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- 1 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)とは?症状・原因・診断・治療を臨床遺伝専門医が解説
9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)とは?
症状・原因・診断・治療を臨床遺伝専門医が解説
Q. 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)とはどのような病気ですか?
A. 9番染色体長腕末端領域(9q34.3)の微小欠失、またはEHMT1遺伝子の変異により発症する稀な常染色体優性(顕性)遺伝疾患です。
中等度〜重度の知的障害、特徴的な顔貌、乳幼児期の筋緊張低下、重度の言語発達遅滞を主症状とし、思春期以降の行動退行・睡眠障害・精神症状が重要な臨床的特徴です。
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原因 → 9q34.3微小欠失またはEHMT1遺伝子変異によるハプロ不全 -
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主症状 → 知的障害(中等度〜重度)、特徴的顔貌、筋緊張低下、重度の言語発達遅滞 -
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重要な特徴 → 思春期以降の行動退行・睡眠障害・緊張病(カタトニア)に要注意 -
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診断方法 → 染色体マイクロアレイ検査(CMA)またはエクソーム解析 -
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頻度 → 出生約36,000人に1人、神経発達障害では約500人に1人
1. 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)とは|基本情報
【結論】 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)は、9番染色体長腕末端(9q34.3)の微小欠失、または同領域に存在するEHMT1遺伝子の変異を原因とする稀な常染色体優性(顕性)遺伝疾患です。中等度〜重度の知的障害、特徴的顔貌、筋緊張低下、言語発達遅滞を主症状とします。
本症候群は2006年にオランダの臨床遺伝専門医であるTjitske Kleefstra博士らによって原因遺伝子(EHMT1)が同定され、以後「クリーフストラ症候群」と呼ばれるようになりました。それ以前は「9qサブテロメア欠失症候群」「9q-症候群」などと呼ばれていました。
💡 用語解説:「ハプロ不全」とは?
通常、遺伝子は父母から1本ずつ、計2コピー持っています。「ハプロ不全」とは、1コピーが欠失または機能しなくなることで、残り1コピーだけでは正常な機能を維持できない状態を指します。EHMT1遺伝子はハプロ不全を起こしやすい遺伝子であり、50%のタンパク質量では細胞機能が維持できません。
9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 疾患名 | 9q34欠失症候群 / クリーフストラ症候群(Kleefstra Syndrome: KS) |
| OMIM番号 | #610253 |
| 原因 | 9q34.3微小欠失またはEHMT1遺伝子の機能喪失型変異 |
| 頻度 | 出生約36,000人に1人(神経発達障害では約500人に1人) |
| 遺伝形式 | 常染色体優性(顕性)、ほとんどが新生突然変異 |
| 責任遺伝子 | EHMT1(Euchromatic Histone Methyltransferase 1) |
遺伝学的変異の2つのタイプ
クリーフストラ症候群を引き起こす遺伝学的要因は、大きく分けて2種類に分類されます。
①9q34.3微小欠失(約半数)
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EHMT1を含むゲノム領域の物理的消失
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欠失サイズは約1Mb程度が多い
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隣接する複数の遺伝子も欠失
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欠失が大きいほど合併症が重篤化する傾向
②EHMT1遺伝子内変異(約半数)
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ナンセンス変異、フレームシフト変異など
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ミスセンス変異やスプライシング異常も
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EHMT1特有の症状が中心
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N末端側変異は比較的軽症型の傾向
💡 欠失サイズと表現型の関係
1Mb以上の大きな欠失を持つ患者では、心疾患や腎異常、呼吸器感染症などの合併症が重篤化する傾向があります。一方、EHMT1遺伝子内変異のみの場合は、神経発達症状が中心となり、身体合併症は比較的少ないことが報告されています。
2. 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)の主な症状
【結論】 本症候群の主症状は①中等度〜重度の知的障害、②特徴的顔貌、③乳幼児期の筋緊張低下、④重度の言語発達遅滞です。加えて、思春期以降の行動退行・睡眠障害・精神症状が重要な臨床的特徴として認識されています。
特徴的な顔貌(Craniofacial Features)
顔貌の特徴は乳幼児期に最も顕著であり、加齢とともに特徴が「粗野(coarse)」になる傾向があります。
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頭部:小頭症(microcephaly)、短頭症(brachycephaly)
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眉・眼部:連眉(synophrys)、両眼隔離症、内眼角贅皮
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中顔面:顔面中央部の低形成による平坦な顔つき
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口唇・顎部:キューピッドの弓状の上唇、外反した厚い下唇、突出した舌、下顎突出
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鼻部:前鼻孔が前方を向いた鼻(anteverted nares)、低い鼻根部
発達・言語・認知機能
知的障害の程度は軽度から重度まで広いスペクトラムを形成しますが、多くの症例は中等度から重度の範囲に収まります。
| 発達領域 | 特徴 |
|---|---|
| 知的障害 | 中等度〜重度が多い(IQは個人差が大きい) |
| 言語発達 | 最も顕著な遅滞:多くは非言語的〜数語程度。受容言語>表出言語 |
| 運動発達 | 乳児期の重度の筋緊張低下。歩行は2〜3歳で獲得が多い |
| 行動特性 | 自閉スペクトラム特性を示すが、社会的関心は比較的保たれる傾向 |
💡 用語解説:「受容言語」と「表出言語」
受容言語(理解力)は他者の言葉を理解する能力、表出言語(発話力)は自分の考えを言葉で伝える能力です。クリーフストラ症候群では受容言語が表出言語を上回ることが特徴的で、患者は周囲の言っていることを理解していても自分の意思を伝える手段が限られます。この解離がフラストレーションの原因になることがあります。
多系統的合併症
クリーフストラ症候群は、心血管系、泌尿生殖器系、消化器系など広範な合併症を伴います。
| 系統 | 主な合併症 | 頻度 |
|---|---|---|
| 心血管系 | 心房中隔欠損(ASD)、心室中隔欠損(VSD)、肺動脈弁狭窄、不整脈 | 約40-50% |
| 泌尿生殖器系 | 水腎症、腎嚢胞、尿道下裂、停留精巣、マイクロペニス | 男性で顕著、約10-20% |
| 消化器系 | 慢性・重度の便秘、胃食道逆流症(GERD)、嚥下困難 | 極めて一般的 |
| 神経系 | てんかん発作 | 約40% |
| 感覚器系 | 遠視、斜視、白内障、伝音性・感音性難聴 | 比較的多い |
| 呼吸器系 | 誤嚥性肺炎、重度の呼吸器感染症 | 大きな欠失でリスク高 |
思春期以降の精神医学的転換点:行動退行と睡眠障害
クリーフストラ症候群の臨床経過において、最も家族を困惑させ、医療的介入を困難にするのが、思春期から成人期早期にかけて発生する「行動退行(behavioral regression)」です。
⚠️ 睡眠障害は早期警告サイン
50〜90%の患者で重度の睡眠障害が報告されています。入眠困難、中途覚醒、そして「数日間にわたる不眠」といった極端な症状が含まれます。睡眠パターンの急激な変化は、その後に続く認知・行動退行の初発症状であることが近年の研究で明らかになっています。
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技能の喪失:それまで習得していた言語、読み書き、セルフケアなどの技能が失われる
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情動の不安定化:突然の攻撃性、自傷行為、激しい感情の爆発
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精神病症状:幻覚、妄想、支離滅裂な思考
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無気力と社会的引きこもり:好きだった活動への興味を失い、周囲との接触を避ける
💡 用語解説:「緊張病(カタトニア)」とは?
緊張病(catatonia)は、動作の静止(木彫り状態)、無言症、拒絶症、あるいは逆に激しい興奮状態を呈する症候群です。クリーフストラ症候群では退行現象の最も重篤な形態として現れることがあり、早期発見と適切な治療(ロラゼパムやECT)が極めて重要です。
🩺 院長コラム【思春期以降の変化を見逃さないで】
クリーフストラ症候群で私が特に強調したいのは、思春期以降に起こりうる「行動退行」の存在です。小児期は比較的穏やかで愛情深い性格の子が多いのですが、10代後半〜20代にかけて睡眠パターンの変化→無気力→精神症状という経過をたどることがあります。
特に「睡眠の急激な変化」は早期警告サインとして非常に重要です。「夜眠れなくなった」「数日間一睡もしない」といった訴えがあれば、すぐに専門医に相談してください。緊張病(カタトニア)は見逃されやすいですが、ロラゼパムやECTで劇的に改善することがあります。早期発見・早期治療が何より大切です。
3. 原因と遺伝的背景|EHMT1遺伝子の役割
【結論】 クリーフストラ症候群の原因は、EHMT1遺伝子のハプロ不全です。EHMT1はヒストンH3K9のメチル化を触媒する酵素をコードしており、その機能低下はエピジェネティックな遺伝子発現制御の異常を引き起こし、神経発達に重大な影響を与えます。
EHMT1タンパク質の機能
EHMT1遺伝子がコードする酵素「Euchromatic Histone Methyltransferase 1」(別名:GLP, G9a-like protein)は、ヒストンH3の9番目のリジン残基(H3K9)にメチル基を付加する役割を担います。
💡 用語解説:「エピジェネティクス」とは?
エピジェネティクスとは、DNA配列の変化を伴わずに遺伝子の発現を制御する仕組みです。ヒストン修飾(メチル化、アセチル化など)やDNAメチル化がその代表例です。EHMT1が行うH3K9メチル化は、クロマチン構造を凝縮させて遺伝子発現を抑制(サイレンシング)する重要な標識となります。
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①
H3K9メチル化:ヒストンH3の9番目リジンをモノメチル化・ジメチル化し、遺伝子発現を抑制
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②
G9a(EHMT2)との複合体形成:ヘテロ二量体を形成し、ゲノム全体のエピジェネティック制御に関与
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③
神経発達への影響:神経細胞の分化、樹状突起の分岐、シナプスの可塑性に必須
動物モデル(ショウジョウバエやマウス)を用いた研究では、EHMT1の機能不全が神経細胞の分化異常、樹状突起の分岐障害、シナプス可塑性の低下を引き起こすことが示されています。これが知的障害や学習障害の分子基盤と考えられています。
遺伝形式と発症メカニズム
新生突然変異(大多数)
本症候群は基本的に新生突然変異(de novo)によって発生します。両親から受け継いだものではなく、患者本人で初めて生じた変異です。この場合、次子への再発リスクは約1%程度(生殖細胞系列モザイクの可能性を考慮)とされています。
稀な家族性継承
稀に、均衡型転座を持つ親から不均衡な形で遺伝する場合や、親自身が体細胞モザイクである場合があります。最新の研究では、一見正常に見える親がEHMT1変異のモザイクである場合、その親自身が自閉症特性や認知機能の柔軟性低下を持っている可能性も指摘されています。
4. 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)の診断方法
【結論】 本症候群の確定診断には染色体マイクロアレイ検査(CMA)または全エクソーム/全ゲノムシーケンシング(WES/WGS)が必要です。従来のG分染法では検出できない微細な欠失や点変異を高精度で検出できます。
診断のきっかけ
以下のような臨床所見がある場合、本症候群を疑います。
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①
中等度〜重度の知的障害(特に言語発達の著しい遅れ)
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②
特徴的な顔貌(連眉、厚い下唇、平坦な顔など)
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③
乳幼児期の重度の筋緊張低下
-
④
先天性心疾患+発達遅滞の複合所見
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⑤
思春期以降の行動退行・睡眠障害・精神症状
遺伝学的検査の種類
| 検査方法 | 特徴 | 検出可能性 |
|---|---|---|
| 染色体マイクロアレイ(CMA) | 微小欠失の検出に最適。数kb〜数Mbの欠失を高解像度で検出 | ◎ 欠失の検出可能 |
| 全エクソーム/ゲノム解析(WES/WGS) | 点変異の検出に最適。知的障害の遺伝子パネルとして実施も | ◎ 点変異の検出可能 |
| G分染法(核型分析) | 解像度は5〜10Mb程度。大きな転座や数的異常を検出 | ✕ 微小欠失は検出困難 |
| MLPA法 | 特定領域のコピー数変化を迅速に確認。補助的に使用 | △ 専用キットで可能 |
鑑別すべき疾患
臨床像が類似する以下の症候群との鑑別が必要です。
| 疾患名 | 原因 | 鑑別点 |
|---|---|---|
| ピット・ホプキンス症候群 | TCF4遺伝子異常 | 異常な呼吸パターン(過呼吸)がより顕著 |
| スミス・マゲニス症候群 | 17p11.2欠失 | 特徴的な「自己抱擁」行動、睡眠覚醒リズム障害 |
| アンジェルマン症候群 | 15q11.2領域異常 | 失調性歩行、不適切な笑い、特徴的な脳波所見 |
| ダウン症候群 | 21トリソミー | 特有の眼裂斜上、トリソミーの存在で容易に区別 |
5. 治療と長期管理|2026年国際ガイドライン
【結論】 本症候群には根本的な治療法は存在せず、症状に応じた対症療法・早期療育・生涯にわたる包括的支援が中心となります。2026年1月に発表された初の国際臨床ガイドラインでは、早期のAAC(拡大・代替コミュニケーション)導入と睡眠変化への迅速な介入が強調されています。
ライフステージに応じた介入
| ライフステージ | 主な対応 |
|---|---|
| 乳幼児期(0〜3歳) | 早期介入プログラムへの登録。低筋緊張に対するPT、摂食困難に対する口腔運動療法、視覚・聴覚のスクリーニング |
| 学童期(4〜18歳) | 個別教育計画(IEP)の策定。AACを用いたコミュニケーション支援。行動療法。てんかんのモニタリング(約40%に発症) |
| 成人移行期(15歳〜) | 小児科から成人診療科へのスムーズな移行計画。精神医学的退行の早期発見のための年次評価。就労訓練・自立支援 |
💡 用語解説:「AAC(拡大・代替コミュニケーション)」とは?
AACとは、音声言語によるコミュニケーションが困難な人のための代替的なコミュニケーション手段です。サイン言語、絵カード(PECS)、音声出力装置などが含まれます。2026年のガイドラインでは、発話の有無にかかわらず早期からAACを導入することが強く推奨されています。AACの導入は発話を妨げるものではなく、むしろ認知発達と社会参加を促進する重要なツールです。
緊張病(カタトニア)の治療プロトコル
カタトニアおよび重度の精神医学的退行に対する治療は、迅速かつ十分な用量で行われる必要があります。
| 治療段階 | 介入内容 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| 第一選択(初期) | 高用量ロラゼパム投与 | GABA活動の増強による緊張病症状の迅速な緩和。反応率65〜100% |
| 第二選択(難治性) | 電気けいれん療法(ECT) | 脳内神経伝達物質バランスの再構築。80〜100%の反応率 |
| 維持療法 | 非定型抗精神病薬 + メマンチン | 再発防止と認知機能の安定化 |
⚠️ 重要:クリーフストラ症候群におけるカタトニアは、しばしば「重度の知的障害によるもの」として見逃されたり誤診されたりする傾向があります。診断にはブッシュ・フランシス緊張病評価尺度(BFCRS)などの標準化されたツールを用いることが推奨されます。
医学的モニタリングの要点
| 臓器・系統 | 推奨される管理内容 | 頻度・タイミング |
|---|---|---|
| 心臓 | 心エコー・心電図(不整脈、肺高血圧症の評価) | 診断時および成人期に定期的 |
| 睡眠・精神 | 睡眠日誌の活用、行動変化の記録 | 毎月の自己チェック、年次の専門医評価 |
| 消化器 | 便秘の積極的管理(緩下剤、食事療法) | 生涯を通じて継続 |
| 感覚器 | 眼科的評価(斜視、屈折異常)、聴力検査 | 年次または症状変化時 |
6. 遺伝カウンセリングの重要性
【結論】 クリーフストラ症候群の診断は、患者本人だけでなく家族全体に大きな影響を与えます。適切な遺伝カウンセリングは、将来の家族計画や心理的サポートにおいて不可欠です。
再発リスク
| 状況 | 次子への再発リスク |
|---|---|
| 両親とも正常(新生突然変異) | 約1%程度(生殖細胞系列モザイクの可能性を考慮) |
| 片親が均衡型転座保因者 | 高リスク(転座の種類による) |
| 片親がモザイク | 50%未満(モザイクの割合による) |
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①
遺伝形式の説明:常染色体優性(顕性)だが、ほとんどが新生突然変異
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②
両親の検査:均衡型転座やモザイクの有無を確認
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③
予後の説明:症状の多様性、思春期以降の精神症状リスクを含めて
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④
家族への支援:ピアサポートグループや患者団体(IDefine、Uniqueなど)への情報提供
7. 出生前診断について|NIPTと羊水検査
【結論】 9q34欠失症候群(クリーフストラ症候群)は出生前診断で検出可能です。ただし、ミネルバクリニックのNIPT微小欠失検査パネル(12種類)には9q34.3欠失は含まれていません。確定診断には羊水検査・絨毛検査でのCMAが必要です。
出生前検査での検出方法
| 検査 | 検出可能性 | 備考 |
|---|---|---|
| NIPT(ミネルバ微小欠失パネル) | ✕ 対象外 | 12種類(1p36, 2q33, 4p16, 5p15, 8q23q24, 9p, 11q23q25, 15q11.2-q13, 17p11.2, 18p, 18q22q23, 22q11.2)に9q34は含まれない |
| 羊水検査+CMA | ◎ 確定診断 | Gバンド法では検出できない微小欠失を確定診断可能。※学会指針では、原則として超音波での構造異常がある場合などが対象とされています |
| 絨毛検査+CMA | ◎ 確定診断 | 妊娠初期(11〜14週)に実施可能 |
⚠️ 9pと9q34.3は異なる領域です
ミネルバクリニックのNIPT微小欠失パネルには「9p欠失」が含まれていますが、これは9番染色体の短腕(p)の欠失です。クリーフストラ症候群の原因である9q34.3欠失は長腕(q)末端の欠失であり、全く異なる領域です。
出生前診断で疑われる所見
超音波検査で以下のような所見がある場合、羊水検査でのCMAを検討することがあります。
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•
先天性心疾患(心室中隔欠損、心房中隔欠損など)
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腎・泌尿器系の異常(水腎症など)
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発育遅延
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羊水過多
8. ミネルバクリニックのサポート体制
ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医の専門性を活かした診療体制を整えています。染色体異常の検査から、結果説明、フォローまで一貫してサポートいたします。
🔬 高精度な検査技術
スーパーNIPT(第3世代)とCOATE法を採用。全染色体検査や微小欠失検査も対応可能です。
🏥 院内で確定検査まで対応
2025年6月より産婦人科を併設し、羊水検査・絨毛検査も院内で実施可能に。転院の必要がなく、心理的負担を軽減できます。
💰 互助会制度で費用面も安心
互助会(8,000円)により、陽性時の確定検査(羊水検査)費用が全額補助されます。NIPT受検者全員に適用されます。
よくある質問(FAQ)
🏥 一人で悩まないでください
クリーフストラ症候群について心配なこと、検査を受けるかどうか迷っていること、
どんなことでもお気軽にご相談ください。
臨床遺伝専門医があなたとご家族に寄り添います。
参考文献
- [1] Kleefstra T, et al. Loss-of-function mutations in euchromatin histone methyl transferase 1 (EHMT1) cause the 9q34 subtelomeric deletion syndrome. Am J Hum Genet. 2006;79(2):370-377. [PubMed]
- [2] Willemsen MH, et al. Update on Kleefstra Syndrome. Mol Syndromol. 2012;2(3-5):202-212. [PubMed]
- [3] Kleefstra Syndrome – GeneReviews® – NCBI Bookshelf. [GeneReviews]
- [4] Kleefstra syndrome – Orphanet. [Orphanet]
- [5] Kleefstra syndrome – MedlinePlus Genetics. [MedlinePlus]
- [6] Mitra AK, et al. Pleiotropic Mechanisms Indicated for Sex Differences in Autism. PLoS Genet. 2016;12(11):e1006425. [PubMed]
- [7] Vermeulen K, et al. The context of EHMT1 variants: The diagnosis and phenotypic spectrum of Kleefstra syndrome. Eur J Med Genet. 2021;64(11):104340. [PubMed]
- [8] Kleefstra Syndrome – Boston Children’s Hospital. [Boston Children’s Hospital]
- [9] Kleefstra syndrome: Cracking the code – Boston Children’s Answers. [Boston Children’s Answers]
この記事の著者
仲田 洋美(なかだ ひろみ)
ミネルバクリニック院長|臨床遺伝専門医(2011年認定・約15年)
内科専門医、がん薬物療法専門医としての経験を経て、2011年より臨床遺伝専門医として活動。のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた経験を活かし、NIPT・遺伝カウンセリングを通じて「正確な情報」と「寄り添う医療」の両立を目指しています。
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