性がある。
HFE 一般的な変異であるp.Cys282Tyrおよびp.His63Aspは低浸透率であり、報告されていない。
HSD17B4 エクソン4-6のコピー数解析はHSD17B4遺伝子の感度を低下させる可能性がある。これらのエクソンの確認は、D-bifunctional protein欠損症およびPerrault症候群の病歴が陽性である個体、および/または病原性/病原性の可能性が高い配列変異を有する個体に限定される。
LMBRD1 エクソン9-12のコピー数解析はLMBRD1遺伝子の感度を低下させる可能性がある。これらのエクソンの確認は、複合型メチルマロン酸尿症およびホモシスチン尿症の陽性既往歴のある個体、および/または病原性/病原性の可能性が高い配列変異を有する個体に限定される。
MTHFR ACMGが推奨しているように、MTHFR遺伝子における2つの一般的な多型-c.1286A>C(p.Glu429Ala、c.1298A>Cとしても知られる)およびc.665C>T(p.Ala2222Val、c.677C>Tとしても知られる)-は、検査に値する十分な臨床的有用性がないため、この検査では報告されていない(PubMed: 23288205)。
NEB この遺伝子には32kbの3重鎖領域(エクソン82-105)があり、塩基配列の決定や欠失/重複解析は不可能である。
NPHS2 検出された場合、NM_014625.3:c.686G>A (p.Arg229Gln)の変異は、ホモ接合またはNPHS2のエクソン1-6の変異との複合ヘテロ接合状態では疾患と有意に関連しないため、報告されない。
RPGR このアッセイは、RPGR遺伝子の重要な “ORF15 “領域(NM_001034853.1)のほとんどの病原性バリアントを検出することができる。しかし、この遺伝子座は複雑なため、現在利用可能な検査では、この領域の一部(chrX(GRCh37):38144792-38146498)におけるバリアントの存在を完全に除外することはできません。
SERPINA1 NM_000295.5:c.863A>T(p.Glu288Val)が検出された場合、この変異は疾患浸透率が低く、重篤な早期発症疾患とは関連しないため、報告されない。
SMN1 現在の検査方法では、SMN1遺伝子(NM_022874.2)のエクソン7における配列変異およびエクソン7~8におけるコピー数の変異を検出する。この遺伝子の他の領域については、塩基配列決定および欠失/重複解析は行われない。人口の約5-8%はSMN1が1本の染色体に2コピー存在し、もう1本の染色体には欠失があり、[2+0]型として知られている(PubMed: 20301526)。現在の検査法では[2+0]のSMN1保因者を直接検出することはできないが、サイレントキャリア対立遺伝子と特定の集団特異的一塩基変化との連鎖を検出することができる。その結果、保因者検査の結果が陰性であっても、その人が保因者である可能性は大きく減少するが、排除されるわけではない。
TERT TERTプロモーター領域は、配列決定とコピー数の変異の両方について解析される。
TMEM231 相同性の高い領域による干渉のため、現在の検査法ではTMEM231遺伝子(NM_001077416.2)のエクソン2-4の変異を検出する感度が低い。
TNXB この遺伝子は、特にエクソン32-44(NM_019105.6)において、著しい偽遺伝子の干渉を受けやすい。これらのエクソンのうち、コピー数解析が可能なのはエクソン35のみである。SNV解析が可能なのはエクソン35と40のみである。
TRDN 特定のエクソン(エクソン4-5を含む)はGC含量が高いため、TRDNの部分的遺伝子欠失/重複についてはコピー数解析の感度が低下する可能性がある。部分的遺伝子欠失/重複の確認は、心臓不整脈の陽性既往歴のある個体および/または病原性/病原性の可能性が高い配列変異を有する個体に限定される。
TYR 相同性の高い領域による干渉のため、現在の検査法ではTYR遺伝子(NM_000372.5)のエクソン4-5における変異を検出する感度が低い。
UGT1A1 UGT1A1遺伝子の一般的な変異(集団対立遺伝子頻度が5%以上)は、メンデル病の原因とはならないため、通常報告されない。
WNT10A 検出されたとしても、常染色体優性選択的歯牙形成不全に関連するある種の一般的な変異体は報告されない。これらの変異体は常染色体劣性遺伝性疾患では低浸透率であり、健常対照者ではホモ接合体として一般的に認められる。
WRN WRN遺伝子内の相同性の高い領域による干渉のため、現在の検査法ではWRNのエクソン10-11(NM_000553.6)の変異を検出する感度が低い。

結果が出るまでの期間

3-5週間(2~3週間ですが検体送付なども余裕を見て)

検査費用

253,000円(税込)遺伝カウンセリング料金は別途30分16,500円(税込)かかります。カップルで同時に検査する場合には、検査費用合計で484,000円(税込)(お二人目231,000円税込み)といたします。

※カップルで検査を受けた場合の遺伝カウンセリング料金は、同じ検査を同時に同じ説明で受けた、同日検査をカップルでする場合、16500円としております。お支払総額が少しでも高くならないようにするための配慮です。それ以外の場合は、グループとして1診療とみなすことができないため、遺伝カウンセリング料金は各自30分16500円をお支払いください。また、1診療1種類のカウンセリングとさせていただいております。たとえば保因者検査の説明で、まったく関係ない「子どもが4か月たってもできないがこれからどうしたらいいか」とか、「基礎体温をきちんとつけられていない」とかいうお話をなさると、別の診療枠を設ける、または別途遺伝カウンセリング料を頂戴することとなりますので、ご注意ください。

ミネルバクリニックでは患者さまへ正しい情報をお届けするために、
遺伝子ブライダルチェックに関する様々な情報を公開しています。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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