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シュードウイルス

シュードウイルス

シュードウイルスとは?

エンベロープを持つウイルスのエンベロープタンパクは、標的細胞膜上に存在する受容体を特異的に認識し、細胞感染に大きな役割を果たします。このため、ウイルスが感染する細胞とその侵入経路を決定するために重要です。
ウイルス自体が危険な場合、感染実験を行うこと自体が危険であるため、エンベロープタンパクをより毒性の低い別のウイルスに発現させて変更したものをシュードタイプいい、ウイルスの性質を変えることができる重要な手段となっています。
シュードタイプウイルスがもっとも早く作られたのはエボラ出血熱ウイルスでした。エボラウイルスはBSL4病原体で、ウイルスそのものを扱うことが非常に難しくて感染事故リスクも非常に高くなっています。エボラウイルスの糖タンパクを外套したシュードタイプが作製され、BSL2施設でも細胞侵入機構に関する研究などが行うことができるようになりました。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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