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家族性特発性基底核石灰化症遺伝子検査|ミネルバクリニック

家族性特発性基底核石灰化症 遺伝子検査|ミネルバクリニック

家族性特発性基底核石灰化症とは

家族性特発性基底核石灰化症(Familial Idiopathic Basal Ganglia Calcification: FIBGC)は、1930年にドイツの病理学者Theodor Fahr(1877~1945)により初めて報告された疾患で、Fahr病(ファール病)とも呼ばれます。国際的にはPrimary Familial Brain Calcification(PFBC)という名称も使用されています。

本疾患は、両側基底核(線条体や淡蒼球)を中心に、小脳歯状核、視床、大脳白質深部などに病的な石灰化を認める遺伝性疾患です。石灰化は主に毛細血管壁、細動脈、小静脈、傍血管腔に認められ、石灰化の蓄積物の周囲では神経変性やグリオーシスが観察されます。

家族性特発性基底核石灰化症は指定難病(難病指定27)に認定されており、適切な遺伝学的検査により原因を特定することで、患者さんとご家族にとって重要な医学的情報を提供できます。日本では典型例は50~100例と推定されていますが、無症候性のケースも多く存在すると考えられています。

特発性基底核石灰化症と家族性特発性基底核石灰化症の違い

両側基底核に病的な石灰化を認め、後述する鑑別疾患が除外されたものを特発性基底核石灰化症(Idiopathic Basal Ganglia Calcification: IBGC)と呼びます。その中で、家族例や遺伝子異常が判明した症例を家族性特発性基底核石灰化症(FIBGC)に分類します。

症状と病態

家族性特発性基底核石灰化症の臨床症状は極めて多様です。無症状の方から重篤な神経・精神症状を呈する方まで、個人差が大きいことが特徴です。好発年齢は青少年期から中年期で、発症に男女差はありません。

主要症状

  • パーキンソニズム(パーキンソン病様症状)
  • 舞踏運動(不随意運動)
  • ジストニア(筋緊張異常)
  • アテトーゼ(ゆっくりとした不随意運動)
  • 小脳症状(小脳失調、運動協調障害)
  • 認知機能障害
  • 精神症状(前頭葉症状など)
  • てんかん発作
  • 頭痛

精神症状の特徴

精神症状に関しては、早発型(30歳頃発症)と遅発発症型(50歳頃発症)の2型が知られています。

早発型:
被害妄想や幻聴といった統合失調症様の精神病症状を呈することが多く、統合失調症と誤診されるケースも報告されています。

遅発発症型:
記銘力低下など認知症の症状で初発することが多く、分類不能な認知症として扱われることもあります。

石灰化の病態

大脳基底核への石灰化を起こす原因は、細動脈レベルからのムコ多糖の滲出とカルシウムの沈着、細動脈の崩壊と新生を繰り返すことが原因とされています。重要な点は、カルシウムやリンの代謝障害は認められず、副甲状腺機能異常などの二次性原因が除外されることです。

原因遺伝子

家族性特発性基底核石灰化症は遺伝学的にヘテロ(異質)な疾患であることが明らかになっており、複数の原因遺伝子が同定されています。

常染色体顕性遺伝(優性遺伝)形式

SLC20A2遺伝子:
リン酸トランスポーターの1つであるtype III sodium-dependent phosphate transporter 2(PiT2)をコードする遺伝子です。日本人の家族例で半数にこの遺伝子変異が認められ、病態解明への大きなマイルストーンとなりました。最も頻度の高い原因遺伝子です。

PDGFRB遺伝子:
血小板由来成長因子受容体β(Platelet-Derived Growth Factor Receptor Beta)をコードする遺伝子で、血管の発達と維持に重要な役割を果たします。

PDGFB遺伝子:
血小板由来成長因子B鎖(Platelet-Derived Growth Factor B-chain)をコードする遺伝子で、PDGFRBのリガンドとして機能します。血管内皮細胞と壁細胞の相互作用に重要です。

XPR1遺伝子:
異種指向性ウイルス受容体1をコードし、リン酸ホメオスタシスに関与します。細胞からのリン酸排出に重要な役割を担います。

常染色体潜性遺伝(劣性遺伝)形式

MYORG遺伝子:
ミオルグ(Myogenesis Regulating Glycosidase)をコードする遺伝子で、常染色体劣性遺伝形式をとる原因遺伝子の1つです。

CA2遺伝子:
炭酸脱水酵素II(Carbonic Anhydrase II)をコードする遺伝子で、細胞内のpH調節に関与します。

診断における重要性

これらの遺伝子変異により、脳の微小血管におけるカルシウムやリンの代謝異常、血管の発達や維持の障害が生じ、結果として病的な石灰化が形成されると考えられています。遺伝子診断により、正確な診断確定、遺伝形式の理解、家族計画における情報提供が可能となります。

ミネルバクリニックの家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査の特徴

「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」とは、現在家族性特発性基底核石灰化症の原因として報告されている6つの遺伝子(CA2、MYORG、PDGFB、PDGFRB、SLC20A2、XPR1)に異常があるかどうかを、一度に調べられる検査方法です。

従来の検査方法の場合、複数の関連遺伝子を調べるために、A遺伝子の検査をして異常がなければ次にB遺伝子を検査する、というように何度も検査する必要がありました。もちろん、検査のたびに高額な料金がかかります。

何度も検査することでかかる費用や手間は、患者さんにとって大きな負担になります。ミネルバクリニックではそうした不便を解消するために、家族性特発性基底核石灰化症に関連する6つの遺伝子を一度に調べられる「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」を採用しています。

一般的な遺伝子検査のメリットとデメリットについてはこちらのページをご覧ください。

1.費用がリーズナブル

一般的な医療機関で家族性特発性基底核石灰化症の遺伝子検査を行う場合、単一遺伝子ごとに数万円から数十万円の費用がかかることが多く、複数の遺伝子を調べる場合は非常に高額になります。

当院では、家族性特発性基底核石灰化症に関係するとされる6つの遺伝子を一度に調べられる「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」をリーズナブルに受けられます。(費用はページの一番下をご確認ください。)

2.結果が出るまでがはやい

一般的な医療機関で行える家族性特発性基底核石灰化症の遺伝子検査の場合、結果が出るまでには通常数週間から数ヶ月かかることがあります。また、単一遺伝子の検査で異常が見つからなかった場合、追加の遺伝子検査が必要になることもあります。

当院で行う「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」の場合、6つの遺伝子を、2~3週間程度で一度に調べることが可能です。

3.一気にまとめてできる

臨床症状から家族性特発性基底核石灰化症を疑って単一遺伝子検査を行っても、病的変異が見つからないことがあります。また、他の遺伝子に変異があるかどうかまでは分かりません。

当院で行う「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」ならば、既知の主要な原因遺伝子を同時に検査できるという利点があります。本疾患は遺伝学的にヘテロな疾患であり、包括的な検査が診断に有用です。

オプション

塩基配列 (料金に含まれる)
欠失・挿入 (料金に含まれる)
至急:結果が出るまでの期間が約7日短くなります。 33,000円
VUS除外 *VUS(variant of unknown significance)とは病的意義がよく分かっていない変異の事を指します。(無料)

検査内容

「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」では、家族性特発性基底核石灰化症に関係するとされる6種類の遺伝子(CA2、MYORG、PDGFB、PDGFRB、SLC20A2、XPR1)をまとめて検査します。これらは現在までに同定されている主要な原因遺伝子です。

「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」は、家族性特発性基底核石灰化症の遺伝的原因をお持ちの方を見つける可能性を高められると同時に、現在および将来的に活用できる情報を提供します。

どんな人が受けたらいいの?

【家族性特発性基底核石灰化症の個人歴または家族歴のある方】に
「家族性特発性基底核石灰化症遺伝子パネル検査」を受けることをおすすめします。

この検査は以下のような方に適しています:
・頭部CT検査で両側基底核に病的な石灰化が認められる方
・パーキンソニズム、舞踏運動、ジストニアなどの錐体外路症状がある方
・小脳失調や運動協調障害がある方
・認知機能障害や行動異常がある方
・若年性の認知症症状がある方
・統合失調症様の精神症状があり、画像検査で石灰化が認められる方
・てんかん発作や原因不明の頭痛がある方
・脳石灰化症の家族歴がある方
・将来子どもを持つことを考えている保因者の方で、リスク評価を希望される方

このパネル検査は、血液、抽出DNA、頬粘膜スワブ、または唾液検体で実施可能です。モザイク現象の検出は目的としておらず、腫瘍組織での検査は適応外です。

注意:本検査を実施する前に、二次性の脳石灰化症(副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、偽性偽性副甲状腺機能低下症などのカルシウム・リン代謝異常)が除外されていることを確認する必要があります。

検査で得られる患者さんの潜在的利益は?

遺伝子検査により原因が判明すると、家族性特発性基底核石灰化症の診断確定や、適切な治療・管理方針の決定に役立ちます。また、リスクが判明した場合には、症状の進行モニタリングや生活習慣の改善を行うことができます。

遺伝子検査により以下の利益が期待できます:
・適切な診断の確立または確認
・症状に応じた対症療法の最適化
・パーキンソン症状に対する適切な治療選択
・てんかん発作の管理
・認知機能障害への早期対応
・精神症状の適切な治療
・追加の関連症状のリスクの特定
・関連リソースやサポートへの患者の接続
・より個別化された治療と症状管理
・家族の危険因子に関する情報提供
・遺伝形式の理解による家族計画のサポート
・出生前・着床前診断の選択肢提供

患者さんで病原性変異が同定された場合、常染色体顕性遺伝(優性遺伝)の場合は子どもへの遺伝確率は50%、常染色体潜性遺伝(劣性遺伝)の場合は保因者同士の子どもが発症するリスクは25%です。家族を検査することでそのリスクを明らかにすることが重要です。

対象遺伝子

詳しくはこちら

CA2, MYORG, PDGFB, PDGFRB, SLC20A2, XPR1 ( 6遺伝子 )

各遺伝子の詳細:
・SLC20A2遺伝子(常染色体顕性遺伝):
リン酸トランスポーターtype III sodium-dependent phosphate transporter 2(PiT2)をコードする遺伝子。日本人の家族例で最も頻度の高い原因遺伝子。細胞内へのリン酸取り込みに関与し、この遺伝子の変異により脳血管の石灰化が生じる。

・PDGFRB遺伝子(常染色体顕性遺伝):
血小板由来成長因子受容体β(Platelet-Derived Growth Factor Receptor Beta)をコードする遺伝子。血管壁細胞の発達と維持に重要で、この遺伝子の変異により血管構造の異常が生じる。

・PDGFB遺伝子(常染色体顕性遺伝):
血小板由来成長因子B鎖(Platelet-Derived Growth Factor B-chain)をコードする遺伝子。PDGFRBのリガンドとして機能し、血管内皮細胞と壁細胞の相互作用に重要な役割を果たす。

・XPR1遺伝子(常染色体顕性遺伝):
異種指向性ウイルス受容体1をコードし、細胞からのリン酸排出に関与する遺伝子。リン酸ホメオスタシスの維持に重要で、この遺伝子の変異により細胞内リン酸濃度の異常が生じる。

・MYORG遺伝子(常染色体潜性遺伝):
ミオルグ(Myogenesis Regulating Glycosidase)をコードする遺伝子。常染色体劣性遺伝形式をとる原因遺伝子の1つで、細胞内の糖鎖修飾に関与すると考えられている。

・CA2遺伝子(常染色体潜性遺伝):
炭酸脱水酵素II(Carbonic Anhydrase II)をコードする遺伝子。細胞内のpH調節に関与し、この酵素の機能不全により脳石灰化が生じる可能性がある。

カバレッジ

カバレッジとは、遺伝子検査においてDNA配列がどの程度正確に読み取られたかを示す指標です。「20x」は同じ部位を20回読み取ることを意味し、読み取り回数が多いほど検査の精度が高くなります。

≥99% at 20x(読み取り深度20回以上)
これは、検査対象遺伝子の99%以上の領域を、20回以上の高い精度で読み取ることができることを示しています。

検体

血液(EDTAチューブ4ml×2本、紫色キャップ)、抽出DNA(EBバッファー中3μg)、頬粘膜スワブ、唾液(要請により採取キット提供)

※唾液・口腔粘膜擦過組織・血液いずれもオンライン診療が可能です。
 ほとんどの検査は唾液・口腔粘膜擦過組織で実施できます。
 血液検体の場合は、全国の提携医療機関で採血をお願いします。
 オンライン診療(ビデオ通話での診療)で遺伝カウンセリングを行った後、検体を当院にお送りいただく流れとなります。
 検体採取キットは検査料金をお支払いいただいた後にお送りいたします。ご自身で勝手に検体を採取しないでください。

検査の限界

詳しくはこちら

すべての配列決定技術には限界があります。この分析は次世代シーケンシング(NGS)により実施され、コード領域とスプライス接合部の検査を目的として設計されています。次世代シーケンシング技術と当院のバイオインフォマティクス分析により、偽遺伝子配列やその他の高度に相同な配列の寄与は大幅に減少しますが、これらは配列決定および欠失/重複分析の両方において病原性変異体対立遺伝子を同定するアッセイの技術的能力を時に妨げる可能性があります。

低品質スコアの変異確認および被覆標準を満たすためにサンガー配列決定が使用されます。注文された場合、欠失/重複分析は、1つの完全な遺伝子(頬粘膜スワブ検体および全血検体)および2つ以上の連続するエキソンサイズ(全血検体のみ)のゲノム領域の変化を同定できます。単一エキソンの欠失または重複が時に同定される場合がありますが、この検査では日常的に検出されません。同定された推定欠失または重複は、直交法(qPCRまたはMLPA)により確認されます。

この検査では、疾患を引き起こす可能性がある特定のタイプのゲノム変化は検出されません。これには、転座や逆位、反復伸長(例:三塩基またはヘキサ塩基)、ほとんどの調節領域(プロモーター領域)または深部イントロン領域(エキソンから20bp以上)の変化が含まれますが、これらに限定されません。この検査は体細胞モザイクまたは体細胞変異の検出を目的として設計または検証されていません。

※この検査パネルでは、現在までに報告されている6つの主要な原因遺伝子を対象としています。今後、新たな原因遺伝子が発見される可能性があります。また、JAM2遺伝子など、まれな原因遺伝子は含まれていません。検査で病原性変異が検出されなくても、臨床的に家族性特発性基底核石灰化症が強く疑われる場合は、追加の遺伝子検査が必要になることがあります。

結果が出るまでの期間

2~3週間
※至急オプションを利用すると、結果が出るまでの期間が約7日短くなります。

料金

税込み275,000円
遺伝カウンセリング料金は別途30分16,500円(税込)

よくあるご質問

どのような症状があれば検査を受けるべきですか?
頭部CT検査で両側基底核に病的な石灰化が認められる方、パーキンソニズムや舞踏運動などの錐体外路症状がある方、小脳失調や運動協調障害がある方、認知機能障害や行動異常がある方、若年性の認知症症状がある方におすすめします。また、脳石灰化症の家族歴がある場合も検査をご検討ください。
検査はどのように行いますか?
血液採取(4ml×2本)または唾液・頬粘膜スワブで検査可能です。唾液や頬粘膜の場合はオンライン診療も可能で、遠方の方でもクリニックにお越しいただかずに検査を受けられます。
家族も検査を受ける必要がありますか?
家族性特発性基底核石灰化症は遺伝性疾患です。常染色体顕性遺伝(優性遺伝)の場合、お子さんへの遺伝確率は50%です。常染色体潜性遺伝(劣性遺伝)の場合、保因者同士のカップルの子どもが発症する確率は25%です。ご家族の検査により、将来の家族計画に重要な情報を提供できます。
検査で異常が見つからなかった場合はどうなりますか?
この検査では現在までに報告されている6つの主要な原因遺伝子のみを対象としています。検査で病原性変異が検出されなくても、今後新たな原因遺伝子が発見される可能性があります。また、まれな原因遺伝子(JAM2など)は含まれていません。主治医と相談して、必要に応じて追加の遺伝子検査を受けることが重要です。
保険は適用されますか?
当検査は自費診療となり、保険適用外です。費用は税込み275,000円、別途遺伝カウンセリング料金(30分16,500円)が必要です。ただし、診断確定後は指定難病制度により医療費助成を受けられる可能性があります。
結果はどのように説明されますか?
検査結果は遺伝カウンセリングにて詳しくご説明いたします。結果の意味、今後の対応、ご家族への影響、治療選択肢などについて、専門的な観点から分かりやすくお伝えします。
子どもや将来の妊娠への影響はありますか?
家族性特発性基底核石灰化症は遺伝性疾患です。常染色体顕性遺伝の場合、お子さんへの遺伝確率は50%です。常染色体潜性遺伝の場合、保因者同士のカップルの子どもが発症する確率は25%です。検査結果により、出生前診断や着床前診断など、将来の家族計画についてもご相談いただけます。
家族性特発性基底核石灰化症の治療はどのように行われますか?
現在のところ、石灰化の進行を止める根本的な治療法は存在しません。治療は症状に応じた対症療法が中心となります。パーキンソン症状に対してはレボドパなどの抗パーキンソン病薬、てんかん発作に対しては抗てんかん薬、精神症状に対しては抗精神病薬や抗うつ薬などが使用されます。また、リハビリテーションも重要です。
予後はどうですか?
予後は症状の程度により大きく異なります。無症状のまま経過する方もいれば、進行性の神経症状により日常生活に支障をきたす方もいます。一般的に、症状は緩徐に進行する傾向がありますが、個人差が大きいため、定期的なモニタリングと症状に応じた適切な治療が重要です。
他の医療機関での検査との違いは何ですか?
当院では家族性特発性基底核石灰化症の主要な6つの原因遺伝子(CA2、MYORG、PDGFB、PDGFRB、SLC20A2、XPR1)を一度に検査でき、従来の単一遺伝子検査と比べて費用・時間を短縮できます。オンライン診療にも対応しており、全国どこからでも検査を受けることが可能です。


プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、1995年に医師免許を取得して以来、のべ10万人以上のご家族を支え、「科学的根拠と温かなケア」を両立させる診療で信頼を得てきました。『医療は科学であると同時に、深い人間理解のアートである』という信念のもと、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医としての専門性を活かし、科学的エビデンスを重視したうえで、患者様の不安に寄り添い、希望の灯をともす医療を目指しています。

仲田洋美のプロフィールはこちら