MMAA
遺伝子名; MMAA
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遺伝子 | MMAA |
疾患名 | メープルシロップ尿症(MMAA関連) |
スーパーNIPTジーンプラス対象バリアント | c.1A>G c.64C>T c.72C>A c.124C>T c.161G>A c.202C>T c.266T>C c.283C>T c.358C>T c.387C>A c.397C>T c.433C>T c.439+1G>A c.503delC c.562G>C c.562+1G>T c.562+1G>A c.575G>A c.586C>T c.620A>G c.650T>A c.653G>A c.658G>A c.664A>G c.721A>T c.728C>A c.733+1G>A c.970-2A>T c.988C>T c.1025T>G c.1075C>T c.1076G>A c.1084C>T c.1104G>A |
検出率 | >80% |
分布 | 一般人口(世界中のどこにでもある普遍的な人口) |
引用 | Manoli, I., Sloan, J. L. & Venditti, C. P. (2005); Lerner-Ellis, J. P. et al. (2004) |
程度 | 非常に重度 |
遺伝形式 | 常染色体劣性 |
症状:引用元 | www.shouman.jp/disease/details/08_01_007/ |
症状 | 血中ロイシン値と臨床症状がほぼ一致する。血中ロイシン値が10-20 mg/dl (760-1,500μmol/L)では哺乳力が低下し嘔吐が出現する。ロイシン値が20 mg/dl (1,500μmol/L)以上では意識障害、筋緊張低下、痙攣、呼吸困難、後弓反張などが出現する。分枝鎖アミノ酸および分枝鎖ケト酸の血中濃度が上昇するとミエリン合成の障害をきたし不可逆的な中枢神経の障害により、精神運動発達の遅れを認める。
メチルマロン酸血症は、メチルマロニルCoAムターゼ(MCM)の活性低下によって、メチルマロン酸をはじめとする有機酸が蓄積し、代謝性アシドーシスに伴う各種の症状を呈する疾患である。メチルマロニルCoA の代謝に障害を来す原因としては、(1)MCM 欠損症、(2)ビタミンB12の摂取・腸管での吸収・輸送から、MCMの活性型補酵素アデノシルコバラミン(コバマミド)合成までの諸段階における障害が知られている。コバラミン代謝異常は相補性解析からcblA~cblGに分類され、cblA、cblBはアデノシルコバラミン合成だけに障害を来してMCM欠損症と同様の症状を呈するのに対し、メチオニン合成酵素に必要なメチルコバラミンの合成に共通する経路の障害であるcblC、cblE、cblF、cblGはホモシステイン増加を伴い臨床像を異にする。cblDは、責任分子MMADHCがcblCの責任分子MMACHCによる修飾を受けたコバラミン代謝中間体の細胞内局在(ミトコンドリア又は細胞質)の振り分けを担っており、遺伝子変異の位置によって、メチルマロン酸血症単独型/ホモシスチン尿症単独型/混合型に分かれる。MCM欠損症、cblA、cblB、及びcblDのうちホモシステイン増加を伴わない病型が対象となる。典型的には新生児期から乳児期にかけて、ケトアシドーシス・高アンモニア血症などが出現し、哺乳不良・嘔吐・呼吸障害・筋緊張低下などから嗜眠~昏睡など急性脳症の症状へ進展する。初発時以降も同様の急性増悪を繰り返しやすく、特に感染症罹患などが契機となることが多い。コントロール困難例では経口摂取不良が続き、身体発育が遅延する。呼吸障害、意識障害・けいれん、食思不振・嘔吐、中枢神経障害、腎障害などが主な症状として認められる。 |
頻度 | 1/50万 タンデムマス新生児スクリーニング試験研究(1997年~2011年,被検者数157万人)による国内での頻度は1/12万人で、これはプロピオン酸血症の1/5万人に次ぐ数字である。発症後診断例の全国調査では、メチルマロン酸血症が国内最多の有機酸代謝異常症と報告されている。 |
保因者頻度 | 1/350 |
新生児マススクリーニング | 対象 |
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