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MECP2

MECP2

遺伝子名;MECP2

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遺伝 MECP2
疾患 レット症候群
バリアント  
検出率  
分布  
引用  
程度 重度
遺伝形式 X連鎖性優性遺伝 ほとんどは新生突然変異
症状:引用元  
症状 乳幼児期に症状が現れる発達障害で、ほとんどは女児にみられます。症状や病気の程度には幅があり、8割以上の典型的症例では生後6か月頃まで一見正常に見えます。それ以降、体が柔らかい、ハイハイや歩行などの運動が遅れる、反応が乏しい、視線が合いにくいなどの自閉症状がみられるようになります。多くは1歳6か月から3歳までにそれまで可能だった手の運動が上手にできなくなり、手を合わせる手もみ、手絞り様、一方の手で胸を叩くような動作などの、特有な手の常同運動(いつも同じ運動をする)が見られるようになります。この時期にハイハイ、歩行などの運動も難しくなり、言葉もなくなったりする退行現象が出てきます。重度の知的障害、言言語の遅れ、自閉、てんかん、小頭症、歩行異常、フラツキ、捻じるような動作、夜間覚醒、睡眠障害、歯ぎしり、過呼吸―無呼吸を交互に繰り返すといった呼吸障害、小さくて冷たい手足、自律神経症状、脊柱の側彎などがおこります。
頻度 1/2万
保因者頻度 新生突然変異
新生児マススクリーニング 対象外

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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