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SDHA遺伝子:機能とその変異が引き起こす疾患 | 遺伝性がんとの関連性


SDHA遺伝子は、ミトコンドリア呼吸鎖複合体IIの重要な構成要素をコードしており、エネルギー代謝において中心的な役割を果たしています。この遺伝子の変異は、褐色細胞腫・パラガングリオーマ症候群5型から拡張型心筋症、ミトコンドリア複合体II欠損症まで、様々な疾患と関連しています。本記事では、SDHA遺伝子の機能、関連疾患、そして遺伝子検査の重要性について詳しく解説します。

SDHA遺伝子の基本情報

SDHA遺伝子(Succinate Dehydrogenase Complex Flavoprotein Subunit A)は、5番染色体の短腕(5p15.33)に位置しています。この遺伝子は、ミトコンドリア呼吸鎖複合体II(コハク酸デヒドロゲナーゼ)のフラボプロテインサブユニットAをコードしています。

SDHA遺伝子の基本データ

  • 正式名称:Succinate Dehydrogenase Complex Flavoprotein Subunit A
  • 染色体位置:5p15.33
  • ゲノム座標(GRCh38):5:218,320-268,746
  • コードするタンパク質:約68kDaのフラボプロテインサブユニット(621アミノ酸)

SDHA遺伝子の役割

SDHA遺伝子がコードするタンパク質は、ミトコンドリア呼吸鎖複合体II(コハク酸デヒドロゲナーゼ)の4つのサブユニットのうちの一つです。複合体IIは以下の4つのサブユニットから構成されています:

  • フラボプロテインサブユニット(SDHA):最大のサブユニット(約68kDa)で、FAD補因子を含み、コハク酸結合部位を提供する触媒コア
  • 鉄硫黄タンパク質サブユニット(SDHB):電子伝達に必要な鉄硫黄クラスターを含み、SDHAとの接続を担う
  • 膜貫通タンパク質サブユニットC(SDHC):内部ミトコンドリア膜への複合体の固定とユビキノン結合部位の形成に関与
  • 膜貫通タンパク質サブユニットD(SDHD):SDHCと協調して膜アンカーとして機能し、ユビキノン結合ポケットの形成に貢献

SDHA機能の生化学的詳細

SDHAサブユニットは複合体IIの触媒活性中心として機能し、以下の重要な役割を担っています:

  • コハク酸分子の認識と結合
  • FAD補因子を介した水素原子(電子と陽子)の除去
  • コハク酸からフマル酸への酸化反応の触媒
  • 反応で生じた電子のSDHBサブユニットへの受け渡し

これらのサブユニットが協調して働くことで、コハク酸をフマル酸に酸化する反応を触媒し、同時に電子をユビキノン(コエンザイムQ)に渡す重要な機能を担っています。この反応は以下のステップで進行します:

  1. コハク酸がSDHAの活性部位に結合
  2. SDHAに結合したFAD補因子がコハク酸から水素原子(電子と陽子)を受け取る
  3. 電子がSDHAからSDHBの鉄硫黄クラスターを通過
  4. 最終的に電子がSDHC/SDHD界面にあるユビキノンに渡される
  5. 還元されたユビキノン(ユビキノール)が複合体IIIに電子を運ぶ

この過程は、クエン酸回路(TCAサイクル)と電子伝達系を直接連結する唯一の経路であり、細胞のエネルギー産生において欠かせないステップです。特に、SDHA遺伝子の変異はこの反応の効率を低下させ、エネルギー代謝障害や活性酸素種の産生増加を引き起こし、様々な疾患の原因となります。

SDHA遺伝子の機能と役割

SDHA遺伝子の産物であるフラボプロテインサブユニットは、複合体IIの中で特に重要な触媒活性を担っています。最新の研究によると、このサブユニットには多様かつ重要な機能があることが明らかになっています。

エネルギー代謝における役割

ミトコンドリア複合体IIは、クエン酸回路(TCA回路)と電子伝達系を直接連結する唯一の酵素複合体です。SDHAを含む複合体IIは、コハク酸をフマル酸に酸化すると同時に、この反応で生じた電子をミトコンドリア呼吸鎖に渡すことで、ATP産生に寄与しています。

具体的には、以下のような重要なプロセスに関与しています:

  • クエン酸回路の維持:コハク酸の蓄積を防ぎ、代謝フラックスの適切な流れを維持
  • 電子伝達系への電子供給:ユビキノンの還元を通じた呼吸鎖への電子提供
  • 酸化的リン酸化の促進:間接的にATP合成に貢献
  • 代謝中間体のバランス調整:コハク酸/フマル酸比率の制御を通じた代謝状態のモニタリング

SDHAの機能不全は、コハク酸の蓄積を引き起こし、クエン酸回路の阻害とエネルギー産生効率の低下をもたらします。これは様々な臓器、特に高エネルギー要求組織(脳、心筋、骨格筋など)に重大な影響を及ぼします。

熱産生と代謝調節

Mills らによる2018年の画期的な研究では、コハク酸の蓄積が褐色脂肪組織の熱産生機能と密接に関連していることが示されました。この発見は、エネルギー代謝におけるSDHA遺伝子の新たな役割を明らかにしました。

熱産生における複合体IIの役割

研究により明らかになった重要なポイント:

  • 寒冷曝露時の褐色脂肪組織では、コハク酸が選択的に蓄積する
  • このコハク酸蓄積はアドレナリンシグナルに依存せず独立して起こる
  • コハク酸の全身投与によってマウスの褐色脂肪組織熱産生を刺激できる
  • SDHAを含む複合体IIによるコハク酸の酸化は、活性酸素種の産生を誘導
  • これにより熱産生呼吸(UCP1依存性)が促進される
  • 血中コハク酸濃度の薬理学的上昇は、肥満抑制と糖代謝改善をもたらす

この研究は、SDHA遺伝子の代謝調節機能が単なるエネルギー産生を超え、体温調節や全身の代謝健康にまで影響することを示しています。複合体IIの適切な機能は、熱産生、肥満予防、糖代謝調節など、多くの生理学的プロセスにとって不可欠であることが明らかになりました。

SDHA遺伝子と酸素欠乏時の代謝調節

Spinelli らによる2021年の研究では、低酸素状態においてもSDHAを含む複合体IIが逆方向に働くことで、電子伝達系の機能維持を可能にすることが示されました。この驚くべき発見は、以下のメカニズムを明らかにしました:

  • 酸素還元が妨げられる状況下でも、ミトコンドリア複合体Iとジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ(DHODH)は電子伝達鎖に電子を供給し続けることができる
  • これは、ユビキノールの蓄積が複合体IIを逆方向に駆動し、電子をフマル酸に運ぶことで可能になる
  • フマル酸は最終的な電子受容体として機能し、DHODHと複合体Iの活性を維持する
  • この機構により、低酸素状態でもミトコンドリアの機能が維持される

この研究は、SDHA遺伝子製品が関与する複合体IIの驚くべき代謝的柔軟性を示しており、細胞が低酸素ストレスに適応するための重要なメカニズムを提供していることを明らかにしました。これは、缺血性疾患や高地適応など、低酸素状態に関連した病態生理学的プロセスの理解に新たな洞察をもたらしています。

腫瘍抑制機能

SDHA遺伝子は他のSDHサブユニット遺伝子と同様に、腫瘍抑制遺伝子として機能することが明らかになっています。2010年のBurnichonらの研究を始めとする複数の研究により、SDHAの変異が腫瘍形成、特に傍神経節腫と褐色細胞腫の発症と関連していることが示されました。

腫瘍抑制メカニズムには以下のような複数の経路が関与しています:

  1. 代謝再プログラミングの防止
    • 正常なSDHA機能は、腫瘍細胞に特徴的なワールブルグ効果(好気的解糖)への代謝シフトを抑制
    • コハク酸蓄積による代謝異常を防止
  2. 偽低酸素応答の抑制
    • SDHAの機能喪失変異によりコハク酸が蓄積すると、プロリン水酸化酵素(PHD)の阻害を引き起こす
    • これによりHIF1A(低酸素誘導因子1α)の安定化が起こる
    • 安定化したHIF1Aは核内で転写因子として機能し、血管新生(VEGF)、糖取り込み(GLUT1)、解糖系酵素などの遺伝子発現を促進
    • この偽低酸素状態は、実際の酸素濃度に関わらず低酸素応答を引き起こし、腫瘍の成長と進行を促進
  3. エピジェネティック調節
    • コハク酸は、DNAおよびヒストン脱メチル化酵素(TETs、KDMs)を阻害することでエピジェネティック変化を引き起こす
    • これにより、腫瘍抑制遺伝子の発現が抑制され、腫瘍促進遺伝子の発現が亢進する可能性がある
  4. 活性酸素種(ROS)のバランス調節
    • 適切なSDHA機能は、過剰なROS産生を防ぎ、酸化ストレスによるDNA損傷を最小限に抑える

遺伝性腫瘍症候群におけるSDHA

Korpershoek らやWelander らの研究により、SDHA遺伝子の胚細胞変異を持つ患者の腫瘍組織では、以下の特徴的な所見が観察されることが明らかになっています:

  • 野生型SDHAアレルのヘテロ接合性消失(LOH)
  • 腫瘍組織におけるSDHAとSDHBタンパク質の発現喪失
  • HIF1A関連遺伝子の発現上昇
  • 偽低酸素シグネチャーの存在
  • 血管新生の促進

これらの知見は、SDHA遺伝子が「二段階腫瘍抑制遺伝子」モデルに従って機能していることを示しており、両アレルの不活性化が腫瘍形成に必要であることを示唆しています。

これらの複合的なメカニズムにより、SDHAを含むSDH複合体サブユニットの変異が腫瘍形成、特に褐色細胞腫やパラガングリオーマに関連していることが説明できます。また、これらの知見は、代謝酵素の異常が発がん過程に直接関与するという「オンコメタボライト」概念の重要な例となっています。

SDHA遺伝子関連疾患

SDHA遺伝子の変異は、いくつかの重要な疾患と関連していることが明らかになっています。遺伝形式や症状の重症度は疾患によって異なります。

疾患名 OMIM番号 遺伝形式
ミトコンドリア複合体II欠損症 核型1 252011 常染色体劣性
拡張型心筋症 1GG 613642 常染色体劣性
褐色細胞腫/パラガングリオーマ症候群5型 614165 常染色体優性
運動失調と遅発性視神経萎縮を伴う神経変性疾患 619259 常染色体優性

1. ミトコンドリア複合体II欠損症 核型1

この疾患は常染色体劣性遺伝形式をとり、主にリー症候群の形で発症します。SDHA遺伝子の両アレルに変異がある場合に発症し、以下のような症状が現れます:

  • 精神運動発達遅滞
  • 筋緊張低下
  • 脳幹と基底核の対称性病変
  • 乳酸アシドーシス

2. 拡張型心筋症 1GG

SDHA遺伝子の特定の変異(特にG555E変異)は、新生児期に発症する拡張型心筋症と関連しています。この疾患は常染色体劣性遺伝形式をとり、神経学的症状を伴わないことが特徴です。

拡張型心筋症 1GGの特徴

この心筋症の患者は通常、神経筋検査では正常で、年齢に適した精神運動発達を示します。脳MRIでも焦点性病変は認められません。しかし、生命を脅かす重度の心機能不全を呈することがあります。

3. 褐色細胞腫/パラガングリオーマ症候群5型

SDHA遺伝子のヘテロ接合性胚細胞変異は、褐色細胞腫やパラガングリオーマ(副腎外の傍神経節腫)の発症リスクを高めます。この症候群は常染色体優性遺伝形式をとりますが、浸透率は完全ではありません。

腫瘍組織では、野生型SDHAアレルのヘテロ接合性消失(LOH)が観察され、これにより複合体IIの機能が障害されます。この変化は以下のような結果をもたらします:

  • 腫瘍組織でのSDHAとSDHBタンパク質の発現喪失
  • HIF1Aの安定化
  • 低酸素様経路の活性化
  • 血管新生の促進

4. 運動失調と遅発性視神経萎縮を伴う神経変性疾患

SDHA遺伝子の特定の変異(特にR451C変異)は、成人期に発症する神経変性疾患と関連しています。この疾患は常染色体優性遺伝形式をとり、以下のような症状が特徴です:

  • 進行性の運動失調
  • 遅発性の視神経萎縮
  • 心筋症(一部の症例)

この疾患では、複合体II活性が正常の約50%に低下していることが確認されています。

SDHA遺伝子の主要なバリアント

SDHA遺伝子には多くの病的バリアントが報告されています。以下に、疾患との関連が特に強い代表的なバリアントをいくつか紹介します。

病的バリアントの注意点

SDHA遺伝子の変異は、同じ変異でも個人によって表現型(症状の現れ方)が大きく異なる場合があります。遺伝子検査で変異が見つかった場合は、必ず専門家による遺伝カウンセリングを受けることをお勧めします。

ミトコンドリア複合体II欠損症に関連するバリアント

  • R554W変異:リー症候群を呈するミトコンドリア複合体II欠損症の患者に見出された変異。機能解析では触媒活性が対照の約50%に低下。
  • G555E変異:中東系の患者に見られる先祖由来の変異と考えられ、ミトコンドリア複合体II欠損症や拡張型心筋症との関連が報告されています。
  • A524V/M1L複合ヘテロ接合変異:リー症候群を呈する女児に見出された複合ヘテロ接合変異。
  • T508I/S509L複合ヘテロ接合変異:心筋症と白質脳症を呈する男児に報告された複合ヘテロ接合変異。

褐色細胞腫/パラガングリオーマ症候群5型に関連するバリアント

  • R589W変異:カテコールアミン分泌性の副腎外パラガングリオーマの患者に見出された変異。機能解析では、SDH活性の喪失とタンパク質の分解促進が示されました。
  • R31X変異:オランダ人パラガングリオーマ患者に報告された早期終止コドン変異。
  • R585W変異:フランス人パラガングリオーマ患者に報告された変異。
  • R75X変異:パラガングリオーマの20歳女性患者に報告された早期終止コドン変異。

運動失調と遅発性視神経萎縮を伴う神経変性疾患に関連するバリアント

  • R451C変異:成人期に発症する運動失調と遅発性視神経萎縮を呈する姉妹および別の2世代の家系に報告された変異。この変異はコハク酸結合に影響を与え、複合体II活性の約50%低下をもたらします。

SDHA遺伝子検査の重要性

SDHA遺伝子の検査は、以下のような状況で特に重要です:

  • 褐色細胞腫やパラガングリオーマの発症歴がある場合
  • 原因不明の拡張型心筋症、特に新生児や小児での発症
  • ミトコンドリア疾患の疑い、特にリー症候群の症状を呈する場合
  • SDHA遺伝子変異に関連する疾患の家族歴がある場合
  • 遺伝性がんの家族歴があり、他の遺伝子変異が検出されていない場合

SDHA遺伝子検査の意義

SDHA遺伝子変異を特定することで、以下のようなメリットがあります:

  • 確定診断の確立
  • 適切な治療・管理計画の立案
  • 家族の遺伝的リスク評価
  • 発症前診断による早期介入の可能性
  • 生殖に関する選択肢の情報提供

ミネルバクリニックでの遺伝子検査

ミネルバクリニックでは、SDHA遺伝子を含む包括的な遺伝性がんパネル検査を提供しています。特に褐色細胞腫やパラガングリオーマの家族歴がある方、若年発症の方には検討をお勧めしています。

遺伝子検査の前後には、臨床遺伝専門医による丁寧な遺伝カウンセリングを実施しており、検査結果の解釈や今後の健康管理計画について個別にサポートしています。

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SDHA遺伝子変異保有者のサーベイランス

SDHA遺伝子変異が確認された場合、特に褐色細胞腫/パラガングリオーマ症候群5型のリスクがある方には、以下のようなサーベイランス(経過観察)プログラムが推奨されます:

褐色細胞腫/パラガングリオーマのサーベイランス

  • 定期的な血圧測定(年1回以上)
  • 血中・尿中カテコールアミン代謝物検査(年1回)
  • 頭頸部、胸部、腹部、骨盤のMRI/CT検査(1〜2年ごと)
  • 症状(頭痛、発汗、動悸など)が出現した場合の迅速な評価

心筋症のリスクがある方には、定期的な心エコー検査や心電図検査も推奨されます。ミトコンドリア疾患のリスクがある家族の場合、特に小児では神経学的発達の慎重なモニタリングが重要です。

これらのサーベイランスプログラムは個人の状況や家族歴によって調整される必要があり、専門医による継続的なフォローアップが望ましいでしょう。

まとめ:SDHA遺伝子の理解と対策

SDHA遺伝子は、ミトコンドリアエネルギー代謝の中心的役割を担うと同時に、腫瘍抑制遺伝子としても機能する重要な遺伝子です。この遺伝子の変異は、褐色細胞腫/パラガングリオーマ症候群5型、ミトコンドリア複合体II欠損症、拡張型心筋症、運動失調と遅発性視神経萎縮を伴う神経変性疾患など、多様な健康問題を引き起こす可能性があります。

特に遺伝性腫瘍のリスクがある方は、早期発見・早期介入のために適切な遺伝子検査と専門的な遺伝カウンセリングを受けることをお勧めします。ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医による丁寧な遺伝カウンセリングと、最新の遺伝子検査技術を用いた診断サービスを提供しています。

遺伝カウンセリングのご案内

ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを実施しています。30分16,500円で、あなたや家族のリスク評価、検査の選択肢、結果の解釈などについて丁寧にご説明します。

遺伝性腫瘍の不安がある方、家族歴に懸念のある方はぜひご相談ください。

SDHA遺伝子に関する医学的知見は日々更新されています。最新の情報と個別化された医療アドバイスを得るためには、専門医への相談が重要です。

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参考文献

  1. Hirawake H, et al. (1994) ヒト肝臓からのコハク酸デヒドロゲナーゼフラボプロテインサブユニットのcDNA単離。
  2. Bourgeron T, et al. (1995) ミトコンドリア呼吸鎖欠損症の核遺伝子変異。
  3. Burnichon N, et al. (2010) SDHA遺伝子の体細胞および生殖細胞変異を持つパラガングリオーマの報告。
  4. Mills EL, et al. (2018) 脂肪組織熱産生における代謝シグネチャーとしてのコハク酸蓄積。
  5. Spinelli JB, et al. (2021) 低酸素状態におけるミトコンドリア機能維持のメカニズム。
  6. Courage C, et al. (2017) 運動失調と遅発性視神経萎縮に関連するSDHA変異の報告。


プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、1995年に医師免許を取得して以来、のべ10万人以上のご家族を支え、「科学的根拠と温かなケア」を両立させる診療で信頼を得てきました。『医療は科学であると同時に、深い人間理解のアートである』という信念のもと、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医としての専門性を活かし、科学的エビデンスを重視したうえで、患者様の不安に寄り添い、希望の灯をともす医療を目指しています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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