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TECPR2

TECPR2

TECPR2遺伝子に関する説明です。この遺伝子の突然変異常染色体劣性で遺伝性痙性対麻痺(Hereditary Spastic Paraplegia:HSP)を引き起こします。HSPは、緩徐進行性の下肢の痙縮と筋力低下を主徴とし、随伴症状の有無により純粋型と複合型に分類されます。前者は通常、痙性対麻痺のみを呈するが、時に膀胱直腸障害、振動覚低下、上肢の腱反射亢進を伴うことがあり、後者は精神発達遅滞、痙攣、難聴、網膜色素変性症、魚鱗癬、脳梁の菲薄化などを伴います。

 
 
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遺伝子名 TECPR2
遺伝子座MIM番号 615000
遺伝子座 14q32.31
遺伝形式 常染色体劣性
疾患 遺伝性痙性対麻痺
疾患頻度 人口 10 万人あたり約 0.2 の有病率であると推定されている
症状 遺伝性痙性対麻痺(Hereditary Spastic Paraplegia: HSP)は,臨床的には緩徐進行性の下肢の痙縮と筋力低下を主徴とし,病理学的には脊髄の錐体路,後索,脊髄小脳路の系統変性を主病変とする疾患群である。随伴症状の有無により,純粋型と複合型に分類される。前者は通常,痙性対麻痺のみを呈するが,時に膀胱直腸障害,振動覚低下,上肢の腱反射亢進を伴うことがあり,後者は精神発達遅滞,痙攣,難聴,網膜色素変性症,魚鱗癬,脳梁の菲薄化などを伴う。遺伝形式により,常染色体優性遺伝性(ADHSP),常染色体劣性遺伝性(ARHSP),X連鎖性劣性遺伝性(XRHSP)に分類される。頻度的には ADHSP が多く,ARHSP は少なく,XRHSP はまれである。純粋型,複合型ともいずれの遺伝形式もとりうるが,純粋型はADHSP において最も一般的であり,複合型は主に ARHSP や XRHSP に見られる。
表現型MIM番号 615031

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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