truncating variant
truncatingは日本語で切って縮めるという意味で、truncating variantは、タンパク質の生産が短くなる遺伝子変異のことです。
遺伝子のDNA配列が変化した結果、早期の終止コドン(ストップコドン、停止コドン)が生じることがあります。ストップコドンの機能は翻訳を終了させることなので、早すぎる位置にストップコドンが出来てしまうと、短縮型(切断型)のタンパク質が生成されることになります。この種の変異体は、機能的に重大な結果をもたらす可能性があります。
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