脂肪酸

化学、特に生化学において、脂肪酸は脂肪族鎖を持つカルボン酸であり、飽和または不飽和のどちらかである。天然に存在する脂肪酸のほとんどは、4から28の偶数の炭素原子の非分岐鎖を有する。脂肪酸は、ヒトではトリグリセリド、リン脂質、コレステロールエステルという3種類の主要なエステルとして存在する。脂肪酸は、動物にとって重要な燃料源であると同時に、細胞にとっては細胞膜を構成したりする重要な構造成分である。
飽和脂肪酸
炭素-炭素の単結合で結ばれたCH2基の非分岐の直鎖をもち、末端のカルボン酸基が1つである。飽和という言葉は、分子内の各炭素に結合している水素原子の数が最大である、つまりそれ以上の水素原子を結合することができないことを示している。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸の炭素鎖には、末端にカルボキシル基(-COOH)を持つ二重結合が1つ以上存在する。脂肪酸は、二重結合の数によって2つのグループに分けられる。二重結合が1つのものを一価不飽和脂肪酸、2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸と呼ぶ。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号
この記事の監修・執筆者:仲田 洋美
(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)
ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、
臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続けてきました。
のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた臨床遺伝専門医です。
出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、
検査結果の数値そのものだけでなく、
「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、
一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。
ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、
日本人として異文化の中で生活した経験があります。
価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。
この経験は現在の診療においても、
「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。
また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、
36週6日で一人を死産した経験があります。
その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、
そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。
現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、
出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。
出生前診断は単なる検査ではなく、
家族の未来に関わる重要な意思決定です。
年齢や統計だけで判断するのではなく、
医学的根拠と心理的支援の両面から、
ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/
日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。
2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け、
複数の海外メディア・専門誌で特集掲載されました。