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サテライトDNA

サテライトDNA

サテライトDNAとは?

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

サテライトDNA (Satellite DNA) は,巨大なタンデムリピートの繰り返しから構成されるノンコーディングDNA(タンパクをコードしないDNA)です.
セントロメアの機能の重要な役割を担っており、構造的にはヘテロクロマチンの主要な構成要素となっています.

サテライトDNAという名称は、密度勾配遠心を行った際にゲノムDNAのバンドとは別に小さなバンドを生じることに由来しています.サテライトDNAが短い塩基配列の繰り返しであるため,アデニン、シトシン、グアニン、チミンの各塩基の構成比が通常のゲノム配列の構成比と異なっていて,このため密度の違いを生じて2本目,またはその他の小さなバンド(サテライト)を生じるのです.

サテライトDNAの種類とは?

サテライトDNAは,ミニサテライト,マイクロサテライト,反復配列(タンデムリピート)と呼ばれます.

α (alphoid DNA) :170bpで全染色体に存在
β: 68bpでセントロメア 1, 9, 13, 14, 15, 21, 22 ,Yに存在
サテライト1:25-48塩基対,ほとんどの染色体のセントロメアとヘテロクロマチン内に存在
サテライト2: 5塩基対でほとんどの染色体に存在
サテライト3: 5塩基対でほとんどの染色体に存在

プロフィール

この記事の筆者:仲田 洋美(臨床遺伝専門医)

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、臨床遺伝学・内科・腫瘍学を軸に、 のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた臨床遺伝専門医です。 出生前診断・遺伝学的検査においては、検査結果そのものだけでなく 「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、 一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/ 日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。
2025年、国際誌『Global Woman Leader』および『Medical Care Review APAC』の2誌で立て続けに表紙(Cover Story)に抜擢。 「日本のヘルスケア女性リーダー10名」や「アジア太平洋地域のトップ出生前検査サービス」として、世界的な評価を確立しています。

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