受容体
受容体とは?
受容体とは、生物の体にあって外界や体内からの何らかの物質を受け取り、情報としてシグナル伝達できるように変換する構造のことをいいます。
レセプターまたはリセプターともいい、リセプターに結合する物質をリガンドと言います。
リセプターのリガンド結合部位は、物理的な形状でリガンドと大体1対1対応をしています。
カギと鍵穴の関係と理解していただくと良いです。
リガンドがリセプターに結合すると、リセプターの細胞内の部分でリン酸化が起こったりして、それが引き金となりシグナル伝達がなされて最終的には必要なDNAが読み込まれてタンパクが作られたり、タンパクが作られないように阻害されたりします。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号