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【東京でNIPTを受けるなら】おすすめの医院や選び方のポイントを解説

【東京】NIPTおすすめクリニックの選び方|臨床遺伝専門医が教える「失敗しない」検査とは?

Q. 東京でNIPTを受ける際のクリニック選びの基準は?

A. 「検査の価格」だけでなく、「誰が診断するか(臨床遺伝専門医)」「検査技術の精度(COATE法など)」、そして「陽性時の確定検査や心理的サポート体制」が整っているかを確認することが重要です。特に微細欠失症候群や父親由来のリスクも調べたい場合は、検査技術の違いが結果の信頼性に直結します。

Q. ミネルバクリニックの特徴は?

A. 日本初の臨床遺伝専門医による遺伝子検査専門クリニックです。最新技術「COATE法」を用いた高精度なNIPT(ダイヤモンドプラン)を提供しており、2025年6月からは産婦人科を併設し、陽性時の確定検査(羊水・絨毛検査)も院内でスピーディーに完結できる体制を整えています。

この記事でわかること

  • NIPT検査技術による「精度」の決定的な違い
  • 東京のNIPTクリニック選びで失敗しないためのポイント
  • ミネルバクリニック独自の「トリプルリスクヘッジ」体制

🕒 読み終わる時間の目安:約8分
👨‍⚕️ 監修:臨床遺伝専門医 仲田洋美(ミネルバクリニック院長)

東京のNIPTおすすめクリニック選び

東京で胎児の染色体異常を調べる「NIPT(新型出生前診断)」を取り扱う施設は、年々増えています。
しかし、施設によって検査の「質」や、陽性が出たあとの「対応力」には大きな差があるのが現状です。「どこで受けても同じ」だと思って安さや近さだけで選んでしまうと、万が一の時に十分なサポートが受けられず、後悔することになりかねません。

遺伝子に関する専門的な知識を備えた臨床遺伝専門医が在籍する施設で検査することが望ましいですが、東京には多くのクリニックがあり、どこで診療を受けたらいいのか悩んでいる妊婦さんは多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、日本で唯一の臨床遺伝専門医が開業した遺伝子検査専門クリニックであるミネルバクリニックが、プロの視点からNIPTの技術的な違いや、施設を厳選すべき理由、そして東京でNIPTを受けられるおすすめクリニックの選び方を徹底解説します。

また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。

ミネルバクリニックが提供する「トリプルリスクヘッジ」

ミネルバクリニックでは、患者様の不安を最大限に取り除くため、「金銭」「時間」「心理」の3つの側面から徹底的なリスクヘッジ体制を構築しています。

① 金銭的リスクヘッジ:互助会システム

当院では、互助会費3,000円(税別)で、万が一NIPTで陽性となった場合の羊水検査・絨毛検査(約15〜20万円相当)を上限なしで全額カバーします。

かつては任意加入(会費1,000円)でしたが、「自分は大丈夫」と考えて加入せず、実際に陽性となってから経済的負担に苦しむ方が後を絶ちませんでした。「いざという時の備えは全員で」という保険本来の考えに基づき、現在は強制加入とさせていただき、全ての患者様を守る体制をとっています。

さらに、安心結果保証制度(6,000円)もご用意しています。検査結果が出ず再検査が必要となった際に、流産等で検体の再提出ができなくなった場合、検査費用を全額返金いたします(※適用条件あり)。

② 時間的リスクヘッジ:院内確定検査

2025年6月より、ミネルバクリニックは産婦人科を併設し、院内で確定検査(羊水検査・絨毛検査)が完結できるようになりました。非認証施設としては唯一無二の画期的な取り組みです。

ほとんどのケースで3日以内に確定検査の結果をお出しできるスピーディーな体制を整えています(※マイクロアレイ検査が必要な場合は約2週間)。陽性結果が出てからの「待つ時間」の不安を少しでも短縮します。

③ 心理的リスクヘッジ:専門医と4Dエコー

陽性が出た場合、他院へ紹介状を書いて「あとはご自身で」と放り出すことはいたしません。転院の手間や精神的負担をなくし、当院の臨床遺伝専門医と産婦人科医が連携してワンストップでサポートします。

また、2022年11月より高性能4Dエコーを導入。NIPT検査前に胎児の状態をリアルタイムで確認してから検査に進めるため、より安心して受検いただけます。

NIPT検査技術の「世代」と「精度」の決定的違い

「NIPTの数字(感度99%など)はどこも同じ」と思っていませんか?
実は、検査会社や採用している技術によって、検査の精度やカバーできる疾患の範囲は全く異なります。

ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が高い専門性に基づいて世界中の検査技術を精査し、最も信頼できる技術を選び抜いて提供しています。

第1・2世代と「次世代COATE法」の違い

従来のNIPT(ターゲット法やSNP法)には、それぞれ得意・不得意がありました。ミネルバクリニックが独占契約で導入している「COATE法」は、これらを統合した新世代NIPT技術です。

検査手法 特徴 メリット デメリット
COATE法
(ミネルバ採用)
SNP法(個体識別)とターゲット法(深読み)を融合させた最新技術。 微細欠失の陽性的中率が>99.9%と極めて高い。父親由来の変異も検出可能。 高度な技術のため、取り扱い施設が限られる(日本では当院のみ)。
ターゲット法 特定の染色体部位を狙って深く読む。 特定のトリソミーに対する感度が高い。コストパフォーマンスが良い。 全領域は見ないため、網羅性に欠ける場合がある。
SNP法 一塩基多型を利用して母体と胎児のDNAを区別。 全胞状奇胎やバニシングツインを識別可能。 読み取り深度が浅く、微細な欠失の検出感度が下がることがある。
ワイドゲノム法
(MPSS法)
全染色体を浅く広くスキャンする。 全ての染色体を見ることができる。 ノイズ(胎盤性モザイクなど)を拾いやすく、偽陽性が増えるリスクがある。
💡 用語解説:COATE法(コート法)
SNP法とターゲット法の「いいとこどり」をした技術。DNAを深く読み込みながら(ターゲット法)、お母さんと赤ちゃんのDNAを正確に区別(SNP法)します。これにより、従来は70%程度だった微細欠失症候群の陽性的中率を、99.9%以上まで引き上げることに成功しました。

ミネルバクリニックの診療メニュー

当院では、患者様のニーズに合わせて複数のプランをご用意しています。すべてのプランで、世界最高峰の検査機関と連携しています。

ダイヤモンドプラン(次世代NIPT / COATE法)

ミネルバクリニックで最も包括的かつ高精度なプランです。米国の4大遺伝子検査会社の一角が開発したCOATE法を採用しています。

  • 全染色体検査:1〜22番染色体、性染色体
  • 微細欠失症候群:12箇所(13疾患)
    ※従来法では的中率70%台でしたが、COATE法により>99.9%を実現しました。
  • 単一遺伝子疾患(デノボ):56遺伝子
    ※父親の加齢とともにリスクが増加する疾患をカバー。
父親の加齢による精子の遺伝子変異(デノボ)とNIPT検査のイメージ図

(図:父親由来の遺伝子変異が子へ伝わるイメージ)

💡 用語解説:新生突然変異(デノボ)
両親は遺伝子に変異を持っていないのに、精子や卵子が作られる過程でコピーミスが起こり、赤ちゃんに生じる突然変異のこと。特に精子の突然変異は父親の年齢とともに増加することが分かっており、35歳以上の男性パートナーがいる場合のリスク管理として重要です。

【重要】症候性自閉症について

ダイヤモンドプランで検査する56遺伝子や微細欠失の中には、「症候性自閉症」の原因となるものが多数含まれています。

単なる自閉症ではなく、「症候性」とは、重い知的障害、てんかん、特徴的な顔貌、心疾患などの合併症を伴う、医学的に重篤な状態を指します。これらの疾患リスクは、ダウン症(1/700)と比較しても、56遺伝子の積算リスクで1/600と決して低くありません。当院の実績でも、1/60人程度が陽性となっています。

スーパーNIPT(第3世代NIPT)

6年前に導入した当時、第3世代と呼ばれていたNIPTgenetics社の検査です。現在は当院の「ライトプラン」「スタンダードプラン」として提供しています。基本検査(13, 18, 21トリソミー)や性染色体検査を高精度に行います。

早期NIPT(妊娠6週〜)の実施理由

ミネルバクリニックでは、妊娠6週〜8週の早期NIPTを臨床研究として実施しています。

一般的なNIPTは妊娠10週以降ですが、もし陽性で確定検査を経て中絶を選択する場合、12週を超えると「中期中絶」となります。中期中絶は役所への届出や火葬が必要となり、母体への身体的負担だけでなく、精神的なトラウマも非常に大きくなります。また、労働基準法上の産後休暇も義務付けられるため、職場への報告も必要になります。

「少しでも早く結果を知り、もしもの時の選択肢を広げたい」という女性たちの切実な願いに応えるため、当院では早期検査の体制を整えています。

東京でNIPTを扱っている施設一覧

NIPTは2013年4月に開始されました。現在、都内だけで180施設以上の認証・非認証施設が存在しますが、ここでは代表的な施設をご紹介します。

東京の認証施設(基幹施設)

認証施設では、主に「35歳以上」「超音波検査で異常が見られた」など、受検に条件が設けられているケースが多いです。検査項目は基本的に3つのトリソミー(13, 18, 21番)に限られます。

施設名 費用目安 住所
東京大学医学部附属病院 約20万円 文京区本郷7-3-1
東京医科歯科大学病院 約15万円 文京区湯島1-5-45
杏林大学医学部付属病院 約15万円 三鷹市新川6-20-2
慶應義塾大学病院 約10万円 新宿区信濃町35
順天堂大学医学部附属順天堂医院 約21万円 文京区本郷3-1-3
昭和大学病院 約11万円 品川区旗の台1-5-8
昭和大学江東豊洲病院 約15万円 江東区豊洲5-1-38
帝京大学医学部附属病院 約15万円 板橋区加賀2-11-1
東京医科大学病院 要確認 新宿区西新宿6-7-1
東京慈恵会医科大学附属病院 約16万円 港区西新橋3-19-18
東京女子医科大学病院 約20万円 新宿区河田町8-1
東邦大学医療センター大森病院 約15万円 大田区大森西6-11-1
日本大学医学部附属板橋病院 要確認 板橋区大谷口上町30-1
日本医科大学付属病院 要確認 文京区千駄木1-1-5
総合母子保健センター愛育病院 約11万円 港区芝浦1-16-10
日野市立病院 約15万円 日野市多摩平4-3-1
国立成育医療研究センター 約12万円 世田谷区大蔵2-10-1
順和会山王病院 約19万円 港区赤坂8-10-16
日本赤十字社医療センター 約12万円 渋谷区広尾4-1-22

東京の非認証施設

非認証施設は、年齢制限などの条件がなく、検査項目も多岐にわたるのが特徴です。ただし、施設によってサポート体制や専門医の有無に大きな差があるため、慎重な選択が必要です。

施設名 費用目安 特徴・専門 住所
ミネルバクリニック 17万6,000円〜 臨床遺伝専門医・COATE法 港区北青山
八重洲セムクリニック 215,600円 産婦人科医 中央区京橋
ヒロクリニック東京駅前院 82,280円〜 検査プラン豊富 中央区京橋
C5クリニック 165,000円〜 エイジングケア 台東区浅草橋
平石クリニック 198,000円 認定遺伝カウンセラー 港区六本木
ラジュボークリニック 88,000円〜 無料相談あり 港区南青山
Aクリニック銀座 96,800円〜 完全個室 中央区銀座
銀座Mitaクリニック 165,000円〜 年齢制限なし 中央区銀座

東京でおすすめのNIPTが受けられるクリニック比較

東京でNIPTが受けられる主なクリニックを紹介します。

ミネルバクリニック(港区・北青山)

臨床遺伝専門医が運営する日本初の遺伝子検査専門クリニック

  • 専門性:臨床遺伝専門医、がん薬物療法専門医が在籍。
  • 技術力:世界特許技術のCOATE法(ダイヤモンドプラン)採用。
  • サポート:24時間連絡可能、院内確定検査完結、互助会完備。
  • 利便性:オンライン診療対応、土日祝も診療。

院長の仲田洋美は、大学病院レベル以上の専門医療を、地域のかかりつけ医のような近さで提供することを理念としています。

その他のクリニック(参考)

以下は東京でNIPTを実施している主なクリニックです。

  • 八重洲セムクリニック(中央区):産婦人科医による診療。
  • ヒロクリニックNIPT 東京駅前院(中央区):検査プランが豊富。
  • C5クリニック(台東区):エイジングケア等も実施。
  • 平石クリニック(港区):認定遺伝カウンセラー在籍。
  • ラジュボークリニック(港区):遺伝カウンセラー無料相談あり。
  • Aクリニック 銀座(中央区):完全個室対応。
  • 銀座Mitaクリニック(中央区):年齢制限なし。
  • 愛育クリニック(港区):認証施設。周産期遺伝相談あり。

よくある質問(FAQ)

Q. 認可施設と非認可施設(ミネルバクリニック)の違いは何ですか?

A. 認可施設は検査項目が「3つのトリソミー(13,18,21番)」に限定されており、受検には年齢制限(35歳以上)などの条件がある場合がほとんどです。ミネルバクリニック(非認可)は、年齢制限がなく、微細欠失や父親由来の遺伝子変異など、より広範囲で詳細な検査を高精度に行うことができます。また、臨床遺伝専門医が在籍しているため、大学病院同等以上の遺伝カウンセリングが受けられます。

Q. 検査結果はいつ頃わかりますか?

A. プランによりますが、通常は採血から7日〜14日程度で結果をお知らせします。早期NIPTなどで急を要する場合は、可能な限り迅速に対応いたします。

Q. もし陽性だった場合、羊水検査の費用はどうなりますか?

A. 互助会(会費3,000円・非課税)にご加入いただいている場合、羊水検査・絨毛検査の実費を上限なしで全額補助いたします。ミネルバクリニック院内での検査はもちろん、遠方で他院にて検査を受けた場合も領収書をご提出いただければ補助の対象となります(詳細は互助会ページをご確認ください)。

Q. 夫(パートナー)の来院は必要ですか?

A. 基本的には妊婦様お一人での来院で検査可能です。ただし、父親由来の遺伝子検査(デノボ)を含むプラン(ダイヤモンドプラン等)をご希望の場合は、パートナー様の口腔粘膜採取が必要となります(ご自宅で採取して持参いただくことも可能です)。

Q. 4Dエコーはどのプランでも受けられますか?

A. はい、NIPT検査を受けられる全ての方が対象です。検査当日の赤ちゃんの様子をリアルタイムで確認でき、多くの患者様に喜ばれています。

Q. 地方に住んでいますが、検査を受けられますか?

A. はい、オンラインNIPTをご利用ください。ビデオ通話で遺伝カウンセリングを行い、採血はご自宅近くの提携医療機関で行うことができます。来院いただく場合と全く同じ質の検査とサポートを提供しています。

まとめ

NIPTは、赤ちゃんの生命とご家族の未来に関わる重要な検査です。
だからこそ、「近さ」や「安さ」だけで選ぶのではなく、「検査の質(精度)」「万が一の時のサポート体制(リスクヘッジ)」で選ぶことが大切です。

ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医としての責任と誇りを持ち、世界最新鋭の技術(COATE法)と、患者様に寄り添う手厚いサポート体制(院内確定検査、互助会)で、安心できるNIPTを提供し続けています。

「遺伝子診療をちまたで」
「今日の先進医療、明日の地域医療」
「地域にこそ専門医」

この3つのコンセプトを掲げ、東京のみならず日本全国の妊婦様とご家族を全力でサポートいたします。
少しでも不安なことや疑問があれば、まずはお気軽にご相談ください。

参考文献

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、1995年に医師免許を取得して以来、のべ10万人以上のご家族を支え、「科学的根拠と温かなケア」を両立させる診療で信頼を得てきました。『医療は科学であると同時に、深い人間理解のアートである』という信念のもと、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医としての専門性を活かし、科学的エビデンスを重視したうえで、患者様の不安に寄り添い、希望の灯をともす医療を目指しています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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