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パラトープ

パラトープ

パラトープとエピトープ

パラトープとは、抗原結合部位とも呼ばれ、抗体が抗原を認識して結合する部分である。 抗体の抗原結合部分の先端にある小さな領域で、抗体の重鎖と軽鎖の一部から形成される。

各パラトープは、反平行なβシートの折り重なりから伸びる相補性決定領域があり、軽鎖と重鎖からそれぞれ3つずつから構成されている。

パラトープは、B細胞受容体の中で抗原のエピトープに結合し接触する部分である。1つのB細胞上のB細胞受容体はすべて同一のパラトープを持つ。それぞれのパラトープが1つのエピトープのみに高い親和力で結合し、結果として各B細胞は1つのエピトープに対してのみ応答できることになる。

パラトープは、V、D、J遺伝子の構成と抗体の構造によって決定される(somatic recombination)。

 

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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