HOGA1
遺伝子名;HOGA1
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遺伝子 | HOGA1 |
疾患名 | 原発性高シュウ酸尿症3型 |
スーパーNIPTジーンプラスで検査対象のバリアント | c.700+5G>T c.860G>T c.700+2T>G |
検出率 | >77% |
分布 | 一般人口(世界中のどこにでもある普遍的な人口) |
引用 | Williams E. L. et al. (2012) Hopp K. et al. (2015) |
程度 | 中等度 |
遺伝形式 | 常染色体劣性 |
症状:引用元 | |
症状 | PH1はAGT、PH2はGRHPRの欠損によりシュウ酸の前駆物質であるグリオキシル酸が蓄積する。両型とも過剰に産生されたシュウ酸により、不溶性のシュウ酸カルシウムが腎臓をはじめ全身の臓器に沈着して多臓器に障害をきたす。PH1の発症は乳児期より50歳までみられるが、半数以上の症例は5歳以前に、90%以上は25歳までに尿路結石の典型的症状である腎仙痛や無症候性血尿で発症する。その後、尿路結石を繰り返し、腎石灰化症、腎不全が進行して、ほとんどの症例で末期の腎不全状態に陥る。腎以外の症状では、致命的な症状として心筋内へのシュウ酸カルシウム沈着による不整脈が挙げられ、本症の透析患者の死因の半数を占めている。さらに痛風に類似した骨痛や網膜症、歯の異常、末梢神経障害、腎不全による成長障害などがみられる。 一方、PH2小児例では診断時年齢は平均1.7歳(0.8〜15歳)で、尿路結石の症状で発症し、初診時に腎石灰化症まで呈することはまれである。経過もPH1より軽症で腎不全まで進行する例もまれである。PH3は最軽症型で尿路結石の症状で発症するがほとんどの患者さんで腎機能は良好に維持されている。 |
頻度 | 本邦では1962年から2003年までで59例の原発性高シュウ酸尿症の報告 |
保因者頻度 | |
新生児マススクリーニング |
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