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ETFA

ETFA

遺伝子名;ETFA

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遺伝子 ETFA
疾患名 グルタル酸血症2型
スーパーNIPTジーンプラスで検査対象のバリアント c.797C>T
c.470T>G
c.346G>A
検出率 >50%
分布 一般人口(世界中のどこにでもある普遍的な人口)
引用 Van Hove, J., Coughlin, C. & Scharer, G. (2002)
程度 中等度
遺伝形式 常染色体劣性
症状:引用元 www.shouman.jp/disease/details/08_02_034/
症状 グルタル酸尿症2型はミトコンドリア内の電子伝達フラビンタンパク(electron transfer flavoprotein: ETF)もしくはETF脱水素酵素(ETF dehydrogenase: ETFDH)の先天的欠損により生じる疾患であり、グルタル酸尿症2型、マルチプルアシルCoA脱水素酵素欠損症などとも呼ばれる。臨床像は幅広く、新生児期に重篤な代謝性アシドーシス等で発症し致死的な最重症例から、乳幼児期に代謝性アシドーシスや低血糖、筋力低下として発症する症例、成人期に筋痛、筋力低下を契機に診断される症例も報告されている。タンデムマスによる新生児マススクリーニングでは二次対象疾患として分類されている。遺伝形式は常染色体劣性である。
新生児発症型は、生後早期からの重篤な心筋症、心不全、非ケトン性低血糖を有する症例が多い。きわめて予後不良であり、通常は致死的である。出生時からPotter様顔貌や多嚢胞性嚢胞腎などの奇形を伴う場合もある。乳幼児・学童期発症型はA)主に乳幼児期に低血糖やReye様症候群として発症する場合、B) 主に学童期以降に横紋筋融解症やミオパチーなどの骨格筋症状として発症する場合がある。成人発症型は青年期以降に筋力低下や筋痛として発症し、小児期には原則として症状を認めない。
頻度 31万人にひとり
保因者頻度
新生児マススクリーニング 対象

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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